今年も7月になってしまいました。
毎年言ってますが夏の間は全然釣りしないワタクシ。暑いので。
当然のことながら釣行回数が激減するのでブログのネタが乏しくなります。
なので毎年夏シーズンはレビューやら考察系のネタが増えます。笑
DAIWA トランクマスターHD 4800
今年冬のフィッシングショーで見かけて、「これは買い」と即決したアイテムの一つ。
DAIWAのトランクマスターHD4800シリーズ。
http://www.daiwa.com/jp/fishing/item/cooler/gene_cr/trunk_master_hd/index.html
トランク大将持ってるのに必要か?
既に似たような大きさのトランク型クーラーボックスは所持していました。
ダイワのトランク大将ってやつ。大きさは40リットルクラス。
http://www.daiwa.com/jp/fishing/item/cooler/large_cr/trunktaisyo2/index.html
まぁこれでも普通に使う分にはそんなに問題なかったんですよ。トランクマスターが新しく出てなければこれのまま「我慢」してたと思います。
トランク大将 我慢ならなかった3点
たった1年ちょっとぐらいしか使ってないトランク大将からトランクマスターに買い替えた理由はいくつかありますが、我慢できなかった点が2つあります。
1つ目。
上蓋閉まりにくすぎ。
写真のように半分ずつ開けられるというメリットがあるトランク大将ですが、これが閉まり悪すぎ。個体差もあるかもしれませんが私の場合は気持ちよく閉まったことが殆どありませんでした。毎回「閉まらんなー。きっとなんかいい角度があるんやろうけど普通に閉めるだけじゃ閉まらんわ」とフタを閉めるだけのために苦戦していました。
2つ目。
キャスター部分(車輪)に小石が詰まって回らなくなる。
釣り場の駐車場なんかは未舗装な所も多く、そこでこのトランク大将を転がそうものなら大変です。キャスター部分に小石が詰まって次に使うときに小石を取り除いてからでないとまともに使えません。
と、まぁ、少々買ったこと自体を後悔していたわけですがフィッシングショーで新製品のトランクマスターを見て即決。
3つ目。
微妙にブリ(80cm)が入らない。
トランク大将の40リットルクラスを使用していました。内寸は60cm。
メジロクラス(80センチ以下)なら入るんですけども、80cm以上の大型青物となると微妙に入り切らない・・・。尻尾とか切り落とせば入るんですけどもね。すっぽり入るほうが気持ちいいじゃないですか。
トランクマスターHDを見ていく
実はこのトランクマスター。購入してから既に半年近く経過しています。
買ってすぐにレビューしたんじゃ説得力がないので「半年間ちゃんと使って、良いアイテムだったらその時はじめて紹介しよう」と考えていました。
あとは、夏シーズンのブログネタが全然無い時のためにあたためていたって理由もあります。笑
では実際にトランクマスターを見ていこうかと思います。
私が購入したのはトランクマスターHD S4800というシリーズ中一番安いやつ。
内寸75cmで、ブリ(80cm)ならすっぽり入りますね。
定価はメーカー小売希望価格で25,600円(税別)。この手のアイテムは値引きはあまり無いことのほうが多いですね。せいぜい10~15%引きぐらいじゃないでしょうか。
金券がついてくるとか、会員優待価格で買えるとかそういうときが狙い目です。安くなるのを待っててもモデルチェンジまで安くならないです。
逆に言えば上記であげたトランク大将なんかは型落ちカタログ落ち旧モデルなので店によっては投げ売りされてるかもしれないので私があげた不満点に目をつぶれるなら全然アリと言えます。
取っ手部分、サイドロック
取っ手の部分です。トランク型のクーラーなので上フタ自体に取っ手がついていたりはしません。
キャリーを使用して転がして運ぶのを前提の取っ手になっています。
特に言及するほどのもんでもないです。普通です。
次にサイドロック。上フタをロックする機能です。
普通にフタを閉めてるだけでも大丈夫なんですけど念の為?なんのため?上フタを2重にロック出来るようになってます。私はほぼ使ってません。
キャリー部分
トランク大将では小石が詰まるという最大の泣き所だったキャリー部分。
車輪は2個から1個に変更されて小石が詰まることはなくなりました。笑
そのかわり車輪をロックする機能は廃止されています。
車輪をロックする必要自体はほぼないと思われるので問題ありません。
また、転がしたときの音も全然大きくありません。
ちゃんと「ふんばるマン」もつけてあるので滑りにくくなってます。
移動の車の中でズレてしまうとか、船の上で滑っちゃうとかっていうことも少ないです。
これで滑るんだったら他のクーラーも大概滑るだろうなと思います。
排水口
トランク大将時には普通にスクリューキャップ型だった排水口ですが新機構になっています。
ツマミをにぎってポンっと開くだけ。ワンタッチ水栓。
口も大きいのでスクリュー型よりもよっぽど素早く排水することが出来ます。
ただ、開けっ放しにしておくと破損する恐れがありそうな気MAXなので気をつけねばなりません。そのためか?ロック機能があるので排水栓を使わない時には必ずロックしておいたほうが良さそうな気がします。
フタは両開き。
フタはダイワお得意の両開きタイプ。
どちらから開けても閉めてもスムーズに閉まります。当たり前ですが。
トランク大将はこの当たり前が出来ていなかった・・・。
両開きだけでなく取り外しも可能なので丸洗い時に便利ですね。
保冷機能
いつだったかのジギングの時に使ったので一晩放置してみたことがあります。
釣行終了が16時で、その時に氷を投入。
帰宅したのが18時過ぎとかそんな感じだったかと思います。
2時間ぐらいしか経ってないので当然氷はそのままですね。
一晩経過。正午12時。氷は少し溶けているものの保冷には十分な量を維持出来ています。
釣りに行って、「今日は処理すんのめんどくせーな・・・明日にしよ・・・」が可能です。
今回私がインプレしているS4800というタイプはシリーズ中最安のモデルですがダイワ基準で言うとKEEP80というおよそ80時間氷が持つ基準だそうです。
かなり良い条件での80時間だと思われるので炎天下でとかクーラーいっぱいに魚入ってるとかいう条件だったらせいぜい48時間かそれ以下が限界だろうなというイメージです。
とは言え48時間もクーラー放置することなどほとんどないと思うので普通に使う分にはKEEP80で十分。
遠征でどうしても2~3日置いとかないといけないとかだったらそれ以上のモデルでKEEP122(122時間)とかいうのもあるのでそちらをご検討ください。
私みたいな普通に釣り行って次の日処理するぐらいのペースだったら最安モデルで十分です。
ダイワ トランクマスター 買い?
私のレビューでは最後の〆としておなじみの「買いかどうか?」ですが
これはもう最初から「買い」の前提でインプレしてます。
理由は色々あるんですけども、
「青物(ブリ)が入る、トランク型、手が出せる値段、青物が入る、フタが取り外せる(丸洗い)」あたりを条件にした場合そもそも当モデルぐらいしか選びようがないなぁと言った所。
シマノのスペーザと比較
比較としてはシマノのスペーザライト450あたりが比較になりますが、値段はそれでもまだこっちのほうが少し安いことと、フタを開く機構がトランクマスターのほうが簡単なのでスペックだけでなく使い勝手もトランクマスターのほうが上回るかなぁって印象です。
そもそも、スペーザライト450では内寸が70cmで、トランクマスター4800のほうは内寸75cm。ブリ(80cm)をすっぽり入れようと思ったらやっぱ内寸75cm欲しいわけです。
じゃあスペーザ450よりもう一つ大きいのは?となると・・・値段がもう比較になりません。
ってことで今回は私の中でトランクマスターS4800に軍配が上がった次第。
あとはダイワかシマノかの好みになるかと思います。私はどっちでもいい派です。
そのほか、補足など
他に1万円ぐらいでも同じような容量の安いクーラーボックスはもちろん売ってるんですけども、さすがにそのクラスになると保冷力が格段に落ちます。
一晩置いとこうものなら氷なんか全部溶けてなくなるので、釣ったその日に処理する人ならアリですけどそうでないならやめておいたほうが無難です。
また、今回私はS4800というシリーズ最安モデルを購入しました。KEEP80(80時間保冷)で十分という理由もありますが拡張性も考えてあえての最安モデルです。
http://www.daiwa.com/jp/fishing/item/cooler/gene_cr/trunk_master_hd/index.html
表をご覧の通りですが、「真空パネル」って項目があります。文字通り真空になってるんですね。私が購入したSタイプは「-」となっています。つまり真空ではなく、発泡スチロールのみで断熱されてるわけです。
私の場合はロッドスタンドなどをクーラーボックスに装着したりするのが好きなんですが真空パネル型だとロッドスタンドなどのカスタムパーツのネジが打てなかったりします。ネジ穴あけてしまうと真空ではなくなるので。
それをするために、あえて真空パネルを使っていない最安モデルを購入した次第です。
そこらへんまで考慮して検討されると良いかと思います(^^)
以上、ダイワ トランクマスターのレビューでした~