【大阪】海上釣り堀へ行ってみよう!海上釣り堀サザン編【利用方法】 | ツリタノ!

【大阪】海上釣り堀へ行ってみよう!海上釣り堀サザン編【利用方法】

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今回は少し違った趣向の投稿です(^^)

私が普段よくお世話になっている大阪の「海上釣り堀サザン」のご紹介!

別に宣伝でも回し者でもないんですが、こう毎日暑いと釣りにも安易に行けないし釣りに行かなきゃ書くこともない気まぐれなのでお察しください(^^)

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海上釣り堀とは

前回の投稿にも記載しましたが念の為もう一度海上釣り堀とはなんぞ?の説明を載せておきます。

海上釣り堀とは、書いて字のごとく海上にある釣り堀施設のことを指します。

関西エリアで一般的な形態としては海上にイカダを浮かせてイケスを併設し、マス状(四角)や円錐状のネットなどで区切って大小様々な大きさのイケスの中へ主に養殖魚を放流し、それらを釣り上げて持ち帰るシステムの釣り施設のことを指します。

海上釣り堀サザンの特徴や釣れる魚

釣り堀の紹介と言えばまず場所から説明しようと考えましたが、行きたいと思わなければ場所を調べる気にもならないので釣れる魚種や特徴などから紹介していきます(^^)

海上釣り堀サザンで釣れる魚種

年中同じ魚が放流されているわけではないのでざっくりと夏季冬季の2シーズンにわけて紹介します。年によっては変わった魚が入ったりして、その限りではないので参考程度に(^^)

夏季

マダイ、シマアジ、イサキ、ハマチ~ブリ、ヒラマサ、カンパチ、イシダイ、イシガキダイ、ヒラメ

などの海上釣り堀では定番と言える魚種を狙うことが出来ます。

特にブリやヒラマサは10kgを超えるような怪物級を放流したりするのでロマンがあります。

冬季

夏季と同様にマダイ、シマアジ、ハマチ~ブリ、ヒラマサ、カンパチ、イシダイ、イシガキダイも放流されますが水温が10度前後になると冬季専用の放流魚へ代替されます。

水温がとても低い場合は

ヒラメ、トラフグ、クロソイ、マハタ、クエ、サーモンあたりがメインになっていることが多いようです。

トラフグは2kg前後~を放流していることが多く、サイズも魅力的です。

海上釣り堀サザンの特徴

次に、特徴を挙げていきたいと思います(^^)

女性・子供(小学生)半額

男性一名であれば通常10,800円ですが、女性や子供は半額で楽しめます。

女性子供の場合、ヒラマサやトラフグなどを1匹仕留めれば入場料の元が取れる計算になってしまいます・・・。

水深があまりない(浅い)

イケス内の水深はさほど深くなく。最深部でも4ヒロはなさそうな感じです。

円錐状ではなく升状のイケスなので中央でも隅でもあまり水深差がないことも特徴の一つです。多少は差がありますけども。

浅いので魚とのやり取りを楽しむには満足しにくいですが、浅いからこそタナを絞り込みやすく、手返しは向上すると言えます。

イケスはさほど広くないが釣座は十分取れる

たくさんのイケスがあり、そのどれもさほど大きいイケスではありませんが、基本的に1面あたり最大3名までで区切ってあるので釣座は十分に得ることが出来ます。

広く取れるとまでは言えませんが十分な広さは取れていると言えます。

魚の質やサイズが良い

経営母体が活魚を扱う企業のようなので、魚の質やサイズがぼちぼちです。

特に青物の脂のノリも良く、根魚系やトラフグは白子が入っている確率が非常に高いように思います。

魚の活け締め、内蔵やウロコ取りも有り

釣り初心者にはハードルの高い魚の活け締めや内蔵ウロコ取りなども代わりに行ってくれます。活け締めは無料、内蔵ウロコ取りは1匹200円~となっています。

自宅での内蔵やウロコの処理はたくさんの生ゴミが出るので遊び疲れた後に行うのはなかなか大変ですが、低料金でやってくれるのは助かりますね。

一度自分でやってみればわかりますが「代わりに200円でやってくれるなら安いぐらいだ」と思えます。笑

氷一杯200円(小さめバケツ程度)

海上釣り堀であれば基本的にどこでも用意されていると思いますがサザンの場合でも氷の用意があります。小さめバケツ一杯程度で200円です。釣具屋やコンビニで買うよりは安いですね。

釣座はくじ引きで抽選

海上釣り堀において結果を得るために最も重要と言える釣座の選択はくじ引きによる抽選制となっています。

朝6時半頃に抽選が行われます。遅刻者を待つことはありません。

逆に残念に思うことも・・・

良い特徴を多く挙げましたが逆に(近隣や、関西の他海上釣り堀と比較して)残念かもしれない・・・と思うこともあったりなかったり・・・。

放流数はちょっと・・・?

海上釣り堀ってのは基本的に入場者数に対して放流数を決めているものですが、他海上釣り堀に比べて少し放流数が渋い傾向にあるようです。

和歌山方面や近隣の他海上釣り堀へ行くと放流数の多さに驚くことが多々あります(^_^;)

場所ムラきついかも

円錐状のイケスではなく、升形状のイケスネットなので底周辺の魚が縦横無尽に動き回ります。円錐状であれば中央付近が1番深くなるので自然と中央へ魚が落ちていく傾向にありますが升状ネットの場合は隅のどこかに固まることが多く、魚が全く寄り付かない釣座を選択してしまうと苦戦を強いられることがあります(^_^;)

海上釣り堀サザンの場所や利用方法

では実際に海上釣り堀サザンへのアクセス方法や利用方法、簡単なローカルルールなどを解説していきます。

基本的な情報なんてのは公式サイトのほうを見てもらえればわかるんですが、細かいリアルな情報なんてのは意外と載ってないのでそういうところをカバーしていきたいなと思います。

場所は泉南、泉南市りんくう南浜。サザンビーチ横

大阪方面、和歌山方面からは各高速IC下車後、国道63号線「樽井浜口」を海側へアクセスしてください。

大阪方面からであれば右折、和歌山方面からであれば左折。とにかく海側へ。

↑大きな看板も目印になります。

樽井浜口を海側へ進むと突き当りに。

突き当たった左側にサザンの専用駐車場があります。

駐車場は無料で利用することが出来ます。

駐車場入口横には客用の釣具置き場があり、到着したらここへ釣具を置いておくとスタッフの方が釣り堀まで運んでくれます。

重い重いクーラーなんかを持っていかなくて良いので便利ですね。

駐車場を出て、道路を横断すると漁港への入り口が見えます。

下り階段があるのでそこを降りていきましょう。

階段を降りた後は写真右側へ進んでください。

階段を降りるとそこは漁港となっており、そのまま奥へ突き進みます。

漁協の建物を横切るとサザンへの入り口が見えてきます。

右手にサザンビーチを眺めながら奥へ進んでください。

右手に見えるサザンビーチ。

海上釣り堀サザンへ到着です。

受付は6時前後からやっているので到着して荷物を運んでもらったら早めに受付を済ませておくとスムーズかもしれません。

受付を済ませると自分がその日どのイケスに入るのかを示すタグが渡されます。

中には3枚のタグが入っていて、それぞれクーラーボックス、自分のスカリ(釣り上げた魚を入れるネット)などに装着しますがスタッフが都度指示をしてくれるのであまり気にしなくて大丈夫です(^^)

また、受付では各種釣り餌も販売しており、定番の餌は一応ラインナップされています。

定番餌はありますがちょっと変わった魚種を専門に狙おうと思ったら釣具屋などで調達する必要があるので注意してください。

青物狙い用の活きアジや、虫エサ(アオイソメなど)、シラサエビなどの活餌は販売していないので使いたい場合は最寄りの釣具店などで購入してくるようにしてください。

簡単ではありますが軽食も用意されています。受付へ弁当を注文すれば昼時には弁当も配達してもらえます。注文したことがないので味についてはわかりません。笑

受付横には男女別に仕切られたトイレがあります。

手洗い場は真水なので都度手を洗うことが出来ます。ありがたいですね~

海上釣り堀サザンではレンタルロッドも完備。

初めての人はこちらを利用すれば安心ですね。

レンタルロッドでも釣り方が間違えていなければ十分に釣果を得ることが出来ます。

待合場所も用意されているので早めに到着した方や休憩にご利用ください。

各種注意も掲出されているのではじめての方はよく目を通しておいてください(^^)

やけに注意が多いように感じますがどこの海上釣り堀でも共通の決まりごとばかりなのでこれから海上釣り堀をしようと思う方は覚えておいて損はないですね。

釣りを楽しむ以外でかかる可能性のある費用は以下ですね。

氷代や、釣った魚の内蔵ウロコ取り費用や、クーラーボックスに入り切らなかった場合など。

小さいクーラーボックスしか持っていっておらず不意に大物が釣れたときも発泡スチロールを販売しているので安心です。

ではいよいよ海上釣り堀サザンへ入場です。

こちらの入り口から入ります。朝イチの場合は駐車場からここまで荷物を運んでおいてもらえます。

で、6時半になったら当日自分が釣りをするイケスの前で抽選が行われます。

抽選が終わり自分の釣座を確保したら釣りをする準備を進めましょう。

スカリ(釣った魚を入れるネット)はそこらへんに積んであるので自分で取りにいきましょう。たまにスタッフの方や隣の人が自分の分まで持ってきてくれることがあります。

↓魚を釣ったらこのネットに放り込んでいきます。終了時刻に近づくとスタッフの方が回収し活け締めを行ってくれます。

トラフグを釣った場合は以下のようなチケットが渡されます。

納竿時にスタッフへこのチケットを渡して捌いてもらったフグと交換してください。

フグや釣った魚はこちらの洗い場で裁かれていきます。

高級魚を釣りまくるだけ!

朝7時頃になると釣り開始です。納竿は14時ですがそれまでに帰ることが可能。

運が良ければ入場料を大きく上回るぐらい高級魚を持ち帰ることが出来ます(^^)

海上釣り堀サザンでオススメのタックル(竿、リール)や仕掛け

利用方法だけでなく、せっかくの良い機会なのでオススメのタックルなんかを紹介していきたいと思います。

おすすめの竿

海上釣り堀サザンでは3.3mまでの竿が利用可能です

3.5mぐらいの竿を使用していても多分文句は言われませんがルールはルールなので守ったほうが気持ちよく釣りをすることが出来ますね(^^)

で、3.3mの竿を実際にサザンへ持っていくと・・・。長くてめっちゃ使いにくいです。

個人的にはウキ釣りなら2~3mの竿。

私の場合はシマノのボーダレスHH-TK290という3m弱の竿をウキ釣りに使用しています。

際釣り(ミャク釣り、ズボ釣り、探り釣り)ならば1.5~1.8mまでの竿が良いですね。

竿の強度ですが船釣りで青物仕留めるような剛竿は必要なく、PEライン1.5号ぐらいがMAXに設定されているシーバスロッドやエギングロッドや、3号までの波止竿磯竿あたりが使いやすいと思われます。

青物を掛けてから数分以内に仕留めたいのであればもっと剛竿が必要ですが慣れないうちは全く必要ないと言えるでしょう。

際釣り(ミャク釣り、ズボ釣り、探り釣り)で使用する竿については穂先がグラスソリッドなどで出来ている繊細な竿を使用します。波止でよく見かける安価なズボ釣り用の竿なんかでもかまいませんが、際釣りの場合は海上釣り堀際釣り専用のものを使用したほうが無難かなぁと個人的には思います(^^)

海上釣り堀を初めて利用するという方はウキ釣りのタックルだけで十分なのでシーバスロッドやエギングロッド、波止竿磯竿を持っていくか、レンタルロッドで十分です(^^)

おすすめのリール

おすすめのリールですが、ウキ釣りの場合はスピニングリールで、際釣りの場合は両軸リールあるいはチヌ落とし込みやチヌ掛かり釣り用のタイコリールの方が多いように見受けられます。

私の場合はウキ釣り、際釣り共にスピニングリールで臨んでいます。

さほど水深のある釣り場でもありませんので糸は50mも巻いてあれば余計なトラブルさえなければ十分事足りることと思います。

糸の太さ目安はナイロンやフロロであれば3号前後、青物用なら5号前後。

PEラインであれば1.5号前後、青物用なら3-4号程度が目安になるかと思われます。

ハリスやリーダーについては道糸から考えて耐えられる程度の太さを用意してもらえれば良いでしょう(^^)

おすすめの仕掛けや餌

おすすめの仕掛けはなんと言ってもウキ釣りです。

慣れれば際釣りも強いのですが慣れないうちはアタリを取り逃すことも多く、竿が短いので魚とのやり取りも難しいので結局釣果につながらないように思います。

魚の居るタナや食うタナを見つけさえすればウキ釣りで戦ったほうがアタリを取りやすく、合わせるタイミングも測りやすいので基本的にはウキ釣り推奨です。レンタルの場合もウキ釣りのものが用意されています。

餌については夏季冬季でラインナップは変わってきますが基本的には

生ミックに代表される練り餌系。

ササミ、キビナゴ、エビなどの海上釣り堀では定番の餌。

アオイソメ、活きアジ、シラサエビなどの活餌系の3系統を揃えておくと餌を大外しして事故っちゃうことは少ないものと思います(^^)

あとは予約して釣りにいくだけ!

ここまで理解できれば公式サイトか電話にて予約して当日に高級魚を釣りにいくだけです(^^)

ちなみに前日昼~夕方頃にサザンのほうから確認の電話がかかってきます。たまにかかってきません。笑

また、当日予約に空きがある場合は飛び込みでの利用も可能です。

今回は海上釣り堀サザンに限って利用方法から仕掛けまで簡単に紹介しましたが、釣り堀によっては使える竿の長さやルールが微妙に違ったりするので事前に確認を行うことを推奨します。

夏~秋は波止や船でも魚釣りのハイシーズンですが海上釣り堀もハイシーズンです。

波止や船では予定が合わない場合などの合間を埋めるのにもちょうど良いのでぜひ海上釣り堀にチャレンジしてみてください(^^)