【日の出丸】たまには初めての船宿。なんとかギリギリ竿頭・・・。【探見丸】 | ツリタノ!

【日の出丸】たまには初めての船宿。なんとかギリギリ竿頭・・・。【探見丸】

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先日のこと、私のインスタグラムに投稿。

普段乗ってる船宿には探見丸が搭載されていないにも関わらず買ったシマノの探見丸。

たまに探見丸搭載船に乗ることがあるのでその時に使いたいなって。

でも買ったらすぐに使いたくなるのが釣り人の性。

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大阪阪南市尾崎 日の出丸。探見丸搭載船。

探見丸搭載船の阪南市は尾崎港の日の出丸へ!!

いつも行く船宿と仲の良い船宿ということだったのでお世話になりやすいかもと思い予約。

海上でたまに見かけるけどいつも客がたくさん乗ってて人気船なんだろうなってのはなんとなく感じていたけども。

出船は5時半の予定やけど、客が揃い次第出船するらしく、だいたいのお客さんは5時前後には揃うのでそのぐらいの時間に来てほしいとのこと。

微妙に入り組んだ場所に港があるので、グーグルマップで下調べしてから行ったものの細かい所まではわからなかったので、「近くまでいけばなんとかなるやろ」の精神で。

なかなか細い道を通ることになったりするので車がデカイ方や運転に自信のない方はご注意を。

船宿の定員は16人。本当はあと4~6人ぐらい乗れるらしいんだけどもトラブルが増えるのでちょっと抑えて16人を満員としてるとのこと。

初めて来た港やけど、なかなかの規模というか現役感。

隙間がないほど漁船がとまってる。

5時。出船。

予約時に聞いていた通り、他のお客さんも集まるのが早く定刻よりも30分早く出船。

ちなみに早く出船したからと言って、帰りが早くなるわけではないそうだ。

船頭は現役の漁師だそうで「早く行ったほうがやっぱり有利。それは釣りも漁も一緒。漁師魂が騒ぐ」とのこと。笑

さすがに現役漁師だけあってパっと見は迫力があるが、しゃべると気の優しい人で好感の持てる方だった。

普段乗るいくつかの船宿だったらこの時間にやっと集合するってぐらいの時間に出船。

朝日を拝みながら目指すは神戸~須磨沖

今日は探見丸を初めて使う日。

そしてなんと言っても今日のお題はこれ。探見丸。

船上で初めて電源を入れてみた。なるほどー。

水深が逐一わかるのは便利だし、時刻が表示されてるのは地味にうれしい。笑

で、船に揺られてポイントを目指す途中、他のお客さんの仕掛けをみて気づいた。

枝針がついてる。

リーダーの途中や根本にもう一本エダスを出してタコベイトや餌を装着。

テンヤと枝針の2本仕掛けでタチウオを釣る仕掛け。

時にはテンヤと枝針の2本にヒットしてダブルヒットなんてのもあったりするし枝針ばっかりにヒットする日もあるようだ。

私はシンプルにテンヤのみ。

ポイントに到着!実釣開始も・・・・トラブルが続く・・・

出船から小一時間。ポイントに到着。

6時前。水深は60m程度。

実釣開始の時間や~!!ちなみにこの船宿でも餌のイワシは無料提供。

氷も受付時にもらえるので釣った魚の保冷や飲食物の保冷もバッチリ。

そして実釣開始。

この船宿では「○mぐらいで釣ってね~」と釣れやすそうなタナを指示してくれる。

今の所アタリは無い。とりあえずどのタナにタチウオがいるのかもよくわからんので指示ダナ+5m程度までを広く広く探る。

すると他のお客さんから電動リールの巻き上げ音。

どうやら船中ファーストヒットは私の元へは来なかったようだ。まぁでも魚がいるってわかったのであとは自分で見つけて釣り上げるだけ~

と、広く広く探ってる最中。

フワっ

という感触。

ん?あたったか?とアワセを入れるも空振り。

なんや?と思ったら

ああ、隣のお客さんとオマツリか・・・。

隣のお客さんがタチウオを掛けたみたいでゆっくり巻き上げ中。巻き上げ途中に私の仕掛けを引っ掛けてしまったようだ。

そして隣のお客さん、タチウオを抜き上げ。

した瞬間にそのタチウオが私のPEラインに噛み付いてしまいPEライン30mとテンヤをロスト。

良い群れの上に船がついたのか、船中電動リールの音が鳴り響く中、リーダーから結び直し。

「くそ・・・ええタイミングで仕掛け作り直しはキツイな・・ある程度しゃーないけどな・・・せめてPEに噛みつかないように抜き上げてくれてもよかったのにな・・・せめて一言なんか言ってくれてもよかったのにな・・・」と思いつつ無言で釣りを続ける隣のお客さんを横目に仕掛けを作り直し。

再投入。

「もう群れの上は通過しちゃったやろなぁ。さっきまで電動リールの音鳴りまくってたけど今は誰も竿曲がってないしな・・・」

狙いのタナに到着、まずは糸ふけとるために1シャクリ。パンっと道糸を張って、軽くステイ。

プンっ

という感触と共にテンヤの重みが消えた。

リーダーいきなり切られた・・・・・・。

あ、、ありえん・・・。なんというリズムと間の悪さ。

そしてまた鳴り響く電動リールの巻き上げ音。

糸だけ急いで巻き上げて・・・スナップを結び直してテンヤに装着。

実釣開始後1時間弱。7時前頃。やっと1匹。

良いペースの人はすでに3~4匹は釣り上げているように見える。

次は比較的すぐ。2匹目。

なんとかポロポロ・・・。

この時点では船中で私が一番釣ってないんじゃなかろうか。そのぐらい遅れをとってしまっている。

アタリの遠い展開。

8時半頃。なんとか巻き返したい所だけど・・・こうチャンスがないとどうしようもない。

さらに、今度はフォールの最中にいきなりテンションが抜けたと思ったら落としてる最中にラインブレイク・・・。

本日テンヤ3個目のロスト。全部不可抗力で。なんとリズムの悪い日か。

8時半過ぎ。空を見上げて深呼吸。

いつも通りにやるだけやん?

探見丸はどんな感じ?軽くインプレ、レビュー

この日初使用の探見丸。使用感をちょろっと。

探見丸の親機を搭載している日の出丸。なので探見丸が使用可能。

実際使ってみての感想は、まぁ確かに水深やら反応やらがリアルタイムで見れるのは大変便利であるものの、なんつーかなぁ。

アタリがあったときもアタリが無いときもチラチラと探見丸の反応を見ちゃって無意識に「頼りにしてる」「アテにしてる」感じが出てしまう。

もっと言えば無意識に「考えること」、「探すこと」をやめてしまって脳がサボる感覚。

無論、人によって依存度は違うんだろけど、毒にも薬にもなるかもしれないなぁってのがおおまかな感想。

個人的には、上達を目指す人は安易に手を出さないほうが良いのかもしれない。

ちなみに、この機種を使っているのは船中私だけだったものの、他のお客さんはスマホアプリ版の探見丸見てる人もいたので、アプリ版なんか試してみると雰囲気はつかめるかも。

アタリは遠いが地道にコツコツ。

10時過ぎ。ぜーんぜん増えない。

釣れないと空を撮る回数が増える。9月になったこともあって朝晩は過ごしやすい日が増えたものの、昼間は普通に暑いなぁ。。。

それでもなんとかポツポツと拾って拾って・・・。

リズムを取り戻すのを最優先にフォームを意識して・・・。

もうアタリを出すのも絞り出すといった感じの終盤。最後は手巻きリールで。

一応一匹拾って納竿。

12時ちょっと前ぐらいに終了~。

出来る限りのことはやった・・・・。

日の出丸ではクーラーが持ち込みなので、自前のクーラーに釣ったタチウオを入れていく方式。

初めての日の出丸。初めての探見丸。最終釣果

何匹釣ったか自分では数えてなかったものの、操船しながら船頭が数えているそうで、帰港後竿頭ということを知らされた。

次頭やスソが何匹かは不明だけど、体感的には1~2匹程度の差と思われる。つくづく序盤のアタリが多い時間帯にあったトラブルが尾を引いた日だった。

14匹で、竿頭。きついきつい中盤~後半を制してなんとか巻き返しに成功した模様。

また、日の出丸では竿頭になると竿頭カードがいただけて3回貯まると次回乗船が無料とのこと。

たった3回で乗船無料とは相当太っ腹であるが、それ故か腕自慢が多そうな感じで、比較的上級者、熟練者が多いように見受けられる。たった3回の竿頭で無料になるとは言え、その道程はさほど簡単ではないのかもしれない。