今回の釣行はシーズンインしてから好調の続いていたエビ撒きハネ釣りも少し様子が変わってきたように感じる。
内容も薄かったので2回の釣行を一遍にまとめてアップ。
寒さのピークは過ぎた?少しずつマシな日が増えてきた
この日は曇り模様ということもあり、朝から外気温はマシ。5℃ならいつもの完全防寒でなくてもなんとかなるレベル。
今シーズンは寒波続きだったものの、そろそろ春の足音が聞こえてきているのかもしれない。
この日の竿ももちろん「がまかつマスターモデル2」
竿のポテンシャルを最大限に知りたいのでなるべく使うようにしているけど、やっぱり基本的には1号程度のチヌ竿のほうが私は好み。
気が向いたらチヌ竿に戻す予定。ハネの体力が有り余ってくるバチ抜け頃の季節か、スズキクラスが釣れる可能性のある場合のみ出動する感じになるかもしれない。
連日の強風にさらされて海はかなり濁りが入っている。
水質が悪化して濁っているわけではなさそうなので基本的には良い方向に作用するかとは思うが、ここの所ずっと濁っている。例年であればスケスケの日が続くことのほうが多い。
さすがに悪影響が出てきそうな気がしないでもない。
そして、場所によってはこんなふうに海中に浮遊物が見られる。
暗い内は夜光虫の物体。この浮遊物自体が夜光虫なのか、この浮遊物に夜光虫が付いているのかは定かじゃないし調べる気もない。
なんかの卵っていう人もいれば、プランクトンだって言う人もいる。詳細にはわからないけど、こいつが浮いているとストリンガーに掛けたハネが弱ることが多いので良い影響では無いのだけは経験上から感じる。
朝イチは一応アタリがあるものの、続かない
6時45分頃 一枚目。
アタリは極小さく、アワセのタイミングはシビアなものになる。
10分後ぐらいに追加。
なんだかんだ言って時合なのか?と思ったが厳寒期の釣りはそう甘くない。
連発は当然無く・・・。
30分ほど空けて、3枚目。
この後も丁寧に黙々とやるもアタリが遠い・・・。
2時間ほど経過した10時半頃、なんとか4枚目を拾い・・・・。
さらに15分後くらい、針掛けするもののちょっとやりとりしたら針外れ。
さらに15分後くらい、アタリが出るもウキが戻ってくる・・・
餌もなくなり納竿。
最終釣果は4枚。
とにかくアタリ自体が遠かった。
素針は無し、針外れは1回。少ないチャンスをモノにして素針無しは素直にエライと思うが、そもそもチャンス自体が少なすぎる。
波止全体でも私が竿頭ではあったものの、あと1枚ぐらいはなんとか拾いたかった。
好調続きだったので一旦勢いが落ちてきた感じだろうか?たまたま谷間の日にあたってしまっただけ?よくわからない。
たまたま数が伸びなかっただけ?確認の為、もう一度釣行。
ま、なんかたまたま釣れない日ってあるので、数日あけて再度エビ撒きハネ釣り。
昨日まで爆釣だったけど翌日は貧果ってこともよくある話で、なんか噛み合わなかっただけの可能性もあったので、強風の日は避けて釣日和になりそうな日を選んで同じ波止へ釣行。
普通に寒いが気象情報などによると寒さのピークは過ぎたようでこれからは少しずつ暖かい日も増えてくる様子。
この時点では外気温計は3度だったものの、朝方には氷点下に達した。
ちなみに天気予報アプリではもっと寒い感じの予報。
天気が良いのが裏目に出て、放射冷却により朝はとてつもなく冷えるので、寒さのピークは越したとは言え、普通に寒いので注意。
この日は天気予報通り、絶好の釣り日和。
風は弱く、日差しはさんさんと降り注いでいる。
潮はビタ止まりとまではいかないけれど、動いているといった感じもない。
魚影が濃いなら超イージーだし、魚影が薄いなら潮の動きが緩慢なせいと言いたくなる感じ。
なんだかんだ朝イチは一応釣れる。
この日も朝7時前に一枚目。
先輩エビ撒き釣り師のO氏と同行しており、O氏もこの時間帯はアタリ多数。
ただし、触るだけのアタリばかりであわせるまでには至らない・・・。
15分後くらい。2枚目。
さらに15分後くらい。3枚目。
続かない・・・・。全然続かないんだよ・・・
同じパターン。
朝イチはそれなりになんとか釣れるものの、小一時間程度アタリがあってその後は終了。
モーニングチャンスを逃したらもう絶望的な状況。
同じ状況が2回の釣行で続いたならもうこれはそういうパターン。
まだしばらく続くだろうなぁ・・・・。
でもせっかくなので色々と試してみる
タナを微妙にあげたりさげたり、オモリを微妙に設定しなおしてみたりなどなど・・・・。
もちろん結果など出ず。どうもやはり、そういう話では無さそう。。。
色々やったけど結果が出なかったっていうのだけでも収穫だろうか・・・。
一応色々と試したのが良かったのか?
一瞬上潮が滑ったタイミングでふかせてふかせてジワっと沈んだウキを見極めて・・
腹パンパンのチヌ。40センチは無いぐらい。8時半頃。
この後2時間弱はアタリも極遠く、あたっても触るだけのアタリのみ・・・。
釣り日和ではあるものの、本当にきつい時間だけが流れる・・・。
さすがに心も折れ気味で、餌が多少残っているけど10時納竿。
最終釣果はハネ3枚、チヌ1枚。数こそ前回と同じものの、ハネの数は減った。
納竿時点では、波止全体で言ってもこれで竿頭だったようだ。。。
2週間前までの好調がウソのような厳しさ。
それでも2月の厳寒期に複数釣果が出せているだけでも贅沢な話かもしれない。
なんで急にハネが釣れにくくなったのだろうか?
少し前までは絶好調だったエビ撒きハネ釣りが失速してしまった原因はなんだろうか?
正直どんだけ調べても正解なんて見つけられないし推測の域は出ないのだけど
私が思うに
- そもそも絶好調時が良すぎただけ
- 今年の水温が低すぎて、それが馴染んできた
- 夜光虫を含む、濁りによる活性の低下
などが挙げられるだろうか。
1に関してはそのまま。今の状況が通常営業なだけで、ちょっと前が確変状態だっただけで失速したように感じるだけかもしれない。
2は、数週間前だって十分に水温は低かったのだけど、ハネの体力はまだあった状態。ただ、この所の例年に無い低水温で日に日に体力が奪われてしまい活性が著しく下がった。もしくはそれが要因で魚影が薄くなったのではないか。
3は、これも例年にはないほど強風が続いたことで濁りが悪影響になっている可能性がある。普通に軽く濁っているだけでなく、私が釣りをしている波止では深刻なヘドロなどの濁りになってしまっているのではないだろうか?そしてそこに夜光虫が湧いてきてハネがそれを嫌気している状況。
と推測している次第。
ま、当たってようが外れてようが釣れるようになるわけじゃないので妄想「僕の考えた最強のベストイレブン」なんかの類と大差ないタワゴトなんだけども。
とにかく現実に、少し前より失速しているのは事実なのでこのままじゃ自身のモチベーションにも悪影響だよなぁ~といった所。
なんか違う釣りでもして気分転換したほうが良さそうな温度感。なんか気分転換になるちょうど良い釣りないですかねえ。
今回の使用タックル&釣行メモ
メモ:実釣時間4時間半。この1週間で急に失速。私だけが失速したわけでなく波止全体ではボウズの人が急増。残念ながら大半がアタリすら無い。夜光虫の出現説が1番可能性を感じる。夜光虫自体がダメというわけでなく他の環境因子によって結果的にというイメージ。アカクラゲも散見されるようになってきた。シーズン過渡期ということだろうか?
ロッド:gamakatsu マスターモデルⅡ口太MH 50
リール:SHIMANO 13BB-Xハイパーフォース 2500DXG
道糸:サンライン テクニシャンNEO 3号
ハリス:東レ トヨフロン スーパーL 2号
ウキ:自作棒ウキ 0.8号
針:がまかつ ふかせグレ 7号
他にもエビ撒き釣りシリーズがあるので興味のある方はどうぞ(^^)