ハネ大爆釣!本格的にエビ撒き釣りの時期になってきた | ツリタノ!

ハネ大爆釣!本格的にエビ撒き釣りの時期になってきた

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この日は週末ということもあり、それなりの人出になることが予想されたのでパスしようかとも思ったけど、翌週の週間予報がどうも寒波到来の様子。

次にいつ釣りにいけるかわからないので、多少人が多くても早めに出て釣り座さえ確保してしまえばいいかって自分を納得させ釣行。

また、先週氷点下の中で釣りをしてなんとか釣果を出すことに成功し、釣果情報はそのまま釣具店の情報でリリースされ、釣果情報に釣られた人がまた釣果を出し、それに釣られた人がまたを数日繰り返してから初の週末。口火を切った者としては行く末も見届けたい。

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週末のエビ撒き釣り。朝はかなり早めに出発。

先週とは違って氷点下に迫るほどの寒さではなかったものの、真冬なので普通に寒いのは寒い。

ただし防寒装備は完璧にしてあるのでツライと感じるほどの寒さは無い。

この日は先週の釣行と同様、釣りの先輩O氏と並んで竿を出した。

O氏はここ数年エビ撒き釣り一筋の求道者であり、私はこの人に釣り勝ちたくてエビ撒き釣りを極めようとしているぐらいの部分もある。私も現在ではO氏と並んでやってもそれなりに勝ち負け出来るようにはなったが、全力を出しきらないと普通に大差をつけられてしまう。

なので、この方と釣りをする時はいつも気合が入る。

まずは朝イチ。潮ゆるゆるのコンディション

7時頃、海の色を撮影。

暗いウチはそれなりに潮が動いていたが、明るくなるにつれて潮はゆるゆるに。

時間が経てば経つほど潮はビタ止まりとなっていく。

この日の竿は鱗海スペシャル1号。厳寒期のハネなんかは基本的に痩せていて体力のない個体が多いので1号の竿で十分なのだけど、たまに何食ってんだかってグッドコンディションの個体には結構苦戦させられることがある。

私の場合、ストロークが長い合わせをする癖があり、合わせ切れが多くなりがちなので、こういった柔らかい竿を使うことで悪癖を補うことが出来る。

時刻は7時。隣の釣り座では早くもハネ一枚目が。

朝7時。隣の釣り座では7時前に早くも一枚目のハネが釣り上げられていた。

「ほーん。この厳寒期に朝イチから釣れるのか・・・。潮もゆるゆるやし一般の方と差を出すのは少々難しいかもしれない・・・」などと考えていると

ウキがチョコン・・・・。

と一瞬沈んで・・・・

すぐ浮いてくる

真冬特有のハネの「前アタリのみ」のアタリ。

実際どういう理屈だかわからないけど、私の場合はこれを「触る」「触っただけ」と呼称している。

恐らく、弱々しくフワっと吸い込んで、吸い込み切れなかったか、吸い込んで直ぐに吐き出すか、吸い込んだけど口元がゆるくて刺し餌が口から出ちゃうのいずれかだとは思われる。

多分吸い込みきれていないものと推測している。厳寒期なのでそのぐらいハネも吸い込み力が弱いんじゃないかなぁと。

この、触るだけのアタリには毎年この時期になると苦戦させられる。

釣果情報などに「アタリだけなら2倍以上」とか書いてあるのを見たことがあるかもしれない。それがコレ。

ただ、しっかり食えるときももちろんあり、じっくり待っていればウキがしっかり消し込むので

そのタイミングを見計らい・・・・待って・・・待って・・・・・

ブンっ!!!!と大きく合わせるも、素針。

しつつもなんとか一枚目。7時過ぎ。

アタリは多いものの、やはり触るだけのアタリが多い。

ウキがしっかり沈んでから合わせても素針を引かされることも本当に多い。

O氏もアタリはたくさんあるが、素針を引かされまくっている。全部乗せていたら7時半までに5匹以上は釣り上げているのではなかろうか。全然乗っていなかったけども。笑

この日はもうずっとアタリが出せて、潮もゆるゆるでエビを撒いておけば誰にでもアタリが出せるような状況。

周囲を見渡してもいつも誰かが竿を曲げているような雰囲気。

私もO氏も素針はひかされるものの、徐々に少しずつタイミングを掴んでいき順調に数を重ねていく。

ほとんど毎投アタリがあり、どう乗せるか?に全力を注ぐ

時刻は8時を過ぎても9時を過ぎてもアタリは継続し、ほとんど毎投反応があり2~3投に一回はチャンスが訪れるような状況。

もちろん誰でもそういうわけではないのだけど、私とO氏はそんな状況。

上手く行けば連発も出来る。ちなみにセイゴではなく全部ハネ。

代わり映えのしない写真が続くので、何枚か端折りつつ一気に。↓

全部ハネ。

だいたい、釣った数と素針ひかされた数はそんなに差がない感じ。

多少は釣った数のほうが多いとは思うけど、それにしても乗せにくい。

触るだけのアタリならもっと多いのではないか?というイメージ。これは仕掛けの軽さや設定、調整次第でいくらでも数が変わってくるので、参考になる部分とならない部分があるかもしれない。

午前10時にはたくさん持ってきていたストリンガーの予備もあと数個で無くなるというような状況。

10時過ぎには全てのシラサエビを撒き切り納竿。

ちなみに、この日は大勢の釣り人で賑わっており、タチウオ釣りのハイシーズン並の人手。

40-50人程度のエビ撒き釣り師が一斉に竿を出すという状況。なかなか壮観だった。

大爆釣劇の真冬エビ撒き釣り。最終釣果は・・・

最終釣果は10時迄でハネ15枚。波止では今年初のツ抜けを達成。

また、この所の釣果情報や良い天候に恵まれ、40-50人ほどのエビ撒き釣り師がいたと思われるが、なんとか竿頭を獲ることが出来た。次頭はO氏の12枚。

一般の方では私達が納竿した時点で8枚の方がおられたようだ。お見事。

↓ハネは並べる数が多くなると小さく見えがちなのでメジャーも入れて撮影。

魚体を見ると、痩せている個体もいれば、さほど痩せていない個体も居て玉石混交。

色に関して言えば外海から入ってきたんだな~って感じの腹が白銀色なヤツばかり。

好調時の波止ではこういう色の個体が多数釣れる。こいつらが釣れているうちは、新たに供給されるので好調を持続出来るだろう。

↑O氏も圧巻のハネ12枚、チヌ1枚の釣果。さすがですねえ・・・・。アタリの多さなら私よりも少し多かったように感じた。素針をひく回数が減れば数はもっと違うものになっていただろう。

なんにせよ、2人で27枚ものハネを釣り上げたのは良い思い出になった。

今回は珍しく、釣ったハネを持ち帰ってさばいてみた

で、この日は珍しく釣ったハネを2枚持ち帰り。

そんなに意味があったわけじゃないんだけど、なんか変わったもんが胃の中に入ってないだろうか?という興味。

あと、こんぐらいキレイな魚体なら十分食えるレベル。腹の色真っ白でしょ?

さて、胃の中には・・・・?

ある程度、当然だけど大漁のシラサエビ。笑

何匹入ってんだってレベルで、パンパン。

咀嚼などはされておらず、丸飲み。

だいたい、1~3撒きぐらいの量のシラサエビが出てきた。

つまり、ハネが寄ってきてから1~3投程度で仕留めなければお腹いっぱいになってどこかへ消えてしまうという推察も出来なくはない。

この日はO氏がチヌを釣り上げたので、チヌもいただいてきた。

もちろん、胃の中に何が入ってんのか気になるからである。

乗っ込みシーズンだとは思うが、思ったより太っていない感じ。

痩せてもいないけど、厚みはそれほど感じない。この時期に波止で釣れたならほぼ乗っ込み関連の個体だとは思うが・・・・?

腹を割ってみると案の定・・・・?

井の中は空っぽ。他には大漁の内臓脂肪にまみれてデカイ肝と、卵。

乗っ込みチヌを捌いた経験など殆どないので卵の大きさに関して言えばよくわからないが、パンパンって感じは受けないのでもう少し大きくなりそうな気がする。

それにしてもえげつない脂肪だ・・・。産むためにたくさん栄養溜め込んだんやね、、、、

肝はパっと見で美味そうなんだけど、すまない。パス。笑

今回のエビ撒き釣りでハネ大爆釣の総括など

実は私、この数日前に一度釣行をしており、釣れないパターンを最初から最後までやり切るというマゾい釣りをやっている。

もちろん最初から「釣れない釣りをやろう」としていたわけではなく、途中からたまたま「あれ、もしかしてこの釣り方じゃ釣れへんのか?」と気付き、

「今から釣れそうなやり方に変えても大して上積み出来んやろうし、それならこの釣れないやり方を全力で丁寧にやり切ってボウズで帰ろう」と決め、

同行していた方には「僕今日このやり方でボウズで帰りますんで!」と宣言し、全力でそのやり方をやり切った。

結局根負けして5匹残ったシラサエビで、最後の一投で釣れるであろうやり方を試して1匹釣ったんだけども。笑

この釣行が決め手になり、今回の爆釣劇につながっている。

「このやり方は釣れない」これがわかってるだけでどれだけ時短になるか。

なんかそういうの言うと、釣れなかった言い訳臭くなるのでごく一部の親しい釣り仲間にだけ言って、ブログにもSNSにも乗せなかった。

ってこともあり、この日はO氏と「最低でもどちらかが竿頭、最低でもどちらかが次頭」と決めて釣りしてた次第。

釣れるパターンやタナだけを淡々と最後までやり切って、釣るべくして釣ることが出来た。大きな収穫。

釣れないやり方だけをやり切る釣行と、釣れるやり方だけをやり切る釣行の2パターンを経験出来たので、大きく状況が変わらない限りは好調を持続出来るのではないかと期待しているが、今週の寒波でどう変わってしまうのか?には一抹の不安もよぎる。

今回の使用タックル&釣行メモ

メモ:実釣時間4時間弱、上撒きのみ、素針10回前後、ハリス切れ1、合わせ切れ1、針外れ2。潮はほぼ動かず風もなく超イージーコンディション。そういう時の仕掛けを用意し、あとは食い込ませることだけに全力を注ぐ。触るだけのアタリはしょうがない。本来出せないはずのアタリが出てしまっているだけ。エビを撒く範囲と量に注意する。面倒でも針はキチンと結びかえる。

ロッド:SHIMANO 鱗海スペシャル 1号 5.3m

リール:SHIMANO 13BB-Xハイパーフォース 2500DXG

道糸:サンライン テクニシャンNEO 3号

ハリス:シーガー グランドマックスFX 2号

ウキ:自作棒ウキ 0.8号

針:がまかつ ふかせグレ 7号

他にもエビ撒き釣りシリーズがあるので興味のある方はどうぞ(^^)

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