今回は釣り友達のS田氏と釣行。
以前海上釣り堀でご一緒したグループの中の一人で、今度一緒に釣りいきましょーと言ってたのが実現。
船タチウオテンヤは初めてなものの、前々から興味はちょろっとあったそうで、今回は私のアテンドでいつもの船宿へ。
ちなみに竿もリールもレンタルするよーと言ったけどS田氏は自前で揃えてきた気合の持ち主。そういう意識って大事やね。
まさかの混雑。でも釣座抽選よくて良席ゲット。
前回お世話になった日の出丸と違って、この船宿では釣座は先着順ではなく抽選。
なぜか満員のこの日。良い釣座に入らないと初心者のS田氏が苦労するだろうなぁ。釣座は大事やなぁと思ってたけど抽選なのでなんとも言えない。
が、私自身くじ運が良いほうではないもののこの日は一番苦労しなさそうな席ゲット。
隣は船長、隣は私で挟んだ形にS田氏。私は船の後方にテンヤをぶん投げれば真下に落とすしか出来ないS田氏もさほど隣を気にせず釣りが出来るかなぁと。
定刻通りに出船。5時半過ぎ。キレーな朝日だぜ~
さぁ今日はこの空バケツにタチウオいっぱいになるかなぁ~♪
前回ぐらいの感じだったらキツイなぁ~
まさかの激シブ。まさかのゲスト。まさかのS田氏
実釣開始。
水深は60m程度。
いつもの通り、底からある程度上のほうまでチャッチャと探って一匹目取りたいなぁ~とやってくるも・・・・。
他のお客さんに船中ファーストヒット。
「いやぁ・・・?アタリなんかないですけど・・・?」と思いながらも再び探り直し。
すると隣のS田氏「おお!?」という感じでいきなりタチウオヒット。笑
おっかなびっくりで初の電動リールで巻き上げ開始。
そしてあがってきたタチウオは・・・・まさかの一匹目から110センチオーバーのドラゴン級。パネェ。
私も同じようなタナで・・・とシャクリ続けること数回。
フワっ コツっ
という違和感が何度かおとずれる。
「甘噛みされとるな、次のフォールで仕留めるぞ」とクラッチを切ってフォールスピードを操作しながら軽く1シャクリ。
ぐっ・・・
尋常じゃない重み。
乗ったぁああああ!!!
ほぼフルロックのドラグがちょっと出るぐらいの引き。
「これタチウオやったら150cmはあるぞ!?」と思ったがちょっとやり取りしてみて気づいた。
「ああこりゃ魚が違うわ。青物か、それなりのなんかデカイやつやわ。」
「船長!タモ!!!」と告げ、船長にタモ入れをお願い。
上がってきた獲物は・・・
サワラのスレがかりでした。
タチウオテンヤではたまに針掛かりするけど取り込んだのは初めて。
なかなかの引きの強さやった。しっぽ近くに掛かってたのでさほど横走りもせずなんのトラブルもなかった。
釣り上げたテンヤの針は大きく外に広がってしまっている。笑
で、サワラなんか釣ってる間にS田氏、2匹目。
私はまだタチウオ釣ってないんだが!!
他のお客さんも早い人は2~3匹目を仕留めてる様子。やべーな。
そもそもアタリが少ないんだが・・・・こうチャンスが少ないと挽回の機会も少なそうだ・・・。
遅れること数十分。なんとか1匹目。
その後はそれなりに、ポツポツ。
一瞬調子の良い瞬間などあり
バケツがそこそこいっぱいになる場面もあったが・・・
潮がぶっとび始めた
中盤戦以降は潮がぶっとび始めて船中お祭りフィーバー。
まぁそれでも私とS田氏は他のお客さんに比べて圧倒的にオマツリは少なかった。
潮がぶっとびまくってるときはどうやって仕掛けを落としていけばトラブルが少ないかを何度もS田氏に説明。S田氏も素直に受け入れてくれるし理解してくれるのでお互いのトラブルはほぼ無かったし、他のお客さんとオマツリする場合も「もう今のはしょうがないんじゃない?」ぐらい潮と船にギャップが出来てしまった時ぐらいだった。
でもそんな潮になったら釣りに集中出来る時間も少なくなるし、そもそも今日は個体数も活性もどちらもヤバイ。
正直、今期一番やべーなと思った。残暑も半端ない。めちゃくちゃ暑い。風が弱いのも暑さに追い打ちをかけてくる。
その分、海はかなり凪の状態で、船初心者のS田氏も安心出来たが・・・。これで魚がもうちょっと釣れてくれれば尚良かったのに・・・。
反応は少ないながらも餌はやはりイワシのほうが反応が微妙にいいかなぁって雰囲気。
今シーズンはずっとそんな感じ。少ないチャンスをどう活かすか?増やすか?
突然のミス。やっちまったぁ~
暑さは徐々に体力を奪ってくる。強烈2枚潮は終了までほぼおさまらずぶっ飛んだままだった。
集中力が切れてしまったか、いつもはソロでの釣行だけど今日は同行者がいたからか、、、、
穂先にPEラインが巻き付いているのに気づかず・・・・・
そのままキャスト・・・・。
oh・・・・。穂先があっけなくプツっと切れてしまった。
投げる瞬間には気づいたのだけどもう体が止まらなかった。
やっちゃったなぁ~。免責で修理可能とは言え、無駄な出費やで・・・・。
ほぼ全て前に投げて仕掛けを投入するタイプなのが仇となった。普通に真下へ落とす人ならこうはならなかったんやけども・・・。
というわけで強制的にもう一本のタックルへチェンジ。残り1時間。
手巻きだと集中力は高まる。電動やったら竿受けにセットしたままアタリがあるまで放っておけるとかも可能なので・・・・。
が、これでリズムが良くなったか?竿かえて一投目で。
うん、渋い日に1匹釣るだけなら手巻きリールのほうがいいかもしれない・・・。嫌でも集中しないといけないので・・・。
最後の10分でもう1匹。ボーっと仕掛け止めてたら次のシャクリでもう乗ってた。笑
厳しい日は手巻きもアリやなぁ。
クソ渋かったけどまぁまぁなんとか面目は保てたか・・・?
いい天気で、写真で見る分には気持ちの良い空なんやけど、暑い・・・
一刻も早く帰ってシャワー浴びてビール飲みたいわ・・・。
ぶっ飛び2枚潮激渋船タチウオテンヤ。最終釣果
最終釣果は14匹+サワラ1。ギリギリ竿頭。次頭で12匹。
初出場のS田氏は6匹で平均ぐらい。もうちょっと条件の良い日にデビューさせてあげたかったけどこればっかりはタイミング次第で・・・・。
いやぁ~それにしても暑い日だった。。。2枚潮自体は珍しくないけどあんなに長時間ぶっ飛ぶのは初体験だったかもってぐらいずっとヒドイ潮だった。
潮さえまともだったらもうちょっと数は出せたんじゃないかなぁ。数から察するほど活性は悪くなさそう。
折れた穂先の修理にまた釣具店にいかねば・・・。いつも何か入院させてる気がするわ・・・。
今回の使用タックル
その1
ロッド:SHIMANO サーベルマスター Xチューン テンヤ82 MH180 RIGHT(左巻き用グリップに交換)
リール:DAIWA 19シーボーグ200J-L
道糸:DAIWA UVF メガセンサー 8ブレイド+Si 2号 300m
リーダー:サンライン SYSTEM SHOCK LEADER NYLON 70lb.
その2
ロッド:SHIMANO サーベルマスター Xチューン テンヤ73 M190 LEFT(右巻き用グリップに交換)
リール:SHIMANO オシアコンクエストCT 300HG
道糸:YGK g-soul スーパージグマンX8 2号 300m
リーダー:サンライン SYSTEM SHOCK LEADER NYLON 70lb.