前回の海上釣り堀釣行ではシーズンの進行に伴って効くエサの変化や、釣れるタナや雰囲気の違いにほとんどアジャスト出来ず残念な結果に終わってしまった。
海上釣り堀なのでどうしても釣座の運も大きく影響するが、釣り座が良かろうと悪かろうとその時々でベストなパフォーマンスを発揮したい。
それが出来てこそ初めて場所だの餌だのに文句を言えるというもの。
そうなるべく前回の釣り堀釣行で気付いた点などを踏まえて今回は同じ釣り堀2連戦。
同じ所でやらないと変化などに気づきにくいし基準も作りにくいので、練習のイメージがある場合はなんの釣りでもなるべく同じ環境でやるようにしている。
ハイシーズン間近の海上釣り堀サザンへ
今回の釣り堀も大阪の海上釣り堀サザンへ。なんだかんだ言って本当は和歌山方面の釣り堀に行きたいのだけど1人で行っても交通費なんかがもったいないのでケチって関空周辺まで。
6時過ぎ、現地に到着。
来る途中に関空周辺で漁船の船団が出来ていたのでなんだろう?と思って撮影。
なにが獲れてるんだろうか。
この右も左も漁船だらけだった。時期的には小魚が入り込んで来る時期なんだろうけど、そんな魚種の為にこれだけの船団が形成されるとも思えない・・。気になるわ・・・。
では運命の釣り座抽選
釣り堀サザンでは、6時半頃に釣り座の抽選が行われる。
海上釣り堀では釣り座の位置がその日の釣果の大半を決めると言っても過言ではない日が多く、基本的には予約受け付け順や抽選などの対応が取られる。
釣り座など関係なく釣れる場合もあるがどんな達人でも1番釣れない釣り座に入ってしまえば、1番釣れる釣り座のド素人には釣り負ける。
そんな理不尽でギャンブル要素のある釣りが海上釣り堀。
もちろん、釣り堀によってはそれほど差が出ない事もあるが残念ながら当海上釣り堀では絶望的なほど差が出る。
で、6時半になり。抽選開始。
テキトーにくじを引いたらなんと1番くじ。
しかし1番を引いたからといって1番釣れる釣り座に入れるか?と言うと、
そうでもない
なぜならどの釣り座がその日1番釣れるか誰にもわからない。笑
当然のこと、時期によって釣り堀によってある程度傾向のようなものはあるようなので常連さんなんかは鋭い読みで、少なくともハズレの無い所になるべく入るようにしているようだが・・・
いかんせん私はまだまだ経験が浅いので、前回1番良かった(釣れてた)釣り座を選択。
が、これが失敗で後々大後悔することに。
1番(私)から順番に入っていき、1番若そうなお兄さんが最後に入場。
お兄さんが入った場所は経験の浅い私ですら知っている普段全然釣れない釣り座。
「あちゃ~、あのお兄さん多分おれより経験浅いし(竿一本だし装備も初心者にありがちな釣りセットみたいなのだし)釣り座もあそこか~今日は厳しいんとちゃいまっかー(^_^;)」
などとこの時点では思っていた。
朝は持ちこたえたものの途中からは雨模様
この日は朝の時点では降っていなかった雨も時間が進むにつれ結構降ってしまった。
予報では降らなさそうだったので油断していた・・・。季節外れの寒さも戻ってきていて服装のチョイスが本当に難しい・・・
前回のイメージを踏襲し、自家製餌というよりは市販されている練り餌などを中心に構成。
オキアミ系の餌が好反応だったように思ったのでこの日はちょっと多めに。残ったら次回用に。
一応自家製ササミも持ってきたけど冷凍庫に余っていたので持ってきただけ。ほぼ使う気はない。
前回来た時に一部の釣り客が使用していたボケ餌。釣り堀では使ったことがないのでちょっと試してみることに。
定番餌のシラサエビも準備。この時点では基本的にシラサエビへの信頼が1番ある。
また、これも前回他の釣り客がやっていたけど、チヌの落とし込み釣りなんかでは定番餌の「イガイ」のでかいやつを現地で採取して使用する方法。
これも試してみたかったので現地にて採取。
この日の竿とリールは
タイ・シマアジ用1 さぐり釣り
タイ・シマアジ用2 ウキ釣り
青物用 ウキ釣り
※タックル詳細は記事最後
この3タックルで構成。
基本的には「さぐり釣り」と呼ばれるズボ釣り竿でタナを広く探り、釣り堀のネット際をギリギリに攻めて穂先でアタリを取る釣り方をメインで考えていた。
冬場は底ベタ一辺倒で良かったのでウキ釣りが多かったのだけど、前回の釣行ではタナを自在に操れるさぐり釣りのほうが戦いやすそうだなと思ったので、さぐり釣りの練習も兼ねて。
今までさぐり釣り竿は何回か持ってきていたけどメインでやるほどじゃなかったので今回からしっかり練習して今後の糧に。
7時。釣り堀サザンでの実釣開始。
サザンでは7時に釣りが開始される。
釣りを開始してすぐに何かを発見。
ん・・・?イカ???
で、タモですくってみると・・・
イカでした。笑
新子の季節っすね。
これが数十匹釣れるとかいうんだったら面白そうだけど迷い込んできたぐらいのレベルっぽい。
餌にして使おうかと思ってスカリに放り込んだけど数秒で逃げられてしまった。笑
様子がおかしい・・・
釣り開始して十数秒ぐらいだろうか。
前述の「普段は1番釣れない釣り座」の初心者風おにいさんにマダイ一匹目。
「まぁ、朝イチやからな。どこの釣り座でもモーニングサービスはあるやろ。これからこれから」
などと思っていると
おにーさん、連発。一気に4匹ぐらいいっただろうか。
私はアタリすらない。
お・・・おかしい・・・。
「(イケスは違うものの)前回1番釣れてた釣り座やし、普段からこのへんの釣り座ならだいたい釣れてるし、一番くじひいたら殆どの人がこの角に入るんやが・・・・」
と正直焦る。
探り釣りが下手くそなのか・・・?と途中で思いはじめ、慣れ親しんだウキ釣りに変更。
しばらくウキ釣りでやるも・・・アタリは遠い・・・。
餌を変更しオキアミに。
するとすぐにウキがシューっと消しこんで・・・・・
すれ掛かりのヒラマサ。
すれ掛かりかよ・・・・
ハリスは2号だったので大変苦労したがなんとか10分程度で釣り上げることが出来た。
あんまり時間かけると他の人に迷惑なんで(青物が掛かると他の釣り客は仕掛けを回収しなければいけない)切れても構わないと思ってやったのが良かったかも。
対角側の釣り座ではもう4~5匹は釣れてるというのにスレ掛かりでやっとこさ一匹・・・・。
青物釣れたことでイケス内の雰囲気が変わることもあるそうなので、それに期待するも全く続かず・・・。
「別にさぐり釣りが下手くそやから釣れへんワケやなくて、単純に目の前におらんっぽいな・・・」と思い、再度ウキ釣りから探り釣りへ。
何投かした後、シラサエビを付けて放置。
じわ~~っと穂先が入り込み、ピタっと止まる。
「ん~??ベタ底付近やから、イケスのネットに引っかかってそのまま戻ってけーへん感じ・・・?」と思い、穂先を軽く聞いてみると・・・
グッドサイズのマハタ!
のスレ掛かり!
まともに口に掛かる魚がなんも釣れん。
スカリに魚が入れられるだけまだマシっちゃマシかもしれない。
隣の釣り座に入った月1~2回は来るという常連のおっちゃんはいまだゼロ匹。
おっちゃん曰く「ここがオープンから長いこと来てるけどあの場所が1番釣れてるの見たん2回目やわ(笑)」という・・。
場所がどうのこうのあんま言いたくないんだけど釣り堀はこういうことがあるから本当難しい。最近1番難しい釣りなんじゃないかって思えてきている。
海上釣り堀ってのは毎回数匹釣るだけなら誰でも可能だけど、毎回1番釣るのは私がやっている他の釣りのどれよりも難しい気がする。
まぁそれでもなんとかかんとか、やっとこさなんとか・・・
この後も対角にばかり魚が湧く展開は変わらず
全然釣れないが、最後の2時間ぐらいになる頃、目視出来るところにイサキが浮いてきた。
「またあの対角付近に魚湧いてるやん・・・」と途方に暮れていた。
しかし、付近の釣り座の方達は湧いてるのがあまり見えていない模様。この日私がかけていた偏光グラスがベストマッチしていたようで私ばっかりよく見えてる感じ。
「そこにいますよー」と指示するついでにちょこっと場所を間借りさせていただき最後の1時間でイサキ連発。
写真取り忘れたので使い回し
釣れる場所探らせてもらったら楽勝だった。悔しい・・・。
かなり見えにくいけど際の海藻に付いているイサキ。1ヒロあるかないかって所。
おそらく全部で30匹ぐらいが一部の釣り座前にへばりついていた。
見えなかっただけで朝からずっと同じ場所に魚が貼り付いてたんだろうね・・・。
一番くじ引いたからって1番釣れる場所に入れるとは限らない。
このギャンブル性が逆にたまらなくなってきている。笑
今回の最終釣果
ヒラマサ(スレ掛かり)、マハタ(スレ掛かり)
タイ2、イサキ3。
数では竿頭の幸運おにーさんにダブルスコア付けられてしまったものの、
この日青物を釣り上げたのはイケス内で私だけ。
釣れる場所もいつもと違った上に、青物の活性も極めて低かったようだ。
数でこそ負けたが値段では勝ったと自分に言い聞かせる他ない釣行。
ちなみにこの釣り堀のヒラマサは絶品です。まるでA5ランクのステーキ。
悔いが残ったので立て続けに
一番くじをひいたというのに悔しい思いをしたし、なんとなくさぐり釣りのコツを掴みかけた感じがあるので感覚を忘れないうちにということで、立て続けに。
が、
この日
目覚ましをかけわすれ・・・・・
たけど、普通に起床。笑
習慣とは恐ろしい。
連続なので準備段階は一気に端折って。
この日の餌はさらに人口餌料多め。
結論から言うと使わなかった餌もある。笑
弁当箱スタイル。笑
前回釣行時に隣の常連のおっちゃんがこんな感じのスタイルだったので真似してみた。コンパクトになっていい感じかも。あと容量の制限があるので餌の制限も強いられる。私みたいにあれもこれもと餌を持っていってしまうタイプの人間にはこういう物理的に制限がかかるほうが良いかもしれない。
で、今回も現地採取のイガイを使用。
貝をあける専用のナイフなんかもあると便利かも。足で踏んで殻を割って使うというのも出来なくないけど、専用品があったほうが楽かな。
が、採取時に素手でやっていたので指先を少しだけ負傷。負傷ってほどでもないけど軽く切れてしまったので、大怪我してからは遅いから次回はなんか対策しなくちゃいけないなぁ。。。
この日はさぐり釣り竿180センチをデビュー。
狭い釣り堀や、サザンのような升形状の釣り堀ではこれが1番使いやすい気がした。
前回までは240センチの探り釣り竿を使用していたけど、こんな狭い釣り堀だったら180で十分。なんなら150センチなんかのかかり釣り竿でも十分いけそう。
ちなみに竿は240センチのものと同じ。長さが違うだけ。お気に入りなので。
リールはカウンター付きの両軸リールを止め、LB付きスピニングリールに。
元々所持していた2000番が使い道なく置いてあったので試してみたかった。
180センチなんていう短い竿にPEラインを使用しているので、LB付きスピニングなら魚の締め込みをいなしやすいだろうなという考え。
この日のクジ運は悪かった。
この日は前回とは違い、最下位から2番めのクジを引いてしまった。
8人の釣り客、6組となっており。1/6の抽選だったが、5番クジということに。
「よい番号を引いたら前回1番釣れてたであろう釣り座にもアプローチ出来て普段から実績の高い釣り座にも近いところを陣取ろう」
と考えていたが、クジ運悪くいきなり破綻。
結局狙いの釣り座から1番遠い釣り座に座ることになってしまった。
ちなみに前回1番釣れてた釣り座は空いていたものの、普段は実績が全くないのでそこに入る勇気はなかった。前回とはイケスも違うし。
最下位のクジを引いたおっちゃん(釣り堀2回目)は私の対角に釣り座を構える配置に。
が、ボチボチの場所だった様子
朝イチから練習中のさぐり釣りで勝負。
一投目からアタリがあり、2回ほど素針をひいた後、
1匹目!
幸先がいい・・・。2素針が余計だが、まだまださぐり釣りの経験も浅いこともあって早合わせしてしまったようだ。
餌は確か定番の練り餌を使っていたかと思う。
この日は定番の餌の他に、いつものようにシラサエビなども準備。
また、冷凍庫内に残っていた餌も一応準備。
くじ運が悪かった割にはボチボチの釣り座を引けたようで朝の30分間ほどはアタリが多かった。
が、ただ朝イチのモーニングサービスだったようでアタリはすぐに止まってしまった。
隣の釣り座の方がすでに5枚ほど、イサキとマダイを釣り上げている。
私は3枚。
「うーん、さぐり釣りにまだ慣れてないな、、、チャンスを逃しすぎてる気がする・・・。」と思いながらも、これは必要な痛みだと自分に言い聞かせて今日は可能な限りさぐり釣り一辺倒で練習、、、、
7時半過ぎ。アタリが一旦止まったので練り餌から、生餌系にローテーション。
するとすぐに穂先が大きく持ち込まれ・・・・・
抜群の重量感!!!!!
チラっと見えた魚影は・・・・
「多分メジロかヒラマサ!!青でーす!」
青コール!!
比較的慣れている釣り客が多かったようで皆さんすばやく仕掛けを回収していただき、落ち着いてファイト開始。
しかしさぐり釣りタックルにつけているハリスは1.75号。笑
常識的に考えてハマチ(40センチ程度)すら厳しい。。。。
が、この日装着しているリールは何百回と使い込んできているLB付きスピニングリールなこともあり、繊細なやり取りが可能。突っ込まれるときは突っ込ませて、頭をこちらに向けたら出来るだけ行かせない。
自分の近くによって来たら頭をこちらに向けさせて、こちらに向けて泳がせて・・・浮いてきたら一気に巻取り・・・・あとはスタッフのタモ使いまかせ。笑
で、なんとかゲット!60センチちょいのメジロ!
LB付きスピニングリールじゃなかったら絶対獲れてなかった。ハリス1.75号でメジロ。
とはいえ、針掛かりはものすごく良いところに掛かっていたっていう運にも恵まれた。
くじ運悪かった分をここで相殺。
この後もすぐにマダイを拾うことが出来た。調子が良い・・・・。
釣り座の良し悪し的には現時点で1番良いかもしれないぐらいの雰囲気。
ただ、前回ほど一箇所に集中してる感じではなく多少は散らかってる感じ。
隣の釣り座の方が海上釣り堀では季節問わずに定番餌のキビナゴでテンポ良く釣れているように見えたので、ここで私もキビナゴに変更。
少し前に極小サイズのキビナゴをまとめ買いしてストック済み。
しかしタイミングが一歩遅かったのか、この時点から隣の釣座の方も含めてキビナゴでのアタリは途絶えてしまった・・・。
絶好調の隣イケス
時刻は9時頃。
開始して2時間ほどたったころに隣のイケスで青コール(青物がかかった時に知らせる掛け声)が連発。
釣り上げようがばらそうがとにかく青コールかかりっぱなし。
仕掛けが投入されるとすぐに勢いよくウキが消しこんで青物がかかっている様子。
なんの餌を使っているか耳をすませて聞くと、「カツオ」とのことだったので私も青物を狙ってみようかとカツオ餌を使用し青物狙い開始。
なにかよくわからない赤色のペーストがべったりついたカツオ餌。前回持ち込んでいたけど使わなかったので今回使用。
が、全くアタリはなく。ウグイなどの青物用餌にローテーションしてみたりするも・・・・アタリは無い・・・。
9時時点で青物が放流されるも、イケス内では誰一人青物を釣り上げるどころか、針掛けすることすら至らない。
隣のイケスと大違い。同じ魚放流してて同じ形状のイケスだけどこんなに違いが出るのは本当不思議。やはり海上釣り堀は一筋縄じゃいかないし、常識とかセオリーが通用しない。
中盤戦。シマアジが浮いてきた
8時頃に放流されたシマアジが10時頃になって見えるほどの浅さまで浮いてきた。
といっても前回同様、見えない偏光グラスや、裸眼の人にはほとんど見えていない様子。
しかし残念ながら私の釣り座からは届かない対角で。
届かせようと思えば届かせられるが、それをするとイケスを縦断する形で仕掛けを投入することになるので他の人に迷惑がかかってしまう。なかなかそれは出来ない。。。。
トルネード状にぐるぐると湧くシマアジ。
それを指を咥えて見ているしかない。全くこちらにもよってこない。
ここで対角にいたおっちゃん(最下位クジで釣り堀2回目)がシマアジの群れに気付き仕掛け投入。
シマアジ4連発。
悔しい・・・・。悔しすぎる・・・。
こればっかりは最初にはわからないし運のものなのでしょうがないが諦めきれない。
シマアジを狙う。チャンスは一瞬
一瞬、他の人に迷惑にならなさそうなタイミングがあったので、対角にいるシマアジの群れに直撃でウキ仕掛けを振り込む。
ウキが馴染み・・・・・運良くシマアジの群れが仕掛けの真下に入る・・・・。
するとすぐにウキがじわ・・・じわ・・・チョコン・・・と沈み・・・・。
(遠いので)バシっと合わせて
抜群の重量感!!!!!!!!!!!
も、
暴れる魚影を見て
「あ。シマアジちゃうわ」と確信。
即座に「青でーす!!」と青コール。
周囲の人もびっくりしている
なんせ、私が一瞬の隙を狙ってあからさまにシマアジ狙ってるのは周りの人もわかっていただろうし、私もシマアジを狙っていたので自分でも驚いた(^_^;)
2号のハリスで大変不安があったものの、ウキ釣りタックルもLBスピニングリールなので出しては巻き出しては巻き。慎重に寄せてきて
前回に引き続きヒラマサゲット!!!!!
このあと数時間はポロポロと。
餌をローテしつつ、打ち解けたイケス内の釣り客さん達の場所を間借りしつつ。
現地採取の餌なんかを使用しつつ
イサキは前回同様、後半に反応がではじめ
暑さでぬるくなってしまった虫餌なんかで
ぽろぽろと。
ただし、前回と違って見えるタナまでは浮いてこなかったので数は全然狙えなかった。
今回の最終釣果。
メジロ1、ヒラマサ1、マダイ4、イサキ3の計9匹。
また、残念ながら今回もイケス内で青物を釣り上げたのが私だけとなってしまった。
隣のイケスではあんなにフィーバーしていたのに・・・。
さらに、今回も数では竿頭を取れず、竿頭は隣の釣り座で朝イチにテンポよくマダイを釣り上げていたおっちゃん。
価格ベースで言えば対角釣り座にいた運良くシマアジの群れがずっと居座ったおっちゃんが1番得したと思われる。私がいくら青物2匹釣ったとは言え、シマアジ5匹にはさすがに負けるかなあ。。。
ハイシーズン目前の海上釣り堀釣行を振り返って
海上釣り堀では鉄板絶対のマダイや青物が低水温で死んでしまう厳寒期には結構通っていたのである程度のことはわかったものの、このシーズンに海上釣り堀で釣りするのは経験が浅く、毎釣行ごとに新しい発見があり知れば知るほど奥深さを感じる。
特に餌の変化とタナの変化はめざましい。
正直厳寒期は「アレ使っときゃ間違いない」感があった。タナもベタ底一辺倒でなんとかなった。
しかしこの時期は魚種も豊富で、それぞれが好む餌が全然違う。タナもバラバラで、さらに時間によってコロコロ変わる。本当に難しい。
ただ、これが海上釣り堀における本来の面白さなのだろうという思いを禁じ得ない。
前述したけども、私も色んな釣りをたしなんでいるつもりではあるが、私にとっては海上釣り堀が現時点で1番難しい。私がいつも標榜する「極める」という水準に達するかどうかは少々難しいかもしれないが毎回それなりのパフォーマンスを発揮できるような水準にまでは上達したいなというのが今の正直な気持ち。
まぁ、釣り堀の魚って波止で釣れる魚と違ってめっちゃ美味いしね。笑
今回の使用タックル
脈釣り用
ロッド:宇崎日新 PRO SPEC 海上釣堀 際釣り(並継)180
リール:SHIMANO 14BB-Xハイパーフォース2000DXG
道糸:PE1.5号
ハリス:フロロカーボン1.75号
マダイ、シマアジ用
ロッド:SHIMANO BORDERLESS
リール:SHIMANO ハイパーフォース 2500DXG
道糸:サンライン テクニシャンNEO 3号
ハリス:フロロカーボン2号
ウキ:自作棒ウキ0.8号
青物用
ロッド:がまかつ CoreSpec H300
リール:SHIMANO 5000番スピニングリール
道糸:サンライン テクニシャンNEO 5号
ハリス:針付き海上釣堀用フロロカーボン8号
ウキ:3号棒ウキ