つい数日前のこと、
「あーなんか最近はイカメタルぐらいしかやる釣りないなぁ・・。」という気分でなんとなーくいろんなサイトの釣果情報なんかをチェックしていた所、7月の1週目を過ぎたあたりで船タチウオの釣果がちょろちょろと出ていることに気づいた。
友達も知り合いも少ない私の所にはそんな情報が回ってくるはずもなく気づくのに遅れてしまった。
夏場の昼間は釣りをしないスタイルなので、夜釣りのイカメタルばっかり行っちゃってたけどもどうしてもプチ遠征になってしまうし費用もかかるのでコスパはそれほど高くない。
だが船タチウオならそんなに遠くまでいかなくても船宿はいくらでもある!令和初のタチウオもゲットしたい。
何より昨年11月から始めたまだ1年生の船タチウオテンヤはまだまだ伸びしろがある。夏~秋シーズンの船タチウオテンヤを経験したことがないのでどんな感じになるのか気になってしょうがない。
大阪食品コンビナートより出船「菊川渡船」
ということでその日のうちに釣り友のFッチー氏を誘って大阪は泉佐野食品コンビナートより出船の菊川渡船を予約して令和初の船タチウオテンヤを予約。
数日前までなら数人程度しか予約が入っていなかったっぽいが、この日は私のように夏タチウオが開幕していることに気づいたばかりのお客さんでまさかの満員。
さすが大阪湾では有名な人気船宿なだけある。すぐに客が集まる強さ。
それにしても不思議なのは、真冬だったらタチウオ何十匹も簡単に釣れる日だって出船が危ぶまれるぐらい予約人数少ないのになぜか開幕~ハイシーズンってのは数が釣れない日でも客が多い。不思議なものである。
道具は久々のものが多い。なんか懐かしい感覚
久々に使うからホコリかぶってた電動リールをひっぱりだしてきて準備をした。
ちゃんと動くかどうかもわからん。笑
テンヤは真冬シーズンに酷使して使い物にならなくなったものも多く、この日使用する多くは新品を揃えた。
使用するエサのイワシは菊川渡船から無料で提供される。基本的に使い放題で乗船代に含まれている。
イワシ以外の反応はどうなるのか気になるので一応サンマも用意。
もちろん時期的にスーパーに生のサンマが売っているはずもなく、釣具屋で冷凍のサンマ切り身を購入。水っぽいわぁ・・・・。
出船、到着、実釣
5時半過ぎには出船。目指すポイントは須磨沖だそうだ。
出船場所から須磨沖までは30分程度。
ポイントに到着し、水深は約60~70mほど。
魚探の反応は底から30m以内ぐらいにあるみたい。
とりあえずよくわからんので底から丁寧に2mぐらいずつ探ってくると
ポーン。
と1m近く跳ね上げる強烈な持ち上げ。
急いで糸フケを巻き取ってフッキングするも乗らず。
再度フォローを入れて、ステイ。
ポーン!
と、また1m近く持ち上げられてしまいミス。笑
もてあそばれている。
何度かもてあそばれているうちになんとかフッキング。
令和初のタチウオゲットー!
時期的なものなのか地理的なものなのかわからないがサイズはボチボチ。
なによりビックリしたのは引きの強さ。
最近イカメタルばかりやっていたこともあるかもしれないが、この時期のタチウオの引きの強さに驚いた。
真冬シーズンに比べると雲泥の差。
掛けたあと「こりゃメーターオーバーありますわ!」って言ってたのに、上げてみるとせいぜい90センチぐらいのタチウオ。
引きの強さが冬と全然違う。
船タチウオも開幕してるし、夏も開幕してる
連発とまではいかないものの、丁寧に丁寧にタナを探ればぽつりぽつりと10数分~数十分に1匹ぐらいは釣れる。
やはりサイズはボチボチで、真冬シーズンに釣っていた指3未満ばかりとは違って指3本半~4本ぐらいが多く見受けられた。
それにしても暑い・・・。時刻は10時を回るころになると朝までの曇り空はどこへやら。
完全に快晴。照りつける日差しを遮るものはなにもない。
強い日差しが容赦なく身を焦がす。そしてこの日は凪。風も微風。
本当にヤバイ日にあたってしまった。これなら雨のほうがマシ。生命の危機すら感じはじめるレベル。
最後まで連発モードは訪れず、低い再現性の中でなんとか丁寧に拾っていく展開。
この暑さで丁寧にやるには本当に精神力が問われる・・・。
同行者のFッチー氏はずっとがんばってたが、私は途中座り込んで竿受けに竿をセットしたまま電動リール微速巻きで過ごす時間も多かった。
船タチウオ開幕。最終釣果。
最終釣果は15匹。Fッチー氏も15匹で2人とも竿頭。次頭で13匹。
数はともかくはじめて経験するシーズンで久々の船タチウオテンヤを竿頭でスタートしたのは幸先が良い。
解せないのはなぜFッチー氏とタイスコアで竿頭なのか。Fッチー氏が上手くなったのか私がヘタになったのかあるいはその両方なのか、時期的なクセというか傾向のようなものがあるのか。まだまだ謎は多い。
ちなみにタチウオ釣り大会上位入賞者の方なんかも同船していて、我々なんぞが簡単に釣り勝てるはずはなかったのにも関わらず。まだまだ謎は多い。
帰宅する時には車の外気温がご覧の通りに。
もう、昼間はまともに釣りできひんなぁ。。。。
夜には持ち込みが可能な居酒屋さんにタチウオを持ち込んで色々と料理してもらった。
お酒のシメにタチウオ天ぷらのうどん。天ぷらは衣が命やな。このサクサク感、自宅じゃなかなか出せないんよねえ・・・。
今回の使用タックル
ロッド:DAIWA 極鋭タチウオテンヤSP 170 AGS
リール:DAIWA レオブリッツ200J-L
道糸:DAIWA UVF メガセンサー 8ブレイド+Si 2号 300m
リーダー:サンライン SYSTEM SHOCK LEADER NYLON 70lb.