前回は初の日本海イカメタル&オモリグゲームを堪能した。
個人的には堪能したつもりではあるものの、釣果は客観的にみると少し寂しい感じかもしれない。なんの魚種でもシーズン序盤なんてのは日ムラがどうしても激しい傾向にあるのでそこらへんはある程度しょうがない。
「まぁでも、もうちょっと釣りたかったかなぁ。」なんてことを思いながらSNSをボーっと眺めてたら和歌山方面でイカメタルの釣果情報が。
まだシーズンに片足すらも突っ込んでいないような時期なので次同じことしても釣れるのかどうかかなり疑わしいものの、釣れたこと自体は事実のようなので調査的な意味も含めて和歌山方面のイカメタル船を予約。
和歌山 南紀田辺 サウスカレント
今回は和歌山のイカ関連の人気遊漁船サウスカレントで参戦。
年中ティップランエギングなどやっててイカへの情熱は一際強い同船。
大阪からは2時間程度かかるのでそんなに気軽に来られる距離でもないんだけど、イカメタルは個人的に夏季しかしないし、昼間は(暑くて)釣りをしないのでこの時期だけは何度か来てしまう。
この日は釣り友のS井君に連絡とってみたところちょうど予定が空いていたらしく、予約満員になる前に2名分の予約が出来た。
なんせ和歌山方面の高速道路は結構料金が高い・・・・。これを2人でわけられると非常に助かる。あと道のりも長いので話し相手がいるだけでずいぶん気が楽になる。ありがたい。
もう梅雨入り寸前ということもあって予報や空模様は出船前からすでに怪しい。
出船直前にはポツポツと小雨。
予報サイトによってはまぁまぁ本降り、ギリギリ持つと判断のわかれる感じ。
一応雨具は持っていったけども出来れば雨は降らないでほしい・・・。
スタートダッシュに成功。和歌山イカメタル開幕やー!!!
出船して小一時間ほど経った頃、ポイントに到着。田辺周辺から小一時間なのでまぁまぁ南のほうへ下ってきたと思われる。
空のカゴ、いっぱいになるといいんやけどねぇ・・・。なんせまだシーズンにも入っていないようなタイミング。ちょっとでも釣れれば御の字か・・・ぐらいの温度感。
夕方とは言えまだ明るい状況なのでとりあえず様子見で派手目のカラーの浮きスッテを装着。
鉛スッテも同じく派手目で。
潮はまぁまぁ動いているっぽく、少し重めの15号が船で指定されたので15号を装着。
船にもよるだろうけど、夏季の和歌山イカメタルだったらだいたい10号~20号まで2~3号刻みで用意しておけばOK。カラーは正直その日によるのでどれが鉄板カラーってことは断言しにくい。好みのカラーを買えるだけ買えばよろしい。
まずは第一投。
「まだ明るいしなー、とりあえずベタ底から攻めて見るかね~。」ととりあえず着底させてからアタリのありそうなレンジを探すことに。
着底。
底を切って少し誘いを入れてステイ。
ポン。
体が勝手に反応してスイープなフッキング。
乗ったァァァァ!!!!
あまりにも早すぎてリールを巻く手は半信半疑だったものの明らかに重みがある。
ソッコーで船中1杯目。
同行者のS井君は何がなんやらわからんような感じになってしまっていたがこれは事実。
船中のヤル気スイッチがいきなり入った雰囲気を感じた。
が、なぜか私だけアタリ連発で。
この時点でまだアタリすらない人も多数いたように思われる。
和歌山のイカメタルで釣れるイカって小さいからアタってても気づかない場合も多々ある。こういうテクニカルなところが本当に好き。
暗くなってからの中盤戦は・・・ポツポツ
明るいうちはスタートダッシュを決めたものの漁火が点灯し、暗くなってからはペースダウン。
なんならS井君のほうがちょっとペースいいぐらいの時間もあった。
また、この日はおそらく中型~大型のマダイの活性も高かったようで、せっかく掛けたイカを食われるということも多々。
一度フッキングに成功したもののスッテの細い針じゃ上げて来られるワケもなく、針が伸ばされてバレてしまった。
いやー、暗くなってからは本当にポツポツ。
再現性にも乏しく、いるにはいそうだけど、「どうやって釣ったらいいんだか・・・」といった感じ。
潮の流れも早く、普段使ってるような仕掛けだとちょっと違うかなぁってイメージ。
リールは今期購入したばかりのDAIWA ティエラIC。
すでにハンドルなどを替えてしまってるけど、もう少し使い込んだらレビューなどしてみたいなとオモイマース。
ポツポツだけどなんとかかんとか数は重ねて二桁に。
ヘンな餌取りみたいなのも釣ったので記念撮影。笑
10匹ごとにジップロックへ放り込んでクーラーボックスへIN。
イカももちろん早めに冷やしてやったほうが状態良く持ち帰ることが出来るので、忙しい釣りではあるけど合間にきちんとクーラーに移動させたほうが良いね。
釣り方見つけました後半戦。1人で連発。
時刻は夜21時を回り、後半戦に突入。
もう完全にアタリは遠く、30分に一回程度、ポンっとイカパンチがある程度で何も見えてこない。再現性が無い。
どうせ釣れないなら同じことをやっていても仕方ないということでスッテの色やシルエットを次々に変えて見るもあまり効果はなさそうだった。
が、ここで思いっきり仕掛けからアプローチからを再構築。やり直し。
「どうせ釣れないなら何しても同じだろう?」ってことでトライ。
すると一投目からアタリが連発。
ちょっとノリは悪いもののアタリ自体が倍増以上したので他の人の数倍ペースで数を重ねることが出来た。
後日思い返してみるとそれでも、まだまだ改善の余地はあるなぁと思ったので次回以降同じようなケースがあった場合、試してみたい。
周りはほぼ釣れてない時間帯だったのでギャーギャー騒ぐと感じ悪いかなって黙々と静かにやってました。笑
私だけどんどん追加。キモチイイ。
和歌山のイカは本当に美味そう。。。
柔らかいんだろうなぁ・・・。楽しみや・・・。
そして最終的にはまぁまぁ満足いく数になってしまった。
結局終盤も私ばかりポツポツ拾えて、中盤では同行者のS井君に追いつかれそうだったものの終盤で再び引き離すことが出来た。面目躍如?メンツは保てた?といった感じ。ほっとしたわ。笑
ちなみにS井君も20杯オーバーで大健闘。この渋さでそれだけ釣れればどこでも恥かかないだろう。また一緒に行く予定があるので次回も楽しみ。
まだまだシーズン開幕前。和歌山イカメタルinサウスカレント最終釣果
最終釣果は39杯。竿頭。
帰港してからスタッフの方に「今日のトップは何杯やったんですかー?」と聞くと「貴方です」とのことだった。満員の乗り合い船で竿頭自体は喜ばしいものの39杯でトップとはまだまだ本格シーズンにはほど遠いのは実感としてある。
これから梅雨シーズンで雨水、水潮、濁りの影響などでさらに日ムラの激しい日が続くことが予想されるものの、タイミングがあえばぜひまた参戦したいなぁとは思う次第。
本格シーズン自体は、毎年梅雨が明けてからかなぁって感じなのでまだまだ焦らなくても全然大丈夫。
今年の夏はイカメタルに挑戦してみてはいかがでしょうか(^^)
今回の使用タックル
イカメタル
ロッド:DAIWA エメラルダス AGS イカメタル N65ULB IM
リール:DAIWA TIERRA IC 100XH L
道糸:DAIWA UVF エメラルダスDURA センサー×8 LD +Si2 0.6号 200m
リーダー:フロロカーボン3号
鉛スッテ:サウスッテなど 15号