エビ撒きハネ釣りってこんなに楽しい!エビ撒きハネ釣りの良い所、悪い所! | ツリタノ!

エビ撒きハネ釣りってこんなに楽しい!エビ撒きハネ釣りの良い所、悪い所!

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当ブログの場合はエビ撒きハネ釣りをやったことある人か、これからやろうとしてる人向けの記事が多いですが、やったこともないし、やろうともしていない人に向けてのエビ撒きハネ釣りってこんな釣りなんだよって紹介をしたいと思います。

ちょっと調べれば良い点、悪い点はチラホラと見ることが出来るのですが、私自身が初心者のころにこんな情報あったらよかったのにな~という思いと、まとまった情報がなかなか無いのでこの機会にまとめておきました(^^)

エビ撒き釣り全般というよりは、魚種はハネを対象としたエビ撒き釣り寄りのまとめになっています。

エビ撒きハネ釣りの良い点

まずは良い点から挙げていきます。

なるべく誇張なく贔屓目も排除して考えました(^^)

手堅くよく釣れる

これが最大のメリットであり、エビ撒き釣りをやる最大の理由と言えます。

餌に活きエビを使うのでハネもたくさん釣れますが、ハネに限らずたくさんの魚種が釣れます。本命がダメでも他の魚が大爆釣ということも多々ありますし、思わぬ高級魚や大物が釣れたりするのも魅力の一つです。活きたエビを食わない魚のほうが少ないです。

私が今まで大阪湾のエビ撒き釣りで釣った魚種だけでも

ハネ、チヌ、キビレ、イカ、ボラ、タチウオ、ガシラ、メバル、ウミタナゴ、アジ、サバ、イワシ、ツバス、ヒイラギ、アイナメ、カレイ、フグ、チャリコ、ロウニンアジ、サッパ、ハゼ、バリコなどがあります。他にもあったような気がしますが思い出しきれません笑

他に、私自身は釣ったことないものの、大阪湾のエビ撒き釣りで釣れたと聞いたことがある、釣っているのを見たことがある魚でも、アコウ、ホウボウ、ソイ、エイ、石鯛、ブリ、サワラ、イトヒキアジ、コノシロ、カワハギ、キス、タコ、コチ、ベラ、アナゴ、ヒラメなど大阪湾で釣れる魚のほとんど全てが可能性あります。もっと魚種の豊富な地域であればさらに可能性は広がることでしょう(^^)

釣果の差がすごく出る

エビ撒き釣りは手堅く釣れるのですが、初心者と熟練者では倍以上の釣果差が出ることがよくあります。よくありますというか日常です。

財力にモノを言わせてたくさんエビを撒けば釣り勝てるという単純なものではなく、釣法に技術介入の余地があり、運だけでは絶対に釣り勝てない点が面白いです。

熟練者に釣果で迫れるようになれば自分の成長を感じることができます。とは言え初心者の方でもきちんとやり方さえ合っていればそれなりに手堅く釣ることが出来ます(^^)

条件が皆ほとんど一緒

エビ撒き釣りと言うだけあって、エビを撒いて、エビを刺し餌にする釣法です。例外はありません。

そのため、使う餌、釣り方は皆殆ど同じになります。違いと言えばウキの形状が違うとか狙い方や考え方が違う程度のものに留まり、釣り場にいる皆の条件が揃っていることをメリットの一つだと私は考えています。

例えば、フカセ釣りや落とし込み釣りなどでは集魚剤の配合具合、使う餌の種類でいくらでも釣果が変わってしまい、餌の差なのか技術の差なのか少し曖昧になる部分があります

エビ撒き釣りでは、皆同じ餌を使用するので釣果に差が出た時は何が原因なのかハッキリしやすい部分です。

棒ウキのアタリにテンションが上がる

エビ撒きハネ釣りにおいて狙うは本命のハネですが、ハネの典型的なアタリとしては、まず棒ウキが前アタリの「チョンっ」とか「ツンッ」と下がり、一拍おいてから本アタリの「スゥー」とか「ズズ・・ズズ・・・」とじわじわウキが沈んで行きます。

その生命感に溢れる趣のある前アタリ~本アタリの動きを見るためだけにエビ撒きハネ釣りをやっていると言っても過言ではありません。

もちろんハネとの大変スリルのあるやり取りも魅力ですが、ウキのアタリを見ると一番テンションが上がるという方は多いと思います(^^)

片付けが楽

そのままです笑

そもそも持ち物が少ないです。竿、リール、小物、タモ、エビクーラー&ポンプが最低限の持ち物となります。小物はロッドケースや衣服のポケットに入り切りますし、竿を何本も使用するような釣りではないのでロッドケースもコンパクトなもので済みます。

エビクーラーだけが少しかさばりますが、通常のクーラーより小型なもののほうが多いので容量としては大したことはありません。

また、エビもハネを対象としたエビ撒き釣りでは淡水のシラサエビを使用しますので使用後も水道水でサっと洗い流すだけでOK。コマセ(人工撒餌)を使う釣りなんかに比べて圧倒的に後片付けが楽な釣りであります。 車の中がコマセで汚れるなんてこともありません(^^)

エビ撒きハネ釣りの悪い点

良い所だけアピールするのはフェアじゃないですからね。他の釣りと比較してここが難点だよなぁ~と思っていることを挙げておきます。

経済的なコスト面での問題

間違いなく一番に挙げられることでしょう。エビ撒き釣りをしていると周りの釣り人は社会人現役世代~年金世代が圧倒的に多く、若年層の釣り人は殆どと言っていいほどいません。

これは釣法の魅力云々以前に、コスト的に無理があるからだろうと推測しています。実際に、エビ撒き釣りを日常でメインにされている方は安定した職業であったり、比較的経済的な余裕のある方が多いように見受けられます。

大阪湾周辺の地域ではシラサエビで概ね升一杯500円程度の単価で販売されています。そんなに要らないという方の為にぐい呑みグラス程度の大きさで300円とかで販売されていたりします。なぜ日本酒の器基準なのかはわかりません(誰に聞いてもわからない)

↑こんな山盛り入れてくれる店は優良店です。贔屓にしましょう。

で、この升1杯500円の餌が、エビ撒きハネ釣りにおいては1時間で1杯を使用するのが目安とされています。

どうですか?高いですね~(^_^;) 午前中いっぱい6時間程度やろうと思ったら3000円かかるわけです。さらに、店によりますがこの価格は基本的に税抜きです。これに駐車場代だの交通費だの消耗品だの考えたらちょっと良い店でコース料理頼める水準ですね。

人の多い釣り場だとみんなが撒き餌をするので負けじと自分も撒かないと話になりませんので目安よりも必要になる場面もあります。

人の少ない釣り場によっては自分しか撒き餌をしないわけなので、もう少し少なくても大丈夫です。また、ハネではなく根魚やチヌ狙いなどそこまで撒き餌を必要としない場合は目安よりも少ないシラサエビの量でなんとかなります。

これだけお金かかってるんだから、たくさん釣らなきゃ元が取れない。という所で次

意外と釣れないことがある

手堅く釣れると言われるエビ撒きハネ釣りでも、誰しも通る道ですね。

私はツ抜け(10匹以上釣果)しているのに両隣は数匹、下手するとボウズということが多々あります。さらにその隣では違う人もツ抜けしてたりします。

釣れてない側の人からすると『両隣めっちゃ釣れてるのに俺は全然釣れへんやん・・・エサ代3000円もかけて早起きまでして・・・なんやねん・・・。』となるでしょう。

ここがエビ撒きハネ釣りの面白い所でもあり、面白くない所でもあるんですね。

こういう経験をして「俺もあんなに釣りたい!」となるか「こんな面白くない釣り二度とするか!」に分岐するようです。だいたい後者のほうが多いように感じます。

当ブログを読まれている方には、なるべく後者側にならないよう基本的な知識をお伝えしていければ良いなと思っています。

エビ撒き釣りしてればいつでも爆釣なのかと言えば全然そんなことはなく、釣れないときは何万円分のエビを撒いても釣れません(^_^;)

魚影が薄いときや活性が低いときなんかは何したって釣れませんね。それについては他の釣りも同じなんですが、エサ代がかかるせいか釣れないときの虚無感は他の釣りよりも大きいような気がしています笑

スズキサイズがなかなか釣れない

エサ釣りの永遠のテーマの一つとも言えることかもしれません。

ハネという魚は皆さんご存知の通り出世魚でして、

セイゴ→ハネ(フッコ)→スズキと呼び名が変わります。呼び名が変わる大きさは地域差もあるようですが

セイゴ(30cmまで)、 ハネ(40~59cm)、 スズキ(60cmから)という基準が一番多いように感じます。私の場合はスズキは70cmからと考えています。60cm台はでかいハネと呼んでいます笑

大きいサイズも釣れるには釣れるのですが、長年生き抜いてきた大きいサイズの魚というのはどうしても慎重な個体が多く、大物が餌を食うよりも先に小型の個体が食いついてくることケースが大半で、なかなかスズキサイズが出ません。魚影が濃く釣り人も多い人気釣り場などはその傾向が顕著です。私の場合は60cm台は年に10匹以上釣れますが、70cm台ともなると数匹、80cm台のランカークラスともなると1年に1匹釣れるかどうか、場合によっては次いつ釣れるかわからないぐらいに感じています。

では、大物だけを狙い撃ちには出来ないのか?と考えたこともありましたが、断言します。出来ません。出来ると言う人もいるかもしれませんが過大な解釈でしょう。せいぜい出来たことがある程度かと思います。私も出来た(と思われる)ことはありますが毎回は100%無理です。

潮汐、天候、季節、場所、時間など限られた瞬間にだけ大物が出現しやすいところを狙って・・というのであれば可能性は高まりますが趣旨とは大幅にずれますので今回は言及しません。↑の写真は私が大物狙い撃ちした非常に稀有な例ですが、ボウズか大物1匹かみたいな殆どギャンブルみたいな釣りでした(^_^;)

数は手堅く獲れるんだけども、サイズがなかなか出ない。エビ撒きハネ釣りの難しい所です。

良い所も悪い所も含めてエビ撒きハネ釣りは楽しい!

私はそう思います。どの釣りにしても良い点、悪い点はあるし合う合わないはあるでしょう。

特に経済的なコスト面は気になる所ではありますが、エビ撒き釣りの本来の威力を一度知ってしまったら病みつきになります。

私の場合は悪いところを補って余りあるほどエビ撒きハネ釣りに魅力を感じているので今後も続けていきたいなとは思っています。

当ブログのエビ撒きハネ釣り情報を読んでくださる方には可能な限りエビ撒きハネ釣りの魅力をお伝えし、たくさんのハネを釣ってもらいたいなと考えています(^^)

エビ撒きハネ釣りをしたことはあるが爆釣は経験したことが無い、毎回釣れるには釣れるが貧果が続く、そもそもエビ撒きハネ釣りをしたことが無い方達は是非当ブログのエビ撒きハネ釣り情報を参考にしていただけたら幸いです(^^)

以上、エビ撒き釣りの良い所、悪い所でした!

他にもエビ撒き釣りシリーズがあるので興味のある方はどうぞ(^^)

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