この日は本来様子見しようかと思っていたのだけど前日に爆風の中、先輩O氏がハネ12枚という異次元の釣果を叩き出したそうなので様子見モードが一転。奮起。
ノルマというには高すぎるが、目標は12枚と設定して釣行。
やっぱり普通に真冬なので寒波とか関係なく寒い。
さて恒例の外気温計の撮影。0度。寒い・・・。
風は強いものの晴れの日が続いていたので路面の凍結などはなかったが、
一部港湾部では氷が海一面に浮いているといった状況が見られた。どこかから凍結したモノが流れてきたのか、海の一部が凍ったというのか・・・。
初めて見る現象・・・・。今年の水温は本当に低い・・・。
この日のエビ撒き釣り道具は勿論がまかつマスターモデルⅡ
この日の竿はもちろん先日レビュー記事をUPしたgamakatsuマスターモデル2口太MH5.0。
まだまだこの竿のポテンシャルを存分に引き出す場面が無いのでとにかく使い込んで身体に馴染ませていきたい。
この日の海も撮影。強風などで冬濁り状態。この時期にここまで濁るか?ってぐらいの冬濁り。
特に水質が悪化したとかいうわけじゃなくただ濁ってるだけだと思われる。これは好条件のはず。
潮の動きは苦手なタイプのやつ
そして、この日の潮は上が早いでもなく下が早いでもなく、じわっと動くでもなく、上~底まで万遍なく速めに動いてるタイプのパターン。
このパターンが実は苦手。最近まで苦手な事にすら気付いていなかったけど
↑この時の釣行で先輩O氏に内容で圧倒されたときの状況と酷似している。
私の場合は潮がしっかり動き過ぎていると、撒き餌が上手く打てていないようだった。そんなことすら自覚がなかったとはまだまだ未熟。
が、このときの先輩O氏の釣り方は完璧に覚えているので自分流にアレンジしつつもきっちり完コピ済。さてどうなるか。
朝イチから高活性?でも周りは沈黙?
時刻は6時45分頃。
前述の通り、潮はしっかり且つ速めに動いている。ウキが直立したまま右から左へなかなかの速さで動いていく。流れていくといった表現ではなく、動いていくといった表現が正しいイメージ。
以前失敗だった撒き餌の打ち方は捨てて、先輩O氏っぽい撒き餌の打ち方を模倣してスタート。
明るくなってきた頃に一発目のアタリ。
前アタリも予兆もなく、スゥーっと波間にウキが消えていき・・・・・・
ブンっと早く軽く合わせて
1枚目。
今回もお馴染み、写真がどれだかわからなくなるので通し番号を後で手書き追加しています。笑
数分後には2枚目。写真だと小さく見えるけど、全て40センチ以上です。
この日、隣の釣座では最近仲良くなった常連のY口さんが陣取っている。
Y口さんは昨年頃からエビ撒きハネ釣りをはじめられ、最近開花しつつある。
当初は私から離れた釣座を確保しようとしていたが、もっと上手くなって欲しいので私の直横の釣座に移動させた。笑
釣れていない時間帯に釣る人ってのはどういうことをしているのか間近で見てほしかった為。
順調な滑り出し。3枚目。最初の一匹目から30分も経っていない。
余裕の4枚目。ちなみにここまで素針2回。ちょっと多い。気をつけたい。
投げれば8割方何かしらの反応があり、アタリが無いのが珍しいぐらい毎投毎投反応がある。
隣ではY口さんが「やばい・・・やばい・・・まだ一回もアタリない・・・」とめちゃくちゃリアルなテンションで焦っている。
が、これは現実だし誰も助けちゃくれないのでポツリポツリと助言だけして続行。
5枚目。
と、ここでY口さんようやく1枚目ゲット。
1枚釣ればリズムも出てくるし坊主の恐怖も消えるのでとりあえずこれで一安心か。
当然、時合なんてのはすぐに落ち着いてしまう
時刻は7時半過ぎ。Y口さんが一枚目を釣った直後辺りから反応が消え始める。
早朝からのしっかり早潮のせいか?(恐らく)潮の止まる前兆らしき大きなうねりが入り始め、何をやっても仕掛けが足元まで漂着してしまうような状態になってしまった。
これでは撒き餌を撒いてもどこに効いているのかわからないと考えたので15分程度他の常連さんなんかと雑談しながら休憩タイム。
このうねりが入る感じすらも以前先輩O氏に内容で圧倒された時と酷似している。今回のうねりのほうがちょっとばかり強烈ではあったけども。
さあ折り返し地点。ここから拾えるかがポイント。
さて潮はどうなったかな?と8時頃。
とりあえず撒き餌無しで、潮の状況を確かめるつもりで仕掛けを馴染ませてみると・・・・
うねりのまだ残る潮で斜めに立っていたウキがキューン!とそのまま斜めに消し込まれ
大合わせからの素針。笑
うねりが入って釣りにくくなってしまっただけで、まだ魚は居るか、もしくは第2陣が入ってきた感じかな?と思ったので釣り再開。
連発はほぼないものの丁寧にやればポツポツ拾える。うねりもだいぶマシになってきた。
エビ撒きハネ釣りで枚数を重ねようと思ったら、時合のときにどれだけ手返し良く釣り切るか、時合以外でどれだけ辛抱強く拾っていけるかが重要。
連発はないが丁寧にコースを打ち分けて、流し方も工夫し絶えず撒き餌を打ち続け拾う。
順調に数を重ねることができて、ついに
そして9時過ぎにはツ抜け達成。
いくらか素針はひいてしまったのだけど、少ないチャンスをそれなりにモノに出来たと思う。
まだ目標の12枚まであと2枚だが、ツ抜けしたことでかなり楽になった。
9時半頃 11枚目。この時間帯はほとんど潮が止まっている状態で風もほとんど無風の状態。投げてコチョコチョしてりゃアタリはいつでも出せそうな雰囲気だった。
そして終盤の10時頃
目標の12枚目達成!
このハネを釣った後は風が強まり、横風だったので快適な釣りをすることはままならず、餌も残り少ないので納竿とした。
今回も爆釣することが出来たエビ撒き釣行。
今回の最終釣果は、ハネ12枚。
ちなみに、この日はストリンガーをうっかり忘れていったのでY口さんのストリンガーを借りた。笑
釣果的には、波止全体で2番手の釣果が2枚だったので、実に6倍もの差をつけて大差で竿頭となることが出来た。
これは私の技術が云々というよりも、事前に正解パターンの釣り方を見せつけてくれた先輩O氏の力によるところが大きいと思う。
そして今回のようなしっかりとした速い潮の時は以前私が感じたように大変な差が出てしまう潮だということも体感することが出来た。これは今後の大きな財産となり得る経験。
今回は、ちょっとしたことで釣れる人と釣れない人の差が大きく出てしまうエビ撒きハネ釣りの魅力を大いに感じることが出来た満足の釣行。
今回の使用タックル&釣行メモ
メモ:実釣時間4時間。7時半までに集中。8時半から第2陣。素針4(内、掛けすぐ外れ3なのでタイミングはさほど悪くない)、バラシ無し。上~底までしっかり速潮のパッと見楽勝だけど実は激ムズパターン。攻略してしまえば大したことない。撒き餌の打ち方をいつもより常識よりに。こういう潮は撒き餌同調させやすいので馴染ませより這わせ方の流し方のほうがアタリ出しやすいかも。オモリやジンタンはいじらずに普通の冬パターン型で問題無し。
ロッド:gamakatsu マスターモデルⅡ口太MH 50
リール:SHIMANO 13BB-Xハイパーフォース 2500DXG
道糸:サンライン テクニシャンNEO 3号
ハリス:サンライン スーパートルネード 2号
ウキ:自作棒ウキ 0.8号
針:がまかつ ふかせグレ 7号
他にもエビ撒き釣りシリーズがあるので興味のある方はどうぞ(^^)