【インプレ】DAIWA シーボーグ200Jとレオブリッツ200Jの比較とインプレ【評価】 | ツリタノ!

【インプレ】DAIWA シーボーグ200Jとレオブリッツ200Jの比較とインプレ【評価】

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今回は私が船タチウオテンヤでメイン使用しているダイワのシーボーグ200Jとレオブリッツ200Jの比較だったりインプレだったりです。

先日ですね、故障してたレオブリッツが無事退院してまいりまして手元に2台揃ったのでこの機会にと。

大阪湾の船タチウオもいよいよハイシーズンに突入する時期ですしね。

左がレオブリッツ200J、右がシーボーグ200J

両機ともほとんど船タチウオテンヤでしか使用していないので電動ジギングやら電動タイラバやらイカ釣りやらコマセ使う釣りやらでの使用感はわかりません。参考程度にどうぞ。

両機ともタチウオをレオブリッツは1000匹近く、シーボーグは100匹以上仕留めてきており、船タチウオで使用される方はそれなりに説得力のあるインプレになるんではなかろうかと思います。

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ダイワ SEABORG 200JとLEOBRITZ 200Jのスペックから比較していく

コチラがシーボーグ200

https://www.daiwa.com/jp/fishing/item/reel/ele_rl/sb200J/

コチラがレオブリッツ200J

http://dev.daiwa.com/jp/fishing/item/reel/ele_rl/leobritz_200j/index.html

定価の差は約1~2万円程度と意外と差がないですね。

リールの価格差でよく挙げられるベアリング数はシーボーグが2個多い。

電動リールの巻き上げ力についてはシーボーグのほうがやや強い。

自重に関しては若干の差はあるものの気になるほどではない。

って感じですかね、スペック表の見比べだけなら。

外観の差など

左がレオブリッツ、右がシーボーグ。

大きさはですねほぼ変わんないですね。フォルムも大差ないです。

目をひくのはシーボーグのハンドルとジョグレバーですかね、アルミラウンドノブ採用で、ジョグレバーもアルミ製だそうです。だから感度向上がどうのこうのって話だそうなんですが使っていて「うお!今の魚、アルミラウンドノブやったから獲れた!!」と思ったことは一度もありません。

左側からレオブリッツとシーボーグ

横から見てもまぁフォルム一緒ですからね。特に言及することもなさそうです。

派手なのが好きな人はシーボーグのほうが好きかもしれませんが「なんか攻撃的な配色が逆に痛いな・・・」と思う方はレオブリッツの地味な配色のほうが落ち着くかもしれません。

右側からレオブリッツとシーボーグ

逆側から。

まぁ大差ないですね。こちらも特に言及することはなさそうです。

前から

前からリールを見ることは実釣中ほとんどないと思いますが一応。

前から見たらほとんど見分けはつきません。

公式サイトを見つつ機能面をピックアップ

公式サイトを見つつ、両機の機能面をピックアップ!

しようかと思ったんですけど2台分ピックアップすんのがめんどくさいなと思ったのと、使用感はすでに私の中にあって、公式サイトの大げさなライティングを見ていると「いやそんなに・・・(略)」と、くじけてしまったのでダイワさんご自慢の最先端技術のご紹介は各々で公式サイトのほうを見てもらうことにします。

シーボーグ200J

https://www.daiwa.com/jp/fishing/item/reel/ele_rl/sb200J/

レオブリッツ200J

http://dev.daiwa.com/jp/fishing/item/reel/ele_rl/leobritz_200j/index.html

レオブリッツ、シーボーグ。実際の使用感。

冒頭でお伝えした通り、あくまで船タチウオテンヤでの使用がメインでの使用感なので多少違った印象をお持ちのユーザーもいらっしゃるかもしれませんが私の印象ということで。

レオブリッツ200Jの使用感

船タチウオテンヤで使用するなら十分すぎる。ってのが一番大きな感想。

巻き上げのパワー、速度全然申し分なし。

低速での安定感、微速巻きも当然可能。

なかなかの炎天下で使用したこともありますが元気に動き続きました。

電動リールゆえに、普通の両軸リールなんかに比べちゃうとやはり持ち重りはするものの、電動リールの中では小型なのでこれで重いって人は電動リール向かないかも。

しかし故障することももちろん・・・?

先日こんなことがありました。

前日まで元気に動いていたレオブリッツ。使用後に水洗いもして保管。

2~3日後、使うときに「さぁリーダーでも結んでおこうかな」とハンドルを回しても・・・スプールが動かない・・・。

故障でした

以前の記事で文句は散々書いた通り。

ベアリングの固着で回んなくなりましたとさ。

うーん。記事にも書いた通りいまだに腑に落ちない・・・。

私の使い方がどっかおかしかった可能性も多分にありますし、ハズレだった可能性も捨てきれません。

まぁ、こんなこと実際にありましたよってのだけ。

シーボーグ200Jの使用感

シーボーグ単体でっていうよりはレオブリッツと比べてって感じの使用感ですね。

初めて使ったときは「おっ・・・レオブリッツよりちょっと、ほんのちょっとだけ力強い・・・!」と感じたのが印象的でした。

普段乗ってる車より少しだけ馬力か排気量の大きな車に乗ったときの感覚。

全然違う!明らかに違う!圧倒的に違う!とは口が裂けても言えません。微妙にシーボーグのほうがパワーあるぐらい。

で、パワーがあったら何なの?と言われるとこれも絶対的な魅力とは言い切れません。また車のたとえになってしまうんですが、300馬力の車に乗るとして300馬力使い切る場面があるだろうか?って話と似てきます。

電動リール低速巻き上げ時にもパワー差を感じますがパワーがあったらあったで場面によってメリットにもデメリットにもなり得るので「釣果に直結するか?」と言われるとケースバイケースなように感じます。

もちろんパワーがあったらあったで多くの場面において余裕、マージンが取れますし、フルパワーまで使い切らないほうが故障などのリスクも低くて済みますね。

次は、レオブリッツに比べてジョグレバーが少し重い(硬い)です。だからどうってこともないです好みですし、気になるほどでもないですね。

次に、ハンドルノブがEVAのレオブリッツに対して、アルミラウンドノブのシーボーグですが、これもハンドルノブが金属になったから感度が・・・って大げさに言うほどでもないですね。人に伝わるレベルの感度ならEVAでもアルミでも十分伝わってきます。最近はSLP製(ダイワ純正)のカスタムハンドルやノブも多数発売されてるので絶対的なものでもないように感じられます。

ただ一点、絶対注意しておきたい点としては、アルミのほうが真冬の釣りは絶対に手が冷たいです。これは結構マジで落とし穴です。

あと、巻心地は当たり前なんですがシーボーグのほうが若干良いような感じです。若干程度です。巻心地だけで言えばシマノのフォースマスターとかのほうがよっぽどシルキーです。それは残念ながら。

シーボーグについてはまだ100匹程度の魚しか仕留めていないのと長期間使用しているわけではないので耐久性についてはまだまだこれから確かめていく段階でありますが下記のコチラについては大変期待しています。

マグシールドボールベアリング

https://www.daiwa.com/jp/fishing/item/reel/ele_rl/sb200J/

前述の通り、レオブリッツではあっけなく固着してしまったベアリングですが、シーボーグではダイワさんお得意のマグシールドなベアリングが装着されています。どのベアリングに装着されているのかは結構調べたんですけどちょっとわかりませんでした全部分解するしかなさそうです。笑

でもさすがに海水に触れやすそうなとこから優先的に採用すると思われます。

で、説明には「メンテナンスをしなくても、ボールベアリングが「本来の寿命」を全うするようになるのだ。」としっかり明記されてますね。「本来の寿命」の定義がないので結局どうとでも言えてしまいますが・・・。期待せずにはいられない・・・。

とまぁ、、、、ぶっちゃけ私的には以上ぐらいなもんですね。目立った使用感の違いというか期待する所というか。

レオブリッツ200J、シーボーグ200J。買い?

さて、一番大事なところですね。買いかどうか?

ん~・・・。

電動リールが必要なら・・・買い!

かなぁ。

そもそも電動リール買う人って、電動リールが必要だから電動リールを買うんですよ。当たり前だけど。笑

なので買いかどうか?って話よりは、

買うならどっち?になりますかね。

買うなら、、、、まぁ、、、

「レオブリッツ200Jで十分やけど、100回以上は使うんじゃないかって人はシーボーグ200Jのほうが良いんではないか」と思われます。価格差も倍ほど離れてるわけでもないので・・・。

以下、そう思った理由。

まず、電動リールってのは見聞きした範囲や私の経験上、無理をさせやすいし構造も複雑で電子部品もあるしパーツも多いしで故障がどうしても多いようです。

その点で考えると、「長年使うつもり、使う回数が多い」って方は少しでも故障のしにくいシーボーグのほうに軍配があがりそうです。なぜなら故障したら修理代が高くなりがちなのも電動リールの特徴です。なので少しでも故障は少ないほうが良い。

で、故障したらしたで定価の高いリールのほうがまだ修理する気になれるし、定期的なオーバーホールなんかもする気になる。

逆に、年に10回も使わないし、メンテナンスや保管には自信があるって人はレオブリッツでマジで十分です。

ぶっちゃけてシーボーグに釣れてレオブリッツに釣れない魚は99.9%いないと思います。

そんな感じですかね~。あとは見た目と、定価約15,000円差との兼ね合いってとこでしょうか。

そもそも私がレオブリッツとシーボーグを買った理由

買いかどうか?が思ったより締りが悪い感じがしたので私の購入理由についても触れておきます。一応参考になるかなって。

先にいっておきますが長くなる上に、たいそうな理由はありません。笑

まずこのクラスの電動リールを購入するにあたっては一番最初にシマノか?ダイワか?を判断せねばなりません。

私が電動リールを初めて購入したのは2018年11月。

「ん~、シマノのフォースマスター600が発売したばっかりやなぁ。でもなぁ、巻き動作はジョグレバーになってるほうが使いやすそうやねんなぁ」

http://fishing.shimano.co.jp/product/reel/5496

※フォースマスター600はタッチドライブというボタン感圧式の電動巻き動作。

「ちょっと昔に発売したフォースマスター400ってやつはジョグレバー式なんかぁ、でもハンドル側に搭載されてるんやな。スプールの真上真ん中のほうが使いやすそうやなやっぱ。スプール操作からの巻き操作の快適さが違うやろしなぁ。」

http://fishing.shimano.co.jp/product/reel/3173

で、当時はまだ19シーボーグ200Jは発売されておらず

「ダイワやと、このクラスやったら一番高いのはシーボーグってやつかぁ、何回ぐらい船タチウオテンヤやるかもわからんしとりあえずもうワンランク下のレオブリッツ200Jってやつにしとくか、シマノのフォースマスター400よりは新しいモデルやしなぁ」

「いやぁでもなぁシマノのフォースマスター600も気になるなぁ。触って決めるかなぁ・・・。」

「え?フォースマスター600って左巻きないの?」

で、ほぼ消去法みたいな形でレオブリッツ200J-L(左巻き)を購入。

フォースマスター600に左巻きがあったらそっちにしてたかも。

というそれほど大したことない理由。

19シーボーグ200Jの購入に関しては、前述の通りレオブリッツ200Jがあっけなく故障し入院、船タチウオテンヤ釣行を翌日に控えている状態だったので新しく電動リールが必要。(厳密には別に必要ではないんだけど)

同じレオブリッツ買ってもしょうがないし、いまだにフォースマスター600は左巻きが発売されてないしでじゃあ2019に新しく発売されたシーボーグにするか!だいぶ懐寒くなるけど!

レオブリッツが壊れるぐらいまでなんだかんだ船タチウオテンヤやってるしこれからもやりそうだしええやつ買っても損はないやろ!懐めっちゃ寒くなるけど!って経緯。

なんか書いてて思ったけどフォースマスター600に左巻きがあったらどうなってたことかぐらいの感じ。笑

なので右巻きで良い方はフォースマスター600も十分に検討出来るかと思います。

タッチドライブ式の操作はジョグレバーよりもだいぶ難しい気はしますが、使ってる人によっては「タッチドライブも慣れれば便利」とか言ってたりもします。結局慣れることが出来ないままの人もたくさんいますけども。

長くなってしまいましたがシーボーグ200Jとレオブリッツ200Jのインプレっていうかレビューみたいなのは以上です。

購入を検討している方のなにか参考になったのであれば幸いです。