この日の釣行は先輩エビ撒き釣り師O氏との釣行。
前日にどこへ行くか散々2人で決めあぐねたが手堅いところに行こうかという話で落ち着いた。
さすがに真冬なので気温は低いものの風はそれほど強くなく、普段からエビ撒き釣りを嗜んでいる釣り人なら問題のないレベル。
真冬のエビ撒き釣り。この日の状況は?
まだ微妙に暗い6時半頃に竿を出し、明るくなってから撮影。
朝イチの潮はは上が早いでもなく下が早いでもないジワっとした動き方。
風も弱くて潮がどう流れようと対応は可能で、状況だけは久々に釣り日和と言って良さそう。
途中ウキがナナメになってしまうほどの強めのうねりも入ったがすぐに治まり、逆に良いアクセントになったぐらいの感覚。
この日の竿は1号の鱗海スペシャルを持ってこようかと思ったが、準備するのが面倒だったので前回と同様のPROTECH1.2号。
パワーがあるので頼もしいが、1号竿でのやり取りのほうが好きかもしれない・・・。
時刻は7時を過ぎて、周囲ではアタリが出始めた模様。
O氏も何度かアタリがあるようだがキャッチするには至らないようだ。
私も遅ればせながらアタリを拾って一枚目。
O氏にはどんどんアタリがあるようだが私にはサッパリ。
上が早いでもない底が早いでもない、「言うなればなんでもない潮」に全くアジャスト出来ていないように感じる。
さっぱりアタリが無い。
ここでO氏も1枚目を釣り上げ、時刻を同じくして私も2枚目。
私へのアタリは2回目。この時点でO氏には5回以上アタリがあったらしい。
同じようなことをしているはずなのになぜそんなに差がつくのか。
この時点で釣り上げた数は私のほうが多いものの、追いつかれ追い抜かれるのは時間の問題だろうなと考えていた。
私は3枚目をキャッチするも、O氏もすでに3枚目。
この後は余裕で追い抜かれ、アタリも遠い・・・。O氏は順調にあたっているようだが素針が多い様子。
8時過ぎ、アタリが遠かったものの、
なんとなく傾向を読み取り始めることが出来始めてきたなと感じた所で
ウキが消し込んで・・・・・
一瞬重みを感じたものの、素針。
重みを一瞬感じるぐらいだったら完全に素針のほうがマシ。
一瞬掛かっちゃってるなら確実に散る・・・・。
8時半にはなんとか4枚目。
O氏はアタリだけは多いものの数は伸ばせておらず5枚目って所だっただろうか。
この日もきれいな魚体が多かったがサイズの大きいこいつは虫は付いていないものの、少し居付き感が出ている。
今日のパターン、読み切った!?
実釣開始から数時間も経過しており、この日の傾向を読み切った!と思い5枚目。
このハネを釣り上げた時は、O氏とダブルヒットで、「ここでこうして、ココであたって欲しい」と2人で喋りながら「俺はここであたってほしい」「僕はここであたってほしい」と2人とも宣言通りの場所でヒットさせることが出来た。
一瞬完全に読みきったかと思われたが、結論から言うと私はこれ以降キャッチすることは出来ず・・・。
最後のアタリから1時間以上が経過した9時半頃にしっかりとしたアタリが出るも・・・素針・・・。
本当に良い所が無い・・・。
10時過ぎ、O氏納竿の様子。
この日は、実釣を開始する前に恒例のノルマ設定を行っており
前日1番釣った人が5枚だったそうなので、「今日は6枚以上で」と2人で決めており
O氏は10時の時点で7枚をキャッチ。アタリは私の倍以上17~8回(だったっけな)あったとのこと。それで7枚もどうかとは思うが釣るべくして釣った結果。
あと1枚が遠い・・・。
私はというと
あと1枚が遠い・・・・・。
帰宅準備をするO氏を横目に、10時過ぎ頃。
ウキがジワっと・・・・沈んで・・・・
海中で止まるも、勇気出してあわせてみて
乗ったぁああああ6枚目ぇえええ!!!!
と思ったのもつかの間。
慎重にやり取りをしていたが、針外れ。
針には口の中の皮のようなものが付着していた。掛かりが浅かったようだ・・・・。
O氏が終了してから小一時間残業してノルマの6枚目を狙い続けるもアタリ無し。
O氏が帰ったらアタリ増えんじゃねーかと思ったけど全然そういうことでもなかったようだ・・・・。
課題とモヤモヤの残る釣行。最終釣果など
先に記載した通り、5枚でストップ。
アタリは全8回で、素針が2回。針外れが1回。
サイズは40センチ台~50センチ台までで少しばらつきが出たかもしれない。
正味の話、この厳寒期に5枚釣ったら普通に十分なのだけど、隣であんだけアタリだされると敗北感というか、課題感というか、モヤっとした気分は残る。
ちょっと贅沢な悩みなのかもしれないが、クリアしたい課題。
たまには釣行の総括
今回の釣行では気がかりなことしか無い。
私にはアタリが全8回だったのに対し、O氏は倍以上のアタリ。
釣った数で言えば2枚差なのだけど、内容がもう圧倒的に違う。これじゃ何回やっても釣り負けるし、場合によっては倍ほどの差をつけられる可能性すらある。
確かにO氏は誰から見ても名人と言っても差し支えない腕前ではあるものの、こんなに内容に差をつけられることは最近では記憶に無い。
状況としては潮は途中大きくヨレたものの、どうにもならないほどでもなく、風も終盤は強くなったがほとんど終始問題ないレベル。
普通に投入して普通に撒き餌して普通に仕掛けを操作すれば普通に釣れると思っていたがこれだけ差が出るのがよくわからない・・・。
O氏に何度も色々と尋ねてみたが、O氏自信もはぐらかす様子はなく「なんだろうね~」といった感じ。全くわからん。
しかしアタリの数がこれだけ違うのは明確に何か私に悪いところがあったか、O氏に良いところがあったかなので、成長する為の一つのヒントとして重要な釣行になったことには違いなさそう。
今日の状況は忘れないようにしておきたいし、まだ課題が残っていることに少し喜びを感じる。
今回の使用タックル&釣行メモ
メモ:実釣時間4時間半。素針2。針外れ1。基本的には潮も風もイージー。馴染ませて、撒き餌を打ってタナさえ間違えてなければ誰でも数匹は釣れそうなイメージ。とにかくO氏との差がどこにあったのかを何度も思い返す必要がある。
ロッド:SHIMANO PROTECH 1.2号 5.0m
リール:SHIMANO 13BB-Xハイパーフォース 2500DXG
道糸:サンライン テクニシャンNEO 3号
ハリス:シーガー グランドマックスFX 2号
ウキ:自作棒ウキ 0.8号
針:がまかつ ふかせグレ 7号
他にもエビ撒き釣りシリーズがあるので興味のある方はどうぞ(^^)