【長安丸】2連戦の船タチウオ!初めて本気出して数獲りにいってみた!狙うは竿頭!【洲本沖】 | ツリタノ!

【長安丸】2連戦の船タチウオ!初めて本気出して数獲りにいってみた!狙うは竿頭!【洲本沖】

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前回の船タチウオテンヤでは絶好調洲本沖の噂に違わぬ高活性高魚影で船タチウオの楽しみ方を存分に味わうことが出来た。

楽しさはある程度わかった所で、今回は「可能な限り本気出して数出しにいったらどのぐらい釣れるのか?」が個人的に知りたくて3度目の船タチウオテンヤに挑戦。

また、船宿を変えてしまうとまた状況が大きく変わってしまいかねない。同じ船宿を利用することで前回との差異なども含めて比較出来るかなということで、同じ船宿を利用。

ちなみに風邪は完全に治っておらず、体調は6.5割といった所。

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11月も中旬を過ぎて。そろそろ冬の足音

この日も5時半迄に集合ということだったので、早朝車のエンジンを掛ける。

ふと外気温計に目をやると気温は9度。テレビの天気予報コーナーでは今シーズン一番の冷え込みになるということだった。なんだかんだ言って季節はどんどん進行していくんだなあ。

また、愛車のオドメーターに目を移すと走行距離が3万キロ突破。

現在の車にする前はセダン型に乗っていて、「海釣りをがっつりするために」とコンパクトSUV型に乗り換えたのが丸3年前。7~8割が釣り場への移動での使用ということを考えると途方もない距離を釣りに費やしたんだなと戦慄を覚える。

船タチウオ。釣座はどうしようか・・?

冒頭で記載した通り。この日も前回と同様の船宿。長安丸に。

前回釣行時とは違って、この日はまだ数人の釣り客しか到着しておらず、ある程度釣座が選べる状態。

ちなみに前回は到着時点で一つしか釣座が空いてなかったので強制的にそこだった。

「別に前回と同じでもいいけど、前か後ろでやってみたいなぁ。」と考えて、迷った挙げ句、一番前に。まぁ、あとでちょっと後悔するんだけど。

船の構造上、一番前がめっちゃくちゃ釣りしにくかった。本当に。

なので後からくる常連さん達は一番前を避けて違う釣座へ入座していく。こういうのは経験して覚えていくもんだ・・・。

また、一番前は船の構造上、足場が高いのでタチウオを抜き上げる際も一苦労。これも一回経験しないとわからない。

次からはこの船宿で一番前はやめておこう・・・。

5時半前、本日も満員での出船

洲本沖に到着。すでにタチウオ釣りの船団

洲本沖へ到着。何時に出たんだよってぐらいの船団がすでに。

この日は天気も薄く晴れてる感じで風も全然強くなく本当にこれ以上ないほどの釣り日和。

まずは餌のイワシをテンヤに巻きつけて実釣開始。

この日は紫ゼブラのテンヤでスタート。

この日の目標は竿頭。手返しが重要

手返しを重視するために事前の餌巻き。

この日は数出しにいくで!って雰囲気の常連さん何人かいるように感じる。

その人がたくさん事前に餌巻きしていたのでそれに倣って。

船タチウオ大会なんかだと事前の餌巻き数には制限があったりするそうだけど今日はそんなの関係ないのでOK。

まず1投目。水深は70m。

常連は「朝イチやしな~、20~30mぐらいに浮いてるやろ」と喋っている。

そんな会話が聞こえてはいたが信用せず私はとりあえず一旦底近くまで落として5m刻みでシャクリ上げて一気にタナを調べることに。

なぜなら常連の言葉を鵜呑みにして20~30mを探って何もなかったら丸々1投分の時間をロストするからだ。

底から調べることで時間はかかるものの、一度に多くの情報を得ることが出来る。これは遠回りをしているようで近道をするための準備。

船中のタチウオ ファーストヒットは

40mぴったりぐらいで船中ファーストヒットは私。

朝イチ高活性なのか?アタリを即掛けして一発で針掛かり。

船長から「何mやったー?」と聞かれ正直に40mで申告。

「そんな深いんか!」や「めっちゃ浮いとるな」と全然違うタナを探っていた人達の声を聞きながら手は2投目の準備。

誰よりも先に釣って、誰よりもタナがわかってるならこっちのもん。連発

事前に餌巻きしてるのでテンヤのカラーが毎投違う。

良型連発。船タチウオはメーターオーバーが簡単に・・・

幸先よくどんどん釣りすすめていく。

この日は前回とは違い、いきなりメーターオーバーやオーバー級が混じる展開。

こんな良型がいきなり何匹も確保できるなんてタマラン。船タチウオはロマンが本当にある。

手返し手返し手返し。餌の巻き直し準備が重要。

事前に準備した餌巻きテンヤもすぐにボロボロ。船の流し直しの際に一気に巻き直したり、投入中に巻き直したりもする。

投入中の巻き直しはオマツリトラブルになりやすく。隣の釣座の方に絶対迷惑のかからないようにしなければならない。船によっては禁止だったりもするようだ。

それをやって他人に迷惑かけるんなら絶対にやっちゃいけない。絶対に。

意味がわからない波止釣り派の人用に解説すると、

1匹でも多くのタチウオを釣りたいが為に、ウキ釣りとワインド釣りの二刀流で挑んでる人がいてワインドに必死になってる隙にウキが自分の眼の前まで流れてきてめっちゃ迷惑。みたいな感じ。そんな二刀流やってるやつで沢山釣ってる人見たこと無いけどね。

この日私はミヨシ(一番前)だったので可能な限り遠いとこに遠投して隣の人とは絶対オマツリしないようにしつつ注意を払って投入中の巻き直しを敢行。

で、一気に巻き直し。この日は数を出しにいきたいので手返しがとにかく重要。

釣ってから巻き直すんじゃ時間がもったいない。釣ったらテンヤごと交換。

波止、例えば武庫川一文字のタチウオ釣りであれば投げるのは数秒で済むし、底まで沈めたとしてもせいぜい30秒程度。

しかし船だと底まで沈めるのに1分以上はザラにかかる。なんせ水深が70~80mあったりして潮の流れもある。隣の釣座に道糸が飛んでいかないようにフォール中はフリーフォールだけでなく途中で止めて道糸をしっかり立てる操作も必要になってくる。1投1投が本当に時間がかかる。

ちなみにジギングなんかでも「2枚潮だから途中で一回立てる」ってことをわからずに延々とフリーフォールしてる人が隣に来たりするとオマツリトラブルを被る。本人は全然気づいてないんだよなぁ。。。

話を戻して、なんやかんやで実釣する時間が波止よりも減ってしまいがちなのが船タチウオ。だからとにかく手返しで時間を削っていく事が重要。

絶好の釣り日和。大船団。

時刻も10時を回ると大船団。右も左も前も後ろも船だらけ。まさにハイシーズン。

50隻以上はいただろうか。海中はタチウオとテンヤでいっぱいだったことだろう。

タチウオジギング船も数は少ないながらもチラホラと見受けられる。

しかしながら餌釣り船と比べると比較的小型な船舶が多いので曳き波をモロに受けてかなりやりにくそうには見えた。

天候としては、時折ローライトな感じになって雰囲気も悪くない。風も強くなく、ちょうど良い。絶好の釣り日和であると言える。

負けじとタチウオを釣って数を伸ばしていく

大船団に負けてられるか!と他の船や船中の常連に負けじと体力と手返しのゴリ押しで数を伸ばしていく。体力と手返しのゴリ押しは武庫川一文字のタチウオ釣りでもよくやってるヤツ。それは得意な分野。

ガチでいったらどれぐらい釣れるのか?が知りたいので手加減はしない。検証結果が曖昧になるのは嫌だ。今日は可能な限りカツカツまで全力絞り出す。

船タチウオテンヤがまだ3回目の入門者期間というのも良い。今後何年かあとに「初心者のころ全力出して○○匹釣った」という記録があると自分の成長や比較も出来て良い参考材料になる。

手返し重視なので釣り以外のことをやる時間が必然的に減っていく。

テンヤの餌巻き直しに忙しくてタチウオがバケツにどんどんたまっていく。笑

↑たぶんこれで10匹ぐらいのタチウオがバケツに入っている。笑

電動リール無しではこの手返しは成しえない

この日も電動リールは大活躍。ちょっとだけ使い方がわかってきたが、なにぶん高機能なので細かい使い方が全然わからない。

前回よりも巻き上げ回数は多かった為、持ち込みのバッテリーは半分近く消費した様子。

ちなみにこの船宿で前回も今回もバッテリー使用は私だけ。笑

船の電源はあんまりよくないみたいな話を釣具店の店員さんから聞いたのでバッテリー買ったのに、バッテリー使ってる人なんか一人もおらんかった。笑

船によるんですかねえ???

それにしても体力と手返しでゴリ押ししようと思ったら電動リールは本当に必須。

例えば水深60mで爆釣とかだったりして、30匹釣りますよってなったら少なくとも60mを30回も巻かなければならない。40匹釣るなら40回。50匹なら50回。

釣果を伸ばそうとすればするほど電動リールの恩恵が大きい。

また、タチウオは比較的高価な魚なので、いくら電動リールが高価なモノだと言っても、すぐに元がとれてしまう稀有な釣りでもある。

船タチウオテンヤをやるならさっさと電動リールを買ってさっさと元をとってしまうのが吉と言えるだろう。

12時。船タチウオテンヤ納竿。

12時に納竿。この船宿は本当にピッタリに納竿する。

「あと1流しやります~」みたいなプチ延長はなく、ぴったりに終了。逆に終わる時間が逆算しやすくて私は嫌いじゃないけど。

最初に用意してもらった発泡スチロール箱に途中入り切らなくなったので一回り大きめの箱に交換してもらった。大きめのほうに交換したのは私一人だったようだ。

さて何匹だろうなあ?

樽井漁港の海上釣堀サザンを横切って帰港。馴染みの店員さんの姿なども見えて、なんかほっこり。

海上釣堀も行きてえなぁ。ここんとこ何回か行ったけどエサ取り攻略出来なくて散々な目にあった。(またそのうちまとめます)

本気出して竿頭狙いにいった船タチウオテンヤ最終釣果

おつかれさまでした~。

長安丸ではお馴染みの、船中の釣果を一斉に並べて記念撮影。

手前の一回り大きい箱は私の。

船長さんとスタッフさんが一箱ずつ数えていき、竿頭は46匹で私。次頭が34匹ということだったので船中で言えばプチぶっちぎりだろうか。

釣れたの?釣れてないの?

まだこの船を利用して2回目なので釣れたほうなのかどうかは、正直はっきりしない。

帰宅後、同じ海域でやっていた船宿の釣果をいくつか調べたところ55匹まで釣った人がいたことを確認。

海域は同じでも流すコースや実釣時間、船長の指示も全然違うので参考記録ではあるが、釣果を集計したあとに「私が46匹であの釣りの内容なら、うまいひとなら多分55匹は釣るな。でも20匹差はつかんやろな。」と感じていたのがピッタリ当たった。

釣れてないことはないけど、トップクラスとはまだ全然開きがありそう。

ま、船タチウオテンヤ3回目でトップクラスと云々自体がおこがましい話ではあるけども。

のんびり来年以降には徐々に近づけていけたらなって温度感。

手返しはあれ以上そう早くはならんと思うので、アタリを出すまでの時間短縮とフッキング率の向上がメイン作業になるだろう。課題がわかってる分やりやすいかもしれない。

今回は大小様々全部キープのタチウオをエビ撒き釣り先輩O氏の元へ持ち込み。

しかしほんと、船は良いサイズがめっちゃ混じる。波止ならありえないほど高確率。

46匹中5~10匹近くはメーターオーバーもしくはメーターオーバークラスが混じった。武庫川一文字あたりだったら絶対に不可能。ロマンあるわ~。

ちなみにこんなメーターオーバークラスのF5タチウオなら1匹3000円とかするそうだ。高級魚ですなあ・・・。

この日は、旬のセコ蟹のほか、カツオたっぷりのったサラダや具たっぷり特性赤だしなど食いきれないほど振る舞ってもらいましたありがとうございます(^^)

今回の使用タックル

ロッド:SHIMANO SABER MASTER TENYA 82MH180

リール:DAIWA レオブリッツ200J-L

道糸:YGKの船PE2号 X4

リーダー:サンライン SYSTEM SHOCK LEADER NYLON 70lb.