【エビ撒き釣り】逆に私が使わない仕掛け紹介します【ハネ、チヌ】

【エビ撒き釣り】私の仕掛け公開します【ハネ】の続きとして第二編となります。

前回お知らせした通り、ハネやチヌを対象としたエビ撒き釣りにおいて、主に私は現在使用していないけども割と見かける仕掛けや道具について紹介していきたいと思います(^^)

使用していないということもあり、現在愛用されている方からすると若干不満の残る内容となっているかもしれませんが、あくまで個人的な一意見なのでご理解ください(^_^;)

私は使っていないけど他のエビ撒き釣り仕掛け道具について

エビ撒き釣り用品というのは一部の道具を除いてほとんど専用用品が無く、基本的には他の釣りからの流用で成り立っています。

釣りの考え方も他の釣りから派生してきたものが多いように感じますね。

その為か、何を使っても良い部分が多々あり、私は使ってないけど使っている人も多いという道具がたくさんありますので、この機会に一応触れておきます(^^)

念のために断っておきますが、「私には必要ない」というだけで、道具自身を否定するものではありません(^^)

円錐ウキ(ドングリウキ)

私がいつも使う棒ウキとは形状が大きく違う、球状のウキです。

私の場合は棒ウキの風情あるアタリが好きなので、この形状のウキは使用していません。

このウキを使用するハネやチヌを対象としたエビ撒き釣りの場合は多くの方がチヌを対象としたフカセ釣りのやり方や、グレを対象とした釣法や考え方を踏襲しています。撒き餌がコマセから活きエビに替わったぐらいの感覚ですね。

エビを撒いて釣るんだからエビ撒き釣りと言って差し支えないので私は特に否定はしませんが、人によっては「エビ撒き釣りって棒ウキでやるもんやろ」というポリシーの方も多く見受けられます。その考え方自体も否定しません。

棒ウキを使用した場合とでは仕掛けも全く違うことが大半で、考え方もまるで違います。詳しく知りたい方はグレ釣りの解説サイトでも見ていただければ結構です(^^)

釣り方が全然違う為、条件によっては棒ウキが圧勝だったり、円錐ウキが圧勝だったりします(^_^;)

ナイロン以外の道糸

(よく知りませんが)化学繊維技術の発展がめざましいので各メーカーから色んな種類の糸が出ています。

ナイロンやフロロカーボンだけでなく、ナイロンとフロロをハイブリッドにしたものやPEとハイブリッドにしたものや、もはやナイロンでもフロロでもない何かみたいな糸まで玉石混交です。

さすがに全部使ったことはないんですが、色々と試した結果、結局普通のナイロンラインに落ち着いています。笑

道糸はPEラインとかでも別に良いんですが、糸が細いのでウキ止めゴムやウキ止め糸を使用しにくく、ナイロンラインに比べて伸びもほとんど無い上、ウキの感度でアタリを取ることが基本なので感度もPEラインほど必要ありません。

メリットが無いことは無いんですが、ハネやチヌを対象とした普通の波止のエビ撒き釣りで使用する意味をあまり見い出せませんので、普通のナイロンのほうが値段も安いし入手もし易いのでオススメです。

誤解しないでいただきたいのは、全てにおいてナイロンラインが優れているというわけではありません。

障害物の荒い釣り場なんかで、障害物への余裕が無く、ナイロンラインみたいに伸びる糸だと障害物に潜られる可能性があり、1ミリも伸ばしたくないとかであればPEなどの伸びない素材のものを検討してください(^^)

水中ウキ

私が思うに、名前が悪い。笑

ウキと名前がついていますが、本来のウキとしての使い方ではなく、基本的な使い方としてはウキのオモリのようなものとして使います。

厳密にはオモリじゃないんですが、よくわからない方は潮受けしやすいオモリぐらいに理解しておいてもらえれば概ね大丈夫です。笑

ハネやチヌを対象としたエビ撒き釣りの場合、仕掛けの自由度が高い分、こういうちょっと変わったアイテムを使用する方も多く見受けられますが、私の場合は使用しません。

使ったことがないわけではありませんが、大阪湾の普通の波止でエビ撒き釣りをする上で、使う必要を感じたことがありませんので使っていません。

大阪湾における普通の波止であればオモリの打ち方や操作で大概なんとかなります。それでなんとかならないような釣り場の場合はそもそもハネやチヌを対象としたエビ撒き釣りに向いていないように思います。

水中ウキのついた仕掛けは、ぱっと見はなんだか変わったモノがついてて、いかにも凝った仕掛けのように見え、釣りも上手そうに見えます。笑

ちょっと条件を選ばないと逆効果になる道具なので、使っている方の中には実際にある程度の経験を積まれた方が多いようです。

基本的な特徴としては、上層だけが早く動いているなどの2枚潮時に、仕掛けを狙いの層に素早く届けたり、潮受けしやすい形状なので潮を受けて仕掛けを馴染ませやすくしたりします。

その特性ゆえに、きちんと条件を理解しないまま使うと、アタリを殺してしまったり、ウキが引っ張られたり等、思いっきり逆効果になったりするので必要を感じてから使うようにしましょう。

実際にそういう人、本当に多いです。「せっかく操作は上手いのに、その水中ウキなければ倍は釣ってるのにな」って人たくさん見てきました(^_^;)

恐らく過去の成功体験や、他の釣り人がたくさん釣っているのを見て使っているのだと思いますが、エビ撒きハネ釣りでは、水中ウキは本当に条件を選ぶので、必要なときだけ使うようにしてください。

底撒き用のエビ撒きボール(カゴ)

エビ撒きハネ釣りでは超ド定番の道具ですが、私はほぼ使いません。

2016-2017年のエビ撒きハネ釣りでは1度も使用しませんでしたし、一度も現場に持っていきませんでした。初心者時代に購入したものが家のどこかにあるはずですが、探す気にすらなりません。

理由を詳細に説明すると長くなるので、私が思うメリットとデメリットを箇条書きにします。

メリット

  • かなり深いタナでも撒き餌をほぼ直撃で撒くことができる
  • 重いから逆風でもある程度遠投が可能

デメリット

  • 面倒くさい、手返しが悪くなる
  • 上のタナで十分釣れるのに気付かず、底で撒いたせいで無駄にタナが下がる
  • 水中で撒くのでどこに撒いたのかわかりにくい
  • エビ撒き柄杓よりも大きいので撒き餌をつい多く消費しがち
  • 人影や足音でも魚は逃げるのに、目の前であんなカゴが割れたら魚が散る
  • 投げて着水するまでに割れてしまう時がある
  • 水中で割ったと思ったら割れてない時がある
  • かさばる、すぐ錆びる

字におこしてみて改めて思いますが、デメリットの2番目の人が多すぎる印象を受けます。

私は上撒きで爆釣してるのに、隣ではせっせと底撒きしてタナをわざわざ下げ、着水音や割れる音で魚を散らし、せっかく買ってきたエビも大量消費。で、ボウズ。そんな人たくさん見てきました。

水深のある釣り場だったりして、どんなにデメリットがあろうと底撒きする必要があるなら使うしかありませんが、そうでないならデメリットをメリットが上回ることが無いのではないかと感じています。

私が底撒きするならばタナ5ヒロからですね。4.5までならなんとか上撒きだけでがんばります。注意点としては、底まで5ヒロという意味ではなく、実際に釣るタナが5ヒロということです。

冬場、釣れているタナが4~4.5ヒロぐらいだったら私は断然上撒き派です。4~4.5の深タナでも上撒きでがんばる理由は他にもいくらかあるんですが、これもまた非常に長くなるので需要と機会があれば触れることとします(^^)

ちなみに、4.5ヒロまでは上撒きでがんばるとしても、それは通常時の話で、潮が早く動いていて釣座も隣まで狭い間隔の場合は、4ヒロまでしか上撒きでは難しいかなと感じます。

私の場合、そもそも底撒きが必要な場面や釣り場なら、エビ撒きハネ釣りに向いていないと判断し、そこでのエビ撒き釣り自体やりません。

何か事情があって釣り場がそこに指定されているならしょうがありませんが、そうでないなら大阪湾でしたら他にいくらでも釣れるタナが4ヒロまでの釣り場はありますね(^_^;)

シラサット

http://www.hakutaka-gt.co.jp/product_shirasa.php

シラサットとは大阪にある釣具メーカーのハクタカから発売されている商品で、ウキ下に直接エビカゴを取り付け、エビカゴ直下の刺し餌と自動的に撒き餌と刺し餌を同調させてしまおうという大変画期的な商品です。

もはや発明とも言えます。考えついた人は恐ろしいアイデアマンでしょう。

普通の波止でもたまに使っている人を見かけるので一応触れておきます。

「こんなん絶対に撒餌と刺し餌が同調するやん!絶対釣れるやん!」と思った時代が私にもありました。

難点としては、まずカゴにエビを入れる作業が、上撒きする作業よりも面倒であることと、シラサット自体が仕掛けのバランスに大変影響を及ぼすことが大きな弱点です。

軽いウキをさらにシブシブの浮力調整して行うエビ撒き釣りの場合ではこのぐらいの仕掛けを取り付ける余地など残っておらず、発想自体は大変素晴らしいもののエビ撒き釣りではなかなか実績に結びつきにくい場合があります。

私の場合残念ながら使っている方で実際に釣り上げられた方を見たことがありません。

これが仕掛けに干渉せず、完全に遊動な取り付けが可能であるとか、仕掛けのバランスにマッチしやすいような取り付け方法だったら一時代を築ける可能性すら感じるのですが(^_^;)

しかし、これらは「普通の波止」での話です。

エビを上から撒くだけでは撒き餌と刺し餌を同調させることが容易ではない釣り場や、何十メートルも延々と流して釣るような釣り場では、使い方は限定的ながら驚異的な効果を発する場合もあると言えます。

これほど画期的な商品なので私はなんとかして使いこなしてみたいと常々思っています。笑

初心者のエビ撒きハネ釣りでの仕掛けバランスについて思うこと

使わない釣り道具のことまでわざわざ言及したのはこの項目の為とも言えます。

エビ撒き釣りならハネがボコボコ釣れるんじゃなかったの!?全然釣れへんやん!!と嘆いている初心者の方も多いと思います。私もその一人でしたので。

そこでエビ撒き釣りをしているにも関わらず、全然釣れない初心者の仕掛けについて私は一つ思うことがあります。

ここで苦言になりますが、最初から「自分流」みたいなバランスで始める人が多すぎです。

人とは違ったやり方をしたいとか真似はしたくないという気持ちは大いに結構だと思います。しかし、大して考えも無しに最初から人とは違ったやり方しても多くの場合で良い結果は得られません。

まずは定番とされている仕掛けのバランスから始めてみて、仕掛けについて理解を深めつつある程度釣り込んでから自分なりのバランスに変えていくのが王道だと私は思います。

定番から自分流を経て、それなりに釣り込んで行くうちに、恐らく結局定番とされるバランスの良さに気付くときが訪れます。

そりゃそうです、自分が釣りを始める幾年も前から、名だたる達人たちが作り上げてきたバランスなんですから良いに決まってます。笑

色々試した結果、定番とされる仕掛けバランスの良さに初めて気付けたら完全に初心者は卒業と言えるでしょう(^^)

要は使い方であり、考えかた。脱初心者はあなた次第

パート1を含め、これまでに説明してきました。

しかし、私の言うことをそのまま真に受けないでください。

大事なことは「何を考えてその道具、仕掛けを使うのか?」だと思います。

さらに言うと、導き出した答えが重要ではなく、「その答えを導き出すに至った過程」が最も重要なのではないかと考えています。

ブログで紹介されて、「良い感じのこと書いてあったから使う」ではなく「なぜこれを使うと良いんだろう?」という考え方に至ることが脱初心者への近道だと私は思っています(^^)

仕掛け紹介シリーズのあとがき

概ね書きたいことは書けましたし、出来る限り語弊や誤解の無いよう注意したつもりです。

「ココ、こんなに書いちゃっていいのかな~俺もコレに気付くまですごく時間かかったんだけどなぁ~・・・(^_^;)」という部分も結構あり、記事を公開するかどうか少し迷う部分もありました。

しかし、関西の熱狂的なエビ撒き釣りファンの一人として、エビ撒きハネ釣りの面白さを一人でも多くの方に知ってもらいたいと思う気持ちのほうが上回りました。

これまでの解説が現在初心者や入門者の皆様の今後の役に少しでも立てたなら幸いです。

また、それなりに釣り込んでこられた方にとっても何か一つでも参考になったのであれば、それも嬉しく思います。

そしていつの日にか、「初心者の頃にこのシリーズを読んだよ」という方と竿を並べるのが小さな夢になりました。

以上、私の仕掛け公開しますシリーズでした!ご精読ありがとうございました!!

他にもエビ撒き釣り解説シリーズがあるので興味のある方はどうぞ(^^)