前回の船タチウオテンヤの釣果をうけてやっぱりモヤモヤするというか、後からもっとこうすれば良かったかも?みたいな考えが浮かんでは消え浮かんでは消え。
もう梅雨明けだっていうこの時期の昼間に釣りするのは非常にツライのだけど前回乗り越えられたなら今回も乗り越えられるはず!と、久々に泉南樽井の長安丸で船タチウオテンヤ。
乗船ごとに押印してもらうスタンプがいっぱいになった状態だったので無料で乗れるタイミングだったことは非常に大きい。
久々に来てみたら電動リール用の電源ボックスなどが新設されていてより船タチウオテンヤがやりやすくなっていた。
また、先着順だった釣座も抽選制に変わっていて早い時間から到着する必要もなくなった。私の場合もともと釣り座はどこでも良いので行く時間は変わらないんだけども。
長安丸で須磨沖、船タチウオテンヤ
6時、出船。
風も弱く、波もないので釣りはしやすそう。この時点では前日からの雨雲が残っていて曇天。
天気予報では正午前に晴れるそうだ・・・。そのまま曇っておいてほしいと心から願った。
電動リールを新しくした。daiwaシーボーグ200JL
電動リールを新しくしました!
ダイワの18シーボーグ200JL
以前はレオブリッツという電動リールだったけどクラスアップ。
前日に準備をしようとしたところレオブリッツが不調。壊れてるのかどうだかわからんし今から修理も出来ないなということで急遽購入するハメに・・・。同じリール買うのもなぁ・・ってことで大奮発。懐が寒くなってしまった。
竿はそのまま。極鋭タチウオテンヤSP170AGS
この竿は短め。170cm。最近190センチ台のちょっと長い竿にも興味があるんだけども長い竿のほうが良いという合理的な理由が自分の中で見つからずズルズルとこの竿一本でやりきっている状況が長く続いている。
須磨沖到着。夏のタチウオテンヤ開始
泉南を出船し小一時間。ポイントとなる須磨沖に到着。
場所的にはポーアイよりは西で明石海峡よりは南って感じ。
このへんで釣れてるなら神戸空港あたりでもポツポツと釣果が出ているのも納得。
今年の波止タチウオ釣りのシーズンインは昨年よりも遥かに早く、例年よりも若干早そうだ。あとは台風次第だろう。
1投目、まずは無難にイワシカラーのテンヤでスタート。
電光石火の船中一匹目。
そもそも船タチウオシーズンイン間もないことから今シーズン初という人も多いのでアタリはあってもビックリ合わせみたいな感じになってしまって上手く乗らない様子。
オリジナル塗装のテンヤも試してみた。笑
某アニメ風。
釣れた。笑
違うオリジナル塗装のテンヤでも。
この日は前回の船タチウオテンヤとは違ってアタリも多く、タイミングによってはみんな竿が曲がっているような状況も見られた。
実釣開始2時間を過ぎる頃にはバケツが満タンに。
真っ黒に塗っただけのテンヤだったらどうだろうなぁ?と思いこれも試してみる
全然普通に釣れる。テンヤのカラー自体はそこまで大きく要因になっていないような気がする。
カラーについての考察はまだまだこれからかな。
色んなカラーを試してみたけどもタイミングなのかカラーなのかの差や再現性は見いだせなかった。
ボチボチ好調?だとは思うが暑すぎる
さらに1時間半が経過し、10時前には保存用の発泡スチロールを一回り大きな箱にチェンジ。
この時点ではだいたい20数匹ぐらいだろうか。
サイズが比較的に良いので、もともと設置されている保存用の箱はだいたい20~25匹ぐらいでいっぱいになって蓋が閉まらなくなる。
それにしても暑い。暑すぎる。朝の曇天がウソのように快晴。
さらに風も弱い、あっても南寄りの風で湿った空気が非常に不快。
不快とか以前に体調のことすら考えなければいけない水準。
体調とか生死とかそんなこと考えながら釣りしたくないなぁ・・・。これだから夏の釣りってやつは・・・。
強烈2枚潮。オマツリフィーバー。こりゃ釣りにならん。
時刻は10時半を周り、納竿まであと1時間ちょっとと言ったところ。
10時頃からもともと強烈だった2枚潮がさらに強烈になり水深70mに対して道糸が90m近く出てしまうような状況になってしまった。
この日8名で、抽選が下から2番目だった私は当然胴の間というめっちゃ狭い釣座。両隣と当然オマツリ頻発。
全く釣りにならなくなってしまい大失速。タチウオ自体は普通にいるように感じられたが、タチウオのいると思われるタナまでたどり着かせるのが大変。
この日好調なイワシにしてタナ到着後早めの勝負を心がけるも・・・掛けたら掛けたで巻き上げ中に隣の人と絡む・・・。そしてフックオフ・・・。そういうのが多かった。
エサは圧倒的にイワシのほうが反応が良かったように感じる。
18シーボーグ200J-Lの使い心地。
せっかくなんで軽くインプレ。ガチインプレは後日やろうかな。
以前使っていたレオブリッツの約4割ほど値段の高いシーボーグ。
確かに使ってみて巻心地の良さだとかトルクの太さ(パワー)みたいなのは感じるものの単純にタチウオ釣るだけならレオブリッツでも良かったのかなぁとは思う。
が、私みたいにワンシーズンで何百匹とかいうタチウオを釣ろうと思ったら剛性の高いシーボーグを最初から選択しておくべきだったのかもしれない。
レオブリッツの場合はそもそもそこまでヘヴィな使用方法は想定していないような気もする。
12時、納竿。やっと終わった。
時刻は12時となり納竿。個人的には30分早く終了でも良かった。笑
まぁなんとかかんとか、終了の5分前に強烈2枚潮の中1匹仕留めて気持ちよく納竿出来たのはよろこばしいこと。
何匹釣ったやろなぁ。この日は右舷(右側)に乗船していたんだけど、右舷側では一番釣ったように感じる。左舷でどれだけ釣った人がいるのか?
写真だけで見ると本当に気持ちの良い晴れ渡った海なんだけど、実際には1秒でも早くシャワー浴びてビール飲みたいって感じ。
梅雨明け灼熱の夏タチウオテンヤ。最終釣果
最終釣果は30匹で竿頭、次頭の方が27匹。一番釣れなかった方で二桁未満と言った所。
平均的には10~15匹ぐらいだろうか。
まだシーズンイン間もない状況で、そもそも夏シーズンの船タチウオなんかしたことがないので経験値としては誰よりも劣る状況ではあるものの、なんとか紙一重で竿頭になったのは素直に喜んでおくべきかなぁ。
抜き上げに失敗して落としちゃった4匹、オマツリしてフックオフしちゃった4匹などどうしようもないっちゃどうしようもないんだけど、獲れたはずの8匹を逃してしまったのは苦い経験になった。
冬のタチウオと違って体力があるようで、掛けるまでより、掛けてからのほうが本当の勝負のよう思える。その経験はなかったので今後調整していく必要は大いにありそう。
腹がパンパンの理由。
釣ったタチウオの多くは腹がパンパンだった。
船なので水深の深いところから巻き上げることになる。水圧の関係で腹が膨らんだりもするんだけど、それ以外にも理由があったみたい。
大きい個体を3匹ほど持ち帰ってみたところ、見たこともないぐらいデカイ卵が。
前回釣ったタチウオを居酒屋に持ち込んだときもそうだったけど、オスメス比がヘン。メスばっか。
その海域に生息するタチウオのオスメス比がメスに偏っているのか?メスが釣れやすいだけなのか?ちょっとわかんないけどとにかく卵がクソデカイ時期であることには変わらなさそう。