この日はなんとなく単独で海上釣り堀釣行。
エビ撒きハネ釣りが続いていたこともあるし、エビ撒き釣りも一旦勢いが落ちてきた感があるので息抜きって所かも。
前日までは全く問題ない予報だった気がするけど、事前に天気予報アプリで周辺を調べた所、ちょっと不安定な予報に。
季節の変わり目ってのは天気予報が変わりやすいので過信しないようにしないとね。
現地駐車場に到着してから外気温チェック。全然寒くないむしろ暑い。
しかし外に数時間いると冷える瞬間などがあるので防寒装備はキッチリしていくのが常道。
実釣開始!と行く前に、事前の準備の様子を少しだけ。
今回も海上釣り堀に持ち込む餌は自家製を用意
今回も事前に準備。鳥ササミに塩ふって水分を抜く作業。食用のササミってのは水分をたくさん含んでて柔らかいので身持ちを良くするために水抜き。柔らかいままで良い方はそのまま持っていってもOK。
あんまり水抜きしすぎるとカチカチになるんで、個人的には1時間程度で良いかなぁと思う。
スーパーに立ち寄った時、イワシが安かったので購入。198円。何イワシだかは知らない。
正直198円なら釣具店で釣り堀用の餌を買うよりも安く済む。
で、イワシは集魚剤混ぜて食紅まぜて配合バージョンと、生のままバージョンと2種類。
マグロの切り身も捨てる部分が安かったので購入。298円。
なんか、鍋とか?にぶち込む用なんだと思うけど、加熱用として売ってた。
めちゃくちゃ多いので一度に使い切れない為、1/3だけ使用。それでも余りそう。残りは冷凍保存。
まぁ確かにスジが多すぎるので加熱しないと食べにくそうではある。釣り餌にする場合はスジ自体に針掛けする事が出来るので有用かも。
今回訪れた釣り堀は海上釣り堀サザン。
大阪泉南にある海上釣り堀サザン。OPEN前。
冬季は7時から開始で、6時半頃に釣り座抽選がある。
6時過ぎまでに駐車場へ到着するとスタッフの方が軽トラックで現場まで釣具を運んでくれる。
6時半になり、釣り座抽選。私は2番クジを引き、2番めに釣り座を選ぶ形に。
釣り座は事前に知人から「あそこかあそこがええよ~」と言われていたのでそれをそのまま鵜呑みにする形で選択。
が、準備完了後、スタッフの方が近くに来て「空いてるあっちのほうがええで」と。
移動するか非常に悩んだが道具を移動させるのが面倒だったのでそのままの位置で。
今回用意した餌一覧
今回用意した餌一覧。多そうに見えるけど前回の残りとかばっかで新たに購入したものは少ない。残った餌なんかは使えるものは持ち帰って次回に使ったりすればコストのかかりがちな海上釣り堀の餌代もずいぶんと節約することが出来る。
- 鳥ササミ(冷凍保存してあった
- イワシ(スーパーで198円
- ハネの切り身(以前釣ったやつを冷凍保存しといた
- マグロ切り身(スーパーで298円
- 練り餌(冷凍保存してあった
- 赤エビ(冷凍保存してあった
- キビナゴ(冷凍保存してあった
- 青ムシ(釣具屋で購入 本命
- ウグイ(釣具屋で購入 なんとなく
- 青サンマ(釣具屋で購入 なんとなく
- ブドウ虫(釣具屋で購入 本命
うーん。まぁでも新規に2000円ぐらいはかかってるかな。
半分ぐらいは「一応持っていくか」の感覚なのでもっと減らせれるが・・・なかなか勇気がいるなぁ・・・・。
今回の海上釣り堀サザンで使用するタックル
竿は私の海上釣り堀ではお馴染みのBORDERLESSキャスティングモデル。
リールはエビ撒き釣りで使用しているLB付きスピニング。LB付きはなんだかんだでウキ釣りの餌釣りの場合は操作が楽になるね。
前回の海上釣り堀で使用したジグヘッドでの餌釣り。
今回も使ってみようかとヤマガブランクスのブルーカレントJHスペシャル
細身でかっこいい竿。いかにもライトゲームっぽい姿が良い。
海上釣り堀単独釣行。実釣開始。
朝イチ現場で準備しながらまず目についたのはハネ。笑
なんか知らんけど1ヒロ以内でぼーっと浮いてる。しかもボロボロ。
はっきり言って波止で釣れるハネのほうが数十倍美しい。
この釣り堀でも低水温によりマダイが釣れなくなっていて、真鯛の代替放流魚としてハネ~スズキを放流したけど全然釣られなくてどんどんボロボロになっていっているのだと思われる。
こんだけボロボロになってまで釣られていないとは、ちょっと釣り堀向きの魚じゃないのかもしれない。
今回の海上釣り堀。朝イチの戦略は
朝イチは、クロソイの放流から始まったが、放流されて馴染むまで数分ぐらいはラグがあると思うので、
それまでの間に前日から残っているであろう「サーモン」を釣るべく朝イチはブドウ虫を付けてイケスのど真ん中あたりを釣ることに。
今回はブドウ虫Lサイズを用意。
が、狙いは外れてしまい、アタリはない
すぐにクロソイ狙いに変更
餌はイワシの切り身で。そんなに確たる理由はないんだけど個人的に実績が高いので。
あと、持ち帰れる餌ではないので使い切りたいというのが1番かもしれない。
しかし写真だけ見たら本当ただの生ゴミやな。
で、すぐに朝イチ一発目。7時09分。
ちょっと小ぶりサイズなクロソイ。30センチ近くぐらいはあるんだけど腹はスカスカ。
急いですぐに仕掛けを投入。
すぐに二匹目
(写真撮り忘れたので1匹目を使い回し。笑)
全く同じようなサイズのクロソイでした。
怒涛の餌ローテ。釣り堀ではこういうのが重要だったりする?
この後も連発が続くか?と思ったが今回は貸切でもない一般イケスなので周りの客もポツポツ釣っていくことでイケス内の個体は減っていき、連発とは行かなかった。
ただ、放流されたであろう数と釣れた数にはまだ隔たりがあり、残っている個体を狙うべく
怒涛の餌ローテ開始。
少しアタリが遠のいたので餌変更。まずは青サンマ。
特に理由はない。目についたので使ってみることに。
結局この一回のみの使用であとは使わなかった。持ち帰って冷凍保存・・・。
青サンマを使用してみるも、あたらなかったのでさらに餌ローテ
イワシの切り身、集魚剤食紅使用。
も、アタリがないので
激安マグロの切り身に変更
もアタリがないのでさらに餌ローテ
魚の大好物青虫。
もアタリなく。
アタリが遠い・・・・・。
8時になるとサーモンの放流タイムとなり、クロソイ狙いは一旦中止。
サーモンの放流。根こそぎ釣りたい
8時にサーモンが放流されたのでブドウ虫で地道にウキ釣りを開始。
すぐにふわ~っとアタリが出るも、アワセが弱かったのか?一瞬乗るもすぐに針外れ。もったいない・・・・。
周りではまだ1匹もサーモンが釣り上げられていない。
とりあえず1匹は釣っておきたいと思い、見えてるやつを狙ったら一瞬口を使ったので即合わせで針かかり。
細身だけど見た目はキレーなサーモン。サイズはこちらも30センチ程度。
この後もしつこく狙うものの全く反応してくれず降参。
再びソイ狙いに戻ることに・・・・・・・・。
しつこくソイを狙うものの、アタリは遠く。
サーモンが釣れないので若干残っているであろうソイ狙いに変更し1時間。
アタリは無い。もう心が折れそうだ。
ここで9時。
トラフグの放流。
イケス内の釣り客のテンションもMAXに。
私はというと、魚種に関係なく数こそ結果だと思っているタイプなので魚種ごとにテンションが上下することは正直あまりない。
トラフグが一斉に放流される
が この日のトラフグ全くヤル気無し。
この日は同じイケスに朝から「トラフグしか狙わん」と公言してる常連客のおっちゃんが居て
私は「トラフグはこの人が全部持ってくんやろなぁ~」などと思っていたが、結論から言うと残念ながらこのおっちゃんあの手この手でトラフグを狙うも結局最後までフグの姿を拝むことが出来ず、まさかのボウズで帰宅する事となった。
私もトラフグは一応狙ってはみたものの、目の前になんの餌を落としても、顔に当たるぐらいの距離で餌を持っていっても無反応。掬っていいなら全部掬えるんじゃねーかって浅さでずーっとウロウロウロウロ・・・・。
前回の釣り堀でもそうだったけど、こういうフグの釣り方ってあるんだろうか・・・。
放流されたフグが1匹も釣られないという異常事態。
時間の無駄かもしれないと感じ、再度若干残っているであろうクロソイ狙いに変更。
で、ベタ底でクロソイ狙いしてたら・・・
たまたまトラフグ釣れるミラクル。
ちなみにハリス2号で、針掛かりは口元キッチリ。ランディング後に針が外れるぐらいの浅掛かり。少しでも飲まれていたら一瞬で切れていただろう。サイズは普通にデカイ。
ふぐ引換券ゲット。
ふぐを釣ったら、フグをスタッフに渡してこの券を貰う。
で、さばいたフグを帰りに引き取るパターン。
ちなみにフグはここでさばかれる。
なんでこんなに釣れねーのかな?
それにしても活性が低い。フツーは放流後すぐにガンガン釣れるもんだけど、自分も周りもポツポツでしか釣れない。さらに放流されたサーモンなんかはちょっと経ってから瀕死状態になってしまっている始末。
なぜこんなに低活性なのかと言うと、ずばり水が悪すぎる。
それにしても濁ってる。朝イチより濁ってる。尼崎~神戸エリアと同じく、夜光虫が湧きまくっている。どっからどう見てもかなり水は悪そう。
聞いたところによると放流用イケスのサーモンがかなり死んでしまっているらしい
低温には強いが水質悪化には弱いサーモン。低水温でマダイは瀕死だわ水が悪くてサーモンは瀕死だわ。フグは浮いてて釣れねーわでまともに狙える魚種がクロソイだけとはキツイ。笑
ハネは水面直下をずっとウロウロ。朝イチより浮いてるレベル。
もはや無警戒過ぎて目の前に餌を落としても後ずさりすらしない。
サーモンもずっとウロウロ。目の前に餌を落としても口を使わない。
サーモンは個体によっては裏返ってしまっている個体も散見された。よっぽど水が合わないんだろう。
嘆いてても仕方ないので餌ローテ再開
時刻は10時。ここで再びクロソイの放流。
今回のクロソイはクロソイ(大)の放流。卵を持っている二回りぐらいデカイ個体達。
放流されてすぐにいい感じのアタリが出て一瞬乗るも、針外れ・・・・。
もったいないことをした・・・・。
その後はアタリも遠く、周りの釣り客も掛けるが針外れしてしまっている。
当たり前だけど、針を掛けるまで行って外れてしまったら極度にスレるので相当釣れにくくなる。スレた個体の警戒心が伝染してしまうのか?バラシ個体が増えるとイケス内の活性が下がるというのも聞いたことがある。
「やべーな~ 今日はもう終わりかなぁ。。。。」と半ば折れかけの私。
「嘆いてても仕方ないので出来ることをやっておくかぁ・・・。」と思い
そういえば来る途中に釣具屋でウグイも一応と思って買っといたなと思って使用。
この低水温期に飲ませ釣りとか斬新にも程があるんじゃないかとは思ったが
クロソイなんかも立派なフィッシュイーターなのでこのぐらいの小魚なら全然アリなんじゃね?ってノリで・・・・。
すると一投目で
ウキが激しくピコピコと動く。
恐らく仕掛けの先で生き餌のウグイが激しく暴れている証拠。
「何かから逃げているのか?」と思った瞬間
スコーーーン!と気持ちよくウキが入り、しっかりアワセて・・・・
重量感!!!乗ったぁあああ!!!!
半ばヤケクソでウグイつけたらクロソイ(大)ゲット
さすがに40センチ近くあるソイだったので引きの強さもボチボチ楽しめるレベルだった。
味をしめた私はこの後しばらくウグイを使ってみるもアタリはなく・・・・。
結局地道に餌ローテを再開・・・。
で、ちょっと生エビも使ってみるも無反応
結局、イワシだの練り餌だの色々と試してみるもどれも無反応。
で、ウグイが2~3匹残っていたので使ったところ仕掛け回収時になんとなく重み??があったので再度ウグイを投入。
ウグイ自体が生きているのでクロソイなんかのシブイアタリを明確に判断することは難しいが、やはりなんとなくアタってるような気がする。
仕掛けがジワっとナナメになった時に
ブンっ!と合わせるも空振り。そもそもアタってたかどうかすら怪しいけども。
ここで今回は全然使っていなかった鳥ササミを投入。
ウキがピコピコと動く。
今回は生き餌じゃないので、確実に生命反応。
ずーっとピコピコしてるので、待てずに大合わせ食らわせたところ・・・素針。
「さすがにもう散ったかな・・・・」と思いつつも再度ササミを付けて投入。
またすぐにウキに反応。笑
「今回は確実に井の中に針が到達するまであわせへんで・・・・」と心に誓い、
ウキが消し込んで消し込んでもう見えなくなるまで待って(笑
クロソイ(小)ゲット
ウグイ吐き出しやがった。笑
ちなみに口の中には先程のササミが残っており、こいつがしつこく食ってた様子。
この1匹を最後に14時、納竿となった。
海上釣り堀サザンでの単独釣行。最終釣果は?
最終釣果はクロソイ4、サーモン1、トラフグ1という結果に。
この釣れたとも釣れてないとも言える微妙な釣果でもイケス内では竿頭。
隣のイケスでは同数の方が居た模様。こんな釣果で竿頭になるなんてやはり渋い日だったのかもしれない。
ちなみに写真に映っている真鯛はお土産?だと思われる。帰ってきてからクーラーあけたら入ってた。笑
お土産マダイが1番立派やんけ・・・・・。
今回は珍しく魚をさばくことに。
普段はそもそも全部あげちゃったり、全部あげないにしろ同行者と少しだけ食って残りは結局全部あげちゃうんだけど、今回は単独釣行なので全部持ち帰ることに。
クロソイ(大)には立派なキモと卵が入っていた。
私も最近まで知らなかったんだけどソイのキモと卵はなかなかの逸品。
普通は流通していないので知らなくて当然といえば当然。
こういうのが食えるのは釣り人の特権かもしれない。
肝和えと卵をポン酢で食しました。肝和え最高です。
ビールはハイネケンが最高です。
今回の使用タックル
ウキ釣り用
ロッド:SHIMANO BORDERLESS HH-TK290
リール:SHIMANO ハイパーフォース 2500DXG
道糸:サンライン テクニシャンNEO 3号
ハリス:フロロカーボン2号
ウキ:自作棒ウキ0.8号
ジグヘッド用
ロッド : ヤマガブランクス Blue Current JH Special 610/TZ
リール : SHIMANO バイオマスター
道糸 :YGK G-soul upgrade X8 (多分)0.6号
リーダー : シーガー グランドマックス 1.75号
ジグヘッド : cultiva 虫パワーヘッド 1-2g