先日のツイッター。
あぶねえ…。今日こそ今年一発目の丸坊主やらかすかと思った…。なんとかひねり出して丸坊主回避😂
3月に冒険したらあかんな流石に😅もう今月は冒険やめよ😂手堅くいこ…。#武庫川一文字 pic.twitter.com/knAbYz19rb— kon (@hane_tsuri) March 9, 2020
先日、N田氏と湾奥で好釣果を出したことに気を良くして、「そろそろムコイチあたりの沖堤防でも釣れんじゃね?」とエビ撒き釣り調査へ。
結果は沖堤防らしく底潮びゅんびゅんで仕掛け馴染まず&タナ深めで撒き餌が届かず。なんとか1枚まぐれで拾い今年一発目の丸坊主を逃れた命からがらの釣行だった。沖堤防はエビ撒きボールを年中使わないタイプの私にはまだちょっと早かった模様。
丸坊主の恐怖はもう懲り懲りなので「調査はなんとか乗り切った!釣りはやっぱアタリは欲しいな!!」と結局今回も手堅い手堅い湾奥へ。
そもそも自分で「鬼門の3月」と常々言っておいて沖堤防へ調査釣行しにいくなんてどうかしてるなと後から思ったわ。調査は4月からやね。
前回とはちょっと違う釣座で
前回と同じ釣座に入ろうかと思ったけど作業船が係留中だったので竿は出せそうにない。ということで少しだけ先へ移動し先端付近で釣座を作った。
この時点では風向きは向かい風で、午前10時頃から落ち着くもしくは追い風になる予報。
朝イチは多少条件が悪くてもアタリは出せそうな気がするので、後半に条件が良くなるようにこの釣座を選択。
湾奥らしく風が多少吹いていても波は全く無く、船舶の往来でヨレる程度。
前回と釣座が違うので深さも違うかもしれないということで割と丁寧に周辺のタナ取りしてデータ収集してから実釣開始。
良いペース良いリズムでテンポ良く
まずは前回と同様にタナはベタ底近辺で設定して何回か投げて潮の向きを確認。
潮の動きはヨレ程度ではあるもののハッキリと同一方向へ向かって動くので、ある程度の再現性は出せそうな予感。
竿を出してから15分後ぐらい。
ウキがピコピコモゾモゾからのスゥーっと消し込んで
6時42分 一枚目。やっぱキビレやね。
まぁ~まずは、キビレでも良いので数稼いでリズムを作りたいところ。
次の1投でもアタリが出たが思いのほかスコンと消し込んだのでビックリ合わせ気味になってしまい素針。エビが半分なくなっていた。キビレかチヌだろうね。
こういう潮の動きが弱い場所なんかはウキのアタリが大きくなりがちなのでいつもよりワンテンポ遅いぐらいでちょうど良い。
ここからは合わせのタイミングを調整してモーニングサービススタート。
6時55分。
7時15分
7時19分
モーニングサービス終わったかなあ?と思っていると
7時46分。今日は40センチに届かない小ぶりなやつが多い。
8時12分 コイツはまぁボチボチやったかな。
8時21分 止まらねー
8時27分 連発れんぱつー
8時47分。浮かせた時はセイゴか?と思ったけどギリギリ40センチ台のハネ。
さあ朝飯でも食おうかなとウェットティッシュで手を拭いてたらウキが消し込んでた。笑
アタリは遠いがポツポツ。中盤戦
この日1枚目のハネを釣ったことでモチベーションアップ。あのぐらいのサイズのハネが1匹でウロウロしてるなんてことは無いと思うので「まだいるだろうな~」と思ったが、同じタイミングで近くの係留していた船が曳航作業開始。目の前はぐちゃぐちゃになってしまった。
仕掛けを投入してもヨレの渦に巻き込まれてまともに釣りが出来る状態ではなく、また湾奥中の湾奥でもあるので波などでヨレが打ち消されることもなく長時間ヨレ続ける。
ちょっとタイミングが悪かった。。。しょうがない。我々は釣りをさせていただいている立場なのだ。
時刻は9時を周って中盤戦。
太陽が差し込んできて上着を脱がないと暑くて釣りしてられない感じ。
ヨレはだいぶ収まったもののまだ仕掛けの馴染みは悪い。
それにしても湾奥の奥はすごい水の色してんね。笑
濁りがキツすぎて半ヒロ先も見えない。
9時28分。序盤に比べれば随分とアタリは遠のいたもののポロポロ。
10時15分
とは言え、なんだかんだアタリは遠いし、キビレしか釣れないのでここで針の大きさや色などをチェンジ。
エビの付け方はチョン掛けオンリー。
この時間帯は向かい風もあるし、手前へ手前へ仕掛けが戻ってくる動きの潮。
遠くで仕掛けを馴染ませてもすぐに手前へ寄ってきてしまう。少し遠目にゆるやかな駆け上がりがあるのでそこを中心に狙いたいのだけども・・・。
魚の活性がどうのこうのというよりは、この状況のせいでアタリが遠のいているものと思われる。
ゴミや漂着物なんかも向かい風と潮の動きで足元まで押し寄せてくる。
ほんとヘンなゴミが多いな~。
やっと状況は良くなったが・・・後半戦。
11時になる頃には追い風に変化し潮もそれに応じて手前に寄ってくる形から、徐々に沖へ出るような動きになりそう。まだ潮は手前に寄りたがってるけど風が押し戻しているような感じ。
予報では10時には・・・って感じだったけどちょっと遅れてしまったみたい。それなら最初から違う釣座を選んだのだが・・・少々ミスったか・・・。
11時20分。風と潮が喧嘩する境目で仕掛け放置。
いい感じに仕掛けが置けるようになってきた・・・やっとや・・もう終盤なんだが・・・。
やっと撒き餌をまともに打てるような状況ではあるが・・・
もう撒き餌は・・・残量少なく・・・・。
せいぜいあと1時間程度か・・・・。
11時半頃。しっかりと仕掛けが馴染むようになったので撒き餌をピンポイントに。
11時半過ぎ。そろそろ納竿が近づいてきたなぁと目を切ったすきにウキがナナメに消し込んでた。笑
ここで待望のハネ。
先日釣ったサイズよりは幾分小さいもののなんとかハネサイズは保っている。
こりゃー連発もあり得る・・・。
と思い、、、、
仕掛けのバランスを思いっきりハネ仕様に寄せていって再調整。
狙いズバリ的中。
からの
セイゴ。
セイゴ。
非常にいい感じに仕掛けが放置できるのだけど・・・もう餌がない
ま、、、セイゴが湧いてるようだしね・・・ちょっと延長したところで一緒かな・・・。
12時。納竿。
湾奥キビレパラダイス。最終釣果
最終釣果はハネ2、キビレ12、セイゴ2。
わかってはいたけどやはりキビレパラダイス。何枚かぐらいはチヌが混じるかと思ってたけどキビレのほうが先に口使っちゃう感じかな?
ハネも恐らく同様で、もっといるんだろうけどキビレのほうが先に釣れてしまうような状況ではなかろうか。
この日に限って言えば釣座のちょっとした選択ミスで釣りにくい状況を自ら作り出してしまった。
アタリは多く、キビレばっかりとは言えツ抜け(10匹以上釣果)を叩き出せているが、、、非常に贅沢な話ではあるものの・・・・なんとなく・・・なんだろう・・・なんつぅか・・・。うーん。って感じ。
誰かと一緒にやってたらそこそこ楽しいような気はするけど、1人で黙々とキビレ仕留めてるとなんとなく不毛な感じは受ける。
鬼門の3月とは言え、「とにかくなんか釣れりゃ良いだろ!」ってのはまたちょっと違うのかなあ?と感じた釣行。
今回の使用タックル&釣行メモ
メモ:朝~12時、タナベタ底近辺。放置が容易な状況だったなら同調させて放置しとけば多分誰でも釣れる。底ベタ外せばハネだけ狙えるかもだけどやり切れるかどうか。素針2、バラシ無し、お触り無し。
ロッド:がまかつ MASTER MODEL2口太MH 5m
リール:SHIMANO 13BB-Xハイパーフォース 2500DXG
道糸:サンライン テクニシャンNEO 3号
ハリス: トヨフロン スーパーL・EX ハイパー 2号かシーガーグランドマックスFX 2号
ウキ:自作棒ウキ 0.8号
針:がまかつ ふかせグレ 7号
他にもエビ撒き釣りシリーズがあるので興味のある方はどうぞ(^^)