釣り番組に関するアンケートの結果について。※クソ長い

つい先日ですね。２週間近く前でしょうか。

釣り番組に関するアンケートというエントリーを投稿してみました。

アンケートを取るときのサンプル数というのは最低５０～１００は必要というのが定説のようなので一部のアンケートが１００票に到達していたので締め切らせてもらいました。予定通りか少し早い程度です。

気になる結果は以下の通りです。

昨今の釣り番組に関する事。全7つのアンケート。さてどうなったでしょうか。

---

---

---

---

---

---

---

あなたが考える面白そうな釣り番組を教えてください

※全ての項目は第三者による追加項目。

---

という結果となりました。

私個人的には予想通りと言えば予想通りと言えるし、予想を超えてると言えば予想を超えてると言えます。

なかなかコメントしづらい項目もあったりするんですけども一つずつ感じたことというか、思いのままに感想書いていこうかなと思います。

 

※先に言っておきますクソ長い上にヤマもオチもありません

最近の釣り番組面白い？面白くない？

えーっと、このアンケートが今回最大の前提ですね。

そもそも面白いのか？面白くないのか？他者はどう考えているのか？これがよくわからなかったので今回のアンケートを行った次第です。

結果はと言いますと・・・・。

YouTubeの釣り動画のほうが面白い　が1位・・・。

2位は　面白くない

3位が　どちらでもないが一応見る

ということになりました。あくまで当ブログ的にです。他のブログでやったら知りません。

見る人によっては絶望的とも言えますし、見る人によってはまだ首の皮一枚つながっているとも言えるし、見る人によっては好機だったりもしますね。

私から見て、この結果から言えることは「最近の釣り番組は面白くない且つYouTubeの釣り動画のほうが面白い、でも釣り番組は一応見る」ということです。

面白くないと思ってるし他にもっと面白いコンテンツ知ってるのに一応見るんですよスゴイことです。

面白くないなら見なきゃいいのに一応見るんですよ。とてつもないことです。

なぜそうなるのか？を考えるといくらでも理由が思い浮かんでくるので今回そこには触れないでおきます。笑

釣り番組側から見ても実はそんなに悲惨な結果じゃないように感じます。面白くないとは思われてても一応見てはもらえる。これって挽回の余地がだいぶ残されてる証左じゃないかなぁと個人的には思います。

YouTubeの釣り動画に関しては、これはもうチャンネルごとの面白さによるでしょうね。視聴者が自分で面白いと思えるコンテンツを選べるわけですからこっちのほうが面白いと言いやすい状況にはなりやすいと考えます。

うん。釣り番組面白くないとは思われているもののどうしようもない状況ではないように感じる。

次

面白いと思う釣り番組の特徴は？

こちらは回答者が項目を追加出来るアンケートでした。あんまり項目は増えないだろうなと考えていましたがやはり増えませんでした。

1位は当然の結果か、「興味のあるジャンル」となりました。

そらそうですいくら釣りと言っても興味のないジャンルの釣りまで面白いと思う人は稀有でしょう。

逆に言えば興味のあるジャンルの釣り番組であればある程度中身が伴ってない場合でもとりあえず見てもらえるんではないかという推測も成り立ちそうです。

2位は盲点でした「興味のある釣り場」。最初に項目で入れとくべきでしたね。思い浮かびませんでした。確かに自分のよく行く釣り場や、気になっている釣り場が取り上げられていたら見てしまいます。

3位は「興味のある釣り人が出演している」で、僅差の4位で「ジャンルに興味はなくても出演者が面白ければ良い」という結果に。

1位の興味のあるジャンルとは乖離しますがある程度は出演者の面白さやネームバリューでカバー出来るってことですね。そうなってくると興味のあるジャンル×興味のある釣り人となると鉄板且つ簡単に面白い番組が仕上がってしまいそうです。笑

ただし、そうすると今度は興味のないジャンルの人から見た場合「面白くない」と言われてしまうジレンマも出てきますね。

毎週旬の違った釣りをやる番組よりはある程度特化しているタイプの釣り番組のほうが有利と言えそうです。

次

面白くないと思う釣り番組の特徴は？

面白いと思う番組の特徴を聞いたからには逆に面白くないほうの特徴も聞いておこうかと設置したアンケートですが非常にコメントしづらい結果に。

1位。予想通り？「興味のないジャンル」でした。

まぁ当然。興味ないんだから面白くなくて当然。

えーと・・・

2位。「釣りガールが出ている」

えっ・・・今釣り番組って釣りガールめっちゃ出てんじゃん・・・・。

まぁそれでも「興味のあるジャンル」だったら釣りガールが出てても見るんでしょうけど・・・。釣りガールが出てる時点で面白くないと判定してしまう方がかなり大勢いらっしゃるという結果に。

とは言え、とは言えですよ。以前私が言ったように「中小メーカーのよく知らん中年のおじさんが中途半端な釣技でちょろっと魚釣る」ぐらいなら釣りガールがギャーギャー言ってるだけの番組のほうがマシですよね？ね？少なくとも私はそうです。笑

 

3位「釣具の新作を宣伝するだけの番組」

えーっとこれはあれですよね。元々宣伝や告知だけのコーナーを設けてるタイプの番組ではなくて、実際に現場で釣りをしつつ「あれ？○○さん、今使ってるソレはなんですか？」

「これはですねこの秋に発売になる●●なんですよ。ちょっと使ってみました（ドヤ」みたいなやつですよね？

あー、あれは萎える。

萎えるけどしょうがない。番組スポンサーなんだからソレ目当てで制作費を出してるわけですよ。釣り番組ってのは大なり小なりずっとこの形式で成り立ってます。

そして少なからず宣伝効果もあるので釣り番組が存在する以上この形式はなくなりません。面白くなかろうがコレをやるためにメーカーは制作費を捻出していると言っても過言じゃないでしょう。

 

4位「ヒットしてからカメラ回す」　5位「大して上手くない人がウンチク語る」

あーもうどれもコメントしにくいなホント。笑

「ヒットしてからカメラ回す」はもうタイミングだよタイミング。お察しください。コメントできねえ。笑

5位の「大して上手くない人がウンチク語る」これはねぇ、見る人の技量や経験によって上手かったりそうでなかったりが変化するので一概には言えないわけですよ。

当該ジャンルのガチTOPな釣り人が釣り番組に出演していることなんてほとんどありませんが、一応釣り番組に出演するレベルではあるのでこれからそのジャンルの釣りを始めようって人にとっては有益な情報も多々含まれると思うし、実際私もこれまで何度も鵜呑みにしてきた。笑

なのでその点に関しては「そんな厳しいこと言わんと、自分も通ってきた道なんやから大目に見たってーや」といった気持ちです。ハイ。

釣り番組の内容として好きなものは？見たいものは？

はぁ、コメントしやすい項目だ・・・。

こちらも第三者が項目を追加出来るアンケートでしたが全然増えませんでしたね。

やっぱり、具体的な「どんなものが見たいの？」という問いに対してはさほど明確な答えを持っている人は少ないんだろうなという印象です。

1位は予想通りでした「全然釣れなくてもいいからリアルな釣り」

鋭い方はもうこの時点でピンと来るかもしれません。

これが一番最初のアンケートにある「YouTubeの釣り動画のほうが面白い」が1位な所とリンクするんですね。

そりゃね、魚釣りに行く以上みんな魚は釣りたいわけですよ。でも必ず釣れるわけじゃないのが魚釣り。

条件が悪かったりしてそれでもなんとか思案して絞り出して釣る一匹の価値、そこまでして釣れなかった時の悔しさ、そういうのが釣りには詰まってるわけですよね。

釣れてる釣り場に釣れる時期に行って上手い人連れてって「はいどうぞ釣ってください！」そりゃ面白くねーわ。現実的じゃねーもん。多くの視聴者が欲しいのは”ソレ”じゃない。

ドラマや映画の世界みたいに最初から自分に置き換えようのない世界観の話ではなくて、視聴者の大半は自分で釣りをする人達。共感性が重要な要素の一つのようですね。

2位は「上級者が視聴者に対して釣り方をレクチャーする」3位は「初心者が上級者に番組内で釣り方を教えてもらい実践する」

この形式はもう古くから釣り番組の定番中の定番ですね。というか最多の形式でしょう。これが上位に来ているのに大半の方は「最近の釣り番組は面白くない」と感じている矛盾。難しいですねえ釣り番組の視聴者ってのは。

あと気になった点としては・・・。えーっと釣りガールの需要の無さとメーカースタッフが新作を使って釣りをするの1票か・・・・。火だるまになりそうやからノーコメントやな・・・。

見たい釣り番組のシチュエーション

船釣りがやたらと増えた昨今。どんな場所で釣りをしているのが視聴者のハートを掴むのか？を知りたくて設置したアンケートです。

このアンケートを設置した後に気づいた。池とか川とか淡水な場所を入れ忘れていることに。笑

まぁ、、、このブログ的には海ばっかなんでとりあえずそれでいいかな・・・もう・・どうしようもないし・・・笑

「（海だったら）見たい釣り番組のシチュエーション」ということで話をすすめていきます。笑

 

1位は「どちらでも良いが波止や沖堤防」。どちらでもというのは「エサかルアーか」のどちらかという意味です。

ほぼぶっちぎりですね。まぁ当然でしょうか。「興味のあるジャンル」が見たいわけですから、釣り人全体の人口から考えたら波止釣りの人のが圧倒的に多いわけなので見たいシチュエーションは波止や沖堤防が最多となります。

2位は波止や沖堤防でエサ釣り。3位は波止や沖堤防でルアーな釣り。

4位5位にほぼ同数僅差で船でルアー、船でエサ。という結果となりました。

この結果から見ると、ルアーかエサかっていうのはそんなに気にされていない？もしくは拮抗してる？のでエサかルアーかっていう問いに対してはそんなに差が付きませんでした。結構意外な発見かも？

それにしてもオカッパリか船かで圧倒的に差がつきすぎ・・・。そりゃそうだよなぁ、興味のある魚種ならまだしも興味のない魚種且つ船の番組とか絶対見ないもんなぁ、、、。

次、

釣り番組に出演して欲しい人の特徴は？

釣り人なくして釣り番組は作れないので需要のある人の特徴を聞いてみました。

第三者が項目を追加出来るアンケートでしたがこちらも多くは増えませんでした。

３つまで項目を選ぶことが出来たのでより具体的な人物像が描き出されています。

まぁ予想通りでしょうね。

1位は「詳しくて説明がわかりやすい」

2位は「釣りが上手い」

3位は「話が面白い、印象が良い」という結果に。

結局「詳しくて説明がわかりやすくて釣りが上手くて印象が良い人」がベストってことですね。笑

そりゃそーだ。

 

4位が意外や意外。ほんとに意外。「年齢は関係なく男性」

これめっちゃ意外。さすがにここは釣りガール入ってくるだろと思ったら・・・。そうか・・・そうなのかぁ。

こんな釣り番組があったら見てみたい！

たぶん「面白くない」という論調が多数を占めるだろうなと予想していたので「じゃあ対案あるんだろうな？」ということで一応設置したアンケートです。

どうせ１～２案ぐらいしか出てこないと思ってたら思いのほか集まりました。笑

アンケート項目が追加された日時によって票の集まり方が全然違ってしまうのでこのアンケートについては1位～最下位まで順位があまり意味を成しません。なので一応全部の項目について触れていきます。

1位。「メーカーのプロvs地元の名人」

はい無理。不可能。笑

いや無理でしょ。誰が受けるんだよその企画。笑

見たいよ確かに俺も見たい。すげー見たい。

しかしどっちにとってもメリットが薄い上にリスクが高い。笑

体感的にはどうかなー。並んで釣りするとか条件が同じような感じだったら８～９割は地元の名人が勝つと思います。本当にしっかり地元の名人だったらね。その日たまたまそこにいた地元のおっちゃんとかだったら簡単にプロが勝つ可能性があります。

地元の名人を探す方法は簡単、その日そこにいる釣り人たちに「ココで一番釣り上手い人だれ？」と聞いて最多の人が間違いなく名人。で、そういう人は漏れなくガチでヤバイレベルの名人なのでそれなりのプロがいきなり挑んでもまず負けます。

それメーカーのメリット無いやん・・・・。勝てばすごいけどやで・・・・。まぁまず無理やで・・・。

でも逆にそれでメーカープロが勝ったら・・・ですね。ギャンブルではありますがやる価値はありそうです。

2位。konさんが出演している番組

悪ノリが過ぎる。

 

文面見たらわかると思いますが基本的には顔も態度もLサイズなタイプなのでテレビ向きではありませんしそもそもオファーが来ません。万が一来てもこの流れで出たらただの晒し上げなのでありえないでしょう。笑

3位。メーカーｖｓメーカーでガチの数釣り勝負

いいですねぇ～。こりゃ見たい。

全然興味のない魚種でも見たい。リアルだよこれは。

「数釣り勝負」ってとこがさらに生々しい。

自分がその立場にされたら気が気じゃないでしょうけど、見る側はたまんないっすねこれ。興奮すると思います。

ぜひ企画化してほしいところ。

4位。生中継

これも良いですね。

「リアルな釣り」ってとこを標榜するんであれば生中継はすごくマッチすると思いますが、なかなか実現するのは難しそうな気はしますねぇ・・・・。

ネットの生中継とかなら出来そうというか、いくらか目にすることがありますが公共の電波でとなると・・・ちょっとハードルが高いか。

ネットにしてもデータ通信量や、電波の兼ね合いもあって容易ではない部分もありそうです。

まぁでも、すごくいいですよね。現代的。

5位。釣った魚だけで無人島サバイバル

企画としては古典的なものではありますが、一定の需要はありそうです。

企画力というよりは制作力というか編集力で面白さは随分と上下しそうな企画です。

どこまでをサバイバルにするか？でも面白さは変わりそうですね。

難しいところは無人島みたいな釣り荒れてないとこで一般人がサバイバル可能な季節にある程度の釣り人が食料確保を目的として釣りをするとなると・・・多分、爆釣なんですよねえ・・・。笑

それで企画が成立するかどうかという悩みはありそうです。

6位。特定の達人に事前情報なしで初挑戦の釣りをさせるとどうなるのか？

悪くないと思います。面白そうです。

でもたぶん「さすが○○プロ！」とはならないのでは・・・。

どのぐらい事前情報ナシかによってだいぶ話が変わりそうです。

バスプロなんかに当日いきなり「はいアナタは今日アユ釣りしてください」と伝え釣具屋へ行く所からぐらいの事前情報ナシだったら相当苦労しそうです。笑

これも企画力というか、制作力、編成力、編集力のほうが問われそうですね～。

7位。テスターの座を争うオーディション

これはあれですかね？メーカーのプロスタッフみたいなやつになるオーディション番組ってノリですかね？

面接、実釣あたりを密着してって感じでしょうか。それとも釣り大会みたいなのを実施して優勝者がテスターになれるとか？

そこらへんのルールについてもメーカー側が決める感じになるんでしょうかね。

ん～、まぁ、きちんと決まったルールの中で決定されるんなら視聴者も納得しそうですけど、あとから「なんでその人に決まったの！？最初から決まってたんちゃうん！？」みたいな選び方だと一生言われそうです。笑

かなり慎重に公明正大な作り方をしないと毒にも薬にもなりそうな企画です。

8位。素人に名人が教えて釣らせる

これはもう昔からよくある方式ですね。

何か違った要素が必要かもしれません。

逆に言えばそれだけ完成されている企画なのでココに何かプラスするだけで凄く手堅い企画も作れそうな気がします。

9位。日本中の川とか用水路で魚採り

いいですね～。和みますね。

釣りじゃないんですけど釣り人なら結構興味湧きそうです。

子供の頃、用水路で魚を採って遊んだ人も多いでしょう。

爆発的な人気を博すことはさすがになさそうですがイチかバチかみたいな企画ではなさそうです。出演者の実力に左右されそうです。

10位。街ぶらならぬ波止ぶらロケ

企画としては相当弱い気がしますが、馴染むというか定番化してしまえば息の長い番組となりそうな淡い企画です。笑

ぶらっと波止を訪れて、そこにいる人にチラっと話聞いて、可能であれば竿だして、近所でメシ食って・・・みたいな感じになるんでしょうか・・・。

うおぉおおお地味だ・・・・。これは出演者次第ですね。笑

11位。釣りごろつられごろの関西版

釣りごろつられごろ。番組名はチラっと見たことありますが、番組自体はガッツリ見たことがありません。

調べてみるとテレビ新広島の釣り番組で、瀬戸内海を中心とした釣り番組のようですね。放送開始は1977年と相当昔です。

関西で言うところの「ビッグフィッシング」みたいな感じですかね。

これの関西版と指定しているということから関西の番組にはない特色を持っている番組と推測されますが、、、いかんせん見たことがないのでなんともコメント出来ない・・・。

アンケートの結果なんていくらでも変わる

さて全７つのアンケートですが大事なことなのでここで一応言っておきます。

アンケートの結果なんて、アンケートする場所でいくらでも結果が変わります。

例えば「ラーメン屋であなたはラーメンが好きですか？」というアンケートを取ったとしましょう圧倒的にラーメン好き派が圧勝します。そういうことです。

ジャニーズコンサートで「ジャニーズは好きですか？」って聞いたらみんな好きっていうわけですよ。そういうことです。

このブログってのはどうしても私の思考と嗜好に近い人が集まりやすいでしょうから波止釣りだったり沖堤防だったり、エサ釣りだったりが好きな人が多いわけです。

これがルアーなブログで船に乗って釣りする人のブログだったらアンケート結果は断然変わりますし、

このブログのアンケート結果では釣りガールアレルギーとも言えるほど釣りガールが毛嫌いされている状況ですが、フィッシングショーでアンケートしたら釣りガール好きなオジサンはかなり多いので釣りガールの需要はこのブログとは全く違った結果となるでしょう。

ここでのアンケート結果は所詮ここでのアンケート結果でしかありません。

大事なことなので前提として忘れないでおきたいところです。

釣り番組に関するアンケート。結果を受けて

これまで出てきたアンケート情報を元に推測すると、面白い（と言われやすい）釣り番組もしくは面白くないと言われにくい釣り番組は以下の通りとなります。

興味のあるジャンルで興味のある釣り場で興味のある釣り人（詳しくて釣りが上手くて話が面白くて印象が良い人）で釣りガールじゃなくて波止か沖堤防で釣れなくてもいいからリアルな釣り。

 

で、実際これを制作したとしましょう。

 

大半の方が「面白くない」と言うでしょう。笑

需要や要望というものは応えれば応えるほどニッチでパーソナルなものになってしまいます。

そしてその範囲から外れてしまった人からすると「面白くない」ってことになるわけですね。

どうしようもありません。全く収拾がつきません。

 

これらのことから、そもそも釣り番組なんてのは大勢の人にウケるなんてのは基本的に無理。ということが言えそうです。

 

まぁみんなアンケートやる前からみんな薄々わかってたと思いますけど。笑

 

で、アンケートの項目をジっと見るとなんとなく気づくこともあります。

「あれ？意外と今の釣り番組って大体満たしてるよな・・？」ということです。

なのに面白くないだのYouTubeの釣り動画のほうが面白いだのという意見が圧倒的多数という事実。

私が思うに、この話について総合的に考えてみたところ、まずそもそも釣り番組で万人ウケする番組を作るのは難しい、そしてそれは釣り番組側（特に制作する側）もかなり高い精度でわかっているのではないか。と推測しています。

そしてもはや面白いとか面白くないとかいう尺度は優先順位がそこまで高くないのではないかという所まで来てそうな気すらします。

つまり、そもそも番組を制作するにあたっては制作費が必要だ。制作費はメーカーはじめスポンサーが出す。スポンサーの意向が絶対なわけなので面白かろうが面白くなかろうが次の番組制作につなげるためにはスポンサーに納得していただかなくてはならない。その結果・・・。という「事情」は相当ありそうです。ただの邪推の範疇ですが。

次に、地上波にありがちな毎週旬の釣りモノを追いかけていくタイプの釣り番組ですがこれも特定ジャンルに偏るとこれまた違ったジャンルの人から「面白くない」と言われてしまうので結局旬の釣り物を追いかけるだけになりますし、毎週放送なので取材に行ったけど魚釣れなくてボツになるとかだったら間に合わないので船釣りがどうしても多くなるという「事情」もこれまた相当ありそうです。この辺の「事情」っつーやつ挙げればキリがなさそうです。

そしてその「事情」ってやつが世間の需要と乖離していて「面白くない」と言われやすい素地になっている元凶ではないかという結論に私は達しました。あくまで私個人は。

 

これをどうにかしようと思っても番組を制作する都合上避けて通れない「事情」ばかりのような気がします。制作費、スポンサーの意向、放送スケジュール。

収益構造自体を覆していくしか方法はなさそうだが・・・・

個人的には収益構造自体を変えていくか、現状とハイブリッドな形にしていくかという感じならだいぶ話が変わりそうです。

ただ、それをして必ずしも改善すると言われると、それなりにリスクが内包されているようにも感じます。

アンケート結果がどうのこうの以前に、興味のあるジャンルってのは多少中身がアレでも面白く感じやすいものです。YouTubeの釣り動画なんてどうですか？釣り番組と比べて編集や出演者の実力は地上波の釣り番組と比べるまでもないですね。大半は比較になりません。

それでも多くの人はYouTubeの釣り動画のほうが面白いと言う。なぜなら自分が面白いと思いそうなジャンルを自分で選んでるからですね。面白くなさそうな動画は最初から見ない。そらそうなるわ。

でも釣り番組は（アンケート結果を見ればわかるが）面白くないと思いつつも一応見る。で、面白くなかったら面白くないと思う。そゆことですね。

ということで、話を戻しまして。

具体的な収益構造改革案みたいなのを考えだしたらもういつまでかかるかわかりませんが、方向性としては対スポンサーやテレビ局で制作費を捻出するという形から、対視聴者から制作費をいただいていくような収益構造を目指していけば自然と世間の需要に沿った番組が出来上がってきそうな気はします。ってそれ、ほぼYouTubeですけどね。笑

YouTubeとは違った集金方法なんていくらでもあるので釣り番組にマッチしそうなものを採用すれば良かろうと思います。面白い番組だったら売上は上がるし、面白くなければ売上はあがらないそんな収益構造も徐々に取り入れると時代が変わるのかもしれないなぁなんて、前述の通りそれはそれはなかなかリスキーな事だとは思いますけどね。そしてただの素人の妄想ですけどね。

あ、そうそう。結局なんだかんだまだ釣りビジョンは解約してません。笑

解約済