行こうと思えば合間合間に釣りはいけたとは思うんだけどなんとなく釣行ペースが落ちてしまっていたこともあり、ブログの更新も滞りがち。
ついつい放置最長記録を更新してしまうところだった。笑
少ないとは言え、前回の釣行から現在までに一応3回の釣行はしている。
今回はその中のオフショアでの近海キャスティングゲームと琵琶湖でのバス釣り記。
残りの一回の釣行は
ちなみに残りの一回はホームエリアでのエビ撒き釣り。
イワシの大群が入ってきていて、ハネの大半がイワシを捕食しているようでほとんど太刀打ち出来ず、なんとかかんとか振り絞って2匹キャッチで終了。
メインベイトがバチの時なんかはあんまり気にならないけどイワシの時は正直どうしようもないと思っているので釣り場の選択ミスだったなと。
この時期のエビ撒き釣りはイワシが入ってこないところでやるのが吉。例年であればまだ問題なくエビ撒きが通用する時期なのでちょっと気を抜いていたかもしれない。
基本的にはイワシを捕食しているときはエビ撒き釣りは苦戦しがちだけど、経験上ではイワシ大好きなハネも一旦食い飽きるのか?イワシはそんなに喰わない偏食なハネが周ってくるのか?イワシがさしてきている時期でもエビ撒きでそれなりに釣れるタイミングがあったりするのでそういうタイミングは逃さずやりたいなとは思う。
本当は近海ジギングをやろうとしていたが・・・
この日、最近始めた近海ジギングを上達させるべく次回の予約を・・・と思い船宿へ問い合わせた所、この数日で
「キャスティングゲーム」なる釣りでハマチサイズの青物が爆っているとの話。
ジギングでも釣れないことはないのだけど、基本的にはキャスティングゲーム目線での出船になるということだった。
当初は「うーん。キャスティングって、あの船の上でルアー投げるやつやろー?狭いしやりにくそうやなぁ・・・気が進まん・・」という感じだったものの釣果情報を見ると1人で二桁釣果もあり得る雰囲気。
そんなに釣れるなら一度やってみても良いかなぁ・・・と気が傾き、近海ジギングの装備は全部揃えいるものの、キャスティングゲームの装備はほぼ皆無なので多少の費用はかかってしまったが急いで取り揃えた。
大人が本気出すとすぐに1ジャンルぐらいの釣り道具は揃ってしまう。ダメな大人だ。
近海キャスティングでのルアー
とりあえず評判の高そうなルアーをいくつか見繕ってみた。
事前に出船予定の船長から期待値の高そうなルアーをヒアリングし、自分なりの考えなども加味したりしてチョイス。
ハイシーズンには沖の防波堤などでメタルバイブなんかは結構投げ倒していたので投げるスタイルの釣りにはさほど苦手意識はないものの、「キャスティングゲーム」なる釣りでよく使用されるシンキングペンシルなんかはあまり馴染みがない。
しかし青物を対象としたキャスティングゲームではこの時期クリアカラー系のシンキングペンシルが絶大な効果を発揮するのだそうだ。船宿の船長も絶対持ってくるようにとのことだった。
近海キャスティングでのロッドとリール
ロッドとリールも新調。費用がかかってしょーがないんだけど、無ければどうしようもないので揃えざるを得ない。
オシアプラッガーとツインパワーSWをチョイス。
とりあえず可もなく不可もないチョイスで慎重に・・・。
結論から言うと全く問題なかったので一安心といったところ。
準備万端でキャスティングゲーム釣行当日。
予約当日、ここ最近の好釣果を聞きつけてか?平日にもかかわらず無理して時間を作ってきたお客さんなんかは早めに来て仮眠をとっている様子。
それを尻目にちゃっちゃと準備を完了させてあとは出船するだけ。
一応ジギングロッドも一本だけ持ってきたけどこの日は使用することはなかった。
朝の外気温は12度。10度を切ることすらほとんどなくなってきている。と言っても普通に肌寒い気温ではある。
昼間との寒暖差が激しいので体調管理には気をつけたい。
準備を済ませて程なくした所でスタッフさんが到着。
キャスティングゲーム初めての私の装備を一通り確認してもらい
「あー大丈夫大丈夫完璧やわ!どれ使っても釣れるわ!」とのお墨付き。
なにか致命的に足りないと、この時点では用意も間に合わないので一安心。
え?どういう意味?
が、気になることを言われる。
「でもシングルフック持ってる?」
とスタッフさんに言われる。
「え?シングルフック?持ってないですけど・・・使うんですか・・・?」と質問を返したところ
「あーないならええわ!とりあえずトリプルフックのバーブ(カエシ)全部潰しといてや~」との指示。
「カエシを全部潰す・・・?なんで・・・?」と思考を巡らせていると
「バーブ潰してないと手返し悪くてしゃーないんやわ。釣れてるときは外す時間ももったいないねん」とのこと。
なのでトリプルフックではなくさっさと針を外せるシングルタイプのフックが良いらしいのだけど、持っていないならせめてカエシだけ潰しておこうということのようだ。
針を外す時間すらもったいないほどハマチが釣れるのか・・・
と期待が大きく膨らみ、多少勿体無いなと思いながらも全てのトリプルフックのカエシを潰した。
さらにスタッフさんは続けて
「あと、ネットインはほとんどせーへんから、だいたい全部抜き上げでよろしく」とのこと。
いちいちネットにに入れてたら時間がかかるし、そもそも釣れてるタイミングだとネットが足りないし、ハマチぐらいならシーバスロッドぐらいでも抜き上げられるので不必要って感じなのだろう。
時間節約のためのバーブ潰しに抜き上げの徹底。どんだけ時合が激しいのか。
期待は高まるばかり。
いざ出船。初のキャスティングゲームデビュー。
出船から1時間ほどして目当ての場所に到着。
以前近海ジギングをやった場所とさほど変わらない場所のようだ。何度か見かけた島が目に映る。
まずはこの時期の定番と言われているらしいクリアカラー系のシンキングペンシルをチョイス。
この時期のキャスティングゲームは「シラスパターン」と呼ばれる狙い方のようで、主に浮いているイワシなどを捕食する青物を狙った釣りのようだ。
正直、そのイメージなら沖堤防なんかと同じくメタルバイブで最初からやりたかったのだけど、船長からは「シンキングペンシルが基本」と強く念を押されているので、いきなり違うルアーぶん投げるのも気まずいかと思ったので一応最初だけ従っておくことに。笑
周囲にはキャスティングゲームが好調になってからまだ数日だというのに敏感なオフショアアングラー達が続々と集まってきていて、一部の人気船宿なんかは満員での出船となっていたようだった。ジギングならまだしもキャスティングで満員はキツイなぁ・・・・。
シンキングペンシルでポロポロとハマチゲット。
実釣開始から1時間。シンキングペンシルを使用してポロポロとハマチをゲット。
ちなみに写真を撮っているヒマはあまりなかったので釣り上げた直後の写真とかは無い。笑
シンキングペンシル自体はじめて使用したけども形状からして使用方法は限られるのでなんとなくでなんとかなっている。
この時点では船中で竿頭タイか、少し釣り負けてるぐらい。
オフショアでのキャスティングゲームでは、船の先頭側が1番自由にキャスト出来るので先頭側に釣果が集まりやすい。なので先頭側を他の釣り客とローテーションして釣りをしていくことが基本のようだ。
で、その先頭側に来た時にいいタイミングにあたれば数が稼ぎやすいという図式。
午前中の1番良さそうなタイミングで船尾側にいた私は指をくわえて見ているしかなかったものの、こっそりとシンキングペンシルを外して小型のタングステンジグやメタルバイブに変更してポツリポツリと数を重ねて竿頭から大きく離されないように踏みとどまる。
午後からは船首側へローテーション。不注意から、それまで好調だったタングステンジグをぶっ飛ばして(ロスト)してしまったのでこの日初めてシンキングタイプのミノーにチェンジ。
基本的にはシンキングだろうがフローティングだろうがソルトでのミノーはあんまり好きじゃなかった。なぜなら早巻きで真っ直ぐ泳ぐモノが少ないからだ。
ソルトでのルアーゲームでは早巻きを多用するので元々真っ直ぐ泳ぐことを期待していないジグや、早巻きでも比較的真っ直ぐ泳いでくるメタルジグを多用する私。
でもまぁ、ミノーもせっかく買ってきたんだからと一度チャンスを与えてみた。
するとこれがなかなかの当たりで、それまでよりも良いペースで数を重ねることが出来る。
そしてさらに幸運なことに、たまたま最初からついているフックが安物なのか?数匹釣った時点で曲がってしまったので戻そうとしたらポキっと折れてしまい、予備のフックが無かったかなぁとボックスを漁るも明らかに大きいサイズのトリプルフックしか予備で持ってきていない。
折れたトリプルフックよりはマシだろうと思い、でかいトリプルフックを着用したところルアーの動きがそれまでよりも制限されて、より早巻きが可能になりそれまでよりもさらにハイペースで釣果を伸ばすことが出来た。
偶然が偶然を呼んだラッキーな展開。
そのまま同じルアーで午後はやり切って最終釣果は
ハマチ27匹、サゴシ1匹、ボラ3匹。
2番手の人が12~3匹だったので、
初めてのキャスティングゲームだったにも関わらず2番手にダブルスコアをつけて大差の竿頭をとることが出来た。
偶然とは言えパターンにはまったのが大きい。
船の上でのキャスティングゲームとは言っても、沖の堤防なんかからサゴシやタチウオを狙うルアーゲームと正直大差無く、やり方が違うだけでやっていることは同じだなぁという印象。
これまでの波止釣りでの引き出しだけで十分対応出来たので今後も機会があれば同じような狙い方で手堅く釣れそう。タイミングがあればまた挑戦したいなとは思うけど、これだけ釣れていると魚だけでなく人も釣られるので狭い思いをしながらやることになる可能性はあるよなぁと少し億劫になる。
この日の魚は珍しく全て持ち帰り。もちろんボラはリリース。笑
知り合いに納品して、喜んで全てもらっていただいた。私はというとこの時点では前回の海上釣り堀の魚が冷蔵庫にまだ入っていたのでさすがに要らなかった。
久々のバス釣りを予定
キャスティングゲームから数日後。前々から予定していた琵琶湖でのバス釣りに先だって、
同行予定のF氏にバス釣り用の投げ方を教えるために、大阪の超メジャーフィールド城北ワンドへキャストの練習。
数年ぶりの城北ワンド。雰囲気は全然変わっていない。水の中はどうだか知らないけど。笑
相変わらずハイプレッシャー過ぎて全く釣れる気がしないが、この日は釣りはせずにキャストの練習のみ。
F氏にマンツーマンで数時間キャストの講習。
扱うラインが違うので、ソルトの投げ方とは若干違うものの基本は大差ないので、ここでしっかり覚えてもらえればハイシーズンのショアキャスティングゲームやタチウオなんかにも応用が効く。
準備は万端。いざ琵琶湖へ。
同行者にキャストの練習もしたし、準備はばっちり。
久々のタックルボックスも恐る恐るあけてみたが、特に異臭なども放っておらず問題ない様子。笑
ワーム類もきれいに整頓されており、すぐに使えそう。笑
久々のバス釣り。琵琶湖到着。
2年ぶりの琵琶湖でのバス釣り。毎年春とか秋には1~2回バス釣りをやっているんだけど昨年は波止での釣りに忙しかったのでバス釣りをする余裕が1日も無かった。そのぐらい波止釣りを上達させることに意識を全振りしていた。
今年は多少余裕が出てきたので久々にバス釣りをやってみようかなって気分に。
いつもお世話になっているプロガイドの方にお願いし、7時に出船。
少し離れた場所でボートを止めて水深2~3mあたりのウィードエリアからスタート。
結構だらだらとしたスタートだった為、時刻は7時半を過ぎており、人気のエリアには既にある程度の船団が形成されている。
実釣開始。すぐに・・・?
スタートして十数分。
懐かしい感触が。
ググっ・・・・と重くなり多少ぐにゃっとした感触。
すぐにバイトだと確信し、多少びっくりアワセになってしまったものの無事フッキング。
35センチぐらいのアベレージサイズ。
いやー、2年ぶりのバスを釣った感想としては
「こんなに引き弱かったかなあ・・・」
海でハネだのチヌだのタチウオだの青物だのばっかり釣ってたらさすがにこの程度の大きさの淡水魚では引き味の弱さは正直否めない。
釣り味を楽しむというよりは、掛けるまでの面白さを追求する、まさにゲームな釣りなのだろうと今さらながら感じた。
同行者のF氏が初めてのバスフィッシングということもあり、ある程度忖度していただけたのか?最初はそれなりに魚影の濃そうな場所でワームを使用したライトな釣りからスタート。
そんなこともあり、F氏もポロポロと魚を触れるし、経験者な私もそれなりに拾える。
午後からは厳しくなった琵琶湖
午前中にポロポロ拾えたので昼飯は余裕でゆっくりすることが出来た。笑
琵琶湖のボートバサーならお馴染み?のKKRのレストランへ。
こういうことが出来るのでオフショアの釣りとは違って色々と気が楽ではある。
1時間強ランチタイムを楽しみ、午後の出撃。
すぐのポイントでちょっと春っぽいバスでも探してみますか~ということでライトリグを使って探ってみると・・・・。
この日最大コンディションの50cmジャストのメタボリックなバスをゲット。
5ポンド(1.25号)ラインでやっていたのでちょっと怖かったが丁寧にやり取りをしてネットランディングで慎重にゲット。
この魚を最後に、ライトな釣りでポロポロ拾う展開に若干飽きが生じていたので巻いて釣るやり方に手を出してみるもこの日は反応なし。
再度ライトな釣りに戻してみるも、リズムが狂ってしまったか、反応なし。
終盤のワンチャンスに賭けるも、夕方頃に差し掛かって比叡山あたりから急に雨雲が発達。
まるで初夏のようなどしゃ降りに。。。予報では雨が降ら無さそうだったので想定外。
もったいないけど30分程度早上がりをして終了とした。
2年ぶり琵琶湖でのバス釣り最終釣果は50cmを筆頭に6匹。
初のバスフィッシングF氏は3匹に留まったものの、初ゲットのバスが50cmジャストとなかなかの強運を発揮。
私がはじめて50cm釣るまで何年かかったと・・・・・。
海の釣りとはまた違った面白さや趣があり、機会があればまたやりたいなぁと思った。
私の釣りのルーツはバス釣りにあるので、たまにはこうやって初心に返るのも大事かもしれない。
近くのコンビニに着く頃には本格的に大降り。早めに納竿してマジで正解だったかもしれない・・・。