船酔いしたけど竿頭!船タチウオテンヤ釣れてるうちに飽きるほど釣ってやんよ【小島沖・赤松沖】 | ツリタノ!

船酔いしたけど竿頭!船タチウオテンヤ釣れてるうちに飽きるほど釣ってやんよ【小島沖・赤松沖】

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止まらない船タチウオテンヤの爆釣。

一度は例年通りに収束しかけたと思われたが最後のきらめきなのか、大阪湾の沖合では船タチウオが爆釣中。

水温は普通に15℃を下回っており本来ならばタチウオはかなり釣れにくくなるはずなのだけどハイシーズンを超えるレベルの釣れっぷり。

ただし、私は研究者でも専門家でもないので爆釣してる理由なんか知る由もないしわかるはずもない。

釣れてるっていうんなら釣るだけ。釣れてるうちに沢山釣るだけ。飽きるほど釣って己の技術に磨きをかけるだけ。

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まぁまぁ時化そうな天候だけどなんとかなるんじゃないか?の見切り発車

この日は釣友のF氏とどっか釣りにいこうやという話になっていたが特に事前の話し合いもなかったので私が勝手にタチウオテンヤ便を予約。船タチウオがやりたいからだ。笑

しかしながらF氏が言うには「風がまぁまぁ強そうだけど大丈夫かなあ?」とのこと。

この1年船には結構乗ったしまぁまぁ荒れてる日もなんだかんだ乗り越えてきたし大丈夫じゃねーかなぁって見切り発車で予約したのは否めない。

しかし予約した以上行かねばならない。

当日集合時間頃の気温は5℃。寒いっちゃ寒いんだけど昨年の連続大寒波の中で連日釣りをした経験があるからか、全く苦にならない。

寒いとか風が強いとか言ってちゃ、冬の釣りはできないZE?

定刻通りに出船。泉南から出船。小一時間かけて本日のポイントを目指す。

ポイント到着。

ポイントに到着。

チーン。

全身震えるほど船酔った(^^)

ぶっちゃけそこまで酔うほどの酷い時化じゃないのに酔った。

むしろ船中で酔ってんの私だけという失態。笑

片道行きの船だけで酔うなんて初体験だぜ・・・・・。

前日深夜に目が冷めてしまってそこから寝付けなかったことによる寝不足と、酔い止め薬を出船直前に飲んだので効くのが遅かったのが致命傷となった。

這うようにして釣座へ

ポイントに到着して15分ぐらいは動けなかったが船中から鳴り響く電動リールの音につられて船室からなんとかかんとか這うようにして釣座に着席。

ボーっと空を見上げること数分。

海を見る。まぁまぁシケとる。

「もう釣ったで~(^^)」と無邪気な笑顔のF氏

船酔いしてても体は覚えている

「オ゛ェ゛ェェ」と言いながらなんとか一投目。

気持ちが悪くてしょうがない。

下を向くと色んなものがこみ上げてきそうなので空を見ながらタチウオテンヤ。

震える手でなんとかリールを巻き・・・・

フッと仕掛けが軽くなった瞬間

船酔いしてても体は覚えているようで、一撃でフッキング。

ただし写真の角度がもうめちゃくちゃである。酔いすぎだろ。

そして私はこの時に気づいた。

リールのレベルワインダー(糸巻くときに左右に動く輪っかみたいなの)に道糸が通っていないことを。

前日用意した時にベロベロに酔っ払いながら用意したのがいけなかったのだろう・・・。

泣く泣くリーダーを切断し道糸をリールから通し直すことに。

絶賛船酔い真っ最中だしそもそも真冬の朝なので寒さもきつく、手がかじかんで細かい作業が全くはかどらない。

船酔いと寒さに震える指先でなんとかかんとかレベルワインダーには糸を通したもののガイドに道糸が通せない。笑

そこへF氏が「やったるわ・・・」と助け舟。

あとから話を聞いたところによるとF氏が私をチラ見したときに「なんかトラブったんかな?仕掛け作り直してるわ~」と気付いたそうで

F氏が1~2匹釣った時に後ろを振り返ると何分も経ってるのに私がまだガイドに糸通してるのを見て「これはアカン」と思って助けの手を差し伸べてくれたのだそうだ。笑

空見釣法

F氏に糸通しをやってもらって実釣再開。

もう全然下を向けないので空を見上げながら手感度で釣りを再開。

精度はかなり劣るがなんとかかんとか・・・。

やっと酔い止め薬も効いてきて

実釣開始1時間する頃には酔い止め薬も効いてきてほぼほぼ普段と同じぐらいの体調にはなったが、ゴッソリ体力を持っていかれてしまったのか内から湧き上がるようなエネルギーは皆無。まだ朝8時頃なのに疲労感が半端ない。

せっかくいっぱいテンヤを用意してきたのに。

まぁでも絶好調の大阪湾ということで、雑に釣りをしててもアタリは多い。

バケツを空にしても

すぐ満タン。

アタリの遠のいた中盤戦

時刻は9時を回る頃。アタリが遠のき始めた。

用意したテンヤも日差しにあたって一夜干しみたいな状態になってしまっている。

忙しい日は乾く暇なんかないんだけどちょっと使わないとすぐにカピカピになる。

それにまぁまぁの波風。たまにアタリがあっても波風で打ち消されてしまうし、船が上下に大きく揺れるのでテンヤの操作もやりにくい。

誘いなどいれなくても立っているだけで海中のテンヤは大きく上下に揺れていることだろう。

揺れに関しては手の打ちようがないのでタチウオの食い気が下がるにつれてアタリが減るのは当然と言える。

前半戦で体力をごっそり持っていかれたのでちょっと楽出来るぐらいの感覚でまったり。

怒涛の追い込み後半戦。F氏侮るなかれ

アタリが遠のいた中盤から少しだけ時間が経ち、後半に差し掛かる頃、船長が一言「多分F氏に数負けとるで」と。

薄々感づいていたけど、この日のF氏はなかなかのペースで釣るもんだから差がつかない。

前回一緒にタチウオテンヤしたときは数十匹ぐらい差をつけた。

そしてその時F氏は終始ドラゴン狙いということで基本的に釣れているタナを外して釣りを展開していた。

私は思っていた。「とは言えF氏、それなりに数出しにいったやろう?」と。

で、今日のF氏は数狙い。フタをあけてみると同じペースで釣りやがる。正直侮っとった。笑

ちょろっと話をしてみるとどうやらアタリカラーやこの日よく効くアクションも把握出来ている様子。初心者の皮かぶって実はまぁまぁアジャストしてやがる。

負けたくないので最後の1時間。フルスロットル。

一気にアタリが増えだした最後の1時間。

テンヤもすぐにエサがボロボロにされていく。

先程まで一夜干し状態だったテンヤでも関係なく投入。

そして全開の1時間を終え、12時きっかりに納竿。はたして。

この日は出船していた船も少なく、捨てエサ目当てのうみねこに終始たかられ続けた。笑

船酔いタチウオテンヤ。最終釣果

私50匹。F氏44匹。

紙一重だったZE・・・。

なんとか竿頭ゲット。F氏が次頭。あぶねーあぶねー・・・・。

別にこの日は勝負してたわけじゃないけど簡単に釣り負けると今後船宿でイジられ続けるかもしれないので紙一重でもなんとか出来て良かった。笑

釣行後は久々にエビ撒き釣り先輩O氏の和食店へ。

写真撮り忘れたけど具たっぷりの鍋も用意してくれた(^^)

旬菜旬魚がメインの本格和食店。たまにこうやって本物の料理を食べられる幸せ。

釣りやっててよかったと思える瞬間の一つ。

今回の使用タックル

ロッド:DAIWA 極鋭タチウオテンヤSP 170 AGS

リール:DAIWA レオブリッツ200J-L

道糸:DAIWA UVF メガセンサー 8ブレイド+Si 2号 300m

リーダー:サンライン SYSTEM SHOCK LEADER NYLON 70lb.