寒波で爆風のエビ撒き釣り!こんな海で魚釣れんの!? | ツリタノ!

寒波で爆風のエビ撒き釣り!こんな海で魚釣れんの!?

スポンサーリンク

この冬もう何発目の寒波だろうか?関東地方では「数年に一度の寒波」と称され

在阪局ですら関東の降雪情報を知らせているような状況。

関西はこの日、雪などの影響は(一部山側は除いて)無かった。

普通に爆風

↑今回釣行日の天気予報アプリのスクリーンショット。

当たり前かもしれない。「数年に一度の寒波」がほんの少し北側にあるんだから。

でも普段は(あんま釣れないから)行かなかったりするけど、風裏で釣りできる釣り場。1つや2つありますね。

こんな機会でもない限り、そんな所で釣りすることがないので調査の為に釣行。

スポンサーリンク

爆風の湾奥。うねり。白波。

現場への到着時刻はいつもより少し遅め。遅めに到着したけど

当然誰一人としていない。

私もあの予報だけ見たら釣りに行こうなんて普段は一ミリも思わない。

ただ、今回は風裏釣り場の調査がしたかった。

朝イチは風裏ポイントで1時間ちょっと粘ってみることに。

風裏ポイント。釣れる気が全くしない。

風裏として有名なポイントなので確かに風の影響は最小限。

遠くに見える煙突からは風で煙が真横に流れているような状況だが、全く問題なく釣りが出来る。

朝イチから8時まで粘ってみるも、アタリ一つすら無く・・・・。

移動!!!

エビ撒き釣りは撒き餌の釣りなので、移動するのは結構勇気がいるし

重たい重たいエビクーラーをまた持ち運ぶのにはなかなか一大決心が必要。

釣具もある程度まとめなければいけないし。

でもそれをさせてしまう程、雰囲気がなかった。

結局いつもの場所でエビ撒き釣り。

風裏ポイントからは少し移動が必要なこの場所は前回の釣行でハネを爆釣させたポイント。

風が思いっきり当たる釣り座にはなってしまうが、8時過ぎの時点では「釣りは出来なくもないかな?」といった感じ

とは言え、思いっきり強風なので海はうねりが出ているし、沖は完全に時化ている。

テトラなんかは波が当たって東映のオープニングのようだ。

↑おわかりいただけるだろうか。足元の、この白波感・・・・。

ただ、ウキ釣りなのでウキが立って、仕掛けが馴染むんだったら一応釣りにはなる。

繊細なアタリは全くわからないし潮がどう動いているのかもかなりわかりにくい。

アタリだって前アタリはおろか、本アタリすら取るのは難しい。

爆風の中でも魚影が濃ければいくらか釣れる模様

爆風過ぎてあまりよくわからないが、「仮に凪だったとしたら恐らく潮はほとんど止まっているような状況な気がする。なぜならウキはかなり風にあおられているが位置は殆ど動かない」ので、あえて凪っぽいイメージの釣り。

底潮が飛んでいる可能性も考えたが、ウキが戻ろう戻ろうとする感じなので底潮が動いている可能性は否定。

見た目には大荒れの海だけど、中はそれなりに静かかなって。そんなイメージ。

そんな釣り方が合っていたのか

荒れまくった海へウキがジワ~っと消し込んで一枚目。移動してから数投後。

↑これまたキレイな魚体。完全に外から入ってきている。こういうやつは体力あるので要注意。

どんどん行きます2枚目。素針直後。

素針をした後、丁寧に丁寧に仕掛けを馴染ませて・・・3枚目。

掛けバラシ(針外れ)をした後もめげずに4枚目。

さらに掛けバラシするもなんとか5枚目。

8時に移動してから、この時点で9時過ぎ。

大荒れにも関わらず約1時間で簡単に5枚目まで獲ることが出来た。

素針は2回、掛けバラシ(針外れ)2回。

5枚目を釣ったすぐ後にも掛けたが、根に潜られてしまいロスト。もったいない。

アタリはかなりわかりにくいが、仕掛けをしっかり管理していれば荒れた海でもある程度は馴染ませられるので本アタリの本アタリ(笑)まで発展すればなんとかなる。笑

逆に言えば、アタリがわからないから、早合わせからの素針みたいな状況には陥りにくいかもしれない。笑

この後はアタリも遠のき(本当はあたってるかもしれないけどわからない)満潮を迎え、波もより一層高くなり、波止が一部波を被ってしまうような状況になり退散。

↑白波が立ちすぎて磯のサラシみたいな状況になりそうだった。

ほぼ釣りにならない&危険になりそうな気がしたので終了。

こんな日に釣り行ってなんかあったらボロカスに非難される事でしょう。皆様におかれては危なくなる前に賢明な判断を。

この後は、再び風裏ポイントへ舞い戻り、1時間ほど竿を出してみるも当然アタリ無し。

寒波で爆風のエビ撒き釣り。最終釣果

最終釣果はハネ5枚。

素針2回、掛けバラシ2回、根に潜られ1回。

風裏ポイントで2時間。通常ポイントで2時間の計4時間の釣行。

こんなことなら最初から風裏なんか行かずに強風に耐えて朝マズメから釣れるポイントでやってたほうが良かったぜ・・・・。

とは思うけど、そんなことは調査してみないことにはわからないので、「釣れなかった」という収穫は得たものとしては大きいと思いたい。

尺が余ったので番外編

冬にエビ撒き釣りをしていると、鳥類が寄ってくることが結構ある。

なぜか知らないけど、鳥類は結構エビが好きだ。だから近くに寄ってきたらチョロチョロとエビをあげちゃうことがある。

この日も1羽のしつこい野鳥がエビをねだってくるので数匹あげたら、味をしめたらしくロッドケースの上に居座るようになった。

寒波で、爆風で、他に釣り人誰も居なくて、、、

なんとなく「癒やしやな・・」とか思ってたんだけども

次見かけたら絶対焼き鳥にしてやるわ

今回の使用タックル&釣行メモ

メモ:実釣時間4時間。釣れた場所では2時間。上撒きのみ、素針2回、針外れ2。荒れていたが潮はほぼ動いていない気がした。また、そんな状況でもなにか変化があったときに食いが立つ。基本的な釣り方は変わらず。アタリさえ取れれば普通に釣れる。次回は鳥餅を用意しよう

ロッド:SHIMANO 鱗海スペシャル 1号 5.3m

リール:SHIMANO 13BB-Xハイパーフォース 2500DXG

道糸:サンライン テクニシャンNEO 3号

ハリス:シーガー グランドマックスFX 2号

ウキ:自作棒ウキ 0.8号

針:がまかつ ふかせグレ 7号

他にもエビ撒き釣りシリーズがあるので興味のある方はどうぞ(^^)

スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする