私が好きで得意だったはずのエビ撒きハネ釣り。
ちょっとスランプに陥っていたものの、調子を取り戻しつつあった。
が
ちーん
※この日同行のエビ撒き先輩O氏は5~6枚。
ちーん
※この日同行のエビ撒きレジェンド加古氏は5~6枚。
と、貧果2連発になってしまってなんだかよくわからなくなってしまった。
エビ撒き釣り人生において迷走状態になったのは初なのでどうしてよいのかわからない。
私のブログを見て好釣果に釣られてエビ撒き釣りに行ったものの貧果で終えてしまった人も数人ぐらいはいそうな気がする(^_^;)
で、あまりに貧果でシンプルに凹んだのと、しばらく頭を冷やす意味でちょっと違う釣りに。
この時期の他の釣りとなると・・・オフショアのジギングか、海上釣り堀か・・・。
どっちも安牌じゃないが、、、釣り堀のほうが手堅いか・・・。
癒しの釣り堀サザン。
ということで、癒しを求めて久々の海上釣り堀サザンへ。
昨年はしょっちゅう通っていたものの、今年はまだ一度も訪れていなかったので状況も何もわからないが他にやる釣りも思いつかなかったので。
ちなみにこの日はド平日ということもあって釣り客4組5人。ハイシーズンはあんなに賑わっていたというのに寒くなった途端この有様である。
冬こそ釣りやるべきなんじゃないかと思うがはたして・・・。
6時半抽選。準備。
海上釣り堀サザンでは6時半頃、釣座の抽選が行われる。
この日は4組5人しかないのでクジが一番悪くても4番目。
一番くじ引いたからって一番良い場所に入れるとは限らないけど。その日一番良い場所がどこか誰にもわからない為。
で、私と言えば3番目のクジをひいてとりあえず奥のほうを陣取った。
特にどこかに固まるってわけでもなくみんなバラバラの位置関係となった。
この日の持ち込み餌はナマ系の餌を中心に肉から魚までまんべん無い感じに。
どれが効くんだかよくわからんのでちょっと多めのラインナップになっている。
結論から言うとササミと切り身はほぼ使わなかった。笑
海上釣り堀サザンではサーモン(銀鮭)放流中
つい2日前まではトラフグの大放流キャンペーンやってたらしいんだけど気づいた時にはもう終わっていて、この日は銀鮭を多めに放流するとのこと。
サーモン系と言えば定番の餌はブドウ虫やイクラだろうってことで買ってきたが・・・
めっちゃ繭。
出すのがすげー面倒くさかった・・・・。
イクラは買い忘れたので次回は必ず持っていこうと思う。笑
この日のタックル
※タックル詳細は記事最後に
この日のタックルは2セット。
さぐり釣り(脈釣り)用の竿とリール。私はさぐり釣りであっても両軸リールを使用せずにスピニングリールでやる。レバー付きスピニングが慣れ親しんでいるってだけの理由。
もう1セットはウキ釣り用。柔らかめのシーバスロッドに2500番LB付きスピニングリール。
7時。癒しを求めて海上釣り堀実釣開始
何度もこの海上釣り堀へは通っているが、私が見た中では一番のスケスケ。
ぶっちゃけ底まで見える。何が驚いたって、底に「こんなに死んでんのか」ってぐらい魚の死骸が落ちてること。
掛けバラシによるダメージや連日のストレスが致命傷になったりするんだろうね~。
終始魚のポジションも見えるので大変勉強になった。
これも潮がスケがちな真冬の恩恵。こういうときに釣りをするからこそ蓄積出来ることもある。
先日までトラフグの大放流キャンペーンをやっていたこともあってかトラフグの居残りが結構いるようなのでまずはフグ狙いでエビをつけて投入。
釣り堀のトラフグっつったらキビナゴなんかが定番餌だとは思うけど、エビ系も結構良い日があるそうなので試してみたかった。
一投目。
ウキ釣り仕掛けでエビがふわ~っとフォール
キューーーーン!!!と銀色の魚影が餌をかっさらう
サーモンでした。
7時01分。
さらに続けて。
隣の釣座のおじさんも朝イチはフグ狙いで投入していたものの連発でサーモンが釣れたのを目の当たりにして「餌はなに?」と聞かれたから正直にエビですと答えたところ結構な衝撃を受けていた様子。私もエビでサーモン釣れるとは思わなかった・・・。
釣り堀のスタッフによると腹減ってりゃ割となんでも食うらしい。
1時間アタリなし。8時の放流魚は・・・
私のサーモン連発を見た他の方々も即座にサーモン狙いにチェンジ。
私の目の前の釣座にはサーモンがあんまり湧いてないが対角の釣座前には結構湧いているらしく3~4匹連発されてしまった。悔しい・・・。
私は必死にしつこく狙ったものの、その時間帯は数を伸ばすことが出来なかった。
そして1時間イケス内ではアタリ無し・・・・。
これが真冬の釣り堀か・・・。厳しい・・・・。
時刻は8時になり、8時の放流。
放流魚はもちろん「サーモン(銀鮭)」
朝イチはエビで好反応だったがサーモンと言えばイクラかブドウ虫が定番なのでブドウ虫で挑戦。
釣り方は普通にウキ釣りで。
放流されてすぐは反応がなかったものの、、、
馴染みはじめたと思われる8時半頃から3連発
他の人も同じように連発か?と言うと実はそうでもなく・・・・
私だけあるアイテムを着用していたので・・・・
なんのことはない。偏光グラス。ただしちょっと高級品。
ここぞという時にだけ使用。
他の人はみんなメガネか裸眼。いくらスケスケだと言っても海中は反射で見えにくい。
こういうこともあるだろうと事前に予測していた私は、いつもの濃いめグラサンではなくサイトマスターという実績と評判の偏光グラスで臨んでいた。この偏光グラスが本当よく見えるんだよ。数々のバスプロ達に愛用されてきただけのことはある。
ということで私だけサーモンの位置をしっかり目視出来たこともあり連発出来た次第。
9時。トラフグの放流
9時になるとトラフグの放流。
人数分のトラフグが放流されたものの・・・・
右隣の釣座の人が先にキャッチ。
続けて左隣の人がキャッチ。
さらに右隣の人がバラし。
さらにさらに左隣の人が2匹目。
5匹放流されとるうちの4匹がいかれてしまった・・・・。
もう焦りMAX。
が、しかし
なんとかかんとか・・・・。
ただし隣のおっちゃんの仕掛けと私の仕掛け両方が口の中に入っていたけどもね。
じゃんけんで勝ったのでギリ私のものに。笑
トラフグを無事(?)ゲット出来たので再度サーモン狙いに変更。
10時15分頃。
10時30分頃。
この日は他にクロソイの放流(朝7時)もあったがソイは馴染むのが遅いのかなんかタイミングがあるのか、放流されたうちの8割以上が居残ってしまう始末。全然口を使ってくれないので結局サーモンかトラフグしか狙うものがなかった。
で、サーモンをしつこく狙っていた11時。
なぜかブドウ虫で釣れるフグ。笑
フグ釣りヘタクソな私がフグ引き換え券を2枚もゲットすることになろうとは・・・。
アタリが遠いけどのんびり癒やされ中
アタリがあまりにも遠いしクロソイ狙っても釣れないのでトイレにいった帰りに撮影。
がらーんとしてるとも言えるし、のんびりしているとも言える。
こんなにフグもサーモンも釣れるのに客が少ないなんてもったいない・・・。
ストックの養殖イケスでは週末のイベント用トラフグが大量に。
1匹数千円する高級魚がこれだけいると壮観な眺め。こんだけおるんやったらちょっと多めに入れてくれ!!こんな客おらん日に来たんやで!!と思ったり思わなかったり。
アタリは遠いが他にやることもないのでネチネチとウキ釣りでサーモン狙いを続け・・・
最後のアタリから1時間以上経過して粘り勝ち。11時45分頃
さらに1匹追加。12時頃
このときの餌は基本的にブドウ虫。たまにエビにかえたりシラサエビに変えてみたり。
サーモンにはブドウ虫もいいけど全然効かなかったときに他の魚種へ対応が効く餌じゃないのでデメリットも大きい餌ではある・・・、だったら生エビやシラサエビみたいに他の魚種へも効く餌のほうが応用出来るよなぁと思ったり思わなかったり。
さらにサーモンを狙い続けて、、、スタッフさんと雑談しているとマグレでフグ。
写真撮るタイミングなかったんで活け締め中のバケツに入った後。笑
納竿前ラスト5分で執念の10枚目サーモン。
ぶっちゃけ10匹もサーモン釣ってどうするんだっていう話なんだけど、せっかく釣り堀にいったんやから釣れるものは釣れるだけ釣りたい。笑
もらってくれるスタッフさんに数匹もらっていただいて残りは持ち帰って冷凍か・・・。
癒しの海上釣り堀サザン。最終釣果
最終釣果はトラフグ3匹、サーモン10匹。
思いのほか数がまとまった。
癒しを求めて真冬の海上釣り堀とか余計にストレスたまるんじゃねーかという不安もあったものの終わってみれば結果オーライの釣果に。
ただ数こそそれなりにまとまったが、イケス内にはクロソイ、居残りマダイ、居残りヒラメなど他魚種もいた。
それらは狙わなかったとは言え釣れていないこともなかったのでもっと狙っても良かったかもしれない。数は良いけど、内容自体はイマイチといえばイマイチかもしれない。
次回はもう少し他の魚種にも手を出してみたい。
帰りはいつも船タチウオテンヤでお世話になる長安丸を横目に。
あと一回ぐらいは船タチウオやりたいけどもうさすがに終息モードやねぇ。
今回の使用タックル
さぐり釣り(脈釣り)用
ロッド:宇崎日新 PRO SPEC 海上釣堀 際釣り(並継)180
リール:SHIMANO 14BB-Xハイパーフォース2000DXG
道糸:PE1.5号
ハリス:フロロカーボン2号
ウキ釣り用
ロッド:SHIMANO BORDERLESS HH-TK290
リール:SHIMANO 13BB-Xハイパーフォース 2500DXG
道糸:サンライン テクニシャンNEO 3号
ハリス:フロロカーボン2号
ウキ:自作棒ウキ0.8号