そろそろ寒くなってきたので本業のエビ撒き釣りの釣り道具にも視線が行きがちな今日この頃。
知り合いの方たちも何人か釣行しているようで、ボチボチ釣果をあげているようです。
まだまだ本調子ではないものの、ターゲットとなるハネ(シーバス)は湾内でイワシなどの高栄養価な餌を食っているので体高もあり、コンディションの良い最高の1匹が釣れるようです。
この時期はタチウオ釣りが優先とは言え、ウズウズしますねえ・・・・・。
私がエビ撒き釣りに使用しているリールは13BB-Xハイパーフォース2500DXG
そう言えばちょっと前に愛機ハイパーフォースの新機種がシマノから出たんだっけな~と思ったので、「これは旧モデルが投げ売りの可能性あるんじゃね?」と思い調べたら
ありましたありました
新品で24,800円(ポイント込)!!!!!!!!
しかも送料無料~♪しかも当日発送~♪
定価は税込5万円以上~♪
旧モデルのハイパーフォースが格安になっていたのでリアクションバイト
即購入であります。笑
↓購入の明細はコチラ。しかし旧モデルなだけでワケ有り扱いにされるとは・・・笑
定価の約40%オフの32,206円に7,406ポイントがついて実質24,800円ということですね。
この機種が現行の頃は、3万円を切ったら買いだなと思ってたものの、釣具店で購入できる新品で3万円を切ったものは見かけたことがありませんでした。笑
2017年7月のこの時に調べた実勢販売価格帯は38,000円前後でした。定価の30%オフぐらいでしょうか。長らくこの価格帯で安定していましたが新機種が出たことで一気に値崩れした感があります。
今回の購入方法は以前紹介した
こちらの方法と全く同じことをやっています。ぜひ参考にしてみてください(^^)
ヤフオクでの相場はどんなものかな?
ちなみに、半額以下での購入と同時のヤフオクでの相場です。新品なら25,000~29,000円ぐらいで取引されているようです。結構差が激しいのは、需要がそれほど多くなさそうな事と、個人取引なので付属品や保証の有無でしょうかね。
中古美品であれば2万円を切るか切らないかと言った所でしょうか。
あと、ヤフオクの場合だと、この価格から送料や振込手数料がかかるので+1,500円ぐらいになるのが目安ですね。
また、個人間取引では保証は万全であると言えず、何かあった時の対応に不安が残ります。
私の場合は今回はどの出品物よりも「低価格で新品で送料無料で保証もバッチリついた釣具店での購入」なので大変オトクに購入出来たのではないかと満足しています(^^)
もはや今回購入したリールをヤフオクに流しても利益が出てしまうのではないかというレベルです。
一応開封の儀
付属品はコチラの通り
リールカバーの高級度がツインパワーXDの時と比較にならないレベルです。笑
いや~しかしシマノには珍しく格好いいシリーズですよね。
配色はちょっと好き嫌い分かれそうですが、小じんまりさせずに挑戦する姿勢自体を評価したいと思います。
なんでハイパーフォースの旧機種買ったのか
当シリーズには17年の夏頃に新機種が登場しています。
見た目は旧機種とあんまり変わらないですね。配色も殆ど同じなので所有されている方以外はぱっと見では見分けつきにくそうです。
旧機種と大きく変わった点としては
- SUTブレーキ搭載機種の追加
- HAGANEボディ、HAGANEギア
- Xプロテクト
あたりになるでしょうか。
定価で見ると、SUTブレーキ搭載機種が8,000円UPの税別58,000円で、SUTブレーキ非搭載機種は定価はほぼ変わらずの税別50,000円。
また、現時点ではSUTブレーキ非搭載機種は1モデルしかリリースされていません。
実勢の販売価格は20%オフ程度で旧機種が現行だった頃と割引率は大差なさそうです。
シマノ的にはこれだけ進化しててSUTブレーキ搭載タイプはたったの8,000円UP、非搭載機種は定価変わんないのはお買い得だよ!って感じでしょうか。
私個人としては上記に挙げた新機能の3点とも全く魅力を感じておらず、半額以下になった旧機種のほうが魅力的に映った次第です。
一番大きな違いのSUTブレーキを例にあげます。
新機種のハイパーフォースはSUTブレーキ搭載
SUTブレーキとは、通常のLB付きスピニングリールがブレーキを開放し逆転させる際に、スプール(ローター)だけでなくハンドルも一緒に回転してしまう。
そのため逆転時のブレが生じるが、SUTブレーキ搭載モデルはハンドルが逆転せずにスプール(ローター)だけが逆転し、よりスピーディで繊細なやり取りが可能ということなのだ。
だからなんなの?
としか思わない。
バッサリ言っちゃうと、それを搭載しても定価が旧機種と大差ない程度の機能。
確かにハンドルが逆転しないほうが良いとは思うが、釣果に対して声を大にして言うほどの効果は見込めない。
「この魚、ハンドルが逆転しなかったから獲れたんですよ!」
そんな事言ってるやついたら変態やん。
工業製品としての機構で言えば凄いんだろうけど、それは釣りの本質とは全く別の所にある。
機構を楽しむってことなら全然OKだと思います。それならどう考えてもテクニウムのほう買うけどね。
大企業って時々おかしくなるよね。高学歴な人ばっかり集まるとそうなっちゃうんだろうか。
で、なんで新機種スルーして旧機種のほう買ったの?
これには理由が結構ありまして。
- 14ステラあたりから16年末までのスピニングリールが評判悪すぎ&私もずいぶん苦労したのでその系統を汲む新ハイパーフォースも”現時点では”信用出来ない
- 旧機種はボディにオイルインジェクションがある
- ラインローラーのメンテが楽、おかしくなったら安物ベアリング交換するだけ
- ハンドルの左右が変えられる
- もともと使用していて不満がほぼ無い
- 半額以下で買えた
ということになります。
一番大きな理由は「1」ですね。特にXプロテクトと、現行のラインローラーが信用できません。
「2」と「3」は最低限のメンテナンスが出来る路線ですね。最近のシマノリールはメンテしにくいので。
「4」は、私はウキ釣りの時は右手巻きが8割で、潮の方向によって左手巻きに付け替えたりするので、2500番が左巻き仕様しかない新機種はそもそも対象外ってことになります。
「5」はそのまま。
「6」も大きな理由ですが、新機種が登場したことによる変動なので直接的な理由ではありません。後付けですね。
あとは、13BB-XハイパーフォースのSUTブレーキ非搭載ならではのモッサリとしたブレーキ感も結構気にいっています。
ハンドルも一緒に逆転することで負荷や摩擦が大きくかかるわけですが、それがブレーキ加減の半オートマチック化に寄与している気がします。
あまりにスムーズに糸が放出されると繊細なやり取りは可能になるかもしれませんが、ブレーキのさじ加減がより難しくなりますね。
以上、旧ハイパーフォースを半額以下で購入した記
なんでもかんでも新しければ良いってもんでもないのは、どの業界にもあることかもしれません。
釣具においては本当にあるあるネタです。新機能を投入するもテスト不足でユーザーから苦情出まくるなんて毎年のようにある話です。
登場してから数年たって目立った不具合などが見られない機種のほうが安心して使える場合だってあるのです。
もう一つ、この旧機種について見落としがちなポイントとしてはSUTブレーキ非搭載機種としては旧モデルになった現在も最高級機種であるということも事実なので、おさえておきたいポイントであります。そんな機種が探せば半額以下で買える。未曾有のチャンスだと思いませんか。
今回のように新機種が登場した後なんかはつい先日まで現行最新機種だったものが急に値崩れしたりするので本当に要チェックですね。私は16年にナスキーがフルモデルチェンジした時なんか旧機種を半額以下で2つ買いましたからね。笑
旧ハイパーフォースに関してはまだ全国的に在庫があるような感じがするので在庫売りつくしの投げ売りは今後もあり得るでしょうから、LB付きスピニングリールをお探しの方は注視しておいてください。
ちなみにこのリール、下巻きいれたり、替えスプールにすれば普通にルアーシーバスゲームにも使えるのでLB付きスピニングリールを試してみたかったルアーシーバスユーザーにも大変オススメです(^^) ただし旧機種なのでリセールバリューは悪いですよ!笑
以上、旧ハイパーフォースを半額以下で購入した話でした~