以前ちらっと書いたけど、週に一回ぐらいは船タチウオの釣果もチェックしていた。
が、微妙に釣果チェックをサボっていた隙にまた調子があがってきていた沖のタチウオ。
「おおお船のタチウオ釣れてるやーん!」と気づいたのが前回の釣行前日の夜。
すでに釣行準備を終えているし夜だったのでもう予約は不可能。飛び込み以外選択肢がなくなってしまっていた。しょうがないのでそのままエビ撒き釣りに行ったけど気になって気になって仕方なかったので連続釣行。
初めて利用。泉南、樽井 石定丸
「今回はどこの船宿にすっかな~?」と少し考えてみたがたまには行ったことのない船宿使ってみようかなと気まぐれに思いついたのでたまに行く海上釣り堀サザンと同じ漁港内で出船している石定丸を予約。
初めていく船宿だと駐車する場所とか出船する場所とかが不安になるんやけど最初からわかっているのでスムーズだった。
集合はだいたい5時半頃で、全員の準備が出来次第出船というような形。なので皆が早く集合して早く準備が済めば早めに出船。
キャビンは一応あって詰めたら大人3~4人ぐらい?のスペース
ホームページには定員が10名と記載してあって、最低出船人数は3名とのこと。
電源ボックス有り。
釣ったタチウオは船に準備してある氷入りの発泡スチロールに入れていく方式。
なので、魚を入れる用のクーラーボックスは船内に持ち込む必要はないけど別に持ち込んでも良いらしい。人が多い時は邪魔になるんで持ち込まないほうが無難かなぁ。
ポイントに到着。ややポツリポツリなスタート。
この日は人数も少なかったこともあって比較的早く全員の準備が揃って早めの出船。
ポイントに到着した時はだいたい日の出前ぐらい。出船から1時間ほどで到着。
思いのほか・・・・波風が強い・・・・。
予報ではもうちょっと弱いはずだったのだけど、、、、。
波風が強いし最近はそんなに頻繁に船タチウオをやっていないので慣れてないというかなんというか・・・。揺れる船内でなんとなくおっかなびっくりな感じのリズム。
朝イチは微妙に浮いてるかなぁ?と思ってたけども底近い場所で船中ファーストヒット。
ち・・・ちっせえ。指2本~2本半。やはりこのサイズがアベレージか・・・。
このサイズずーーーーーっといるけど、成長せんのか・・・・?成長したやつどこ行ったんや?去年の今頃もこのサイズやったやん?どこいったん?
すぐに2匹目も仕留めてとりあえず足元のバケツ。
足元のバケツに水ためといてシメたらそこに放り込んでいき、ある程度血が抜けたら氷入りの発泡スチロールに移動していく方式。同じ樽井漁港内から出船している長安丸と同じ方式。
船宿によって魚のストック方法が違うんで、こういう細かいところが普段と同じだとちょっと気が楽。
初めて利用する船とかだとマナーというか作法も違ったりして船長とか常連にああしろこうしろと「先に言ってくれ~涙」的なことを言われることもあるので。笑
それにしても・・・波がまぁまぁ高い・・・。ほんの少しだけ酔ったレベル。
風向きと潮の方向が逆のようで、他の遊漁船や漁船も多いことから曳き波もモロにあたって余計に揺れる。やりにくい・・・。
あたってくるタチウオの大半は指2本~2本半程度のサイズが多いこともあり、アタリは渋め小さめ繊細。
アタリが波風でかなりかき消されてしまうものの、なんだかんだ身体は覚えているようでアタリさえ出せたら効率良く仕留めることが出来た。
なんせ船タチウオをデビューしたのは2018年の冬季で、嫌っちゅーほど小型タチウオが湧いていた頃。一番練習した時期とも重なるので得意な季節とも言える。
一発では針掛かりしない感じなので即掛けを封印し、聞きアワセに近いような合わせ方から、タチウオのスイッチを刺激するような掛け方までこの1年で培ったテクニックを存分に投入。
この日の乗客は少なかったものの比較的上級者が多いようで他のお客さんも良いリズムで釣っっているご様子。あと、枝針(タコベイトとか餌)の使用も一応OKらしいので他のお客さんはみんな枝針使用。テンヤと枝針で2本針スタイルってことね。
こういう小型タチウオには効くんやろうけど、私の場合はしっかりテンヤで釣る練習がしたいのでもちろんテンヤオンリー。
小型が大半なので序盤戦は「アタリの数の割にはなかなか針掛かりしにくいなぁ」といった感じのポツリポツリとしたスタート。
見切ってしまえばもう止まらない。ずっと釣れるタチウオ。
時刻は8時半~9時頃。実釣開始から1時間半が経過。
多くの遊漁船も集合してきてタチウオのいるポイントがだいぶ定まってきたようで反応の強い箇所で船が流せるようになってきた。
空にしたバケツも
一流しでいっぱいに!
9時頃。20匹はまだ到達してへんかなあ?
なんせ序盤はちょっと手こずった。
しかしここからの時間帯はラッシュ。
水深は90~100m程度と少し深め。反応は底から10~15m程度に強く出ているっぽい。
だいたいその辺りにテンヤを直撃させればものの数秒~数十秒でアタリが出せる。
テンヤを落とす時間のほうがよっぽど長い。なんせこの日はずっと潮が効いてるせいでテンヤが全然落ちていかない。だから高活性なのかもしらんけどね?笑
まぁっmアタリが出せてもそこから針掛かりさせるのがなかなかの難易度なんだけども・・・・。
「昨シーズン(2018~2019冬季)の俺だったらこの半分ぐらいしか釣れんだろうなあ」と思いながらひたすらジャレ噛みしてくるタチウオのスイッチを入れて良い形でフッキングすることに専念。
2時間ほどラッシュは続き、ストック用の発泡スチロールにはタチウオがいっぱい。
ん~だいたい40匹ちょいぐらいは入っただろうか・・・。
体感的に竿頭は確実っぽい感じだったのでここでロッドチェンジ。
せっかく買ったのに全然使い所のなかった出番のなかったダイワの「極鋭タチウオテンヤSP EX AGS192」を投入。
即掛け系スタイルの硬めロッドながらも長め。長さがあるので掛けてからの誤魔化しが効く感じ。即掛けスタイルだとどうしても針掛かりが浅いことも多く針ハズレが多くなるのが泣き所の一つだったりするけど長いので多少は緩和されるといった所か。
今シーズン(2019晩夏~末)は柔らかめの竿で「乗せて掛ける」スタイルが完全に主流だった為全然使い所が無かったもったいない竿。
この日は余裕があったので試してみることに。
即掛けでも全然イケル
久々に即掛けスタイルをやってみたので最初はおっかなびっくりだったけど「あ~こんな感じやったかな~」と思い出しながら。
やってみて気づいたのは・・・・。
「どの時間帯からか知らんけど即掛けスタイルでも全然いけるやんけ・・・」ということ。
むしろ追わせて追わせてスイッチ入れてみたいな面倒な釣りよりも早く勝負が決められるので「あれ?もしかしてこれ昨年の自分と勝負したらボロ負けちゃうか?」と感じたほど。(昨年は即掛けスタイルしか知らなかった)
たぶん昨年の自分と勝負出来たとしたら前半は今年の私が圧勝、後半は昨年の私が圧勝という感じになりそう。笑
結局どっちが勝つんだろうな・・・。
竿の特徴も十分感じられたし久々の即掛けで何匹か仕留めて大満足。
まぁまぁ釣れたので発泡スチロールには小型タチウオが満員。
午前便なので12時に納竿。
「いや~いい練習になった!!」と思ったけど、
よくよく考えてみると「一体なんの練習だよ・・・」
という気にもなったりならなかったり・・・・。
まだまだ釣れる時期の船タチウオテンヤ 最終釣果
最終釣果は53匹で竿頭。次頭で41匹。9割ぐらいが指2本~2本半のロリロリタチウオ。
ちなみに同じ漁港内の船宿さんは8名で出船して竿頭で27匹だったとのこと。「アタリは山ほどあるけど針掛かりしない」という言葉が口々に出た。
同日に同じエリアで見かけた船宿の釣果も片っ端からチェックしたけど50匹台は見られなかったので上手く釣ることが出来たのではないかと、数だけは満足の結果。
やっぱ小型のやつはなかなか難しいというかコツが要るというか。上手いとかヘタとかじゃないというか、あたってからの微妙なさじ加減というか。
あとテンヤのロストがゼロだったのも大きな収穫。これだけ小型のジャレ噛みが多いとテンヤをロストすることも多いんやけど無駄なく丁寧に釣りが出来ている証拠。満足満足。
感想としては、、、、釣っても釣っても小型ばっかりなのでやってる間は結構気が遠くなるし、延々とした気持ちになるんだけど「釣れてるのは今だけ」感もあるので釣れてるうちはまだやろうかなぁ。悩ましいトコロ。
帰り道は新年のご挨拶もかねて、遠回りしてエビ撒き釣り先輩O氏の和食店へ。
粕汁?みたいなやつとか山盛りサラダとかほか色々。
暖まる料理出してくれちゃってエロいなチキショウ。
今回の使用タックル
ロッド:SHIMANO サーベルマスター Xチューン テンヤ82 MH180 RIGHT(左巻き用グリップに交換)
リール:DAIWA 19シーボーグ200J-L
道糸:DAIWA UVF メガセンサー 8ブレイド+Si 2号 300m
リーダー:ナイロン 70lb.
ロッド:DAIWA 極鋭タチウオテンヤ SP EX AGS 192
リール:DAIWA レオブリッツ200J-L
道糸:DAIWA UVF メガセンサー 8ブレイド+Si 2号 300m
リーダー:ナイロン 70lb.