ついに待望のタチウオGET!?神戸沖堤防タチウオ調査!!【引き釣り】 | ツリタノ!

ついに待望のタチウオGET!?神戸沖堤防タチウオ調査!!【引き釣り】

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いい加減もう本当そろそろ釣りに行かないとな~と。

ブログのネタもキツイし。笑

ってことで暑さにイモりまくっていた今日この頃ですが、やっと釣りに行くことに。

2017年の夏はあの迷走台風5号が通過する前は場所によってはチラホラとタチウオの釣果情報があがっていたが、通過後はすっかり釣果が聞こえなくなった。

色々と情報を調べてみるも、釣り人自体はそこそこ居るものの全然釣れていないそうだ。

ホンマかいな。

と思ったので今回のタチウオ調査となった。

実際に釣具店の釣果情報なんかを隅から隅まで見ても、神戸方面の波止釣りタチウオ釣果は無さそう。タチウオ釣果が載ってても船ばかり。

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今回のタチウオ調査の場所は神戸方面の沖堤防

今回の場所はハッキリ言って全く事前情報無く、もちろんタチウオの釣果なんて数週間レベルで無い神戸の沖堤防。

ホームグラウンドの武庫川一文字あたりを中心に考えて、経験上、西側のほうが釣れ始めが早いことが多い為、今回は岸和田方面などの南側は考えず、西側に絞って考えた。

  • 台風通過前は釣れてたんでしょ?
  • そろそろ釣れるだろう
  • 西側のほうがシーズンイン早いイメージ
  • 淡路島方面まで行けば釣れている場所は釣れているらしいがそんな所まで行けない(行かない)そもそもポイント知らない(知ってても行かない)

といった点から神戸方面の沖堤防。

それでも普段からこの辺までは滅多に来ない。西宮より西側は個人的にちょっと遠い。

でも調査とか言って全く得られるものが無かったら困るので、個人的に行っても良いと思える限界まで。笑

自分の中では守備範囲外のところまで遠出した理由は、ここまで行って釣れなかったらしょうがないと納得する為だったので例えボウズだったとしても潔く釣行記としてアップしようと決意の上、決行。いいプレッシャーになる。

神戸沖堤防へ、夕刻前ぐらいに出船

シーズンイン前のタチウオの釣れ始める時間は19-20時以降ぐらいの遅い時間帯のイメージ。

それも経験則であり、しょせん体感でしかないので通常シーズンと同じように17時頃に釣れ始める可能性も0ではないと考え、夕刻前の便で沖堤防へ出発。

ピーカンとまでは行かないまでもそれなりに晴れ渡っており、同時刻頃、大阪市内は所によって雷雨となっていたそうだ。神戸方面は私が釣りしてる間は晴れ時々曇りだった。

今回のタチウオ引き釣りタックルは

今回の引き釣りのタックルは今シーズンの為に用意したDAIWAモアザンエキスパートとSHIMANOツインパワーXDの禁断の組み合わせ。

ソースと醤油混ぜるみたいな酷い組み合わせだとは思うが、良いものは良いので相乗効果を期待。

水の色は、湾奥方面は酷い濁りで、酸欠なんだか赤潮なんだかどっちとも言えるようなどうしようもない色をしていたが、沖堤防は濁りはあるものの水質自体はそこまで悪くなさそうに見えた。

それなりに透明度もある。

時間がまだ早いので時間つぶしすることに

時間潰しがてら、モアザンエキスパートとツインパワーXDの組み合わせを堪能することに。

いや~。いいね。どっちもいい。竿もリールも。

モアザンエキスパートはシャキっとしつつも弾性を生かしたしなりでルアーが気持ちよくすっ飛んでいき、感度良く手元に振動を伝えてくれる。

重心のバランスが良いのか、全然持ち重りもしない。本当にいい竿だと思う。さすがはフラッグシップモデルの一つだ。

いきなり問題発生

そんなこと考えながら30g程度のルアー各種をぶん投げまくっていると途中から突然サミング中に静電気が発生しはじめた。。。。

え?空気が帯電してる?

知らない人も多いかもしれないけど、積乱雲などが発達し落雷が発生しそうになると空気が帯電しはじめて、竿がバチバチ鳴り出したり、ラインが空に向かってのぼっていきます。笑

投げて → サミング → 静電気バチっ!!! → ループ

超いてえ。笑

空を見るが、どう見ても落雷になりえそうなヤバイ雲は見当たらない・・・・。

なんだこれ・・・? 投げた時の摩擦で静電気が起きてる・・・?

ちょっとわからなかったので予備竿のヤマガブランクスのアーリー+とアブのレボロケットの組み合わせにチェンジ。

アーリー+もレボロケットも今シーズンの為に用意したものなんだけど、いきなり2軍スタートとなってしまっていた。試すかもしれないと思い予備として今回持ち込んだ次第。

持っていって良かった。

が、この組み合わせも問題が。

恐る恐るサミングしてみる。

全く静電気が来ない。

モアザンエキスパートかツインパワーXDが静電気を発生させてたんやなぁ~と思いながらアーリー+とレボロケットの具合をじっくりテスト。

なんなんこの感度

えげつないアーリー+の超感度。ごめんなさいマジでモアザン凌駕してます。

もちろん用途によるんだろうけどね。巻物やってる分にはアーリー+のが手元に振動伝わってきます。これでMLクラスだっていうんだから、Mとかになったらどんなことになるんだか・・・・。今度試してみよう・・・・。

アーリーとかモアザンとかそこらへんのアイテムレビューについては折を見てやるので一旦置いとくとして。

静電気は発生しなかったものの新たな問題が発生。

レボロケットが使いにくすぎる。笑

巻重りはスゲーし、ぶるんぶるんバランス崩れるし、巻いたらギアから?コツンコツン振動来るし、ハンドルなげーから使いにくいし、15分で戦力外通告。

ほんとコレどうしような・・・。

タックル組み合わせチェンジ

ヤマガブランクス アーリー+とSHIMANOツインパワーXDの組み合わせにしてみることに。

これが、どハマりし、めちゃくちゃ良い感じのバランスに。

静電気も起きない。恐らくモアザンエキスパートが帯電していた模様。

ちょっと調べたら気象条件なんかによってAGS搭載のロッドはそういうことがあり得るっぽい。『今日は帯電しそうだからモアザンエキスパートやめとこ!』とか、もはやギャグですらない。

使い心地が良かっただけに大変残念。モアザンエキスパートの2軍行きがほぼ決定。

(※帰宅後知ったが、同時刻頃、大阪市内でところにより雷雨だった模様、やはり空気中が若干の帯電はしてたようだ。やはりAGS搭載ロッドは帯電しやすいのではないかと推測される)

アーリー+はモアザンに比べると持ち重りするものの、なんとかなるレベル。ただ見た目が絶望的に安っぽい&ステンレスフレームガイドなのは大問題かな。これも今後のレビューにて。

そうこうしてるうちに日が暮れてきた。時合到来か?

色んなタックルを組み合わせたり、色んなルアー投げ比べてみたりしてるうちに日が暮れてきた。

この時だいたい18時頃。

ハイシーズンであれば時合の真っ最中か、もう間もなく時合スタートとなる一番緊張、殺伐とする時間帯だ。

私も集中してテンヤを操作する。

風は2m程度の南風といった所。波はおだやかだが、満潮の上げ3分と重なり、色んな潮がぶつかりあってウネリが出ていた。

上層はテンヤが重いものの、中層以降はテンヤが軽くなる完全2枚潮状態。こういうときはなんの釣りでも良くない。

予想通りに釣れない

釣れない。アタリすら無い。

シーズン中であれば17-18時台にアタリ無いとかほぼ絶望的。丁寧にやってれば拾えるんだろうけど数は獲れない。

あれ?俺ヘタになったんかな・・・?

などと思いながら感覚を取り戻すべく真面目にキャストを繰り返す。

いや、これそもそもタチウオおらんやろ

と思い始める。どんだけヘタになってたとしても居るんなら、なんらか反応があるはず。

日はとっぷりと暮れて辺りは真っ暗に。

待望のタチウオ!?

一番期待していた18時台にアタリが全く無く、モチベーションゲージもストップ安になっていた19時半頃、クーラーボックスに座り込んでぼーっとテンヤを投げ続ける。

投げ続ける

投げ続ける

ふわっ

!?!?!?

タチウオの引き釣り特有の食い上げアタリ!?のようなものが!!!

反射的に合わせるも、

スカッ

なんだったんだろう?海底に着底?にしては浅すぎる。ここは相当深い。

明らかに何かに乗っかった。

クーラーボックスから立ち上がりもう一度同じコース、同じレンジを通してみる。

ぶるるん!と手元に振動が。

タチウオや

タチウオのアタリだと断定。

これを合わせるも乗らず。

同じコース同じレンジをもう一度丁寧に丁寧に通してくると

来ました!2017シーズン一発目の夏タチ!!!

まだ指3本あるなしの細いタチウオだけど、待望の一匹目。ほとんど心が折れていただけに色んな意味でデカイ一匹。

この時点で19時30分過ぎ。ここから毎投ごとにアタリがあるも全く乗らない。

タチウオのアタリは多いが

そもそもタチウオのサイズが小さいものと思われる。

アタリが多いのに乗らない時には、仕掛けや針のサイズを小さくしましょうってのはどの釣りでも共通の鉄板対応策。

なんだけど、このサイズの夏タチを本気で獲りにいっても得るものなさそうな上に、テンヤをセットし直すのが超面倒だったので手持ちのサイズの仕掛けで続行。

事前情報無しで調査しに来て釣果出したのだから結果としては十分出ているし。

全然乗らないものの丁寧に巻いて来ればアタリは連発。ピックアップ寸前に完全に夏タチサイズを一匹キャッチ。

テンヤのドジョウは夏タチにジャレ噛みされ続けて薄皮一枚ボロボロ。

噛み跡もまだまだ全然浅い。こんなんじゃ乗らなくて当然。ジャレ噛みしてるだけ。

20時頃になるとアタリも遠のき、何をしてもアタリを出すことができなくなった。

しかし、20時過ぎに大遠投してなんとか一匹。

今回の神戸沖堤防タチウオ調査の釣果

夏タチ3匹のみ!笑

まぁまぁまぁまぁ。

個人的にはよくやったと思ってるほう。笑

周り一人も釣れてなかったしね(^_^;)

とりあえず居るには居ることを確認することが出来た。

神戸沖堤防夏タチの総括

台風5号通過前は釣れていたが、通過後は全く釣れなくなってしまったエリア。

居るけど釣れないのか、居ないから釣れないのか?それがある程度わかったかもしれない。

体感的に

  • シーズンの進み具合としては平年並みか少し遅い感じ
  • 釣れ始めの時間が遅いことを考えるとまだまだシーズン前
  • 居るには居るがまだまだ個体数は少ない
  • 活性は高いものと低いものが混在していて、高いとは言えない
  • サイズに関しては完全に夏タチ
  • 数を獲ろうと思えば仕掛けをイジれば倍は獲れそう

以上のような印象を受けた。

経験的には、こういうシーズンの入り方をする場合は徐々に西から南から釣れ上っていく感じではなく、突然色んな所で釣れ始めるので、美味しい日は逃さないように釣果情報や自身の足を使って調査を続けていきたいと思う。

今回の実釣は4時間

今回の使用タックル

ロッド:ヤマガブランクス EARLY Plus 88ML

リール:SHIMANO ツインパワーXD 3000XG

道糸:YGK G-soul upgrade X8 1.2号

リーダー:サンライン システムショックリーダー50lb.

テンヤ:DAIWA 快適波止タチウオテンヤ

他にもタチウオ釣りシリーズがあるので興味のある方はどうぞ(^^)