うーん。当初はまぁまぁ良い感じに秋シーズンのエビ撒き釣りをスタート出来たように思っていたが、晩秋を迎えるにつれてどんどんハネの気配が薄くなってきているようで、釣行自体はしているものの、結構苦しい展開が続いている。
当然内容もなかなか伴わず、「ブログで釣行記にするほどでもないよなぁ~」といった感じの釣行が多い。
タチウオとかなら悪くても2桁台だったり2桁近くは釣果が出たり、半夜の時間帯までに何かしら時間潰しのための釣りをしてたりして釣行内容に割とボリュームが出るのだけど、私のエビ撒き釣りは大半が3~4時間程度の短時間釣行になるので釣果自体が良くないと内容がついてこない。。。。
で、肝心の釣果が最近は地味・・・。
時期的な要因もあるし、他にも理由は察しがついているが、日にち薬という感じ。。。。
パっとしないエビ撒き釣りを振り返っていく
では、今回のエビ撒き釣り&飲ませ釣りの二刀流釣行の前にサラっと振り返るパッとしない釣行の数々。
正直、無かったものにしたい釣行ばっかりだ。
ボウズが一度も無いのだけが救い。
西宮周辺湾奥、エビ撒き釣り
一晩中タチウオ釣りしてる人がいたりして朝何時に行けば釣り座が確保出来るのか全く不明なこの波止。
気持ち早めに行ったけど結局あんま意味がなかった。笑
潮はスッケスケ。魚を掛けてから何ヒロまで暴れる姿が目視できるのか?と確認した所、3ヒロまで目視が可能だった。スケスケ過ぎる・・・・。
さらにこの日はベタ凪のビタ止まり潮。仕掛けをずっと回収しなくてもずっと目の前にある状態。もはや手のうちようナシ。
撒き餌にはたくさんの魚が寄ってくるのが目視出来たが、刺し餌は完全に見切られているようでなかなか口を使ってくれない。
そんな時の奥の手を駆使し、なんとかハネ3枚、チヌ1枚の釣果となった。
10数人程度のエビ撒き釣り師はいただろうか。よく見かける常連のおっちゃんが1枚釣っただけで、他の方は全員ボウズだったように見受けられる。本当に厳しい日だった。
尼崎周辺湾奥、エビ撒き釣り
先週行った場所だけど、私はぼちぼちだったものの同行者のN田さんは釣果が振るわなかったのでリベンジという感じの釣行。
朝はルアーを投げてタチウオと戯れてみた。
何度かアタリがあったもののキャッチ出来たのはこの1匹。朝のタチウオはエビ撒き釣りの仕掛けに掛かってくる可能性があるので、調査の為やっているだけ。1匹でも構わない。即リリース。
この日も潮はあまり動かず、もちろんスケスケ。
なんとかかんとか1枚釣れたが・・・・。
エビを半分かじられるだけという子チヌと思われるアタリが多発・・・・。
針を飲めないレベルの小さい個体ばかりなので針掛かりしないし、したとしても邪魔なだけ。
ここで同行者N田さんの奇跡
水深をゴム管オモリを使用して測っていた所、急にアタリがあり、針掛かり。
釣り上げてみたら40cmちょっとぐらいのグッドサイズのチヌ。笑
たぶん一生見ることのないミラクルだ。笑
チヌはゴム管オモリでも釣れる!!!!笑
完璧に口に掛かってるので、ゴム管オモリを何かと勘違いしたのだろう・・・。
この日は周辺ではノマセ釣り、フカセ釣りの釣り人が大半で目視できる範囲にはエビ撒き釣り師はいなかったように思える。
フカセ釣りは子チヌ程度ならポロポロ釣れているものの、マシなサイズはあまり釣れていないようだった。
ノマセ釣りも人によってはブリが上がるが、全体で見ると厳しい日だったようだ。
西宮周辺、エビ撒き釣り
すぐにでもハネ1枚で終わった波止にリベンジをしたかったが、違う波止で釣りの先輩が竿を出すということだったので、久々に並べて釣りをしたいと思い、こちらの波止へ。
案の定スケスケ。潮の動きはビタ止まりほどでもないものの、緩慢。
朝イチにセイゴが釣れたぐらいで、基本的にはアタリも遠い。
なんとか1枚キャッチするも、数を上積みすることは期待出来そうにない。
この日は波止全体でハマチの魚影が濃く、いたるところでボイル、ナブラが発生。
それを狙ってルアーを投入してみたりするも不発。
不発だったのだけど、ルアーに持ち替える際に、エビ撒き釣りの仕掛けを半ヒロ無いぐらい海中に垂らしたまま竿受けに置いといたら、それにハマチが食らいつき(^_^;)
数キロもあるエビクーラーがズレるほど引っ張られ、久々に竿ごと海中へ持っていかれる所だった・・・。結局それはキャッチ出来なかったのだけど
ルアーでハマチを獲ることを数投で諦め、エビ撒きにしたら1~2投目でハマチ。
結局これが最後の獲物となり、納竿。
先輩はスズキ1、ハネ1。私はハネ1、ハマチ1。と、この日も苦しい日となった。。。。。
あー、パッとしねぇな
パっとしない理由は
ここ1~2週間のエビ撒き釣り釣果がパッとしない理由にはいくつか思い当たる点がある。
1 そもそも私の技術不足
2 スケスケ
3 潮の動きが緩慢な日(時間)が続いた
4 青物濃すぎ
が主な理由だと考えている。
1に関しては、同業者がいた場合では引き分けはあっても釣り負けていないので、多分悲観するほど釣り方が悪いわけでは無さそう。しかしながら楽観するほど合ってる感じも無い。
2と3はキツかった。こりゃどうしようもない。せめて潮が動けば仕掛けにも色々と対策を施せるものの、この両方が続いているなら正直釣りをせずに様子見するのが一般的には正解ではなかろうか・・・。
4は、特に根拠は無いが、例年と比べて青物が濃すぎることと、例年と比べて同時期に釣れて無さ過ぎ。例年ならこの時期のエビ撒き釣りは爆釣すらあり得るはずなのに、ハネの数が全然伸びない。青物も関係ありそうなんだよなぁ~と周りのエビ撒き釣り師といつも話をしている。
じゃあその青物しばいて憂さ晴らしでもするか
ってことで今回はエビ撒き釣りとノマセ釣りの二刀流!!!
タチウオ釣りの半夜タイムまでにルアーでサゴシ釣って遊ぶとかはよくあるのだけど、同じ時間帯に違う釣り方の為に竿を2本出すのは自分の中では異例中の異例。
こういう釣りは余裕のある波止でないと他の釣り人に迷惑がかかる可能性があるし、
なにより、二刀流するとだいたいどっちも中途半端な扱いになってしまって釣果も中途半端に終わることが多いような印象。
今回はとりあえずやってみて、どちらか好調なほうに絞れば良いかな?程度の考えで。
珍しくノマセ釣りするから気合が違う
今回は気合が違う
朝イチに釣具屋でブリ箱買ってきた。笑
確か900円ぐらいだったかな。ブリが入りそうなクーラーなんか持ってないし、買う気もない。
シーズン中の気まぐれ釣行程度なのでこれで十分だ。氷は砕いてあるやつを3キロ。
アジバケツは今回バッカンを代用。
アジバケツ自体は所持しているのだけど、置き竿する為にロッドホルダーが装着可能なバッカンのほうが便利だと考えた為。
また、今回は二刀流なので何かと荷物が多くなりがちなので少しでも荷物をコンパクトにする為という理由が最大の理由だ。
バッカンだとエアポンプや小物入れも装着する事ができて荷物もコンパクトに済む。
リールは安物の5000番。たまにしかしない釣りなのでこれで十分。
もちろん気持ちの上でメインはエビ撒き釣りなので、エビもばっちり準備。
今日も山盛り入れていただいてどうもありがとうございます。
今日のエビはコンディションが良く、納竿時でもピチピチのクオリティだった。
気温が下がってくるとエビの質も良くなってくるし、釣りをしている間に逝ってしまうエビの数も少ない。
では、エビ撒き釣り&ノマセ釣りの二刀流実釣開始
早朝6時過ぎ頃、実釣開始。
すぐにエビ撒き釣りのウキがジワっと沈む。
あ、この早朝に、このジワっとした沈み方・・・・嫌な予感・・・・・・。
そぉ~~~~~・・・・・・と合わせて
そぉ~・・・・・・・っとやり取り。
姿が見えたら一気に引っこ抜く。
タチウオでした。
なんとかハリスが切れずに抜き上げることに成功。
サイズは80センチ台とアベレージぐらい。
エビ撒き釣行の際はタチウオはすぐリリースだけど、せっかくブリ箱持ってきているのでキープ。
ふとノマセ釣りのウキを見ると
ウキが無い
と思った瞬間、激しく鳴るドラグ。
慌ててリールをフリー状態にし、獲物を走らせて餌をノマセる。
20秒ほど待って・・・・・。
重量感!!!!乗った~!!!!!
「この首振り感・・・・ハマチやな・・・。」
ハマチは今シーズンエビ撒き釣りで何度も釣っているのでもうわかる。
エビ撒き釣りの仕掛けとは違い、道糸もハリスも竿もリールもパワーがあるのでハマチレベルなら簡単に寄せてくることが可能。
タモ入れ時は多少暴れられるが耐えていればそのうち浮いてくるのでこれも簡単。
簡単にハマチ1匹目。
すぐに締めて、内臓だしてブリ箱にぶち込んで次の仕掛け投入。
10分後。2匹目。
エビ撒き釣りするヒマがない・・・・・。
内臓とか出してるヒマがあったら先に仕掛けを投入したほうが良いのだなとこの時気付いたので仕掛けを先に投入し、釣ったハマチを色々と処理していると・・・・
またも激しいドラグ音。
私「いま投げたところやん」
着水してから、絶対に仕掛けが馴染む前だと思う。
そのぐらいハマチの魚影が濃いようだ。
全然エビ撒き釣りをするヒマがない。
またも20秒ほど待ってから合わせるも、すっぽぬけ。
しょうがないので違う餌アジに付け替えて投入。
10分後。3匹目。
少しアタリが遠のき始めるも30分後、4匹目。
どいつもこいつも同じようなサイズばかりだ。
常連のおっちゃんいわく、新しく入ってきた群れのハマチだそうだ。
まぁ根拠はよくわからんが、タチウオなんかも新しく入ってきた群れなんていうのはサイズも釣れ方もパターンも時合もハッキリしているので、あながち間違えでは無さそうだ。
時合が終わったと思われたさらに30分後。
今度はエビ撒き釣りの仕掛けでハマチ。なんとハマチ5匹目。
エビ撒き釣りの仕掛けだとやはりハマチサイズでもやり取りが楽しい。
引きの強さだけで言えばスズキクラスとなんら遜色がないし、突っ込む強さ早さはスズキを凌駕している。
この引き味を覚えてしまったらショアジギングやノマセ釣りでブリを狙う人の気持ちもわからなくもない。
ちなみにノマセ釣りの仕掛けは
今回のノマセ釣りの仕掛けは普通に市販されている一本針タイプのものを使用。
常連のおっちゃん曰く、孫針付きのもののほうが掛かりが良いとのことだったが、今回私が手に取ったやつは一本針タイプだったのでそれをそのまま使用。別になんでもいいや程度の気分。
掛け方は普通に背掛け。少し尻尾寄り。尻尾寄りに掛けると海底向きに泳ぐので仕掛けが馴染みやすいかな~程度の考え。そんなに難しいことは考えていない。
早朝に釣具屋で1匹150円で、10匹買ってきました。。。。。
ハマチの自体も終わり・・・・そろそろ本命の・・・・?
ハマチの時合も完全に終わり、「青物の気配が遠のいたんだから次はハネ頼む」などと考えていたら、なんとか一枚。
最近はガリガリのハネが多かったように感じていたが、この個体はなかなか肥えている。
何か周辺の海域に変化があったのだろうか?それともこの個体だけなのか?今後釣れるハネの状態に注目したい。
時刻は午前9時を周り、潮も緩慢。風もほとんど無風。
アタリは完全に遠のき、周囲のノマセ釣り人は手持ちぶさた状態になり、周囲の釣り人と暇すぎるがゆえに雑談しすぎて仲良くなってしまっている。笑
まぁそれでも1時間に1回程度はノマセ釣りにはアタリがある状態。
エビ撒き釣りには全くない。
ノマセ釣りは最後のハマチを釣った後も2度ほどチャンスがあったがすっぽ抜け。残念。
エビ撒き釣り&ノマセ釣り。二刀流の最終釣果は
エビ撒き釣り ハネ1、ハマチ1
ノマセ釣り ハマチ4
氷3キロもあるのでキンキンに冷えてきっちり締まっている。そこらへんの市場より良い状態かもしれない。笑
釣りを楽しめたか?&総括と反省
今回釣りを楽しめたか?と言われると、うーん・・・どうだろう。。。。
確かにノマセ釣りでハマチを複数釣ったのは良かったし、ブリなんかの大物を釣り上げる可能性も大いにあるわけで、夢もロマンもある・・・。
が、やはり二刀流はあんまり良くなかったかなぁ~。
結局どちらも中途半端だった気がする。
ノマセだけに集中していれば、ドラグが激しく鳴るほど放置することもなかっただろうし手返しももっと良くなったはずだ。朝の時合だったらあと1~2本獲れていてもおかしくはなかった。
逆にエビ撒きだけに集中していればノマセ釣りのウキをチラチラと見ることなく目の前のウキだけに集中してハネを1枚でも追加出来たかもしれない。
結局そんなのは後にも先にもわからないのだけど、釣果の割になんとなくモヤモヤの残る釣行とはなった。
しかしこんだけ簡単にハマチが釣れてしまうとノマセ釣りだけで集中してやってみたい気もする・・・。
でもそうやって準備万端にして挑んだ時に限って・・・・ねえ?笑
今回の使用タックル&釣行メモ
釣行メモ:エビ撒き釣り実釣時間5時間、タナ2-2.5、ハリス切れ0回、素針0回、針外れ0回。上撒きのみ。アタリ自体が遠すぎ。後半から濁りが入り良化の気配だったがダメだった。ハネの魚影が薄い原因は何かいまだ特定出来ないが、結局時間が解決するだろう。それまで耐えるしかない。
ロッド:SHIMANO ボーダレス 495MT
リール:SHIMANO 13BB-Xハイパーフォース 2500DXG
道糸:サンライン テクニシャンNEO 3号
ハリス:シーガー グランドマックスFX 2号
ウキ:自作棒ウキ 0.8号
針:がまかつ ふかせグレ 6-7号