【タチウオ】南港-堺の新波止に挑む!果たして私は通用するのか!?【引き釣り】 | ツリタノ!

【タチウオ】南港-堺の新波止に挑む!果たして私は通用するのか!?【引き釣り】

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日曜日。

まだまだサイズは夏タチサイズが大半なものの、完全にタチウオシーズン突入したこともあり大阪湾では毎日各波止がタチウオハンターで賑わっている。

私がホームエリアとしている武庫川一文字は早朝の段階で満員札止めとなり、送り便がストップしたそうだ。

釣りをする場合は午前中で帰るお客さんとの入れ替わりで渡堤することになるようなので、渡れるか渡れないかわからないし、行きたいエリアにも行きにくいだろうし、そもそも満員の空間で楽しくのんびり釣りが出来るか?と言われると、難しいかもしれない。若干不快な気分になる可能性も否定は出来ないだろう。

ということで、今日は私にとっては”どアウェイ”の南港ー堺にまたがる新波止でのタチウオ釣行。

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南港-堺の新波止でのタチウオ釣行

私「ムコイチは満員か~、まぁでも今日は日曜やしな~(AM10時)」

私「あーでもなんか釣りに行きたい気分になってきたかもー(AM11時)」

私「そういえば新波止って釣れてんのかな~ お~普通に釣れてるやーん(AM11時半)」

私「準備完了!(PM13時)」

新波止へは今年一度だけエビ撒き釣りをしにきたことがあったが、どう考えても釣れなさそうな潮だったので1時間もしないうちに波止替えをした記憶と、昨年一度タチウオを釣りにきてドシャ降り雷雨で緊急引き上げになった記憶しかない。

今日は雨降りそうにもなかったし多少風向きが悪いが、そこの条件は皆一緒なので腕試しにたまにはアウェイで修行するかと考えた。

新波止渡堤について調べた所、堺から出船している夢フィッシングさんが15時からの便で1,500円で渡堤出来るとのことだったので夢フィッシングさんを利用することに。

堺 夢フィッシング

夢フィッシングは堺の出島漁港から各波止へ釣り客を渡す渡船屋さんで、この時期はタチウオの半夜便として通常価格よりも割安で波止へ渡堤することが出来る。

ホームページを確認した所、15時~21時で1,500円。

駐車場代は無料。氷も無料とのこと。神サービスだ。

今日利用したところ渡船屋さんのスタッフは口頭で13時~ 1,500円と言っていたので13時からでも1,500円で渡堤できるっぽい。HPには15時って書いてあるけどね。利用される方は一応確認してください。

↑夢フィッシングさんの船。受付を済ませたら荷物は置いてOK。

↓夢フィッシングさんの乗船&受付は「とれとれ市場」内にあり、釣り客以外にも大勢のファミリーや地元の方で賑わっている。新鮮な魚介類を市場で購入し、その場で炭火焼き出来るようだ。

受付は市場の超片隅にすごくわかりにくくあるので、初めて利用される方は駐車場についたら連絡すると良いでしょう。

スタッフの方はみんな愛想が良く、丁寧に教えてくれます。

↓船にはタチウオのイベント告知が掲出されていた。

メーターオーバーのタチウオを釣ってくると無料渡船券がもらえるとのこと。

今の時期はそうそう釣れないが、11月ぐらいになったら5匹釣ったら1匹混じってくるぐらいになってくるので上手い人ならほとんど毎回タダで乗れるのでは・・・・。

いざ、新波止の太刀魚を絶滅させるべく

昨年利用したことがあったのでスムーズに渡堤することは出来たけど、いかんせん知ってるスタッフもいなければ知ってる釣り客もいない。

この地域の波止にとって私は一見客でしかないのだ。非常に心細い。笑

新波止は北西側の赤灯台と、南東側の白灯台まで続く逆くの字型の沖堤防となっている。

渡堤する前に話かけてきた常連らしき男性に話を聞いた所、新波止では前日は南東側の白灯台~北へ向かって真ん中あたりまでがよく釣れていたそうだ。

なので白灯台~真ん中付近は釣り客がそれなりに多い様子だった。

確かに潮があたればそこらへんに魚が溜まりそうな形状にはなっている。

そこはホラ。自分 天邪鬼なんで。

赤灯台行きました。笑

↑赤灯台側から白灯台側を撮影。

人いなくてガラガラ。この付近は前日全然釣れなかったそうだ。

とりあえずなんやかんや準備をする

水は武庫川一文字周辺と比べると激濁りと言っても良いレベル。

海側から一直線ならそんなに大して離れていないのに、結構違うものなのだなぁと他人事のように感じた。

タチウオタイムまではおそらく1時間ぐらいは時間がありそうだったのでメタルバイブを投げて時間を潰すことに。

時間を潰すっていう意味もあるが、潮のクセというかリズムみたいなのも全くわからないし、地形も深さも全然わからないので情報収集するという意味でもメタルバイブを選択。

本音はメタルジグだと疲れるから気楽にメタルバイブなんだけども。笑

今回も竿とリールの組み合わせはエクスセンス&ツインパワーXD。

エクスセンスは前回大変使い心地が良かったので一気に一軍入り。もちろんまだまだ他の竿を試す予定ではいるが、この使い心地を超えることが出来るんだろうかというレベル。

結局1時間半ぐらいメタルバイブを投げたものの2バイト2バラシのみで魚をキャッチすることは出来なかった。武庫川一文字なら数匹は獲れたと思われるが、ここは反応がだいぶ違う様子。

一見客にはなかなか簡単ではないようだ。

ちなみに今回使用する引き釣りの餌ドジョウは

本日使用したドジョウは夢フィッシングさんから車で5分の天狗堂さんにて購入。1匹70円(税込)で販売されており、大きさはバラバラだったものの、驚いたのはその活きの良さ。

引き釣りで使用するテンヤに装着するには生きたままだと装着しにくいので絶命もしくは気絶させてから装着するが、アレコレやっても全然気絶しない。

いままで購入したことのある餌ドジョウの中ではダントツNo1の活きの良さだった。

餌ドジョウなんか活きが良かろうと悪かろうとどちらでも良いのだが、

話の本質は、テキトーにバケツに放り込んでおけば十分の餌のドジョウですらこの品質ということは、他の餌ももちろん素晴らしい品質であることが容易に想像することが出来る。堺エリア。あなどれない・・・・。

では、本日のタチウオタイム突入。新波止のタチウオよ。覚悟しろ

新波止の夕暮れ。17時半頃。

そろそろタチウオタイムに突入するであろう時間帯。

波止によってはもう時合が始まっているかもしれない。

17時半からタチウオを狙うべくテンヤを投げ始めた。

この時夕方の便でそれなりに多くの釣り客が渡堤してきており、波止全体では50-80人程度がタチウオを狙っていただろうか。それでも全然余裕。ガラガラと言って差し支えない水準である。

テンヤを投げ続けること30分程度。隣でルアーを投げていた釣り人がタチウオを釣り上げた。

「おっ!!回ってきたかー!!!」とテンションMAXに。

本気出して丁寧に探ること数投・・・・。

新波止タチウオ1匹目!!

最初はポツポツとしたアタリだったものの日没直後には猛烈な時合となり連投連発。

いつものごとく1秒も無駄に出来ないので途中の写真はない。笑

さあショータイム。

私にとってはどアウェイの気分で来ており、勝手に武庫川一文字代表ぐらいのつもりでやっていたので波止全体で竿頭を最低目標としており、可能であればぶっちぎりの竿頭を最初から狙っていた。

無言で黙々と一人で集中して時合のタチウオを処理していき、1時間後にはクーラーが満タンに。

ここもヤンチャなタチウオが結構湧いているようで、一度だけテンヤをロスト。

リーダーはそれほど持っていかれなかったので短くはなったもののそのままスナップを結びつけ続行。

新波止は足場がとても高く、抜き上げ時に数回タチウオを落としてしまった。

足場が高いだけでなく、後ろはマス穴状の空洞になっているので、抜き上げた勢いでそっちに落としてしまうこともある。

せっかくの大事な数匹をそれでロストすることになったのは残念なことである。

最低でも竿頭を狙うにあたって重要なこと

新波止は、2つの渡船屋が釣り客を渡しており、波止全体で竿頭ということはその2つの渡船屋の釣り客と釣行時間をあわせる必要があるなと気付いた。

今回利用した夢フィッシングさんは最終便21時だが、もう一つの渡船屋は19時半が最終便ということだったので、私も19時半に納竿し、夢フィッシングさんの20時便で帰船することに。

もう一つの渡船が最終19時半なのに、21時まで釣って「波止全体の竿頭や!」とか言っても公平じゃないしね。

タチウオ何匹釣ったか数えてないので渡船屋に戻って検量

毎度のことながら、時合のときは集中しているし、他のこと考えている余裕がないので何匹釣ったかわからない。満タンになったクーラーをぶちまけて検量。

最終釣果

タチウオ 30匹

波止全体で竿頭達成

釣果情報によれば2番手が最終便までやって16匹だったようなので「可能であればぶっちぎり」も達成。

釣行後、渡船屋の方に話を聞くと、今日は前日に比べだいぶ渋かったようで、全体の釣果は前日よりもずいぶんと悪かったようだ。

結果は出せたか?&総括と反省

結果は出せたと思います。結果だけは。

日曜ということもあってか?私も名前だけは聞いたことのある各渡船の名人が大勢来られていたこともあり、最初から(勝手に)腕試ししたいと考えており、私の技術が南港-堺の有名な名人達に通用するのか?も大きなポイントとなってた。

まぁ一応通用したようだし、釣数も申し分ないだろう。もし最終便までやっていたら40数匹ぐらいはいけそうな雰囲気だった。

ただ、内容に関してはあまり満足していない。点数で言うと60点ぐらい。

時合の時には何度も何度もフッキングミスをし、獲れたはずの魚を釣り切ることは出来なかったし、抜き上げ落としも数回あった。どちらももっと丁寧にやれば5-10匹は上積み出来たと考えている。

「アウェイで一見客が竿頭を狙う」に固執して焦りが出たのは否定出来ない。技術だけはいくらかマシになったようだが、まだまだ心が未熟の様子。

淡々と、ただ当たり前のことを当たり前に。マイペースマイゲーム。忘れないように。

今回の使用タックル

ロッド:SHIMANO エクスセンスS810ML/R

リール:SHIMANO ツインパワーXD 3000XG

道糸:YGK G-soul upgrade X8 1.2号

リーダー:サンライン システムショックリーダー50lb.

テンヤ:DAIWA 快適波止タチウオテンヤ

他にもタチウオ釣りシリーズがあるので興味のある方はどうぞ(^^)