【初心者】堤防や岸壁、一文字でタコジグを使ってタコを釣るおすすめ竿、リール、仕掛け【釣り方】 | ツリタノ!

【初心者】堤防や岸壁、一文字でタコジグを使ってタコを釣るおすすめ竿、リール、仕掛け【釣り方】

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梅雨明け~晩夏までがハイシーズンのタコ釣りなので、これからタコ釣りをやってみたいという方のため今のうちに仕掛けや竿、リールなどの紹介をしておこうと思った次第です(^^)

今回は武庫川一文字なんかの垂直護岸となっている波止をタコジグで探り歩いて釣る仕掛けの紹介となります。

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岸タコ釣りに使用する竿とリール

竿は錘(オモリ)負荷120-150号程度で、長さが150-180程度の物が最適かと思われます。

オモリ120号というと400gを超える重さですが、200g程度のジグをシャクれるオフショアジギングロッドなどでも代用することが可能です。

ただし、タコ釣り用ロッドは基本的にそれほど高価ではないものが多いのでなるべくタコ釣り専用竿を用意したほうが良いかと思われます。

私の場合、PROXの「CX攻技蛸TE CXSTTM175」を使用しています。

次にリールですが、船タコ釣りと違って垂直護岸を釣る為、どうしても海中の着床物や護岸繋ぎ目に根掛かりやすい釣りとなっています。

そのため、太いラインを使用することが不可欠なのでそれに応じたラインキャパシティのリールが必要となります。また、護岸に張り付いたタコを強引に引き剥がすといったこともあり得るのでドラグパワーも高いものが推奨されます。

よくわからない方はPE15-20号が30m以上巻けて「タコなんたらかんたら」みたいなリールかっておけば大丈夫です。釣具店のタコ釣りコーナーで竿とリール、糸でセット売りしてるやつで大丈夫です。

私の場合は「ELAN WIDEPOWER OCTOPUS SPECIAL」を使用しています。

色々と小難しいことを書いたかもしれませんが、極端な話ガチガチに硬い竿とバキバキにパワーのあるリールだったらなんでも良いですね。

使用しているラインはヤマトヨテグスの蛸専用PE16号の30m

ラインに関してはPE10号程度でも構いませんが糸を細くするメリットが大して無いので15-20号程度のまさにタコ糸って感じの頑丈なPEラインを使用することをオススメします。

竿

錘負荷120-150号、長さ150-180センチ程度、安くても良いから出来るだけタコ専用のもの

リール

PE15-20号が30m以上巻ける、なるべくドラグパワーがあるもの

※スペックを満たしていれば竿とリールがセットになった5,000円ぐらいの激安タコ釣りセットみたいなのでも可

垂直の堤防や防波堤なのでタコエギじゃなくてタコジグ

今回紹介する仕掛けは「タコジグ」を使用した仕掛けとなります。

武庫川一文字に代表される垂直型の護岸や波止のコンクリートの繋ぎ目(ケーソンの繋ぎ目)などタコが居付きやすい箇所をテンポ良く探り歩いていく釣法で主に使用されます。

テレビなどで見かけるタコエギを使用した釣法ではタコがいる所をたまたま通過する必要がありますが、タコジグによる繋ぎ目の探り歩き釣りでは高い確率でタコが居着いている所だけをピンポイントで釣っていけるのでタコジグを使用した釣りが成立する釣り場ではこちらの釣り方を選択するほうが釣果に繋がります。

逆に堤防や護岸にタコが居着いていないような釣り場であればタコエギを使用して広く探るほうが釣果につながりやすいとされています。

岸タコ釣りで使用するタコジグ

タコジグなんていうのはそれほど沢山の種類が市販されているわけではないので今回私が使用しているタコジグで紹介していきます。

私の場合はド定番の「YAMASHITAタコゆらハンター」を使用。釣具店でタコジグって言ったらこればっかり並んでると思います。別にこれじゃないといけないことはないんですけどどこでも売ってるしカラーも在庫も豊富ということで・・・。

タコジグの付け方

タコジグのセット方法を小物などをまじえて紹介していきます。

まず私の場合はタコジグを3個使用した3連仕掛けで臨んでいます。

もちろんタコジグ1個で挑んでもいいですし、逆に4個でも5個でも構いません。

多ければ良いってもんでもありません。バランスが大事です。

3連仕掛けの場合、一番上にオモリ無しのタコジグを付けて、2番目に10号オモリのタコジグ、3番目に20号オモリのタコジグ。さらに3番目のタコジグに5~10号程度のナス型オモリを装着。といった順番でセットします。

実際に見ていきましょう。

一番上のオモリ無しのタコジグの針下部分に連結用のスナップを装着。

2番目のタコジグの頭に連結。

2番目のタコジグの針下部分にも3番目への連結を装着して

3番目のタコジグの針下部分にはナス型オモリを装着。

別にナス型でなくても何型でも良いですが、絡まりにくいものを使用しましょう。

私の場合はこういう両開き型のスナップで3番目のタコジグとナス型オモリを装着しています。装着できればなんでも良いです。

1~3番目までのタコジグを連結する際に使用しているラインはラインシステムのタコナイロン20号です。

20号とかいう太さにびっくりする方も多いかと思いますが、根掛かりしたタコジグを強引に回収したり、護岸に張り付いたタコを強引に剥がすためなのでこの程度の太さが必要となります。

もちろん何もトラブル無く釣りが出来るならもっと細くても良いですが、糸が細ければ沢山釣れるって性格の釣り物ではないので黙って太い糸を使っておくのが無難です。

連結に使用しているスナップはNTスナップの1号を使用。

自宅で50cm間隔のリーダーを先にいくつか作っておいて、現場でラインブレイクなどのトラブル時にタコジグを交換出来るようにしています。

使用するタコジグのカラーは?

使用するタコジグのカラーですが色んな種類が発売されています。

ピンク、赤、紫、黄色などなど。

基本的には赤色使っておくのが無難ですが一個だけピンクとか一個だけ紫にしても良いかと思います(^^)

連結する長さ(タコジグ同士の間隔)は?

3連仕掛けの場合でタコジグ同士の間隔はだいたい50-60cm程度となるようにすると良いかと思われます。間隔が長いと竿よりも仕掛けが長くなってしまい操作性が著しく悪くなります。

2連仕掛けの場合はもっと長い間隔で大丈夫です。だいたい60-70cm程度が良いかと思われます。

4連仕掛けの場合は、竿の長さにもよりますが150-180cm程度の竿ならば、タコジグ同士の間隔は30-40cm程度の間隔になろうかと思われます。

タコジグ連結が面倒くさい方は

めんどくせーなって方はYAMASHITAからタコゆらハンターで使用出来るスナップ付きのリーダーが販売されているのでそちらを使っても良いです。笑

なんせ現場はクソ暑くて汗だくになりながら細かい作業やりたくないですからね。メインで使用せずとも、現場でトラブルが起きた時用の為に1セット持っておいて損はないかなというアイテムです。

タコの時合ってのは意外と短いので時間短縮にも繋がります。

他のタコジグ仕掛け用品

基本的には上記までに紹介したものでタコジグによる探り歩き釣りは成立しますが他にも小物があるのでそちらも言及しておきます。

トリプルサルカン

私の場合は前述のNTスナップでタコジグ同士を連結していますが、トリプルサルカンで連結する方もいます。

サルカンにリーダーを結束して、スナップにタコジグを装着します。

こうすることでタコジグの動きがより自由になってタコへのアピールが大きくなるという理屈ですね。個人的には大差ないというか、変わらないので好きな方を選んでもらって結構です。

タコにも効く?ケミホタル

タコにも効くらしいです。ケミホタル。

大きさは50が推奨されています。

装着箇所としては一番上のタコジグの直上の方が多いようです。タコジグとひっつくぐらい近づけて使用してください。

ケミホタルの色は赤色が人気のようです。

ペンチとシャープナー

現場で護岸の際をゴリゴリと探っているとタコジグの針なんていうのはすぐに曲がってきます。

↓フックが大きく外に広がってしまっていますね。

当たり前ですね。着床物だらけの護岸繋ぎ目をゴリゴリ攻めるわけですし、PE16号なんていうタコ糸を使用しているので針のほうが曲がります。

で、そんなときはペンチで適宜直してやって、針先もすぐに曲がるのでシャープナーで軽く研いでやってください。針先が曲がったままじゃせっかくの一匹を逃してしまうのでここは面倒臭がらずにやりましょう(^^)

大きな針を曲げることになるのでペンチも華奢なものでなく持ち歩きが可能なレベルで出来るだけ頑丈なやつがオススメです。

予備のタコジグをきちんと用意してあとはタコ釣りにいくだけ!

護岸沿いを探り歩く釣りになるので荷物はなるべくコンパクトに臨みたいものです。

私の場合は↓のようなケースにタコジグの予備とリーダーやスナップの予備をひとまとめにしています。

タコジグ連結仕掛けの場合、連結したタコジグ全て丸ごとロストすることもザラなので各重さ1~3個は用意しておくと安心かもしれません。

タコジグ仕掛けでの具体的な釣り方は?

今回は仕掛けの紹介でしたが一応簡単に釣り方にも言及しておきます。

1記事使って詳細に解説しなきゃならんほど難しい釣りでもないので。笑

基本的には垂直護岸の繋ぎ目をギリギリもしくは多少こすらせながら、上から下へ探り下げていきます。

下から上ではなく、基本的には上から下です。

リールのクラッチをフリーにして、竿を小刻みにシェイクしながら仕掛けのタコジグをゆらゆらと揺らしながら上から下へ仕掛けを下げていき、底までついたら何度か底を叩いてやってタコが乗ってこなかったら次。

底まで落とさなくても釣れる日や時間は底まで落とさずに手返し良く進んで行きましょう。

今回紹介したタコジグの販売元YAMASHITAからも釣り方動画が公開されているので参考の為に貼っておきます(^^)

【タコ釣り入門】初心者でも釣れる関西・武庫川一文字のタコ釣り!

以上、【初心者】堤防や岸壁、一文字でタコジグを使ってタコを釣るおすすめ竿、リール、仕掛け【入門】でした~

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