今回は釣友のS田君と海上釣り堀・岬のリベンジ釣行。
前回の様子がコチラ。
リベンジしないといけないほどめちゃくちゃ悪い結果でもないように見えるが、いかんせんミスも多かったし青物は完全に対面側に張り付いてしまっていてチャンスすら作れなかった。
そのうちリベンジしてぇな~と思っていたらS田君から「海上釣り堀いきましょー」のお誘い。どうもどうもありがとうございます。
私は基本的に自分から誰かを誘うことが苦手。でも誘ってもらえたら割とひょいひょい簡単に出向く性格。(天気が良い場合)
寒くなってきて少し人数減った?海上釣り堀・岬
この日は数日前に予約したにも関わらず予約入場順は6・7番目。
当日飛び込みの人もいたかもしれないけど前回よりは微妙に少人数の客入りだった。
「客が少ないんだったらめっちゃ釣れるんじゃない!?」
そう思われがちな海上釣り堀なのだけど、「客が少ない=放流数が少ない」なので客の多い少ないで釣れる釣れないはさほど変わらない。
6時半。一般イケスの入場。前回とは真逆の位置に2人で釣り座を構えた。
餌取りをしてくる小魚がどれぐらい濃いのか事前に正確にはわからなかったので今回も餌は全く絞りきれていない。
近所のスーパーで餌に出来そうなサヨリがそのまま売っていたのでちょっと買ってみた。笑
結論から言うと特に必要はなかった。笑
実釣開始。ポツポツとした出足・・・
7時になって釣り開始。
最初いきなり青物から狙ってやるかなぁ?と思ったんやけど仕掛けの準備上ちょっと間に合わなかったので、スタートと同時に放流されているマダイをとりあえず狙う。
餌はとりあえずの練り餌で。
すぐに1匹ぐらい釣れるかなぁと思っていたけども開始して十数分。
まず最初にS田君の隣のお客さんがマダイをヒット。
早い日なら数十秒で誰か釣るもんなんやけど、この日はゆっくりとしたスタート。
遅れること10分。やっと一枚目。
S田君も1枚目をゲットしているが、釣れている人みんな餌が違う。
特にどの餌が効くってわけでもなさそう。私の1枚目は餌ササミ。
さらに15分後。やっと2枚目。これは確か練り餌だったような気がする。
ここからは30分以上アタリが遠のく・・・・。
ちなみに餌取りは多少居るとは聞いていたがすごく邪魔になるほどでもなく確かに多少居る程度。
あまり気にならない。
8時半。放流後のクロソイ。
クロソイみたいな魚は放流されてからすぐ釣れるイメージがあまりなかったけど、今シーズンのクロソイは放流後割とすぐに釣れるらしい。ネット際や底をギリギリに攻めないとなかなか釣れないので苦手な魚種。私の場合はほとんどたまたまでしか釣れない。笑
いよいよトラフグの放流タイム。
冬の海上釣り堀定番魚種の一つ。トラフグ。
いよいよトラフグの放流時間。
あまり釣り座が関係なく、タナも割とテキトーでOK。餌もキビナゴつけて放り込んであとは抽選みたいな場合が多い。笑
トラフグの放流と同時に青物(メジロ)の放流も行われ、トラフグは多分4匹放流。メジロも3~4匹放流されたように見えた。
トラフグも青物も放流されて比較的すぐ釣れがちな魚なのでどちらを狙うか非常に悩む。
が、私はトラフグ狙いを選択。
他のお客さんはトラフグ狙い6割、青物狙い4割といった感じ。
放流されてすぐには釣れなかったものの、、、
1匹目。9時53分。
2匹目。9時56分。
3匹目。10時02分。
9分で3匹強奪に成功。
ハリス切れが怖い為、毎回仕掛けの針は結び変えてからの手返しなので投入~掛けるまでは1~2分以内。
再現性の高い魚種は見つけてから釣り切るまでの手返しが最も重要。
たまたま投入場所とタナがバッチリだったんだろう。他に10名程度お客さんがいたがトラフグをゲット出来たのは私ともう1名のみ。いやースマンスマン。
次は青物や・・・・!!スマンS田君!!!
さぁ、、、トラフグは放流された分はきっちり回収されたと思われるので次は青物を狙うかぁ~。と青物準備。
活餌で狙っている他のお客さんが多いがアタリがないようなので、あえて「死に餌」で。
するとすぐにアタリ。
カツオ切り身なんかなんの魚のアタリかわからんけどウキが勢いよく消し込んだので合わせると同時に「青でーす!!」と青コール。笑
青物じゃなかったら「すんません間違えました!」と言えば済むしな・・・笑
まぁでもこれは青物だったんだけど、ちょっとやったらハリス切れ。。。。
6号のフロロカーボンだったので多少細い気はするがそう簡単には切れないと思ってたんやけども・・・・。
10キロを超える大ブリが居残ってるそうなのでそれだったのかもしれない。。。ああもったいない。。。。
気を取り直して少し遠目に投入して軽く誘いをかけながら仕掛けを操作していると・・・・
「ん?S田君のウキが・・・ポーン・・・!?」
「えーと、S田君何してるんや?」
「S田君ウキ見てへん・・・!!なんか仕掛け直してる!!!」
しゃーないので勝手にS田君の竿を合わせて・・・!!
針掛かり!!
抜群の重量感・・・!!!
「青やな・・!!!」
青でーす!!(S田君の竿やけど。笑)
が、なぜかドラグがっちがち締めのS田君リール。
少し態勢が整ってからS田君にバトンタッチしようとしたが・・・・ちょっとやり取りしたらPEラインから高切れ。
いやーすまんS田君。
S田君との共同作業により無事。
申し訳ないことしたなぁとは思うが起こってしまったのはしょうがない。
釣ってお返しする他ない。
すると次の投入ですぐにチャンス。
投入してすぐにウキがピコピコピコピコ。
「あ?なんやこれ?まだトラフグが残っててつついてるとか?」
すぅ~っとウキが海中へ消し込んだので合わせてみると抜群の重量感。
「青っっ!!!」3回目の青コール。
何度も何度もごめんなさいねとか思いつつやりとり開始。
1回目のときにはあっけなくハリス切れしてしまっているのでドラグを緩めにして慎重に。
ちなみにPE高切れしたので仕掛けを直していたS田君。また仕掛けから目を離していたので私の掛けた青物と仕掛けが絡んでしまっている。
少しずつ寄せてくると・・・
さっき高切れしたS田君の仕掛けに私の仕掛けが引っかかってヒットしている様子。笑
S田君の仕掛けをぐっちゃぐちゃに巻き込みながらなんとかランディング。
私の針は高切れした仕掛けに絡んでいるだけで、口にはS田君の仕掛けが掛かっていた。
見事な共同作業だった。笑
ぐっちゃぐちゃになった仕掛けを切るのに忙しかったので写真は撮り忘れ。
複雑に絡んだ仕掛けをほどくのは時間がかかるのでガンガン切って仕掛けを作り直し。
次の瞬間、隣のお客さんが青物ヒット!!
しめた!!!この時間で仕掛けが作り直せる!!
(青物が掛かったら当人以外は全員仕掛けを上げなければいけないのがこの海上釣り堀のルール)
「ゆっくりやってくださいよ~^^」と隣のお客さんにささやかなエールを贈り、仕掛けを急いで作り直し。
準備が整った頃、隣のお客さん無事青物ランディング。
すぐに再投入。
一発。
さすが養殖物はすごいね体高が。丸々と太ってる。
ここからは粘りの釣りになるか・・・・
トラフグ、青物と時合を見逃さず少々ミスを重ねつつも手返しでカバーして着々と釣果が積み重なってきた。
まぁでもずっと釣れっぱなしなわけもなく、アタリは当然遠のく時間帯に。
スカリの中はなかなかの混雑状態に。
たまにマグレでクロソイが不意に釣れたりするが・・・特に再現性は見いだせず。
一瞬、一部の場所でマダイの時合が訪れたが少し遠目の場所&他のお客さんの釣座目の前だったので簡単に投入することは出来ず、後半~終盤はあまり数は重ねられなかった。
最後まで割と真面目にがんばったんやけどなぁ、後半戦は魚のポジションがちょっと変わってしまったなぁという印象。
トラフグ攻略成功の海上釣り堀・岬 最終釣果
最終釣果はマダイ4、クロソイ2、トラフグ3、メジロ2の計11匹。
数もそこそこだし内容もなかなか充実。
特筆する点はトラフグの3匹。ミスらしいミスもなく何もかも上手くいった。
あとはマダイのバラシが3~4匹程度あったと思うのでそこはちょっと反省しないといけない所。微妙にデカイやつ入れてたりするのでなかなか簡単に上がってこないんだよねぇ・・・。
それと、クロソイの攻略法をもう少し真面目に取り組まないと今後、冬シーズンが進むにつれてどんどん厳しくなるなぁという印象。
そういえば帰りがけに「ブログ見てます!」とお声かけいただきました。こんなクソブログを見て釣りのモチベーションアップにつなげてくださっているそうです。ありがとうございます。
今年は本当に「ブログ見てます!」が多い。20人には言われてないけど、10人以上には言われたなぁ。。。
参考にしてくださってる方が結構多いようなんだけども、(謙遜ではなく本当に)さほど参考になるようなことは書いていないので、なんか釣りに関する質問があれば私を見つけたときに聞いていただけたらと思います。どうもどうも。
珍しく料理
この日の釣果はS田君と山分け(と言いつつかなりS田君に持って帰ってもらった)したので珍しく自炊することに。
メジロのカマ。えげつないほどの脂。
焼いてくったら胸焼けしそうなので煮てくうことに。
タイやソイの頭やカマはあら炊きに。
酒で煮込んで醤油とかみりんとかぶち込むだけの簡単料理。
見た目はともかく味はまぁまぁだった。
残りの骨は鍋にぶち込んでダシにして味噌汁。
こちらもすっげぇ脂。豚骨スープ作ってんのかっていう白濁スープ。笑
タイのほうが多いんじゃないかっていう鯛飯と、魚のダシで作った味噌汁でとりあえずいただきまーす。
魚のダシが効きすぎてちょっとクセの強い味噌汁になってしまったけど漁師めしっぽい雰囲気があって割と美味かった。残りも全部料理にしてやろうと思います。
今回の使用タックル
ウキ釣り用
ロッド:SHIMANO BORDERLESS HH-TK 290
リール:SHIMANO 13BB-X ハイパーフォース 2500DXG
道糸:ナイロン 3号
ハリス:フロロカーボン 3号
ウキ:自作棒ウキ 0.8号
針:チヌ針4号
さぐり釣り(脈釣り、際釣り)用
ロッド:宇崎日新 PRO SPEC 海上釣堀 際釣り(並継)180
リール:SHIMANO 14BB-X ハイパーフォース 2000DXG
道糸:PE 1.5号
ハリス:フロロカーボン 2.5号
針:チヌ針4号
青物用
ロッド:SHIMANO OCEA PLUGGER FLEX LIMITED S80L
リール:SHIMANO ツインパワーXD C3000XG
道糸:PE 4号
ハリス:フロロカーボン 6~8号
ウキ:棒ウキ 5号
針:海上釣り堀用の青物っぽいやつ