先日のツイート。
これで今年の波止タチウオは終了っ！！
次は何釣りしよかな🤔 pic.twitter.com/YP9DAW83WF— kon (@hane_tsuri) November 20, 2019
誰でも釣れるタチウオを人よりちょっと数多く釣るしか出来ない私にとっては波止からタチウオを釣るのはもう厳しい季節。
ボウズ覚悟で出撃して、釣れればデカイが釣れなければ貧果かもしれないツライツライ季節なので波止のタチウオ釣りは一応終了宣言。
船のタチウオ釣りはまだやる予定ではあるけどいつも使う高速道路が通行止めということで今回はパス。
って事情もあって前回好調だった本業のエビ撒き釣り2連発釣行。どちらも武庫川一文字での釣行。
平日はだいぶ混雑緩和の武庫川一文字
この日はド平日。この秋シーズンは昨年を超える集団ヒステリー状態だった武庫川一文字もさすがにルアーでの釣果がほとんど無くなったこともあって早朝の客入りも落ち着いてきた。
エビ撒き釣りするのにそこまで早く渡堤しなければならない理由はないのでゆっくり渡堤してゆっくり準備開始。
朝イチ、外向きの潮を見ると歩くスピードとなんら変わらないほどの早さで滑ってしまっている。これは釣りにならないと察して内向きでスタート。
小一時間ほど粘ってみるも・・・
全く反応がない・・・・。いやいや・・・朝イチやねんから何かしらの反応ぐらいあっても良いのではないか・・・・。
激流なかなかおさまらず。朝の時合は勝負できず。
結局激流の外向きにチェンジ。右往左往させられてしまった。
放っておくとウキがどんどん流れていくのでどこかで仕掛けを止めるのだけど、そうすると数秒で見事にウキがナナメになってしまう。
止めておけばウキがナナメどころか潮を掴んで海中に沈んでいくレベル。
撒き餌なんか意味がない。すぐにどこかへ流されていく。
この上滑りは朝の2時間ほど続き、結局8時頃になるまでまともに釣りをさせてもらえなかった・・・。
湾奥の波止ならそんなに無いけど沖堤防はこういうことがあるからねぇ・・・。
ただ、バケモノみたいなサイズが釣れることもあるので沖堤防のエビ撒き釣りには捨てがたい魅力がある。
潮がゆるくなってしまえばこっちのもんや！！！
潮がゆるんだ8時頃。
「おっ！ゆるんできたな！！やっと釣りになるでー！！」
と思ったのも束の間。
数分もしないうちに今度は逆方向に強めにヨレだす潮。
めちゃくちゃイラつく・・・・。
が、ヨレの中に潜んでいたのか？ウキが簡単に消し込んで1枚目。
いきなりグッドサイズ。
「おお！70センチあるか！？」と思ったがどう見ても69cm。スズキには1cm足りない。
スズキは70cmから。69cmはでかいハネ。この1cmの差は大きい。
30分後。追加
さらに15分後。微妙に見えてたハネを狙い撃ち。
ああもちろんこの日も結構居ました。餌取りのグレ。
本気出して狙えばだいぶ数釣れそうやけど大半が20センチ前後やからねぇ・・・。ちょっと面白みには欠けるか・・・。
後半は、、まぁ、、、ポツポツ。
太陽もだいぶ上ってきた10時頃。アタリはかなり遠のいている。
もちろんグレ狙えばアタリだけは出せるんだけども。笑
タナを浅くしてみて際を狙ってみると・・・ハッキリとしたでかいアタリ。
一瞬ええサイズか？と思ったらキビレ。
チヌとかキビレは最初の締め込みが強いので一瞬でかいヤツかと勘違いしてしまう。まぁまぁサイズでした。
この日は朝のイチに全然竿を出していなかったのでかなり餌が余ってしまっていた。
ということで普段は11時前に納竿なのだけど、12時頃まで続行。
11時45分頃。ラストの１投かそのぐらいで渋めのアタリを捉えてシメの１枚。
まぁまぁグッドサイズやね。なんか色がだいぶ黄色いけどなかなか肥えててコンディションも良さそう。
それでも餌は微妙に残ったが、１２時便で帰りたかったので終了。
釣果は以下の通り。
朝の激流で２時間手が出せなかったのが痛すぎる・・・。
数こそ大して伸びなかったものの、サイズはボチボチ。
ただ魚釣るだけなら小さい針に小さい餌つけてグレ狙えば無限に釣れそう。笑
週末の武庫川一文字でエビ撒き釣り
前述の通りいつも使う高速道路が通行止めということで今回も武庫川一文字でエビ撒き釣り。
波止タチウオはもう自分の中ではほぼ終わってしまっているのでなんかやる気出ない。ノマセ釣りの青物なんかは好調そうに見えるけど実際には数人に１人が１匹を釣る程度で、そこまで積極的になれない。。。
やっぱ手堅く魚を釣れる釣りに考えが向きがち。エビ撒き釣りってのはそれはそれはもう本当に手堅い釣り。今の季節なら本当の本当に誰でも簡単に魚が釣れる。
先日ムコイチでエビ撒き釣りをやったときにはガラガラと言って差し支えないぐらいの客入りだったので週末だけど普通に５時頃受付に到着。
私は週末の武庫川一文字を見誤っていた。
「どえらい行列やんけ・・・・」
私が到着した時点ですでに２～３回は堤防へ送客済。それでもなお数十メートルも受付待ちをしている。恐ろしい。
釣果情報って、恐ろしい。
だが急がない。もうこれほど並んでいるなら多少急いだところで何も変わらない。
だらだら準備して５時半頃渡堤。
まだ明かりはなく、渡堤した釣り人のヘッドライトが出店のごとく並んでいる状態。
「この明かりの大半か大半以上の人が今日、全く魚触れずに帰宅の途につくんやで・・・」と物悲しげな気持ちになりつつ準備を進めた。
かなりの客数だったのでもちろん朝のかなり早い段階で満員札止め。私の隣の釣座にもレンタルジャケットの初心者風の二人組が入座。結論から言うと私が帰るまでこの2名も魚に触れないどころかアタリすらなかった。
この日は前回のように激流は無く、朝からゆるゆるの一方通行な潮。
魚影さえ濃ければ大爆釣すらあり得るコンディション。
朝からガンガン餌取りに攻められる。
きっついなぁ。せめてこいつら全員２５センチ以上とかだったら全然話が違うんやけども・・・。
そしてコイツら餌取るのが上手すぎてアタリすら出ないうちに餌がなくなることがある。非常にめんどくさい・・・。
それでも朝はまぁなんとかコンスタントに。
１５分後。
サイズこそ50センチ級で、大きくはないけどコンディションが良いようでよく暴れて楽しませてくれる。
タナを浅くすると毎度お馴染みのキビレ。
1匹釣るとその場からは散ってしまうので連発はしない。
アタリは7時台に集中。
こりゃー今日はそこそこ数がまとまるか・・・？とこの時点では期待。
ちょっと人多すぎた感がある。ハイプレッシャーな武庫川一文字
8時半頃には完全にアタリも遠のいてしまった。
さすがにちょっと人多すぎてプレッシャーが強かったか・・・。
いつであれば太陽があがってからももう一盛り上がりあるんだけど今日は無し。
至るところでルアーやノマセ釣りの仕掛けが堤防近くでキャストを繰り返されていたらやっぱ警戒されるかなぁ。。。
餌取りを避けつつタナをさらに浅くして際をせめてみると。。。
なぜかチヌ。
最初は強烈に横っ走りして一気に沖へ出たので一瞬良いサイズのハネかと思ったけど簡単に浮いてきてしまった。まぁボチボチサイズのチヌやね。
針掛かりは完璧。チヌはなぜか良いところ掛かるよね。なんなんだろうね。
10時頃。もう完全に白旗。餌取りしか相手してくれない。
周りの釣り人は・・・まぁ、、、はい。お察しの通り。
見えてる範囲だと遠くの釣座でメジロが1匹あがったのと、隣の隣の隣でジギンガーがエソ1匹。あとはなんにも魚釣れてねえ。
見えてる範囲だけで数十人はいるはずなんだが・・・・。
大混雑の武庫川一文字エビ撒き釣り。当然手堅く釣れるが数は、、、まぁ普通？
あんまり数がまとまらなかったのでどうしようか真剣に迷ったけどせっかくキープしたので全て武庫川渡船のフィッシュシェアで寄付。
まぁ、、ハネとか普通に美味いしね。。。今のハネは小魚かなり食ってるから美味いはず。多分。
二日間とも釣れたとも釣れてないとも言えない平凡？微妙？こんなもん？な感じ。
このクソブログ釣行記みたいなのまでチェックしている情報感度の高い皆さんならご存知の通り、色んな魚種の季節がもうバラバラで一体いつがハイシーズンなんだか予測がつかない感じなので、エビ撒き釣りはこれから良くなっていくのか悪くなっていくのか全く不明。
例年であれば今は秋のハイシーズン中で、12月に入ると途端にきつくなってくる印象。さて今年はどうなるのか。
とりあえず魚が釣りたいって人は是非エビ撒き釣りしてみて
そしてこの2連戦で本当に感じたことと言えば、釣果情報とは本当に恐ろしい。
何人中何人に釣果がありましたとは書いてないのでみんな当たり前のように「厳しいかもしれないけど俺にも釣れるかも！」と思って貴重な貴重な週末に何時間も何時間も並んで釣りして丸ボウズで帰宅するわけだ。どっちの日も本当に皆全然釣れていなくて、もはや風物詩とも言える。
竿を出す以上、魚が釣れる可能性はもちろん皆等しくあるが、釣果情報に釣られてしまうぐらいの経験値だと11月も下旬になる沖堤防で夕食のテーブルに一家全員分の魚を並べるほどの釣果を出すのは難しいと言える。
もちろん、別に丸坊主でも構わない竿が出せただけで満足という人も多数いると思うが、なんだかんだ魚が釣れるに越したことはないと思う。
アジとかイワシみたいな小魚じゃなくてある程度の魚が手堅く釣れるんならある程度なんでも良いって人はぜひエビ撒き釣りをやってみて欲しいなと思う次第。
今回の使用タックル＆釣行メモ
メモ：朝～10時半、朝～11時半。タナ2前後。なんだかんだ言って結局両日とも魚影に依存する形だった。居れば簡単に釣れるし居なけりゃアタリが遠い。一応手堅く複数釣果は出せるのでイージーではあると言える。
ロッド：がまかつ MASTER MODEL2口太MH 5m
リール：SHIMANO 13BB-Xハイパーフォース 2500DXG
道糸：サンライン テクニシャンNEO 3号
ハリス： トヨフロン スーパーL・EX ハイパー 2号かシーガーグランドマックスFX 2号
ウキ：自作棒ウキ 0.8号
針：がまかつ ふかせグレ 6-7号
他にもエビ撒き釣りシリーズがあるので興味のある方はどうぞ(^^)
