大阪湾タチウオ狂騒曲!釣り人盛り上がり過ぎの初秋3連戦! | ツリタノ!

大阪湾タチウオ狂騒曲!釣り人盛り上がり過ぎの初秋3連戦!

スポンサーリンク

連続での釣行だったので、いつもよりあっさり味で3連続釣行の記録。

大阪湾のタチウオ釣りの盛り上がりがピークでどこの釣り場も完全にキャパをオーバーしている。

(聞いた話だけど)地続きの波止では左右1-2mの間隔で竿を出しているそうだ・・・。

たとえお金貰ってもやりたくない・・・。

今回の釣行記は、どれかの釣行を抜粋して記事にするか、まとめて記事にするか少し考えたが、まとめて形式を一度試してみたかったのでテスト的な意味で。

スポンサーリンク

9月23日(土)武庫川一文字

朝5時前に武庫川渡船の送り便がストップ。

武庫川渡船に乗れなかった釣り客で西野渡船、久保渡船も午前中の早い段階で送り便がストップ。

何百人も釣り出来る有料の沖防波堤が早朝で満員て。

これを狂騒曲と言わずしてなんと言う。

もちろんタチウオが釣れてるからだけってことはなく、サビキ釣りのファミリーや、青物狙いのジギンガーなんかもこの季節はベストシーズンなので色んな釣り物が重なっての事だろう。

しかし釣り客の多くはタチウオ狙いのようだ。

早朝から満員になり、昼には帰るのかと思いきや、大半の客は防波堤に居残り、早朝から半夜のタチウオタイムまで12時間以上、沖の防波堤で時間を潰し続けた。

これには各渡船屋も予想できておらず、午前ー午後の釣り客の入れ替えを見込んで午後からの仮受付をしていたが、入れ替えは殆ど出来ず、入れ替え待ちの釣り客が数十人も出てしまう事態に。異常である。

これを狂騒曲と言わずしてなんと言う。

原因はタチウオの当たり年と言われた昨年を上回る勢いの釣れっぷりを見せているからだろう。言うなれば今年は大当たり年ということになるのだろうか。

ちなみに、朝一番船に乗った釣り客の多くは深夜から渡船屋受付前に行列を作っており一番早いグループは日付が変わる前から並んでいたようだ。

日付が変わる前から並ぶぐらいなら和歌山や淡路島なんかも視野に入れて良かったのではないかと思うが如何に・・・。楽しみ方は人それぞれだが・・・・。

もはや渡船券のダフ屋が成立するレベルであると言える

満員の武庫川一文字に渡堤出来た

午前ー午後の釣り客入れ替えは殆ど出来なかったものの、「殆ど」の中に運良く入れた私は正午頃武庫川一文字へ渡堤。

水の色は濁ってはいるものの普段並と言えば普段並。

上層はなんとなく苦潮が乗っかっている感じがする。

先日までは台風の濁り(水潮)だけだったが、それが馴染んで水質が一気に悪化してしまったような印象を受けた。

経験上、苦潮になってすぐはさほど影響のない事が多いように思うが、数日経過すると活発に回遊する類の青物はだいたいダメな気がする。

天気は曇りで、暑さもほとんどなく、過ごしやすい一日。

この日は一文字の沖側に個人所有のものと思われる釣り船がいくつも浮いていた。

船でわざわざ一文字の近く来るとか、何百人の釣り人に魚探す能力ありませんって宣伝して周っているようなものに感じるが如何に・・・・。楽しみ方は人それぞれだが・・・・。

時間がかなり余ってしまっているので青物系の小物でも狙おうかと色々とキャストしてみるも反応は薄い・・・・。

そもそも早朝すら反応は薄かったそうだ。

周りでもポツポツと釣れだした17時半 1匹目のタチウオ。

この時間までクソ暇だった。

時合とまでは呼べないものの、この時間帯に釣果集中。1時間半ほどで20匹程度。

最後までポツポツと拾って31匹。

この日はいつもと違ったことを試してみたくなって、そこらへんを試した事もあってか数は思うように伸ばせなかった。アタリの数は倍ほどあったように感じるが、全然乗らなかった(^_^;)

アタリの数の割には情けなかったなという感じ。

この日のタチウオは先輩の店に持ち込んで、当日のうちにキレイに処理された。

ちなみに、21時の最終便後には

もう翌日の釣り客の車が並んでた。

これを狂騒曲と言わずして(略)

9月24日(日)南港ー堺 新波止

前日の武庫川一文字タチウオ狂騒曲に半ば呆れ気味だった私は、人の少ない波止を求めて以前釣行した新波止へ。

この釣行では以前から釣り仲間である方との釣行となった。

釣りに対して造詣の深い方で、これまでの先生役釣行とは違い、とても気楽な釣行だ。

前回と同様に今回もテンヤに装着する餌ドジョウは天狗堂さんで。

相変わらず活きの良いドジョウで結構な事だった。

夢フィッシングさんを利用して13時便で渡堤。

ガラガラやんけ

私『13時便はちょっと気合いれすぎましたね。ちょっとムコイチの熱気にあてられてしまいましたね。』

同行者『そうですね(汗)』

そう。普通はこうなのだ。タチウオを釣るのに昼イチ渡堤とかオカシイ。ガラガラに決まってる。

補足で、この日のムコイチは朝6時に送り便がストップ、他の渡船屋も午前中のうちにストップし、前日同様に午前ー午後の入れ替えは殆ど無かったようだ。大半の釣り客が沖堤防の上で12時間以上を過ごした模様。

とりあえずやる事もないので(期待薄だが)青物系の魚でも狙うかってことでルアーをダラダラと投げることに。

で、やっぱり雰囲気が無いので、ダラダラ釣りをやめて同行者さんにじっくり時間をかけて引き釣りのマンツーマン講習。

様々な釣りに詳しい方なので理解も早い。教えるのがとても楽だ。

逆に、知識の引き出しが多すぎて、投げ方にしろ捌き方にしろフォームが凝り固まってしまっている感は受けたが、投げ方わからないド素人とは比較にならないほど理解が早い。

釣れるはずもないのに明るいうちから延々とテンヤの操作を反復されておられ、ぜひ習得して今後のタチウオ釣りに生かしてもらいたいと願わずにはいられなかった。

16時過ぎ頃には、とても小さな群れが接岸したようでそのタイミングで私は数匹を拾うことが出来たが同行者さんは残念ながら拾うことが出来ず。

2人でテンヤをひたすら投げて時合のタイミングを今か今かと待つ。

待つ・・・・。

待つ・・・・・・・・・。

日が暮れてもた。

その後一応時合は来たものの15分程度あったかどうか。

時合中はテンポよくタチウオを拾う事ができ、時合が完全に終了したあとも数匹拾って最終釣果はなんとか二桁のせて12匹。

同行者さんはいくつかのバラシや抜き上げ失敗をしてしまい数を伸ばせなかったものの2匹。

この時期にこの渋さ。

来年になっても覚えているであろうレベルの渋さだった。

後でわかったことだが、近くの沖堤防でタチウオが好調だったこともあり、地元の情報に詳しい釣り客はそちらの沖堤防に行っており、新波止は人が少なかったという事のようだ。

でもここまで新波止が渋いとは先にはわからないので、ある程度しょうがないと言えばしょうがない。自然が相手。

また機会があれば今回の同行者さんとどこかでリベンジしたいと思う。

9月25日(月)武庫川一文字

週末の狂騒曲が過ぎ、平日の武庫川一文字。

まだまだ余波が残っているのでは?と思い少し早めに渡堤したが全くそんなことはなく普通の平日の様子。

それでも平日にも関わらず15時頃には満員で送り便がストップになってたが。

水が腐ってる 完全に終わっとる

写真だと緑っぽいのだけど、実際に見ると赤系の色も入っており、どこからどうみても苦い感じ。

もはや海っていうか沼

沖を曳航する船の引波も茶色かったので、かなり広範囲に水質の悪い潮が蔓延している模様。

当日の釣果情報によるとやはり青物の釣果も芳しくないようだった。

回遊系の青物というのは、一言で言うとこういう汚い海にはあんまり来ない。黒潮がどうのこうのとか、ベイトのポジションが云々とかももちろんあるけど、基本的には潮。

つい先日、武庫川一文字にもシイラが回遊してきたことがあるが、あの時の潮はスケスケのピカピカだった。サゴシやツバスも波止全体で爆釣状態だった。周辺の波止ではブリやらシイラやら釣れまくっていた。やはり汚い海には青物が寄り付かないのだろう。

今日も時間が余っているのでとりあえずジグなんかを投げてみるも、何回かアタリがあっただけで乗せきれず。

やはり台風後の水が完全に馴染んで、水質が悪くなってしまったようだ。悪い予感はよく当たる。

タチウオも先が思いやられるなという空気。

心配をよそに17時半過ぎには1匹目をめでたくゲットし

時合と呼べるほどの勢いではなかったもののポツポツを最後までひたすら拾い続けクーラーを満タンに。

この日は西から東へ潮が強烈に上滑りしており、その滑り潮を利用したパターンを比較的早めに気付いたこともあり、徹底してやりきって数を重ねて最終44匹で竿頭。

色々と思うこともあってこの日は一切手加減をしなかった。

また、この日は珍しく場所ムラもあまりなく波止全体で平均的によく釣れたようで、思ったより潮の影響は受けなかったのかなぁ?という印象。ただ経験上、これからしばらくは良くなることは無く、悪くなる一方ではないかと考えている。

釣りを楽しめたか?&総括と反省

3日間とも楽しめたのではないかと思う。以前のように結果を出せたかどうか?という尺度では無いため、基準が比較的緩い。笑

3日間、いずれの日も以前のような数は出せていないものの波止全体で言えば良好な釣果が出せており、結果という点でもそれなりに評価は出来るのではないだろうか。

今回は大きな忘れ物とかうっかりミスも目立たず、抜かりのない釣行が果たせたと感じている。

反省というわけではないが、2日目の新波止の釣果があまり芳しくなかったことが心残りだろうか。

今回の使用タックル

ロッド:DAIWA モアザンエキスパート87ML

リール:SHIMANO ツインパワーXD 3000XG

道糸:YGK G-soul upgrade X8 1.2号

リーダー:サンライン システムショックリーダー50lb.

テンヤ:DAIWA 快適波止タチウオテンヤ

(ジギング:ヤマガブランクス バリスティック TZ NANO 86M & ゴミ15ストラディック3000M)

他にもタチウオ釣りシリーズがあるので興味のある方はどうぞ(^^)