この日は前々から予約していた男3人でのイカメタル釣行。
予約したのは私じゃないので知らないけどあと1~2人は予定していたっぽいがスケジュールが合わなかったらしい。
たまに海上釣り堀を一緒に行くS井君とMッキー。2人とも釣りは好きで基本的にはエンジョイ勢なので立ち振舞いというか、立ち位置というか、釣り人としての関わり方についていつも新しい発見や参考になることも多い。貴重な機会。
2人ともイカメタルが好きで昨年一度一緒に行っている。S井君は先日一緒に行っているが、Mッキーはそれ以来のイカメタル。
和歌山 田辺 シーホース
今回の船は和歌山田辺から出船のシーホース。
たまにバチコンアジングとかでお世話になることのある同船。最初は他の船を予約しようとしていたそうなのだけど予約がいっぱいだったので「シーホースはどうや?」と勧めてみたら私達3人ギリギリ滑り込み予約に成功した。
和歌山界隈では私はこの遊漁船がお気に入りで、特に装備がものすごく優れてるとか料金が格安とか、そういう特別なことはないのだけど、とにかく雰囲気が良い。船長が天使のごとく良い人だからそう感じるのかもしれない。笑
そういう船で気の合う男だけで好きな釣りが出来るのはものすごく贅沢で、気分の良い時間なのかもしれない。
出船の準備~移動
日本海とは違って和歌山界隈はイカメタルがメインなことが多いので、一応サブとしてオモリグは用意しているものの基本的にはイカメタルロッドメインの展開を予想。
今年買ったばかりのティエラICとエメラルダスIM
和歌山ではすでに定番化しはじめているスッテ
多分12~15号ぐらいで指定されるだろうからなーということで15号のスッテをとりあえず仮に装着。
スッテの色は現場で色々とローテーションするだろうから事前に準備をすませておく。
一応使う機会があるかもしれないのでオモリグの準備も。
日本海とは違ってイカも小型なのでエギも小さめのやつを準備。とりあえずね。
夕方頃出船。夕暮れの日差しはもう強くなっていて、準備中は「暑い」と皆口にしていた。
まだ本格シーズン前なので今回はちょっと遠目のポイントまでいく感じらしい。
やっぱイカメタルと言えば梅雨明けぐらいから本格シーズンってイメージやからね。まだちょっと早いのは早いだろうね。
実釣開始。とりあえずポロポロ。
ポイントに到着後、すぐにヒットするということは無かったものの、男3人の中ではMッキーが一番最初にヒットし、その後私もなんとか1匹目。
さすがに2人に比べると私のほうが僅かに経験値があるので多少の再現性が見いだされてしまえばペースは私のほうが少し早い。
連発!!って感じは無いけども、他の人よりも少しだけ早いペースでポツリポツリ。
うーん。開始1時間~時間ぐらい。
イ・・・イマイチ・・・。ただ、イカメタルってやつは後半爆発することもあるのでこの時点ではまだわからない。
今日が大当たりではないことは確実視されるが、後半爆発してそれなりの当たり日に変化することもある。それに期待する他無い。
ペースの伸びない中盤~後半戦。デッドヒートの2人。
中盤戦。色々試すもどれもシックリこない。
カラー、シルエット、仕掛け。色々と調整した。どれでも当たるっちゃ当たるけど、どれかでしか当たらない感じもない。
タナもベタ底でもないし、浅タナに浮いてるでもない。再現性に欠ける・・・。
特にパターンが見つからないこういう日は「真面目に黙々と淡々とやる人」が一番結果が出しやすい。割と苦手な科目。
序盤はMッキーがS井君を大きくリードしていたものの、中盤戦以降はS井君がなんとなく釣り方が見えてきたようでMッキーを猛追。
私はそれよりも若干ペースが良いのでとりあえず釣れたイカをジップロックに入れてクーラーに放り込んだ。
一応船をつけ直すごとにポロポロと追加出来るものの爆発する気配は微塵も無い。
色か?
シルエットか?
と、合間合間にスッテを次々に交換していくも・・・。結果は同じで、どれでも釣れるっちゃ釣れるし、どれかかでしか釣れないってことは全く無い。
ある程度傾向みたいなものはあるようだが、絶対的な感じはない。
船長も諦めずに何度もコースを変えたり、水深を変えたりしてイカを探すも、そもそも活性の低い日であることは否めない雰囲気。
最後ちょっと水深深めを攻めてみたけども潮の雰囲気もイマイチ。終始我慢の釣りを強いられた一日だった。
0時を回って、納竿。帰港。
なかなか真剣にやったけどな・・・。もう一声やったな今回も・・・。
再現性の薄い一日。最終釣果。
最終釣果は31杯で多分トップか2番手。今回も正確な集計はなかった。
とにかく再現性に欠ける日で、タナにしろスッテのカラーやシルエットもどれが効くって感じは受けなかった。途中オモリグなども試してみたものの、そもそも仕掛けの違いで差が出るような日ではなさそうだった。その点については残念なものの、なんだかんだ気の合う仲間で釣りをするとやっぱ楽しいし、信頼している船宿で釣果が伸びなかったらそれはそれで納得出来る。
よく考えたらそもそもまだ本格シーズン前やしな?笑
期待が大きかった分、釣果はもう一声欲しい感じになってしまったけどもよく考えたら食う分なら十分確保出来ているので、とりあえず満足しておくべきか。
ちなみにMッキーとS井君2人のデッドヒートはほんの少しだけS井君が勝ったらしい。笑
この悔しさをバネにMッキーには次回がんばっていただきたい。
まだまだ夏はこれから。
料理してみた
めずらしく(?)釣ったイカを早速さばいてみた。
和歌山のイカは小型なせいか?味は濃いし、身は柔らかい。食べる分には日本海のデカイやつよりこっちのほうが好み。小型なのでいっぱい食べようと思ったらいっぱい釣る必要があるけども。笑
うに和え最高だったぜ~~~~!!!
今回の使用タックル
イカメタル
ロッド:DAIWA エメラルダス AGS イカメタル N65ULB IM
リール:DAIWA TIERRA IC 100XH L
道糸:DAIWA UVF エメラルダスDURA センサー×8 LD +Si2 0.6号 200m
リーダー:フロロカーボン3号
鉛スッテ:サウスッテなど 12-15号