ちょっと行き過ぎ海上釣り堀。毎回好釣果になるはずもなく【海上釣り堀 田尻】 | ツリタノ!

ちょっと行き過ぎ海上釣り堀。毎回好釣果になるはずもなく【海上釣り堀 田尻】

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また海上釣り堀。

行き過ぎだなぁとは自分でも思っているんだけども「行こうぜ!」と誘われたら断る理由も無い。

この半年ぐらいでなんつーか、海上釣り堀については一皮むけたというか、以前ほど「事故る」こともなくなったように感じられ、割と良い確率で入場料の元が取れるようになってきた。

そんなこともあってさらに断る理由もなく、「釣り堀やったらなぁ、手堅いしなぁ、魚もボチボチ美味いし気軽やし全然OK~」みたいな感じに。

今回はそんな余裕ぶっこいてたら足元救われますよという釣行。

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海上釣り堀 田尻 一般コース

この日は割と前々からN村氏にお誘いいただいていた海上釣り堀田尻の一般コース。

当初はもっと早めに予約して二人で貸し切りイケスにするか?という話だったんだけども普通に一般イケスで。

予約したのは1週間ほど前だったはずだけど予約順入場の順番は11~12番目。まぁまぁ遅めの入場順。「あの場所でやりたいな~」と思っていてもまず入れない順番。

入場したお客さんはだいたい奥のほうから陣取っていき、手前側の釣座が丸々空いていたのでN村氏と二人で陣取った。

風はなかなか強めで、追い風気味になる釣座なので釣り自体はやりやすそうだけどここ最近の雰囲気では奥側(私達と逆側)のほうが調子が良いらしい。私もそんな気がする。

海上釣り堀ってのは、技術や知識、餌の良し悪しなども大変重要な要素ではあるものの、基本的に一番大きな要素となるのが釣り座。大半の場合で放流魚達はイケス内を縦横無尽に泳ぎ回っているわけではなく、ある程度決まったエリアでウロウロするかピタっと溜まる。その目の前の釣座を陣取った人が圧倒的に有利となる。

どんな名人でも外れ釣座を引けば、当たり釣座のド素人に簡単に釣り負けてしまう。そんな理不尽さギャンブル性の高さが海上釣り堀の面白さの一つと言える。

この日の餌は前回S田君と岬の海上釣り堀に行ったときとほぼ同じラインナップ。

餌取り対策がほぼ必要なくなったということで柔らかい餌を中心に冬っぽく生餌が多め。

ハイシーズンのようにアレも効くしコレも効くみたいな感じでもないので逆に餌は絞り込みやすい時期かもしれない。

使うかどうかわからんけど一応シラサエビも買ってみたが小エビすぎてどうしようもない気がする。

6時半に入場。急いで準備して7時に開始の鐘。

7時になると同時にマダイの放流。

割と早く釣れる簡単な魚ではあるものの放流されて即釣れるワケでもないので他の人の様子を見ながら。

私はとりあえず目の前にうろついているサーモンを狙ってウキ釣り開始。

7時08分。まぁまぁ一発でウキが簡単に消し込んで1匹目。

と思ったらフィッシュグリップから魚が外れてスカリに入れそこねてオートリリース。

サーモンは結構クネクネと激しく暴れるのと、アゴが弱くてフィッシュグリップで身切れ(アゴが完全に千切れる)してしまい外れることが多々ある。あんまり素手で魚触りたくない派の私はそれをわかっているにも関わらず。海上釣り堀ではスカリ入れそこねてリリースしちゃう人をたまに見かけるが、私自身初の入れ損ないオートリリース。

まだ目の前にサーモンは何匹かウロついていたものの、リリースしてしまったからか一匹釣ったからかちょっと警戒心が高まったようで餌を食わなくなってしまいマダイ狙いに変更。

7時28分 目の前で。

7時30分 外れ釣座じゃないのか?リズム良く連発で2匹目。

7時37分 さらにさらに。3匹目。

7時57分 少しアタリが遠のいていたが近くの釣座の人が素針ひいたのを見て投入。強奪。

今日は上手くいかんなぁ

序盤は割と良いペースでマダイを釣り上げられたものの、他魚種は混じらないしサーモンはあれ以来口を使ってくれにくい。

そもそもこの日は強風の影響か濁りがきつくサーモンのポジションもわかりにくい。

ここで次の放流タイム。3年トラフグ。

通常のトラフグよりも大型個体のもので、3年養殖モノなんだそうだ。より高級魚である為、放流数はいくらか絞られてしまうものの、まさに一攫千金のチャンス。

で、放流されたがしばらく誰もアタリがない。

「餌かタナが間違ってるかなあ?濁りがきつくてあんまよくわからんわ」と思っていると・・・

ウキがピクンっ!!

じわじわじわ~~~っと消し込んで

「きたああぁぁああ3年トラフグやでえええ!!」

巻き上げて海面まで顔を出させてみた。デカイ。こりゃデカイ。

急いでタモいれ!!!

バラシ。

ハリスで切れてしまった。

フグは歯が強いので掛かり所が悪いと簡単に切れてしまう。と言われている。

もちろん今までそれは知識として知っていた。海上釣り堀で何十匹ももトラフグ釣ってきてるがハリス切れなんてほぼ記憶にない。ここ一番でやってもうた・・・。

リリースに続きトラフグのハリス切れ。初やらかしが1日に2度。

一度魚をタモ入れ寸前までやっていることから大変ショックは大きくなかなか立ち直れない。

「まだ他の3年トラフグがいるはず・・・!」と思い再開するも・・・私の元に3年トラフグが訪れることはなかった。

大物の3年トラフグは仕留めることが出来なかったものの次の放流タイムで通常サイズのトラフグ。

10時過ぎ。こちらは特に問題なく普通に。

やらかしてるから、まぁまぁ緊張したけども。笑

トラフグ釣ってこんなに嬉しかったん初めてやで。

で、ここからはもうアタリなんか全く期待できず。

11時過ぎ。濁りがさらにきつくなってきていてサーモンのポジションなんか全くわからんけど狙ってたらたまたま。

さらにこのあと1時間程度粘ってみるももはや何も釣れる気がしない。

最序盤はマダイが割とリズム良く釣れてたのになぁ。。。

案の定、逆側の釣座に他の放流魚なんかも溜まってしまい私側の釣座は終戦。

あまりにも釣れる気がしなかったので1時間半残して久々の早上がり。

ああ、あとやっぱこの日は生餌系が良かったかなぁ。場所が良ければ結局なんでも食うとは思うけど。笑

なんか着色系のササミ?とか

よくある着色系のエビ?みたいなのとか

カツオの切り身とか?

やらかし多かった。海上釣り堀田尻 最終釣果

最終釣果はマダイ4、サーモン1、トラフグ1。

久々に釣れてるとも釣れてないとも言えない微妙な結果に。

サーモンのリリースと3年トラフグのタモ入れバラシがでかかった・・・。

ちょっと気が抜けてたというか、「海上釣り堀はなんと言っても手堅いからねっ!」みたいな気の緩みというか、そういう慢心があったことは正直否めない。

もう少しちゃんとやりたいと思います・・・。

今回の使用タックル

ウキ釣り用

ロッド:SHIMANO BORDERLESS HH-TK 290

リール:SHIMANO 13BB-X ハイパーフォース 2500DXG

道糸:ナイロン 3号

ハリス:フロロカーボン 2.5号

ウキ:自作棒ウキ 0.8号

針:チヌ針4号

さぐり釣り(脈釣り、際釣り)用

ロッド:宇崎日新 PRO SPEC 海上釣堀 際釣り(並継)180

リール:SHIMANO 14BB-X ハイパーフォース 2000DXG

道糸:PE 1.5号

ハリス:フロロカーボン 2.5号

針:チヌ針4号

青物用

ロッド:SHIMANO OCEA PLUGGER FLEX LIMITED S80L

リール:SHIMANO ツインパワーXD  C3000XG

道糸:PE 4号

ハリス:フロロカーボン 6~8号

ウキ:棒ウキ 5号

針:海上釣り堀用の青物っぽいやつ