年が明けて2018年になってからは天候が良くない日が多い。一日だけ抜群に良い日があったが寝坊で釣行出来ず。
今回はそんな悪天候も治まってきた日のエビ撒き釣り記。
寒波。まさに厳寒期の釣り。真冬のエビ撒き釣り。
今回の釣行は沖堤防などではなく地波止(地続きの波止)ということで、何時に到着すれば目当ての釣り座につけるか不明だったので早めに到着。(実際には同行者のO塚氏が確保しておいてくれた。感謝!)
ふと車の外気温計を見ると「1度」となっており、路面凍結注意のマークが表示されていた。
この時点で時刻は6時前ぐらい。
この日は快晴で、放射冷却が一番厳しくなる7時頃にはどうなることやらと戦慄を覚えた。
やはり厳寒期の早朝、放射冷却現象は凄まじい。釣りになるの?
若干前後してしまうが、釣りを始めて7時半をまわった頃。
同行者のO塚氏に「凍ってますよ」と言われ気付いた。
エビクーラーに付着した水が凍っている・・・。よく見るとアチコチ凍っている・・・。
そうか・・・。氷点下の中で釣りしてたのか・・・。
でも大丈夫。冬の釣り防寒は完璧。最強の防寒対策済み。
エビクーラーに付着した水も凍るような気温だったけども、この冬シーズン始めて最大限の防寒対策をばっちりしてきたので寒さは殆ど感じなかった。
今回の防寒ウェアや小物などを紹介
せっかくなので氷点下な日に全然動かない釣りの代名詞でもあるエビ撒き釣りしてても寒くない装備一覧を紹介。
紹介だけされてもなんのこっちゃだと思うのでコメントも少し付けておきます。
上から順に
キャップ
SHIMANO ブレスハイパー+℃ ニットキャップ (ツバ付) CA-065Q
キャップは春夏用とかじゃなければなんでも良いと思います。これを選んだ理由はかなり大きめなので私のような顔がデカイ人にはありがたかったという理由です。他に理由はありません。
フェイスマスク兼ネックウォーマー
SHIMANO(シマノ) ブレスハイパー+℃フェイスウォーマー(ハーフ)
キャップをかぶれつつも顔全体をガードしてくれるということで、これを選んでいます。
よっぽど寒い日でないと使いません。笑
普段は通常のネックウォーマーとか使ってます。
アウター
THE NORTH FACE ゼウストリクライメートジャケット
アウターも別に常識の範囲内ならなんでも良いと思います。シマノとかダイワとかの着たいんですけど、冬物は上下セットで売っていて、下が要らないので買えない・・・。
なので、私の場合はたまたまこれを使用しているだけです。裏地が取り外せるので、洗うのが非常に楽なことに最近気付きました。
普通に暖かいものだったらなんでも良いと思います。
ミドラー
フリーノット エアウェイトダウンジャケット
この記事の時には日が昇ってからは蒸し上がりそうだから着ないとしていましたが、今回のように氷点下な日は例外です。普通に着ます。こいつはミドラーとして優秀。
ミドラー2
SUNART ぬくさに首ったけ
まじ最強です。今回は大活躍でした。日が昇ってからは普通に暑かったです。
インナー
SHIMANO ブレスハイパー 超極厚
値段はクソ高いですが、やはり最強防寒インナーの座は揺るがないです。
信頼性実績No1。定期的に情報収集してますが、このインナーより信用出来る防寒インナーがいまだ見つかりません。
ボトム
↓の時に買ったフリーノットの裏ボアパンツ
特に良品ってわけでもないんですけど、せっかく買ったのでボロボロになるまで履こうかなと。別に常識的な範囲の秋冬パンツだったらなんでも良いと思います。
ボトムミドラー
ブレスサーモダウン パンツ
普通に暖かいです。そこらへんの量販店で売ってるペラペラとはやはり品質が違いますね。
ボトムインナー
SHIMANO ブレスハイパー 超極厚 アンダータイツ
最強インナーのアンダータイツ。迷ったらこれ選んでおけば間違いなし。
靴
メレル ポーラランドZIP ローヴ モック ウォータープルーフ
買おう買おうと思ってたけど実物を見たことがなかったのでチキってたアイテム。
若干小さめに出来ているのでサイズにご注意。とても厚手で丈夫。グリップ力も履き心地も良し。サイドジップになっているので脱ぎ履きも容易。
買ってよかった~
グローブ
クロロプレンEXSフィンガー3カットグローブ GL-061M
さすが4,000円するグローブなだけあって良品だと思います。1ミリの生地厚は伊達じゃない。なかなか暖かい。素材としての有能さというよりは生地厚の勝利。
まぁ、グローブは別になんだって良いとは思いますが、グローブはつけたほうが良いです。寒くて釣りになりません。
小物
ハクキンカイロミニx2
こいつがないと冬の釣りで手が凍えます。
え?貴方まだ使ってないの?
以上。
氷点下でのエビ撒き釣りリアル防寒装備一覧でした。
話を釣行記に戻して、この日のタックル。
この日は特にストラクチャーフィールドとかいうわけではないので
SHIMANO鱗海スペシャル1号。昨年の春頃から愛用。
冬~春にかけての痩せたハネなんか1号で十分。
さすがに70cmオーバーぐらいになってくるとあからさまにパワー不足に陥るけど。笑
陽が昇ってきて7時過ぎ。待望のアタリが!ハネ?
この日は同行者2名(O氏、O塚氏)と私を含む3名で釣行。
この時点では同行者のO塚氏に30センチ台後半のセイゴが1匹のみ。
O氏にはアタリが数回あったそうだが合わせを入れるほどのアタリではなかったようだ。
「私はアタリなんか一度もないけどなぁ~」と実釣開始後30分で早々に飽きてきていた。笑
で、O氏と雑談でもするかなぁと殺気を消した瞬間、ウキがジワジワと沈んで・・・・
セイゴ。
まぁ、セイゴとは言え、生命感があるのは良いことだ・・・・。
潮はやや動きはあり、ハネが釣れそうな雰囲気はなくもない
朝から潮はじわっと動いており、時折早くなったりもする。
潮の変化が多い日というのはチャンスも多くなりがちなので雰囲気は悪くなさそうなものの、アタリは増えない。
この日の気温ぐらいになるとさすがにエビも少し元気がない感じ。暑いよりは何十倍もマシだけども。
セイゴのアタリから30分後。
少し遠くの釣り座でハネが釣り上げられている。
「なんだとう・・・・・」
あの人に釣れて、俺に釣れない理由がない。と本気だして丁寧にやってみること数投・・・。
ウキがジワ・・・ジワジワ・・・・・ジワ~・・・・。ピタ。
と中途半端な沈み方で、中途半端な位置で止まる・・・。
合わせるか合わせないか非常に迷ったが、数拍置いてから、
軽めに合わせて針掛かり!
どうせ大したことねーだろと思っていたけど
55cmのボチボチサイズのハネ
1~2回の突っ込みはなかなかの力強さだったものの、やはり痩せているだけあって体力は大したこと無く、1号の竿で柔らかく耐えていれば容易に浮いてくる。
タモ入れしてランディング中に針が外れてしまった。かなり薄く掛かっていたんだろう。
丁寧なやり取りで大正解。
1時間後にはギリギリハネサイズをキャッチ。
こいつはまぁまぁ丸のみで喉元に針が掛かっていた。
このサイズだともう余裕で浮かせてこれる。
その後はポツポツとアタリがあるも。ハネは遠く。
同行者のO塚氏は私用があるのか8時半頃早々に納竿してしまったがO氏と私は10時過ぎ頃まで。
終始真面目にやっていたO氏はポツポツとアタリはあるものの私はポツ・・ポツ・・・程度。
最終釣果は私2枚。O氏2枚の計4枚。
今回のエビ撒き釣り。貧果っちゃ貧果なんだけども、得たものもある
釣果だけで見れば貧果には違いないのだけど、得られたものもある。
と言うのも、この波止ではしばらくハネが全く釣り上げておらず休日だと言うのに釣り人の姿もまばら。
ここは本来ハイシーズンなら一晩中場所取りしてるような人がいるような釣り場だ。
あまりにも釣れていないので釣り人の気配が薄かったが、今回の釣行でなんとかハネは釣れることが確認することが出来た。
どのハネも例年の厳寒期に見るハネと同じような魚体で、これからは冬のエビ撒きハネ釣りが徐々に独壇場と化していく予感。
良い日は逃さずにきっちりと釣果につなげていきたい。
今回の使用タックル
ロッド:SHIMANO 鱗海スペシャル 1号 5.3m
リール:SHIMANO 13BB-Xハイパーフォース 2500DXG
道糸:サンライン テクニシャンNEO 3号
ハリス:サンライン KONG 2号
ウキ:自作棒ウキ 0.8号
針:がまかつ ふかせグレ 7号
他にもエビ撒き釣りシリーズがあるので興味のある方はどうぞ(^^)