「ツリタノ最近あんま更新してへんな~」と思ったとても数少ない読者の方も多かったかもしれない。
結論から言うと
行ってるけど内容が乏しすぎてブログに書くほどじゃねーなっていう。
釣果=内容 とは限らないのだけど釣果も内容も乏しかったので・・・。
ということでいい加減溜まってきた「この釣行じゃ1記事には出来ないけどまとめればなんとかなるか」的な釣行をまとめてドーン。
武庫川一文字、エビ撒き釣り
この前日までにエビ撒き釣りではよくご一緒するK古氏や、O氏が2日続けてツ抜け(二桁)釣果を叩き出したこともあって「そんなに好調なん!?じゃあ俺も!」と今シーズンもそろそろエビ撒き釣りやらなあかんな~と思っていたこともあり好釣果に釣られての釣行。
もう冬シーズンに片足突っ込んでるというのにまだまだ大盛況の武庫川一文字。
朝の一番船は5時半とのことだったが5時過ぎに現地へ到着すると既に2船ほど出船したとのこと。今シーズンはよっぽど美味しい思いをした人が多いんだろうなぁと推測出来る。
暗いうちはエサ取り多め
渡提してエビも撒かずに挿し餌だけつけて流しているとナイスサイズのガシラなんかも釣れる。確かに専門に狙ったら面白い季節ではある。
エサ取りの代表格セイゴもいくつか掛かってしまう。やはり明るくなってからどこかのタイミングで切り替わるんだろう・・とこのときは思っていた。
明るくなるも・・・ツ抜けどころか・・・・
事前にO氏から何時頃にアタリが増えだして~ということは聞いていたのでその時間帯には集中して釣りを展開するも・・・・。
ポツ・・・
ポツ・・・。
チーン。
正直、ツ抜けどころかホゲってもおかしくないとさえ感じる厳しい日だった。
アタリがもっとあってバラシや素針が多くてならまだ可能性は感じるものの、ただ普通に厳しいだけの日だった・・・。
日が昇り切った後に「これはスズキ級やな・・・」と感じる獲物を針掛けしたものの、残念ながら姿を見る前に針外れ。ハリスが切れるならともかく、針が外れるならもうしょうがない・・・。
私の腕が悪いのか海が悪かったのかよくわからなかったのでこの釣行以降エビ撒き釣りの釣果は気にして見ているが、K古氏、O氏の二桁釣果を最後に今日まで爆釣みたいな釣果は見られない。
なんかわからないけどめっちゃ活性と魚影が高まるタイミングがあるんだろうねえ・・・。
菊川渡船 船タチウオテンヤ
ファイティングポーズで臨んだエビ撒き釣りも完全に空振りに終わったので不完全燃焼気味。魚釣りたい衝動がおさえられない。
最近好調の船タチウオならきっと・・・・。
釣り友F氏とその友達御一行がタチウオジギングイベント的なことをやるとの事だったので、この日はイベントの下見釣行的なイメージ。
私はタチウオジギングにはほとんど興味が無いしイベントには無関係なのでただの付き添い、便乗で乗っかることに。
船タチウオ釣りでは大人気でメジャーな乗合船。
とにかく釣らせてくれる船という評判はあちらこちらからも聞く。
釣座はそれなりに広くとってありあまりに潮がぶっ飛んでるとかじゃない限りはトラブルもそれほど多くなさそう。
ちなみにこの日は爆釣状態に備えて、手返しを良くするためにドジョウも用意してみた。
re:こないだまで釣れてた
しかし・・・
反応は悪く・・・・。
ちーん。
イベントにはジギングメーカーの一押し最強テスターの方も同船していたが丸坊主で終了。
船中ではテンヤ使用で10匹で竿頭になるぐらいの渋さ。ついこないだまで大爆釣やったのにな・・・。
女将さん曰く「一昨日までは釣れてたんやけど昨日から一桁やわ~」とのこと。
ああ、なんかそれムコイチのエビ撒き釣りのときも聞いたわ・・・。この潮周りダメなんやろうなぁ・・。
エビ撒き釣り
さて、、、、やる釣りが無いぞ。と。
どこかで何かが好調だったらそれをやっても良いけど、特にそういうのも見当たらなかったし、それに飛びつくと痛い目みるのは最近経験したばかり。
と、そこへエビ撒き釣りのK古氏から「明日は行こうと思います」という連絡が。
他にやる釣りもなかったので乗っかることに。
しかし朝イチはエサ取り満載
日が昇ってからもポツ・・・。
ちーん。
以前にも言及したことがあるけど、エビ撒き釣りの場合は釣果が伴わないと文章にしにくい筆頭。
釣行時間も数時間という短時間が多いし、やっていることは最初から最後まで基本的に変わらないのでヤマもオチも作りにくい。
それでいて釣果も無いとなると内容が著しく薄くなる。
エビ撒き釣り専門ブロガーが少ないのはこういう構造的な要因があるんだろう・・・。
海上釣堀サザン。それでも海上釣堀なら・・・・!!!
ぜんっぜん良い釣りが出来ていない。
別に自分がやりたい釣りをやっているだけなのになんか右往左往感もある。
これじゃいかんと、手堅い釣りでもしようかと、大阪泉南の海上釣堀サザンへ。
朝は6時過ぎに現地到着。
6時半から釣座の抽選。
海上釣堀においては実力や餌の選択なんかもすごく大事だけど
一番大事なのが釣り座。これを外すと6~7割は貧果に終わる。
始まる前から終わってた
6時半になり釣座抽選。
この日は9名6組のイケス。
なので釣座の抽選は1/6ということに。
で、抽選は最下位6番目のクジをゲット!
いやいや・・・まだわからんよ・・・。私の目当て釣座にみんな行くとは限らない・・・。
と思ったものの・・・。
目当てと目当て周辺は全部埋まってしまい、思ってた釣座とは真逆側に・・・。
いやいや・・・とは言え勝負は蓋を開けるまでわからんよ・・・。
もしかしたら今日は特異な日で俺の釣座が大当たりかもしれんよ・・・・。
と、かすかな希望に一縷の望みをたくしてせっせと準備。
まずは練り餌でね・・・。
開始1分でイケス内でのトップスタート!!!
これは期待できるか・・・・!?
と、思ったのもつかの間だった。
結局真逆側に魚は集中してしまい、私側は何をやってもアタリが遠く、ほとんど魚に触れることすら出来なかった・・・・。
終了時刻は14時だったが、「ここから14時まで粘って1匹か2匹、あるいは全く釣れないこともあるだろう。そしてその可能性は高い。得るものは無いな」と感じたので、、、
3時間残して11時に納竿。
今までの海上釣堀では最速での納竿となってしまった。
普段あまり悔しいとか感じないのだけど、これは正直あまりにも理不尽で一周回って悔しいので必ずリベンジしたい・・・。
いやぁ、しかしこの釣り堀の場合は場所ムラが本当にキツイ。それも良いところではあるんだけども、、、、、。
ちょっと考えたら簡単なことで、毎日釣れる側がどちらかの面に偏るのが事前にある程度わかってるんだったら一つのイケスに入れる人数を6~7人までにすれば爆死しちゃう人はほとんど居なくなるんだけどなぁ。
人が多いシーズンだとそうもいかない事情はあるんだろうね~。とは言え爆死なんかしたら俺みたいなリベンジ気質じゃない人はもう当分来てくれなくなっちゃうわけで、イケスに大人数入れるメリットは薄いよなぁ・・・。
長安丸 船タチウオテンヤ
懲りずに船タチウオテンヤ。
以前菊川渡船でのテンヤ釣行では、ジギングメーカー最強テスターですら丸坊主、私も1匹足りずで竿頭を逃すなど散々な目にあってしまったもののここ数日はだいぶ調子が戻ってきている様子の船タチウオテンヤ。
天気予報を見るとこの日の午前中だけ風が弱く雨も降るか降らないかギリギリの感じ。
ここを逃すと1週間以上は出船出来ない可能性があるぐらいのぽっかりとしたエアポケットな日。
すかさず予約を入れて風が弱い間隙を狙った。
他の船も釣り人も同じことを考えるのか、安定の大船団を形成する洲本沖。
多少魚のポジションがかわったのか?以前やってたときよりもほんの少し違うエリアで船団が出来ているような印象を受ける。
何匹釣れるんだかわからんけど一応手返し重視ってことでドジョウも用意。
この日ももちろん電動リール。
前回の釣行で竿が破損してしまったので船タチウオテンヤでは大定番、ダイワの極鋭タチウオAGSを使ってみることに。SPとかいう7万円ぐらいする高級竿もあるようだけどそれはさすがに手が出せなかったので通常の極鋭。
SMT(スーパーメタルトップ)による穂先の感度や使用感はいかに・・・?
竿の調子は9:1で超先調子。
強さはMHぐらいになるんかな?基本的には硬い竿。
アタリを拾って掛けていくのが基本形の船タチウオテンヤにおいてはスタンダードで王道なモデルと言えそう。
私的にはこれでダメなら他の何使ってもダメなんじゃない?という感想。
まぁまぁ釣れる
事前の情報通り、最初からまぁまぁ釣れる。前に爆釣してた頃よりは少し雰囲気が違うっぽいけど魚影の濃さ自体はさほど変わりなさそう。
2~3流しする頃にはバケツいっぱいになるタチウオ。
長さはそんなに無いけどびっくりするぐらい太いタチウオもゲット。腹には一体何が入っているんだろうか・・・。
アタリが止まってしまう時間もあまりなく、きちんとタナと釣り方さえあっていればテンポよく拾っていける。
常連のおっちゃん爆釣
この日は魚影は濃いものの、アタリが小さく、掛けていく派の私はなかなか針掛かりがさせられない。
しかし、真後ろの釣座にいた常連のおっちゃんは爆釣状態。
「何がそんなに違うんや?」と釣り方を凝視すると・・・。
竿受けに竿をセットして、目当てのタナまで落としたら電動リールで微速巻き。
アタリがあったら竿を手に持って微速巻きを続けて竿が大きく曲がったら合わせる。
それだけ。
それだけで爆釣。
いやもちろん、それをやり切ることが出来るおっちゃんの技術とメンタルの賜物。それは大前提。
私と言えばタナを探して見つけたらガチャガチャガチャガチャと誘って誘って止めてはシャクってとタチウオに精一杯アピールして、小さいアタリも逃さず掛けにいくスタイル。
というか、基本的にはそれで間違えていない・・・はずだがこの日は誘えば誘うほどアタリが遠ざかる。
波止でのタチウオ釣り経験が豊富なので、どうしても「ただ巻きオンリーのほうが釣れる」イメージが湧かず、最後まで同じ釣り方をすることが出来なかった。
また、その釣り方の場合だと小さいアタリをほとんど捨てていくことになるのも真似できない。
あんな釣り方もあんねんなぁ・・・。勉強なりましたわ・・・。
あ、ちなみに用意したドジョウはほとんど使わず。
最初のほうは使っていたのだけど、アタリが遠いなぁと感じたところでイワシに変更してみるとアタリが増加。
日によるんだろうけど基本的にはイワシが無難っぽい。
そりゃそうだろうなぁ、ドジョウでも十分釣れるんだったらみんなドジョウ使うもんな。納得。
12時に現地納竿。13時前に帰港。
樽井漁港の海上釣堀サザンを横切って帰ってくる。絶対リベンジしたるからな・・・。
最終釣果は・・・?
この日の最終釣果は34匹で次頭。
竿頭は常連のおっちゃん57匹。なんと20匹以上も差をつけられてしまった。
ちなみに、毎回ぶっちぎりで竿頭とるタイプでは無いそうで、御本人の最高記録とのこと。
そのぐらい今日は釣り方がハマったってことなんだろう。
船のスタッフ曰く「ワシらと君らとはやってる釣りが違うでな。君らの使ってるような穂先がちょこっとしか動かんような竿で掛けていくのはワシら見えへんから出来ひんねや。せやから柔らか~い竿で乗せていくんや。それが今日はたまたま当たったんやな」とのこと。
帰宅し、夜に同じエリアで出船していた釣果を調べてみると34匹なら大体竿頭か次頭。
まれに50~60匹が竿頭の船がある。おそらく同じ釣り方だったんだろう。
で、その釣り方をやっていない船は私ぐらいの数の竿頭に落ち着いてるんだろうなって推測。たぶん当たってるけど。
今回の船タチウオテンヤ釣行は本当に良い経験になったし、勉強になった。
自分の技術や経験を向上させていく上では、必ずどこかで鼻っ柱を折ってくれる人が必要になる。
「何が違うんや?」から始まり、マネしてみたり、なぜあれが良いのか?を考え何度かの釣行のうちに答えを見つけ、さらに答え合わせをする。そのための種子となる良い経験だった。
ありがとう常連のおっちゃん!
障害で・・・・
で、釣ったタチウオはいつもどこかに持っていくんだけど・・・
この日は昼過ぎから携帯会社が通信障害とかいう大規模なやらかしをしてどこにも連絡をすることが出来なかった。
こんなことなら船宿に全部置いてきたのに・・・。
なので全量持って帰ってくる羽目に。
素人には無理やってこの量は・・・。
近所にもらってくれる人がいたら喜んで全部持っていくのに・・・・・。
ちなみに一番デカかったやつの腹を見てみると、
びっくりするぐらい胃がパンパン。イワシかなんかがパンパンに入ってんのかな・・・?
タチウオ丸飲みでした~
以上、最近の釣りをまとめて全部でした~