この日は2~3週間ぶりに釣友のS田君との釣行。
事前まで紀北沖あたりでオフショアジギングするか?海上釣り堀へいくか?といろいろ相談した結果、この日は沖の波が少しだけ高そうなので手堅く手堅く海上釣り堀へ行くことに。
別に私はなんだって良いのだけど、私ほど釣行回数の多くないS田君の貴重な休日なので手堅いほうがお互い楽しめるというもの。それに3月はなんの釣りも厳しいし、よく釣れてる魚種ですら日ムラは強い季節。
海上釣り堀のようなのんびり出来る釣りを選べることは幸せなことなのかもしれない。
今回は海上釣り堀 岬
最近登場頻度の高い海上釣り堀岬。大阪の深日港にあります。
ちなみに貸し切りの筏が空いていたので男二人で貸し切りさせてもらうことにした。笑
なんかこの日は私も「いや!一般コースの方が釣れる上限は高い!他人の分まで釣って釣って釣りまくりたい!!」というテンションでは無く、気心の知れた仲間とのんびり出来たらいいなぐらいのテンション。
なんだかんだ言って釣れるだけ釣りたい気持ちは確かにあるけど、殺気放ちながらやるのではなく「釣れたら釣れたでいいな」ぐらいの温度感。
あと、裏テーマとしては、この半年間S田君とは幾度となく海上釣り堀に通ったのでS田君の成長度合いを邪魔しないように(?)見守ってみる日にしよかなぁと。
とりあえずなんの魚種でもS田君よりもワンテンポ遅く手を出していくイメージで1日やるつもり。
朝7時。海上釣り堀スタート!
開始と同時頃にはマダイの放流。
目視した感じでは4~5匹ぐらい入ったかも。居残りも恐らくいるだろうからイケスの中には10匹はマダイ入ってんのかなぁ?ってイメージ。
ぶっちゃけ貸し切りイケスなんざ、どうやったって釣れるだろうなと思っているけど、今日はせっかくなので餌の反応具合やアタリの出方などをよく観察して、数を出しに行くよりも今後の海上釣り堀釣行につながる経験値を蓄えたい気分。
前回の余り餌、エビでスタート。
他に客もおらんのでじっくりのんびりはじめられる。気が楽~・・・・。
今日は焦らずいきなり角のあたりに溜まってそうなヤツは狙わず、ド真ん中周辺をじっくりでスタートしようかなぁとイケス周辺をぐるっと観察しながら竿を出していると・・。
結構ヤル気満々の居残りサーモンがウロウロしている。
「ん~、コレは仕留めてしまっていいよな・・・?」と思って餌をサーモン用のものに付け替えて
ひょいっと一投。
着水と同時に餌ガン見のサーモン。ちょっと誘ってやるとパク。
7時07分。チョロかった。
居残りのサーモンは2匹いたので残り1匹。
ヤル気はありそうだったのだけど2~3投してみても反応が薄かったのでタイ狙いにチェンジ。
私がサーモン狙っている間にもS田君はタイを狙っていくつかの角などを探っているもののまだアタリが無い模様。
ん~、ちょっと私も角狙ってみるかなぁ~。
この時期はエサ取りがいなければ実績の高いササミで。
7時13分。角におるやん・・・。
7時15分 連発で。
S田君にも同じ角に入ってもらい継続。
溜まってるなら練り餌系の餌のほうが勝負早いかなぁ?と思って餌をド定番の生ミックに変更。
7時22分 仕掛けが馴染むのと同じタイミングで消し込んだと思ったらクロソイ。
こいつら目の前に餌落ちてきたらなんでも食うよね。笑
7時28分 さらに生ミックで。
この辺でなんかテンポ良く釣りすぎたなぁと思い、違う場所狙ったりしてたらアタリが遠のいてしまった。
こういう舐めたプレイをしていると後々つらくなる。
クロソイはワンテンポ遅れで狙うも
8時過ぎ頃。クロソイ放流。
もう暖かい日が続くこともある季節なのでクロソイもそのうち放流なくなりそう。シーズンの最後に釣っておきたい。
クロソイっつったら定番のキビナゴかなぁってことでキビナゴや
青魚の切り身などで狙ってみるも・・・
溜まってる角ポイントを先にS田君が見つけたので、ソコにはある程度釣ってもらってから参加しよーと思ってたらある程度つられた後にはクロソイは残っておらず・・。他の角でも1~2匹ぐらい拾えると思ったんやけどな・・・甘かったな・・・。
このぐらいの時間からはエサ取りの活性も少々UP。柔らかい餌を使うと餌をつついてくるので釣れたアジを使って泳がせ釣りなどをやってみるも反応無し。
この前日?ぐらいまでは青物の放流増イベントをやっていたそうなので確実にイケス内に青物が入っているそうだが・・・。うーん。今日は難しいかもしれない・・・。
もうトラフグの放流もそろそろ終わりな季節
9時頃にはトラフグ放流。
この辺りの海上釣り堀では、冬シーズンの定番魚種トラフグ。
もうそろそろトラフグの放流も終わりかなぁって季節。
クロソイと同様に最後に釣って終わりたいところ。
餌はとりあえずカツオの切り身で。
最初の1匹目ぐらいは遠慮せずに釣ってしまってええかな~と思ってたけど先にS田君がゲット。めでたい。
この冬シーズンでは何度も何度も真面目にトラフグを狙い続けたS田君だったけど色々と上手くいかずトラフグを全然ゲット出来ずにいたが最後の最後でなんとかゲットすることが出来た。めでたい。
で、私の仕掛けを回収してみると、、ハリスが切れてた。笑
イマイチリズムが悪いので餌を生ミックに変えてみると、、、。放流から1時間経過。トラフグゲット。
アタリはほぼ感じず、巻き上げたら食ってたぐらいの感じ。笑
で、やっぱトラフグ狙いに戻して切り身とかキビナゴとかつけてみるも。。。。
なんかやけにハリスが切れる。
こりゃ相当ヤル気満々のヤツがおるな?
っつーことで久々に登場。
人類の叡智。ワイヤーハリス。
これはトラフグでも簡単には噛み切れない。2年前に購入したものが1セットだけ残っていた。
カツオの切り身をつけて投入。
即ツモ。
ワイヤーハリスまで使って仕留めたので、興奮しちゃってスカリに放り込むまで写真撮るの忘れてたよ。
釣れた魚はほとんどS田君のスカリに放り込んでいたのでS田君のスカリは混雑してきた。笑
今日はなんか、クロソイ一匹だけ持って帰って大事に食べようかななんて気分だったので・・・。
アタリ遠いよ後半戦。
10時過ぎ頃にはマダイの放流。
序盤のモーニングサービスでは余裕こいてたら早々に時合いが終わってしまったのでここはちょっと張り切っていきたいトコロ。
が、、、アタリは遠く・・・。
放流から1時間ほど経過してなんとか・・・。
11時過ぎ。
11時半過ぎ。ポロポロ・・・。
ポロポロ・・・なものの・・・続かず・・・!!
何をやってもアタリは遠く・・・。
あと1匹目視出来るトラフグがいるのでそれならなんとかなるかも!?とトラフグ狙いにしても・・・。
餌を変え
狙う魚種を変え・・・・
色々と試してみるが・・・・
最後にマダイを釣ってからは居残りのサーモンにチラっと口を使わせて針掛かりに失敗させたぐらいであとはなーーーーーんも無し。
「貸し切りやし他の人に釣られる心配もないんやから向こうからやってくるチャンスを待ってりゃ嫌でも釣れるでしょ」と言う風に考えていたが、、、
やっぱ海上釣り堀でも波止でも船でも、、、釣れる時に釣れるだけ釣るのがコツ。
ということがよくわかりました。。。。
14時。納竿。
後半は結構マジでがんばったんやけどな・・・。全然やったな・・・。
釣れる時に釣れるだけ釣るのがコツ。海上釣り堀。最終釣果
最終釣果はマダイ5、サーモン1、クロソイ1、トラフグ2。
まぁ、ボチボチ?かなぁ?
なんやかんやエラソーなこと言うても、カツカツに数出しに行ってたとして多分マダイが数匹上乗せ、クロソイが数匹上乗せって感じかなぁと思われる。そもそも貸し切りイケスなので上限はある程度見える感じではある。
そろそろこの辺りの海上釣り堀でも青物の放流が始まっていて、トラフグやクロソイの放流が終わる代わりにシマアジなどの海上釣り堀定番魚種の放流も再開される見通し。
今年は各海上釣堀、エサ取りが越冬してしまっており釣り堀によっては柔らかい餌などを使うと瞬殺されてしまうような状況がいまだに見られるので今年は例年とは違った狙い方考え方が必要な場面も多そう。
早くシマアジ引っ張り回したいねぇ~たのしみ。
今回の使用タックル
ウキ釣り用
ロッド:SHIMANO BORDERLESS HH-TK 290
リール:SHIMANO 13BB-X ハイパーフォース 2500DXG
道糸:ナイロン 3号
ハリス:フロロカーボン 2.5号
ウキ:自作棒ウキ 0.8号
針:チヌ針4号
さぐり釣り(脈釣り、際釣り)用
ロッド:宇崎日新 PRO SPEC 海上釣堀 際釣り(並継)180
リール:SHIMANO 14BB-X ハイパーフォース 2000DXG
道糸:PE 1.5号
ハリス:フロロカーボン 2.5号
針:チヌ針4号