海上釣堀とオフショアジギングを物凄くあっさりと | ツリタノ!

海上釣堀とオフショアジギングを物凄くあっさりと

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個人的に、あんまりその年その年のトピックになるようなことはブログに書かないようにしてる。

1年後、または何年か先とかに読み返した時に「あ~そんなこともあったな~」みたいななんか懐かしさを感じると共に情報の古さに華を添えてしまうような気がするから。

例えばつい10年前のドラマを見ていて折りたたみのケータイを当時の人気俳優や女優が使ってたらなんとなく時代を感じるでしょ。そういう感覚。

なのでここ最近はその話題には触れず、世間の目が厳しいので釣行記も書かず、釣行しなくても書けるような雑記とか考察とかTIPSとかもめんどくさくて書かず1ヶ月ほどブログを放置していた次第。

しかしながら今回はあっさりめで内容の薄い釣行記なので、今後読み返すこともないだろうから一応チラっと触れておこうかなと。

いや、ほんとに、日本人の良い所と悪い所が出た2~3ヶ月やったなと。

自粛警察とかいう新語まで生まれる同調圧力の強さ、一部の地方で見られた感染者の個人情報特定からの村八分。

令和の今もお上から「右へならえ!」って言われたら従順にやっちゃうのが日本人なんだなと強く実感。

圧力かけてる人なんかは当然のこと、圧力を通り越して迷惑行為にまで及んでる人も数え切れないぐらいいるようで、「本人は良い行いをしている」と思っているから輪をかけてタチが悪い。

もう少し身近な視点で見れば、本人は自覚がなくとも「俺達私達はお上のお願いに協力してこんなにいろんなこと我慢しているんだからみんなも我慢すべき」という風潮は恐怖すら覚えた。足を引っ張り合う文化っていうんかな。個人を尊重しないっていうんかな。パンデミックを抑え込むそのためだけには良い方に作用したとは思うけど、これを誇らしく思うのは正直違和感があるかな。

そもそも自粛は強要するもんじゃないはずだし、許された範囲で活動するなら文句を言う権利はない。そこに異を唱える人は押し付けがましい性格なことを自覚出来ていない。

個人的には新型コロナより人間のほうがよっぽど怖ぇなって。ほんとにそう思った。

有名アングラーやインスタグラマー、メーカーなんかもFショー大阪やらメディアやらでギリギリまでガンガン活動してたのに状況が変わるやいなや「対策きっちりしましょうね!」「今は自粛期間中なのでなんたらかんたら!」という変わり身の早さ。

香ばしい人がわかりやすく炙り出されたな~と思ったけどそこらへんのことあんまり言ってると怒られそうなので(略

新型コロナより人間のほうがよっぽど怖ぇな~。

と、ここまで色々書いたけど、誰が悪いとか良いとかいう話をしてるワケじゃーない。

人に迷惑かけるのは論外だけども同調圧力だって今回のパンデミックを抑えるためには個人的には気に食わないがなんだかんだ言って有効に働いたし、二枚舌の有名アングラーやインスタグラマーだって自分の得になるように小賢しく動いているだけのこと。

なんつーかなぁ、これらの騒動を大局的に見て気になったというか、個人的に感じたのは全体的に「手段と目的が逆じゃね?入れ替わってね?」みたいな状況が多々見られたのは気になる。自粛するのが目的じゃないし、マスクするのが目的じゃないし、手洗いうがいするのが目的じゃないし、三密作らないのが目的じゃないんだよな。悪いのは新型コロナウィルスであって、共通の敵も新型コロナウィルス。人間同士は敵対する関係じゃない。

今回はどちらかと言えばプラスに作用したことのほうが多いかもしれないけど、そうでない場合は今回のような集団ヒステリーを起こした日本人は怖いだろうなって。そう感じざる得ない。

本当は武漢肺炎とかチャイナウィルスとか呼称したいけどそうするとヘンな人に怒られそうなのでそれは自粛

あと、初期段階からずっと「国が、政府が、自粛警察が、自粛しないやつが」と誰かが誰かを安全地帯から叩いてる光景は本当に息苦しいし見苦しい。大事なことなのでもう一度言うけど、敵は人間じゃない。新型コロナウィルス。

言いたいことの半分も書けてないけど概ねそんな感じ。

ちなみに私と言えばお察しの通り。

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海上釣堀 田尻

とある日の海上釣堀田尻。久々。

25名まで入れる一般コースは満員

うん。まぁね。あえて言うけどね。子供の頃から釣りしてるけどね俺。「釣り場でインフルエンザうつされた!」とか言う人見たこと無いしね。

意識の問題でもあるんだろうけど、程度の問題でもあるわけよ。シロかクロかしかない人には理解できないんだけどね。説明するまでもないね。

さて肝心の中身はと言いますと・・・。良いとも悪いとも言えず・・・。

久しぶりに来たのでどこらへんの釣座が良いのか判断出来なかったのでとりあえず真ん中あたりに陣取って「爆発もなさそうだけど大コケもなさそう」な曖昧な場所を確保。

隣には海上釣堀大好きなお爺さん。ストロングゼロを朝から飲んでるファンキーな爺さんだ。

7時の開始と共に隣のお爺さんにガンガン釣られてしまいマダイ3匹もリードされてからのなんとか1匹目。7時15分頃。

隣のおじいさんは和歌山方面の海上釣堀でよく見られるようなライトな感じの仕掛けなんだけど私の場合はオールマイティになんでも釣れるような仕掛けバランスにしてるのでライトな仕掛けが強い場合には今回のように簡単にリードされてしまう。

まぁ、、、これからこれから・・・。

私がマダイ1匹を釣ったところで隣のおじいさんもアタリが止まってしまい30分ほど何事もなく時間が進んだ頃、ちょっと少し離れた釣座で青物が掛かったので急いで青物狙いにチェンジ。

ウキが馴染む・・・前に

キュイーンっと横っ走り

アワセを入れると同時に「青っ!!!!」と青コール。

※多くの海上釣堀では青物が針掛かりすると大暴れするのでお祭り防止のために誰かが青物掛かったら仕掛けを回収しないといけないルールになっている

一発で。7時45分頃。

続いて次の投入。連発で。8時ちょうど。

同じパターンで。8時10分。

そのあとの投入でもヒラマサを掛けたものの残念ながら針ハズレ。

満員のイケスで「青っ!!」と青コールして何度も竿をあげさせるのは快感。

「なんであの人ばっかり青かかるん!?」という声も聞こえてきていてことさら快感だった。ヤル気スイッチの入ってる青物はある程度パターンがあって、ある程度わかってる人なら簡単。

最後のバラシで青物の活性が落ち着いてしまったようで私の見せ場は終了。

ちなみに隣のお爺さんはストロングゼロ2本目に突入。

このあとはもうひたすら我慢我慢の釣り。

見えるタナでシマアジがウロウロしているのに満員のせいで狙いたいところに仕掛けがいれられず一瞬シマアジが近くまでよってきたときに仕留めてなんとかシマアジ。

後半はもはや狙いたいところに全く仕掛けが入れられなかったので一か八か?ほぼ運頼り?の活餌パルプンテでボーっとやってなんとか青物1匹追加。

ボロボロの居残りマダイがたまたま釣れることもあったりしたけど基本的には再現性も無く・・・。

まぁとにかく海上釣堀ってやつは釣果を出す要素の半分以上が場所(釣座)やなと強く思わされた反面、立ち回りである程度は釣果をデザインすることだって出来るんやなとも感じた釣行。

場所がー場所がーっていうのは本当に確かにあるんだけど、そのある意味理不尽さも面白さの一つだったりするね。

ちなみに今回使った餌。あんま写真取らなかったのでこれで全部じゃないけど。

ササミとか生エビみたいなのはマダイとかあんまり狙える場所でもなかったので使う機会ほぼナシ。でも用意していかないわけにもいかんから一応持っていくけど、場所はずしたら使い道がなくてもったいない気持ちになる難しい選択。

今回はボチボチ持って帰りまして、ブリしゃぶみたいなものと刺し身など。

いやーやっぱ養殖モノは阪神間あたりで釣れるスカスカガリガリの天然青物と違って脂ノリノリでスゴイわ。数切れ食っただけで胃もたれしそうになるね。笑

残った刺し身などを翌日に漬け丼にしておいしくいただきました。

ぶっちゃけ漬けが一番美味い。

オフショアジギング。

この日はオフショアジギング。

時期によっては休んでるとこもあったっぽいけど、遊漁船はだいたいどこも休業せずある程度の対策を打ち出してずっと営業してる感じ。

地域によっては遊漁船で感染者が出たという報道もあったようなんだけど、よく情報を集めてみると、遊漁中だけでなく陸の上でも行動を共にして濃厚接触をしてたようなので船上というよりは、、、こちらも程度の問題か。

とは言え通常の釣り場に比べて密な状態になりやすいと言えるので予約数がめちゃくちゃ少ない日を狙って。

しかし残念ながら釣果は乏しく・・・

青物はほぼ沈黙状態で、キャスティングでハマチをなんとか1匹拾ったのみ・・・。

青物はどうも厳しい予感なのでターゲット変更。

最近大阪湾のジギング船界隈で新たなターゲットとして注目されはじめた「クログチ」を狙いにいくとのこと。

結構深場を攻めるので250gのスローなイメージのジグ使用。

まぁまぁ根がかりもするとのことなので失っても安物なのでダメージの少ないジグパラで挑戦。

底まで落とすのに激しく時間がかかるもののキチンとタナさえ取れればポロポロと釣れる。

結局1~2時間の間に10匹程度釣れて最終的にはかなりコツを習得したので次回以降はもっと効率よく釣り上げることができそう。

そもそも今後も継続して釣れるターゲットなのか今年がたまたま当たり年なのかは不明なのだけど・・・・。

最近は日も長くなってきたこともあって結構夕方な時間までやりきって納竿。

青物が1匹しか釣れなかったのが悔やまれるけど新ターゲットのクログチはボチボチだったのでまぁ、得るものはあったかなぁ。

で、クログチ初めての実食。類似種でシログチ(イシモチ)ってやつは沖堤防とかでたまに釣れるけど食ったことがない。もちろんクログチも食ったことがない。

さばいてみた感じとしてはかなりプリプリの身。あきらかに淡白そうな白身。

食べなくてもなんとなーく味が想像ついてしまう。

が、炙りはかなりイケてた。皮と身の間にゼラチン質?っぽい脂が結構ある魚のようで炙ることで良さが引き立つ。煮ても焼いても食えそうなので次回挑戦する機会があったらちょっとはりきって釣ってみようかなぁ~