真冬となればエビ撒き釣り。
大阪湾の特に阪神間では真冬になると「寒バネ」と呼ばれる真冬にハネをエビ撒き釣りで狙う釣法が人気を博す。
私の周りで寒バネとか呼称してる人見たこと無いけども。寒い時期にハネ釣るのが当たり前になりすぎて寒バネという意識が薄くなっているんだろう。笑
若干時期は前後してしまったがジャパンフィッシングショーの前にホームエリアでのエビ撒き釣り釣行。
朝は当然のように一桁台の気温だがまだマシなほう。
寒波や寒気が来れば氷点下だってあり得る季節。
寒い寒い。なんだかんだ言って真冬のエビ撒き釣りは寒い
防寒対策は完全にしてきているものの寒いものは寒い。
活きエビクーラーの水に触れる機会が多い釣りなので特に手は寒い。足だって護岸からの冷えが伝わってくる。どんだけ温かい格好してきても寒いもんは寒い。
朝はまだ日が昇る前に現地に到着したが目当ての釣座周辺には誰もいない。
知り合いのエビ撒き釣り人の釣果に触発されて多数の釣り人が早く来て陣取ってるものと思っていたのに・・・・。
まぁそれでも朝の6時をすぎる頃には周囲の釣座はだいたい全部埋まったが・・・私の隣はなぜか最後の最後まで残っていた・・・。そんなに入りにくいのか私の隣は・・・。
ぎりぎりヘッドライトが必要なくなる頃に実釣開始。
この時間には関西エビ撒き釣り界のレジェンドK古氏と知人のO塚氏も合流しており仲良く3人並んで竿を出すことが出来た。
真冬のエビ撒き釣りは寒くなんかない!熱い!
6時半過ぎに見渡す限りではファーストヒットの1枚目。
久々なので合わせるタイミングもほとんどヤマ勘。特に根拠のあるタイミングではない。
ここでハネを釣るのは昨年の6月以来ぶり。久しぶりだねえ。
ここから8時過ぎぐらいまでは好反応。簡単に2枚目からの
時合に突入!
連投連発。
この日は久々の真冬エビ撒き釣りということもあっていつものチョン掛けではなく鼻掛けを多様。より丁寧に釣りを展開。
良いとこ刺せば意外とチョン掛けより長生きするんだよ。
竿は真冬のハネなのであまり引きは強くない。なので1号の磯竿を選択。
1.2号ぐらいでしかも高級竿とかだったらもう余裕で浮いちゃう。
1号ぐらいの竿で溜めて獲るぐらいがちょうど良いかな。
さすが加古名人。全然差がつかねえ
時合になれば手返し勝負。どんどん数は伸びていく。
しかし隣のK古名人も同じペースで釣ってる様子。
差をつけることが出来ない。ファーストヒットした一枚目のリードを守るのがやっとこさ。
手返しはどう見たって私のほうが早いんだけど投入してからアタリを出すまでが尋常じゃなく早い。かくありたいものである。
タイミングによっては追いつかれる場面も出てきた後半戦。
バケモンか!と心の中で思いつつ時合のハネを淡々と処理していく。
そして釣りをしながら思ったことがある。
「ああなんか俺エビ撒き釣りヘタになったな」と。
多分色んな釣りに手を出してエビ撒き釣りに触れる機会が減ったことによってエビ撒き釣りのことを考える時間が少なくなった。これが原因だろう。
瞬間瞬間に「えーっとどうしようかな」と考えたり、「ああやるのとこうやるのどっちが良いだろうか」と判断がとにかく遅い。エビをどう打ったからハネはどう動いて、潮は今こうで、風はこうだから海中はこうなっててと頭でいちいち処理するんじゃなくて感じながら出来ない。リハビリが必要である・・・。
これは一度エビ撒き釣り先輩のO氏に稽古つけてもらう必要がある・・・・。
まぁなんだかんだ言ってこの日のハネはイージーなのでエビ撒いてタナさえあってりゃ
簡単に拾えるんだけども・・・・。
時合も完全に終了していた9時過ぎには9枚目。
K古氏も9枚。どっちが先にツ抜けするかって展開。
O塚氏は時合にはアジャスト出来なかったようだけど後半コツコツと伸ばして4~5枚ぐらい。
まだツ抜けを達成したことがないそうなので今年はどこか良い日に達成していただきたいと思う次第。
ツ抜け達成の10枚目~
時刻は9時半。
一瞬潮がほんの少し動いたタイミングで集中して・・・
さらにもう一枚追加してなんとかツ抜け達成!!!
※後で写真撮ろうとしてストリンガーかけといたけど脱走されてしまったので9枚目の写真を使い回し
ホームエリア初戦でツ抜けを達成出来たことは喜ばしく思う。
ノルマをクリアしたので10時前に納竿とし、大満足のホームエリア初戦だった。
ちなみにK古氏も10時過ぎまで粘ってきちんとツ抜け達成した様子。
一応集合写真。
ストリンガー脱走なんて何年ぶりだって失態。ストリンガーぶら下げたままのハネを釣った方はご一報を(笑
あとは忘れ物も目立った。ロッドホルダーとか必須のやつね。ほんとダメだな。
なんにせよ真冬のエビ撒き釣りが本格化したことは喜ばしい。
一番好きな釣りなのでしばらくはエビ撒き釣りがメインで活動することになりそう。
今回の使用タックル&釣行メモ
メモ:実釣時間4時間。タナ2.5-3.5。上撒きのみ。素針2回ぐらい。バラシなし。おさわり2~3回ぐらい。低水温期だけどまだ個体の体力はあるようで食欲は旺盛。特に言及するほど難しいことは無し。タナが下がってくる時期に上手くアジャスト出来るかどうか。
ロッド:SHIMANO 鱗海スペシャル 1号 5.3m
リール:SHIMANO 13BB-Xハイパーフォース 2500DXG
道糸:サンライン テクニシャンNEO 3号
ハリス:シーガー グランドマックスFX 2号
ウキ:自作棒ウキ 0.8号
針:がまかつ ふかせグレ 7号
他にもエビ撒き釣りシリーズがあるので興味のある方はどうぞ(^^)