今週末は季節外れの大型台風が直撃してしまいそうということで、ここの所の秋雨前線の停滞で釣行もあまり出来ていないこともあり、今日を逃すとまたオアズケくらってしまいそうなので久々のタチウオ釣行。
本当はエビ撒き釣りのほうがしたいのだけど、エビ撒きはこれからいくらでも出来るので今しか出来ない釣りを優先させとくかと自分を説得。
この時点では凪で、タチウオ釣りはしやすそう
渡船屋桟橋からの景色。
予報では日中からそれなりに強い北東の風が吹くようだったが、この時点(15時前)では凪。
釣りはしやすそうだ。
潮の色は水潮っぽいものの、ある程度透け感は保っており特に問題なさそうに感じる。
桟橋では、販売用の活きアジが生け簀で泳いでいた。なにやら今シーズンはノマセ釣りでハマチが好調らしく、ノマセ釣りファンには絶好のタイミングのようだ。
同じ事考える人が多数?すでに大勢の釣り客
15時前に出船し、10分程度で一文字に到着。
雨模様だったので客は少ないと思っていたが結構ギリギリのタイミングだったようで、既に大勢の釣り客で一文字は賑わっている。
私と同じく、今日をのがしたら次いつ釣りできるんだか・・・って考えの人が多いようだ。
ちなみに、普段は武庫川一文字の内向きで停泊している多数の台船は、台風準備のために一文字から離されているそうだ。離された台船は沖に並べられている。
一文字に停めておくと台船同士がぶつかったりしちゃうってことなのだろうか?アンカーで止まってるわけだから大丈夫そうに感じるが、ちょっと理由はよくわからない。
今回使用するロッドは久々のモアザンエキスパート87LML”アーバンサイドカスタム”
今回タチウオ釣行で使用するロッドは今シーズンの絶対的エースだったモアザンエキスパート87MLが入院中なので、モアザンエキスパート87LMLを持ち込んだ。
シーズン最序盤の帯電事件以来の登場である。
今シーズンは色んなロッドを試してきたので、一周回って今どう感じるか?を確かめたかった。
思えば今シーズンは色んなロッド試したもんだ・・・・。
来シーズンはシーバスロッドではなくエギングロッドでも試してみたいなぁという気分。
今回も西エリア、6番で釣行。
今回もいつもと同様、武庫川一文字の6番にて釣行。武庫川渡船で行ける最も西のエリアだ。
ちなみに、今までも、なんかのイベントで6番が貸し切りだった時以外、全て6番でやっている。
これは、色んなエリアでやると、場所ムラで良かったのか悪かったのか判断しにくくなる為、いつも同じエリアで定点観測かのごとくやる事で、シーズンの傾向なんかも読み取りたいという意向。
まぁでも基本的には前者。色々と試すことの多い釣りだとは思うので、釣れても釣れなくても何に起因するのか?がわかりにくくなるから、せめて場所だけでも同じ所で。
これだけ通いこんでいるのだから、今日はどこの辺りが良さそうだなってのは割とわかってるんだけど、それをしだすと新しく試してみたことが良かったのか場所が良かったのかわからなくなるので。
一文字の潮は水潮感たっぷり。白濁りもアリ。
一文字の潮は渡船屋桟橋よりも水潮感が強く、白濁りが多少ある感じ。
白濁りアリの水潮ではあるものの、透け感はあり、水質はそこまで悪化してるような印象は受けない。実際はどうだか知らないしわからないが。笑
とりあえず、ハマチが好調ってことなんでルアーでも投げてみるか~と。
ルアーでも投げつつ、モアザンEXP87LMLの使用感なんかも確かめたかった。
あ、ちなみに数投してすぐ止めましたけども。笑
久々のモアザンエキスパート87LMLの使い心地
興味ない人は読み飛ばしてください。笑
久々に使ったモアザンエキスパート87LMLの使用感
87MLに比べると、本当に同じシリーズなのかよってぐらい味付けが違う。
高弾性を生かしたシャキっとした仕上がりになりつつも、曲がる竿ってのは同じようなコンセプトなのだけど
MLに比べてLMLの場合はL寄りのMLっていうよりは、ML寄りのLって印象。LMLなんだから当たり前なのかな?
とにかく、引き釣りではちょっと曲がり過ぎるかなぁ~。この辺は好みなんだろうけど。
87LMLは”アーバンサイドカスタム”という名を冠している通り、小規模河川や都市型河川なんかの小場所で小型のシンペンや同じく小型のミノー、ソフトルアーなんかをバーサタイルに扱い、取り回しと操作性重視って所だろうか。ちょっと沖堤防の引き釣りには味付けが合わない気がする。
要するに、引き釣りにおいては曲がりすぎる。
これだけ容易に曲がってしまうと、アタリを取る時の感度にも劣るし、フッキングする際の力も弱くなってしまう。掛けてからのやり取りもハリというか反発力が足りない感じ。
本来の用途の都市型河川でのシーバスゲームには本当に良さそう。それは間違いない。
まだ15時台なのに周りではポツポツとタチウオ
で、メタルバイブを投げつつ周りを見ているとまだ15時台だと言うのにポツポツとタチウオが釣れているようなので、ロッドは87LMLのままテンヤをセットしてタチウオ釣り開始。
数投後、アタリを拾ってフッキング。しっかり乗ったと思ったものの、針ハズレ。
さらに数投後、足元でフワっとした持ち上げアタリを捉えてフッキング。針ハズレ。
竿が柔らかすぎる。向いてないわ、この竿。
そうなるかもしれないと思っていたので、エクスセンス810ML/Rを予備竿として持ち込んでいたので、エクスセンスに選手交代。笑
時刻は15時半過ぎ。
選手交代をしている間にタチウオの小規模な群れは通過してしまったのか、アタリが全くなくなってしまった。
それでもやっているうちに何回か目の前を通過してくれるんじゃないか?と期待し割とマジメにやってみるも、アタリが数回あったものの、乗せられず。
タチウオ、全然釣れへんやんけ!!!
そこから1時間経過し、いい加減飽きてきていたのでクーラーに座りながらテンヤを操作していると待望の1匹目。時刻は17時前。
モアザンEXP87LMLとは違い、エクスセンスの場合は張りがあるのでフッキングもしっかり力が伝わる感じ。モアザンに比べてだいぶ持ち重りが気になるけど、モアザンEXP87LMLよりはエクスセンス810ML/Rのほうが引き釣りには向いているようだ。
その10分後にもう1匹。時合?時合くるの?
タチウオの時合は来るの?来ないの?
時合は来ませんでした。
多少アタリが増えたかな?すら感じなかった。数匹を追加したのみ。
得意の私だけ釣れないやつかと思って周囲をチラ見しながらやってたけど、周りも全然。
釣れてないことはないけど、連発している人は皆無。
逆に17時台はアタリも遠くなってしまい、日中は凪だった風もこの時点では東風(横風)になってしまっている。予報では北東だったのに・・・。
横風になってしまうと引き釣りはアタリが極端に取りにくくなるので難易度も上がってしまう。
今日は二桁無理くさいな・・・と思っていた矢先の18時前。多分5~6匹目。
18時台は時合とまでは言えないものの、多少釣果が集中し、10匹程度を上乗せ。
19時台になるとまたアタリが遠のいてしまい、今日はこれまでか・・・と考えていた。
時刻は19時半前。最終便を待たずに20時便で帰るかなぁ~と思い、この時点での釣果を数えてみたところ15匹。既にメーターオーバーも混じっている。
この時点で止めても、波止全体で言えば好釣果ではあったようだが、
それで満足かと問われれば、言うまでもない。
もう今日は諦めて帰るか・・・。後ろ髪をひかれる
あと一投してみて、アタリが無かったらやめるか~とやってみた所、当たってしまい、キャッチ出来たので続行。笑
そもそも。よく考えたら、「せっかく沖堤防まで来たんだから、寒くて死にそうとかなんか理由がない限りはたった1時間程度がんばって釣りすりゃーいいよな」と。
20時便では帰らないと腹をくくったので、最終便まで気を引き締めなおして、マジメにやることに。
この時点で風向きはほとんど北風に変わってきており、強さも増している。大遠投が可能なぐらいの強さ。
北風に変わったものの、日中の東風のせいか?潮が東から西へ大きく上滑りしており、全く止まらない。テンヤも潮に乗って一緒に滑ってしまうレベル。
滑り潮は特に苦手意識は無いけど、歓迎でもない。ただ、滑る方向があまり良くない。
今シーズンに限って言えば東から西へ滑るときは、だいたい東側のエリアがよく釣れる。
逆に西から東に滑ってれば西側が釣れる印象。あくまで印象。
この時点で私は大変苦労しているが、東側のエリアでは時合とかあったかもなぁと嫌な予感。
まぁそんなことをこの時点で考えてもしょうがないので、「せっかく1時間延長したんやから、意味のある1時間にしよう」とマジメにやって二桁とはいかないものの二桁近くを上乗せし、20時35分頃、最後の1匹を釣って納竿。
今回の最終釣果は、ぼちぼち? それにしてもタチウオの動きが全く読めない・・・
最終釣果は、タチウオ23匹。メーターオーバー1匹が混じった。
最終便にて渡船屋まで戻ると、やはり東側エリアでは時合があったらしく、倍近い釣果を出している人もいたようだ。
今回私の釣行で全てのアタリを獲れたとしても、そんな数にはならない。
もちろん私の未熟さ、技術不足を加味してもそこまでの差はつかないだろうという印象。
今シーズン僅差で1~2回しか釣り負けてない人にいきなり倍近くの差をつけられることは、まずあり得ない。
どうしてもシーズンが進むと群れが小さくなるのか?場所のムラがシーズン序盤に比べて大きくなってくる。このムラを読み切るのはほぼ不可能かと思うので、今後もこういうモヤっとした気持ちにさせられることが多々ありそう。
逆に、自分が良い場所に当たることだってあるだろうから、おあいこ。
また、前回の釣行では一文字内向きが好調だったがこの日は全くもってダメで、計20投程度はしたかと思うが一度もアタリは出せなかった。
これは全エリア共通のようで、内向きでは多い人でも数匹程度しかキャッチ出来なかったようだ。
武庫川一文字では本来、季節が進むと内向きでも釣れるようになるが、ほんの10日前は好調だったのに季節が進んで釣れなくなるという不思議な状況。
しかも前回は内向きでシーズン序盤のような個体と釣れ方だったし。
で、今回は全く釣れなくなっている・・・。大当たり年特有の現象なのだろうか。
理由を全く推測出来ない。秋雨が長く続いていることなんかも影響しているのかなあ・・・。
釣りを楽しめたか?&総括と反省
場所が云々とかもあるんだけど、まぁ割と楽しめたほうではある。
特に19時半からの粘りと根気の釣りは良かった。強い追い風にも関わらず、激しく上滑りする潮をどう攻略するか、どう利用するかで釣果が全く変わってくるような状況で、今シーズン磨いた技術をしっかり扱えたように思う。
「こうして、ああして、ここで当たって欲しい」という所で何回もアタリを出せて、実際にキャッチすることが出来たのは大きな収穫。
反省点も無くはないけど、もう時期的に一つの小さなミスがどうのこうのって感じではない気がしているので、気にしないことに。場所ムラでどうとでもなってしまう。
タチウオ釣行としては久々だったこともあり、楽しめたんだけども、
今の気分で言えばエビ撒き釣りのほうが楽しいなぁ・・・と言った所であります。。。。。
ちなみに今日はいつものタチウオ釣行に比べて写真が多め。これはいつもに比べて終始気楽にやっていた為であります。笑
今回の使用タックル
ロッド:SHIMANO エクスセンス 810ML/R
リール:SHIMANO ツインパワーXD 3000XG
道糸:YGK G-soul upgrade X8 1.2号
リーダー:サンライン システムショックリーダー50lb.
テンヤ:DAIWA 快適波止タチウオテンヤ
他にもタチウオ釣りシリーズがあるので興味のある方はどうぞ(^^)