昨日(大阪湾奥落とし込み釣り、なんだかんだでチヌ、キビレ好釣果)に続いて連続の釣行。正直状況も大差無いだろうし、さほど得るものも無いかと思ったが他に大してやりたい釣りも無いのと、本格的な夏になると暑くて釣りどころではなくなるのでやれるうちはやっておこうかと。
まずはイガイを掻いて餌確保。昨日は上層のイガイが使えなくなっていることに気づいていなかったので手間取ったが、今日は何回か掻いただけで十分に採取することができた。かなりフジツボ混じり。
本日の落とし込み釣り開始
風は昨日よりあって、風向きも昨日は微弱な追い風だったが今日は弱めの向かい風。風のおかげか蒸し暑さはそれほどなかったが、暑いっちゃ暑い。
ポイントに到着後、暗闇の中仕掛けを落とす。空はうっすらと白んで来ているものの、まだほとんど真っ暗で目印は見えないのでヘチ釣りの要領で道糸を張りながら落としていく。イガイを掻いた際に、イガイ掻き機がかなり潮に押された感じだったので真っ暗でよくわからないものの潮はかなり動いていると見てオモリは重めのJ3を使用。糸をピーンと張った状態で数十秒ステイ。何投目かに道糸、竿を伝わって手元に魚信。
昨日の反省を生かし、針掛かりが良くなる気がするので最初は小さめイガイをセットしたので1発目からきっちり乗る。一枚目。
続けざまに同じパターンで2枚目。昨日は早い時間はサイズが小さかったがいきなりグッドサイズが混じる。
上層~中層までまんべんなくあたる。グッドサイズグッドコンディションのキビレ。
うっすら明るくなってきてもまだ止まらない。
テンポ良く釣れるので今日は止まらずにずっと釣れ続くのかな?と思ったが、やはりそうも行かなかった。
昨日と同じく夜が明けるとアタリが止まった
昨日と全く同じ時間に同じようなアタリの止まり方。明るくなったら急にアタリが止まる。
であれば、同じように中層の上あたりを狙い撃ちにすれば良いのだろうなと思い、狙ってみるも、あたらない。
昨日は20分程度アタリが止まっただけだったが今日は30分ほどは止まっている。
何が違うかと雑に落としながら考えていると、重めのオモリを使ってちょうど良い落ち方をしていた仕掛けが結構な速さで落ちていることに気付く。
未明から明け方にかけて動いていた潮がどうやら止まった模様。これが原因かと、思い切ってオモリ無しでやろうかと思ったがまたすぐ動き出したら面倒なのでウキ釣りで個人的に攻守に優れていると思っているJ5をセット。
先程とは違い、ゆっくりといい感じに仕掛けが落ちていく。
するとすぐに。
仕掛けをほんの少し変えてみただけで
オモリを軽くして1枚釣ったあと、連発で追加。
数投してすぐに。今日は40cmオーバーのグッドサイズがよく混ざる。
落とせば落とすだけ走りまくる目印
風も波も穏やかな上、潮も止まっているのであたる時はわかりやすく目印が動いて楽しい。
水中に張り出しがある箇所では、昨日は乗せては剥がし乗せては剥がしが正解パターンだったが、今日は海中の張り出し自体に魚が乗っかっている事が多いようで、仕掛けが海中の張り出しに乗る前に目印が走ることが多かった。
また、仕掛けが張り出しに乗ってもすぐに剥がさずステイすることで居食いすることも何度かあった。
ひたすら釣れ続くので全然前に進まない。
この辺で場所を一度戻り、自分が釣り荒らしたエリアをもう一度探り直す。
さすがに一度釣り荒らした後ということもあり連発は無いものの丁寧にやればポツポツ拾える。
この時間位から止まっていた潮が再度動き出し、仕掛けが馴染みにくくなるもオモリを付け替えるのが面倒なのでそのままで続行。潮の動きは明け方とは逆方向の模様。風と潮が逆の状態。こうなるとアタリが減るのも経験済み。
丁寧にやってなんとか追加。
アタリが遠のきつつあったが最後にグッドサイズのキビレ。
暑いは暑いけど、今日は曇天で風が多少あったのでまだあと1時間ぐらいは粘れそうだったが最後のキビレから30分ほどアタリが無くなり納竿。バシっと釣って終わりたかった。
爆釣で満足満足?
明け方には30分ほどアタリが止まり、今日はダメなのか?と一瞬思ったものの終わってみれば余裕の爆釣劇。
釣りをしながら、昨日とは違い水が格段に良くなっていることに気づいた。赤茶色混じりだった水が、普段の大阪湾の色になりつつあった。その為、キビレの活性が上がり上層に浮いたのだと思われる。
数だけなら満足だが課題は残る。一番の課題は。
チヌが混ざらなかったこと
もうこれに尽きる。元々この時期の、このポイント自体、キビレのほうが圧倒的に濃いのはわかっているがチヌが全くいなかったとは考えにくい。後から冷静に考えると、いるにはいたのだけど、キビレ釣って楽しんでるうちに釣り荒れてしまいチヌが散ってしまったのだろうなと思われる。
じゃあキビレをかわしてチヌのアタリだけを取る?
いやそれは無理だろう慣れれば釣り分けが比較的簡単なウキ釣りじゃあるまいし、目印のアタリの変化で釣り分けるのは何年も何十年も一筋でやってる人ですら難しい所業だろう。
アタリで釣り分けるのは難しいので最初からチヌがいるであろう層、箇所に直撃してチヌキビレガチャするのが現実的なのだろうけど、まだまだ経験値不足。
目印落とし込みに関してはまだまだ大した腕ではないことを自覚しているので、キビレのみであっても経験値にならない釣行など無い。贅沢なことは言っていられないが次回はチヌのいる層に着目しながらチャレンジしてみたい。
本日の実釣時間は3時間。
使用タックル
ロッド:DAIWA ブラックジャックスナイパー 落し込み T-35TLM
リール:黒鯛工房 BLACKY THE アスリート 落し込み HISPEED 85
道糸:サンライン 落とし込み黒鯛MARK-WIN 2号
ハリス:サンライン トルネード KONG 1.5号
針:がまかつ チヌスペシャル 2号
オモリ: ガン次郎 3~5