2020年一発目の釣りは誘っていただけたこともあり海上釣り堀田尻の貸し切りイケスでの釣行。
たまに一緒に釣りをするS井君E口君R助君Mッキー御一行の貸し切り予約に便乗。
最近よく一緒に釣りするS田君も一緒。7名男だけの新年釣り初め。
年末までは1週間ほどタイ祭りというイベントをやっておりマダイをずっと大放流していた同釣り堀。もしかして大量のマダイがイケス内に居残っているかも?という淡い期待もいだきつつ準備開始。
新年一発目の営業ということで一般イケスは満員の満座。
逆に言えばそれだけの客がいるので放流数もMAX。良い釣座に当たればほとんど1日中アタリがあるような場合にも出くわしたりする。
さらに逆に言えば悪い釣座だったりその日のアタリ餌を持っていなかったりするとひたすら他人に自分の魚を釣られ続けるという屈辱を味わうことにもなる。海上釣り堀とはなかなか理不尽でギャンブル性の高い釣りであるとも言える。
最後に訪れた時に大量発生していた餌取りのヒイラギや小アジはまだ居着いているようで余裕で万を超える量が大量発生中。
この感じであれば水温が10度前後になるまでずっと居着きそう。ただ、高水温ってわけでもないので見た目ほどヤバイこともなく、活性はそこまで高くない。
餌取りが大量発生中なのはだいたい事前にわかっていたがそこまで高活性でもないこともわかっていたのでこの日用意した餌は柔らかめの生餌中心に。
魚の切り身やエビ、キビナゴ。定番の練り餌などを中心にして、あまり幅広くは用意せず奥行きを多めに持ってきた。
放流魚はある程度選べるが、吉と出るか凶と出るか?
準備が整って、イケスをグルっと一周見て回った感じではMッキーの釣座が一番雰囲気むんむんある感じ。別に魚が見えてるわけじゃないんやけど経験上、なんとなく雰囲気で。
「Mッキーの前が一番良さそうやわ!」と申告するもギャグかなんかっぽく捉えられたようで皆自分の釣座の前で釣りをスタートする様子。
とりあえず最初は鳥ササミから始めるかなあ?エサ取りに瞬殺されるかなあ?
いやーやっぱなんだかんだ言って定番の練り餌?前回マダイ爆釣させた時はほぼほぼこの餌だけで釣ったのでこの時期でも実績十分。
(知らなかったけど)海上釣り堀田尻では貸し切りでは放流される魚種をある程度選べるらしくこの日は予約した当人のE口君の趣味で選べる放流はすべてトラフグにするとのこと。笑
もちろん高級魚なので放流数は極少なくなる。
年末はタイ祭りイベントだったので1週間ほどマダイしか放流されていなかったこの釣堀ではかなりリスキーな放流魚の選び方だと思ったが、便乗参加でしかない私には特に意見をする立場に無いし、別になんの放流でもその時々の魚を釣れば良いと思っていた。
また、マダイは比較的居残りしにくい魚種(簡単に釣れる)でもあるので「イケス内に居残っている魚はそんなに居ないんじゃないかなぁ・・・。」という予測が私の頭の中にはあった。
年末に最後この貸し切りイケスに入ったお客さんが大量に釣り残してくれていることを願う他ない状態。
ただ、マダイの放流は必ずされるとのことで一発目の放流はマダイからスタート
実釣開始!不安は良い方に裏切られた?
最初の不安は良い方に裏切られ開始早々皆ポツポツ。
皆に遅れること7時07分 1匹目。 これはまだ放流前。
7時12分 他にも2匹目を釣ってる人もいる。
この辺の時間帯で一発目のマダイ放流。
が、他の人にポツポツ釣れるだけで私はアタリが遠い。笑
一番釣ってるペースの人で4匹目ぐらいの感じだろうか。誰かだけ突出することもなくある程度満遍なく。
「ん~、やっぱ魚ほとんど居残ってねぇのかなぁ・・・。」と納得するようなしないような感じで1時間が経過。
8時過ぎ頃トラフグの放流。1匹だけ残っている青物。
待ってましたトラフグの放流。
予約した当人のE口君はトラフグを釣るのも食べるのも大好きなトラフグファンらしく、放流後のトラフグを追いかけて上手に口を使わせている。「なるほどね~貸し切りだからこそそういう釣り方も出来るわな~」と感心しつつボーっとトラフグを狙うも全く相手にしてもらえない。笑
E口君がトラフグをバラシ連続でしつつも他のトラフグを2匹ほど釣り上げている頃。一瞬メジロが一匹だけブワっと浮いてきたのが見えた。
「おおお~、青物一匹だけか?残っとるな!!!」
ということで青物狙いに切り替え。多分1匹ぐらいしか残ってないと思われるのでだいぶ可能性は薄いが微妙にスイッチ入っているっぽいので狙うしかない。
船タチウオテンヤなんかで使用する為に冷凍庫に眠っていたサンマまるごと一匹を装着。
ぶっちゃけ一般イケスでコレやると「あいつ何してるんや?」という懐疑的な目を向けられるし1匹100円する高級餌になってしまうのであんまり使わないんだけど冷凍庫で場所とって邪魔だったのでこの日は持ってきてみた。
イケス内をグルっと一周しつつ何度かコースを変えながら色んな角度と色んなタナでメジロのヤル気スイッチを刺激。
「ん~、食ってけーへんし追ってもけーへんな・・・やっぱ無理かあ?」と思いつつ「あと数投したら餌変えてみるかな」ってところで仕掛けを巻き上げてみると・・・
ぐっっと重み。
「ん?根がかるほど深いところ攻めてないぞ・・・?」
「食っとるな」
「青ッッ!!」
と青コール。
別に貸し切りなんで仕掛け回収してもらわんでもいいのだけどクセで青コール出た。
9時01分。貸し切りイケスで最後まで居残ってた頑固者を仕留めた。
年末は1週間マダイしか放流されていなかったのにずっと残っていたとはなかなかスレた個体と言える。
マダイもトラフグも全然仕留められていなかったので「今日は大敗かなぁ~笑」だなんて思ってたけどこれで一気にランクアップ。
本当に釣れるとは思ってなかったけど「釣れるかもしれない」の可能性を残して餌を準備してきた甲斐があった。
後半はマダイラッシュ。パターンを見つけたらそれを淡々と
青物を無事仕留めた後は残っているトラフグを狙った。
見る限りヤル気は満々っぽいが、E口君が何回もバラしたこともありヤル気はあるものの警戒しまくってる様子。
色々と餌を試してみるうちにトラフグのほうから餌めがけてぶっ飛んできたのでそのままステイ。一瞬口を使ったがすぐに吐き出してしまった。
もう一度同じ餌を付け替えて投入すると今度はガッツリ口に入ったのでスイープに合わせて見事にゲット。
あんま違いがわからんかったけど3年トラフグという3年モノの大型トラフグ。
でっかい白子入りかなあ?と期待したけど白子は無かった。残念。
居残りの青物と3年トラフグを仕留めたので個人的にはもうほぼミッションは完了した感じ。
あとは楽しく釣りするだけ~。
9時42分 朝イチとはポジションが変わっているようでイケスの真ん中周辺。
これを皮切りに皆真ん中周辺でポツポツとマダイが釣れ始めた。
口を使わなかっただけで結構居残ってるのか・・・?
10時22分。真ん中寄りから少し逸れた所でたまっている感じだったのでピンポイントに狙って
10時26分 連発。もし溜まってるとしたら釣り切るまでここで釣れるだろうなと見切った。
ぶっちゃけ本当にマダイそんなに要らないんだけど釣れるもんは一応釣りたくなるのが釣り人の性。
10時38分 簡単にアタリが出せる状況に。
10時44分 マダイは2回放流があったこともあるけどそれを上回るペースで釣れてるので「あんま居残ってないんじゃないか?」という予想は良い方向に裏切られた。
多分20匹近くは居残っていたんじゃなかろうか。タナと餌が合ってる人はガンガンアタリが出て連発モード。
10時50分。一般イケスではないのでこの日は手返しもゆっくりまったり。
この時にはいつものようにカツカツにやったら全部釣りかねない感じだったので、談笑と置き竿しながらブレーキかけつつ、、のつもりだったけど、タナと餌が完璧に合ってるようでアタリが簡単に出てしまうほどのイージーさ。
アタリが出たら置き竿を手に持って、「いつ合わせたらええんや!?」と他の人に振りながら普段なら出来ない余裕をもった遊びをしながら楽しめた。
11時06分 さすがにもうだいぶ数減ってきたんじゃなかろうか・・・。
それにしても終始笑いの絶えない貸し切りイケス。
男ばかりだっていうのもあるかもしれないけど、私とS田君以外は皆エンジョイ釣り勢なので心に余裕があるというか、釣りを楽しむことを自然に体現出来ててすごく理想的。かく有りたいものですなあ。
この後も同じような場所でポロポロとマダイは釣れ続けていたけどさすがにここから何匹上積みしてもあんま意味ないしもうええかなぁと思って2~3匹程度居残っていたサーモン狙いに切り替え。
が、1時間近くずっと粘ってみたものの居残りサーモンは全く相手にしてくれずこの日はサーモンボウズ。今期のサーモンはなかなか手ごわいやつが多い。。。。
早めに終了しようかと思ったけど満員ということで
もうほとんどイケス内の魚は釣りきった感じだったので早めに帰ろうか~なんて話をしていたけどこの日は満員のお客さんということもあって魚の捌きが大幅に遅れている様子。
なので強制的に帰れないっつーことで結局ダラダラと最後までやることに。
13時17分 もうほぼ狙ってはいない。置き竿してイケスのど真ん中に仕掛け放り込んで談笑してるだけ。
納竿終了時間の14時00分。ラスト一枚。
マダイ11匹目かなぁ多分?
14時で終了~。
先に帰ったR助君にマダイを全部あげたけどR助くんが帰った後釣ったマダイは一般イケスのあんまり釣れてなさそうだったファミリーに献上。なんか喜んでもらっていたようで何より。
海上釣り堀田尻の貸し切り 最終釣果
計13匹でなかなかボチボチの釣果に。
貸し切りとは言えどうしてもある程度の差は出てしまったけどみんなそれなりに釣れていたので楽しめた釣りになったのではないかと。
終始笑いが絶えずのびのびと新年一発目の釣りが出来たことに感謝。
また、この日はいつも一緒に釣りをするS田君がマダイ14匹で匹数トップだったのも嬉しい出来事。しれっとコツコツ数を重ねていたようだ。
2019年後半に一緒に釣りに行くようになって休みが合うこともあって海上釣り堀を何度も一緒にいったけど、毎回なかなか良い釣果に恵まれずいつも帰りの車中で反省会をしていたけど、この日は日頃の反省と技量を見事に発揮。嬉しいね~。朝から「今日は立ち回りがなんかいつもと違うな!」と感じていたけど嬉しいね~。
あとは1人だけなかなか釣れなかったMッキー君が当たりタグ付きマダイを釣り上げたのも嬉しい出来事。
※マダイにタグがつけてあって釣り堀半額券などと交換出来る
うれしいね~。新年早々暖かい気持ちになれる。
唯一仕留めたメジロはS田君と半分ずつシェアして持ち帰り。
刺し身とかメジロのなめろうとかにしてなんとか大量消費。
今年も美味い魚がたくさん釣れるといいなぁ。
今回の使用タックル
ウキ釣り用
ロッド:SHIMANO BORDERLESS HH-TK 290
リール:SHIMANO 13BB-X ハイパーフォース 2500DXG
道糸:ナイロン 3号
ハリス:フロロカーボン 2.5号
ウキ:自作棒ウキ 0.8号
針:チヌ針4号
さぐり釣り(脈釣り、際釣り)用
ロッド:宇崎日新 PRO SPEC 海上釣堀 際釣り(並継)180
リール:SHIMANO 14BB-X ハイパーフォース 2000DXG
道糸:PE 1.5号
ハリス:フロロカーボン 2.5号
針:チヌ針4号
青物用
ロッド:SHIMANO OCEA PLUGGER FLEX LIMITED S80L
リール:SHIMANO ツインパワーXD C3000XG
道糸:PE 4号
ハリス:フロロカーボン 6~8号
ウキ:棒ウキ 5号
針:海上釣り堀用の青物っぽいやつ