そろそろ出番があるかもしれないので、先日購入したSHIMANOツインパワーXDにPEラインを巻こうかと、まず下巻きをすることに。
普段当たり前にやってるけど、もしかして役に立つかもなーと思い記事にしてみました。
リール購入時のことも記事にしてあるので興味のある方はどうぞ(^^)
リールに下巻きする意味
もちろん皆さん知っておられると思いますが一番挙げられる理由としては、糸の節約だったり、スプールの糸巻き量と合わせる為ですね。
今回はスプールの糸巻き量をあわせる為と、もう一つ重要な理由があります。
PEラインを扱う場合は”必ず”下巻きを入れてください。魚とのファイト中にスプールとPEラインが空回りする事があります。
最初はきつく巻かれていて空回りしなくても、突然空回りするようになったりして、気がついた時にはもう手遅れでせっかくの一匹を逃すことになりかねません。
ということで、今回はPEラインを巻く前に下巻きすることに。
リールへの下巻きをピッタリにしたい
下巻きする際に、わらかないうちは戸惑うのが下巻き量をどの程度にすれば良いのか?ですね。わかってしまえばなんてことはないんですが、何年釣りしててもなんとなくやってる方も多いようです。
ぴったり下巻きしたいリールはツインパワーXDの3000番。
公式サイトの情報によると、PE1号だと400m、1.5号だと270m巻けるようです。
今回はPE1.2号を巻きたいのですが、公式サイトには1.2号だと何m巻けるか記載がありません。計算すればわかりそうなものですが、そもそもPEラインなんてメーカーによって太さが違うのでアテになりません。笑
今回紹介する方法は小難しいことは一切ありません(^^)
巻きたいPEラインはこちら。
ちょっと高いですけど現存するPEラインの中では一番信用してます。耐久性はもちろんのこと、最大の特徴はトラブルの少なさが挙げられます。
とりあえず何も考えず、PE1.2号150mを全部巻きます。
1.5号が270m巻けるリールなので、1.2号だと当たり前ですがスプールに余りがすごく出ました。このままなら使えませんね。
PEを巻いたら上から下巻き糸を巻いちゃう
この余ったスプールの上から下巻き用に使わなくなった糸をちょうど良いぐらいまで巻いていきます。
ちょうど良いところまで巻けました。
スプールエッジに乗っかるところまで巻く人がかなり多いようですが、トラブルの元になるので、基本的には気持ち少ないぐらいが無難です。
ちなみに、シマノリール全般に言えることですが、●号●m巻けると記載してあってその通りに巻くと大体ちょっとオーバーするので注意してください。笑
他のリールで下巻き糸とPEを巻き取る
次はPEラインの上に巻いた糸を他のリール(リールX)で巻取ります。
下巻き用糸の巻取りが終わったら次は、また違うリール(リールY)にPEラインを巻き取っていきます。
リール2個使ってツインパワーから、PEラインと下巻き糸の巻取りが終わりました。
ツインパワーに下巻き糸とPEを巻取り直す
あとは簡単ですね。リールXから下巻き用の糸をツインパワーで巻き取っていき、下巻きが終わったら、リールYからPEラインをツインパワーで巻き取る。
ぴったり下巻き量でPEラインの装着が完了(^^)
ちょっとややこしいかもしれないのでまとめます
- ツインパワーに巻きたい量のPEラインを巻く
- その上から下巻き糸を巻いてちょうど良い所で止める
- リールXでツインパワーから下巻き糸を巻き取る
- リールYでツインパワーからPEラインを巻き取る
- ツインパワーでリールXから下巻き糸を巻き取る
- ツインパワーでリールYからPEラインを巻き取る
- 完了
という流れになります(^^)
PEラインを裏返しで使いたいときも
今回は150mのPEラインを巻きましたが理由がありまして、概ね75mずつを裏返して使いたいと考えているからです。
PEラインは結構な値段するので毎回全部巻き替えていると出費がかさんでしょうがないので150mを前半後半にわけて使います。前半の75mを酷使してやったら今度は後半の75mを使用したいので、違うリールで一度巻取り、さらに違うリールで巻取り、元のリールで巻取り直せば裏返しで使用できます(^^)
今回のやり方の応用編ですね(^^)
ちなみに高速リサイクラーとか使えば他のリール要らずで糸の巻取りや裏返しが出来るので持っておくと便利かもしれません。
持ってない方のほうが多いと思ったので今回はリール2個使ってやりました(^^)
子供の頃からやってることなので多少我流になってるかもしれないんですが、誰かの参考になれば幸いです。