時期は若干前後してしまうが、フィッシングショー大阪の数日前のこと。
あれだけ釣れていた今シーズンの船タチウオの勢いも陰り気味。
ただ、日ムラ場所ムラはあるもののまだ二桁は普通に狙えるようなので天気の良さそうな日を狙って船タチウオテンヤの練習へ。
食品コンビナートより出船。上丸でタチウオ便。
この日は居酒屋FのS尾氏ご一行が同乗で上丸へ。むしろ私が便乗したぐらいのノリ。
この船宿の場合は一般的な午前便午後便という出船ではなく一日便として夕方前ぐらいまで釣りが楽しめるので一日中タチウオ釣りがしたいって人には人気の船宿。
前回お世話になった際にはなかなかの数が釣れたが今回はどうか・・・?
6時頃に16名程度で出船。
期待とは裏腹に午前中は船中でも10匹と大苦戦・・・・。
私は3匹を拾うことが出来たが大半がアタリすら無いような状況。
最終釣果は26匹。竿頭はなんと・・・
それでもなんとか午後から多少アタリが増加して最終26匹。
全体で見るとどんなもんかなあ?と聞いてみると竿頭は37匹とのこと。。。。
次頭は27匹。3番手が私。(16名中)
26匹しか釣ってないのに竿頭と11匹も差がついてしまっている・・・。
相当差が出てしまった。釣りをやっている最中「どんなに内容良くても35匹ぐらいが上限ちゃうかなぁ。」と考えていたがそれを数匹上回られてしまった。。。
上には上がいる・・・。
今シーズンのうちにそこに追いつくのは難しいにしろ伸び代は私のほうが残っていると思うので、少しでも差を詰めておきたい・・・。練習せねば・・・。
予報では降るか降らないか、降っても小雨。だがしかし
前回の船タチウオでは自分の現在地点をはっきりと理解。客観的に言えば「ヘタじゃなさそうだけど大して上手くもねーな」と言った所か。
せめてまぁまぁ上手い人ぐらいにはなりたいなとは思っているので、まだタチウオが釣れているうちに練習したいなぁと考えていたが、前回の釣行後、一時は午前便で5~6時間やって船中が竿頭数匹で終了という日も見られ、「いよいよタチウオシーズン終了か?」という雰囲気が漂い始めていたものの、、、
この数日少し復調の気配が。まだ釣れるのか・・・・。
で、早速よく行く船宿「長安丸」の出船予定を確認したところ、たまたま出船するとのこと。
普段のこの時期だと出船最低人数(3名)に達しない為、船が出ないことがほとんどなのだが常連さんご一行が3名で予約をいれたそうだ。それに便乗。
予報では降るか降らないか、降っても小雨程度な感じだったが
行ってみたらまぁまぁ本降りな件。
普通に寒い。寒さに慣れているはずの船長ですら寒いっつって備え付けのライフジャケット着る始末。笑
ビッチョビチョになりながら雨の真冬船タチウオですよ・・・。
この気合・・・どうかタチウオに届け・・・。
願いが通じたのか。思いのほか好反応
※ 雨がまぁまぁきつくて(濡れてしまってスマホが反応しないので)写真があまりまともに撮れなかったがなんとか撮った写真で。
朝は雨が降っている為かタチウオも水深70mに対して25mラインで好反応。
だいたい日が昇ってくるとどんどんタナは下がっていくはずだけど8時過ぎぐらいまでは35mライン前後でずっと釣ることが出来た。
ソッコーで満タン。40m以内でずっと釣れる日なんかは午前便でも3桁を狙えるそうだ。私が船タチウオを始めたときにはすでに深めの水深で釣るシーズンだったので、来シーズンは一度そんな日にあたってみたい。
余裕で釣れます
まだこんな小さいサイズも体力あるみたい
バケツがすぐに満タンになるので頻繁に移し替えるもエンドレス。
真冬なのにビチョビチョになりながらやってます。釣行中、雨はやみませんでした。
この日はツリタノ的テンヤNo1決定戦開催中
ちなみにこの日は余裕もあったので色んなメーカーのテンヤを試用。
シマノ、ダイワ、ハヤブサ、ヤマシタなどなど。
渋い時期はスモールシルエットが効くみたいな話をそこかしこから聞くので試してみたり。
まぁでも、なんつか、なんだかんだ言ってやっぱ(身も蓋もないけど)大差はないかなぁ。
「どのテンヤ使っても大差はないけど、多少の差はある」のが現時点での感想。
正直アタリの数で言えば通常範囲の使い方であれば差はほぼなさそう。腕の差のほうがよっぽど要因としては大きい。
ただ、テンヤによって針掛かりの点で差が出る感覚はある。
ただ、一概にどのテンヤが針掛かりが良いって話でもなく、テンヤによって思想が違うので自分のスタイルに合ったテンヤを選択することで各々テンヤへの評価も変わってきそうだなって印象。
絶好調の前半戦。大潮は釣れないってガセネタ聞き飽きた
こんなに釣れる日だっていうのにあいにくの天気とあって船はまばら。
天気もそうだし、船タチウオ界隈では「大潮周りは釣れない」という風潮が蔓延している。
そしてこの日は大潮周り。色んな後付の理屈があるようだけど長いし信憑性も大したことないので割愛する。さすがに全く無関係とまでは思わないし因果関係もある程度あるだろうことぐらいはわかる。ただ、○潮だから釣れる釣れない言っちゃうのは少々迂闊かもしれない。
私個人的には「潮回りも確かに重要かもしらんけど何潮だろうが釣れる日は釣れるし釣れない日は釣れない。事前にわかるんだったら誰も苦労しない。」これが私の結論。たぶん引退するまで答えはかわらない。
潮回りのことをなんか言っておけば「ツウっぽい」感じ出るんだろうなぁ。
それとは別に、私の場合はそういう先入観を持ちたくないのでどちらかと言えば潮汐はほぼ気にせずその日の魚を釣ることだけ考えるタイプ。どっちがいいかは知りませんけどね。楽しみ方は人それぞれですしね。
あ、でも水温は結構神経質に気にします。
ともかく。天気悪くても大潮でもこんなに釣れる。みんな釣りいこうぜ。
活性も高くて針掛かりもよく、あたればだいたい針掛かりするようなボーナスタイムな時間もあった。
どのテンヤ使おうが結局よく釣れる
せっかくたくさん釣れてるので色んなテンヤ試してみたものの、、、
なんやかんやすぐいっぱいになるバケツ。
写真の曇り具合が雨っぽさを強調しとるな。
バケツを何度空にしても
すぐいっぱいになる。
おかわり
流し直したらすぐ
後半は手返し低下。アタリが遠のく時間帯も。
9時を回る頃には水深70mに対して50m以下で釣れるようになり手返しも低下。
アタリは取れるものの、活性が下がってきたか?なかなか針掛かりしない場面も増えてきた。
11時前頃には完全にアタリが遠のき、大失速。
丁寧に丁寧に探ってぽつりぽつりと拾う程度に。
船中寒さに凍えながら12時に納竿。
納竿頃の時間に雨も止むといういやがらせ。
雨が降ってたからよく釣れたのかそれは関係ないのか・・・よくわからないが無関係とは言い切れなさそう・・・。逆に雨が降ってたからこの程度だったかもしれない。
それは誰にもわからない。
長安丸船タチウオテンヤ最終釣果
最終釣果は51匹で竿頭。2番手に2倍の差をつけぶっちぎりだったがそもそも他の釣り客は3名しかいないのでサンプル不足ではある。
「50匹以上釣ってる人ナマで初めて見たわ!」というおじさんもいた。
50匹ぐらい釣る人ならザラにいるような気がするけど、日ムラにもよるし、よくよく考えたら私も午前便で50匹以上釣ってる人ナマで見たこと無いわ。笑
釣果情報だったらよく見るけどねえ・・・。
で、せっかくよく釣れてるし翌日も予定がなかったので翌日の予約をその場でいれた。笑
翌日来るのでタチウオは他の釣り客様に全て分配。大変よろこんでくださった。
次回(翌日)に続く。
今回の使用タックル
ロッド:DAIWA 極鋭タチウオテンヤSP 170 AGS
リール:DAIWA レオブリッツ200J-L
道糸:DAIWA UVF メガセンサー 8ブレイド+Si 2号 300m
リーダー:サンライン SYSTEM SHOCK LEADER NYLON 70lb.