さぁやっと波止(沖堤防)のタチウオの季節やなぁ!と鼻息も荒くなっていた今日このごろ。
が、実際行ってみるとなんか毎晩毎晩、北風が爆風だしこの3連休には台風の影響で渡船屋も休業とのこと。
ぽっかり空いた谷間の日。予定は・・・なんとかなりそうだ。
ということでいまだに予選を通過出来ていないタチウオキングバトル予選に急遽参加。
タチウオバトル予選の朝はヒンヤリ。もう秋がそこまで。
出発前。玄関を出ると空気が冷たい。
それもそのはず外気温19℃。
急いで上着を1枚追加して出発。
1週間ぶり?の日の出丸。毎回毎回この船宿で予選に参加してるのにはいくつか理由がある。
まず単純にいつもいく船宿と仲の良い船宿ということでご縁を考えると出来れば(あくまで出来れば)こちらから予選を通過したい。あと、なんかわからんけどやたらと猛者が参加する確率が高いように見受けられるのでこれまた単純に面白い。そのへんの理由が大きい。
この日もいるわいるわキャリア実績ともに申し分ない猛者達が・・・・。
本日の釣座抽選。
普段は先着順で釣座を決めているとのことだが、試合の日にそれすると前泊する人が出かねないので、試合の日は抽選で。さてこの日の釣座は・・・・。
最前方。
当初微妙に真ん中寄りの釣座だったが船長のチョンボにより抽選で抜けてしまった釣座があり、端に詰めたら最前方になった次第。笑
ラッキーといえばラッキーだが・・・。
この日の参加者もまた猛者揃い。
他の遊漁船のスタッフやら優勝経験者やら、セミファイナル出場経験者なんてゴロゴロいる。
燃えるなあ。
出船。今日こそ・・・頼むわ・・・
秋っぽい朝日。秋っぽい空。飽きっぽい私。
確かに船タチウオテンヤは面白いが、そろそろ予選自体は飽きてきた。もう通過して波止(沖堤防)のタチウオに集中したい・・・・。
ちなみにこの日は諸事情もあるっちゃあるけど、初心に戻る意味で最近お気に入りだったシマノのサーベルマスターエクスチューン82MHではなく、昨年から使用しているダイワの極鋭タチウオテンヤ170を使用。
バッキバキに硬い竿。短くて取り回しも良く、軽いので私みたいにブンブン振り回す人にはうってつけの竿。
今シーズンは初っ端からずーっと色んなスタイルの違いに翻弄されてきたけどやっぱどう考えても付け焼き刃じゃ通用しないので、唯一通用しそうなスタイルに賭けてみた。
この竿が活きる状況なら簡単には負けやしないはず・・・。
実釣開始。ゆっくりとした出足から徐々に
ポイントに到着。水深75m程度のエリア。
そして開戦の合図。
船から「プッ」という仕掛けを落として良いよとブザーが鳴った。
ほぼ同時に仕掛けが投げ込まれ、ほとんど同時に着底。
着底から十数秒もしないうちに電動リールの音が鳴り響く。
ああ。これだよこれ。
この半端ない圧。プレッシャー。レベルの高さ。
「今、俺真剣勝負してるんやな」というストレス。
こういうシビレる場所に身を置くと生きてる実感というか、昂ぶるものがある。
他の方に少々遅れたものの1匹目。
1匹目は少々遅れたものの2匹目3匹目はテンポ良く
見つけたら早い。再現性の高い手返しは少々自信がある。
そう。この為にこの日は竿をバキバキに硬い竿にしてきたと言っても過言じゃない。
「硬い竿がマッチする状況なら絶対に勝てる。そのスタイルなら簡単に負ける気がしない」と考えてのこと。
この時点でギャンブルには成功し、開始1時間後には見える範囲の参加者にはそれなりに差をつけることが出来ていた。
ぶっちぎりトップの序盤~中盤も・・・・
開始2時間。
このペースでいけば最終的には45~55匹ぐらいになりそうだ。クーラーボックスに入り切るかどうかの心配すら出てくるレベル。
見えてる範囲ではどう考えてもぶっちぎりでトップ。一番近い人でも5匹以上は差をつけているだろう。
問題は見えていない所にいる人達だよなぁ。どのぐらい釣ってるんだろう。
が、やはり世の中そう上手くはいかないようで。
潮の流れが変わった中盤戦以降は同じようなエリアであってもアタリが遠のいてしまい
釣れないと空を撮る回数が増える
釣れない
アタらない
いつまで経っても増えない。
ラスト2時間では2匹しか追加出来ず・・・・。
それでも周りはそれなりにポロポロと拾っているようで、後半だけなら私の成績は船中でも下から数えたほうが早かっただろう。
前半はギャンブルに勝ったが後半はボロ負けのようで・・・・。
12時。納竿。
うーん・・・。全然増えてねえ・・・。
タチウオキングバトル予選4回目。結果
釣果は32匹。次頭。
抜けられず・・・
竿頭は35匹。くっそ・・・・・。
話を聞くと前半~中盤はまぁボチボチで後半はポロポロ拾ってという感じだったそうだ。
んあー。なんだろう。この悔しいっちゃ悔しいんだけどモヤモヤするというかスッキリしないというか・・・・・。あの前半のぶっちぎりペースからどうしたらあそこまで大失速出来るのか・・・。せめてあと3匹ぐらい拾えただろうと・・・。
せめて評価できる部分があるとするならば優勝経験者の方よりは上の結果だったことぐらい。
あーあーあーあーあーあーあー。自分の語彙力では表しきれない感情。
悔しいのか?悔しくないのか?悔しいのを認めたくないのか?認めたくないのが情けないのか?自分に呆れてるのか?わからん。
ちょっとハートブレイクな感じだったので釣行後はエビ撒き釣り先輩O氏の和食店へ久々に。
メニューが秋っぽくなってた。レンコ鯛の味噌漬け焼き?くそうめぇ。
土瓶蒸しもいただきましたありがとうございます。
はー。なにやってんだかな。ほんと。