【タチウオ】関電赤灯波止で武者修行!初めての場所はやっぱり難しい! | ツリタノ!

【タチウオ】関電赤灯波止で武者修行!初めての場所はやっぱり難しい!

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2017年10月7-9日の3連休中日、8日に初の関電赤灯にてタチウオ釣行。

前日は武庫川一文字で答え合わせ釣行をした為、くたくたになっており、昼前に起床。

武庫川一文字は前日の好釣果や最近の気配上昇ムードで早朝の段階で満員御礼の札止め。

釣りに行かずに家でゆっくりするかな~、それとも15時便あたりで南港ー堺の新波止にでも行くかな~と思ったが、そういえば新波止近くの関電もタチウオ釣りのポイントとしては有名だったな~と思い出し、疲労は残っていたがホームは満員で渡堤できないし、前日行って満足してるし、良いタイミングなのでアウェイで武者修行に行くかと思い立った次第。

先に言ってしまうが、釣行記というよりは体験記に近い。釣り自体は大変不満と悔いの残る釣行となった。

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今回のタチウオ釣行は丸高渡船で関電赤灯

南港で釣りをする方にはお馴染みの丸高渡船。

色々な渡船屋を利用したことがあるが、個人的には武庫川渡船の次に使いやすい渡船だと思っている。何時に出船して何時に迎えに来て、どこへ行くのはいくらかかるのかなど様々なルールがきちんと明確化されており、余計な心配が少なくて済む。

ただ、私は武庫川一文字のシンプルな渡堤スタイルに慣れてしまっているので丸高渡船のように色んな波止に渡す渡船屋は苦手で、利用する頻度は高くない。

また、(あくまで個人的な感想)渡船屋と客の結束も強く、客同士も距離が近くて(多分)大阪一アットホームな渡船屋で、私のようなロンリーコミュ障アングラーはアウェイ感を意味もなく感じてしまう。

丸高渡船は比較的大きな無料駐車場も完備されており、だいたい停めることが出来そう。私は今まで10回程度利用したことがあると記憶しているが停められなかったことは無い。

また、駐車場の横はセブンイレブンになっているので、釣具以外で必要な飲食物や日用品はここで調達する事ができる。大変便利だ。高速の出口からも近いし、大きな釣具屋も車で10分程度の場所にあり、渡船屋自体の魅力以外も充実している。

丸高渡船名物の大物賞

丸高渡船と言えば無料渡船券の大盤振る舞い(?)が定番で、毎月決まった魚種の大物を釣ると次回使える無料渡船券がいただける。

私もスズキで何回かいただいたことがある。ちなみにその時は70cm以上が基準で、「チヌ50cmに比べてずいぶんとハードルが高いな・・・」と思った記憶がある。チヌは50cmでなく51cmにすべきでは無いか・・・・。

↑やはり他の魚種に比べてチヌだけゆるいような気がする。笑

タチウオ105cmなんて、10月の波止からだったら100匹釣ってもなかなか混ざらない。

今回の釣行はスズキを釣った時にいただいた無料渡船券がまだ手元にあったのでそれを使用。普通に渡堤しようとすると2,000円のようだ。

ちなみにこの日、引き釣りに使うドジョウも丸高渡船にて購入

丸高渡船は釣果情報などをブログで更新しており、ブログにドジョウも販売中と記載されていたので、近所の釣具屋で調達せずに丸高渡船にて受付時に購入。

1匹50円という価格破壊だった。しかもデカイ。デカイというか、長い。

今まで色んな所でドジョウを買ってきたが、一番長かった。太さは普通に太いんだけど、長さだけが際立っていた。たまたまなんだろうか。

関電赤灯波止に向けて出船

初めていく波止なのでどんな場所かもわからないし、テンヤにドジョウをセットしたかったので14時便で早めに渡堤。

最近のタチウオの釣れ出しパターンだと昼間のヘンな時間にちょくちょく拾えるのでこの波止ももしかしてそうかも?という思惑もあった。

ちなみにこの日の出船間隔は12時、14時、16時、17時の送り便となっており、迎えの最終は20時となっていた。

↑関電赤灯には南港の釣り人にはお馴染みのかもめ大橋をくぐって行く。

てっきり新波止を横切っていくのかと思っていたので意外。

釣り人で賑わうかもめ大橋下を海側から見るという不思議な景色を見ながら関電波止を目指す。

初上陸!関電赤灯波止

14時便の時点ではガラガラ。夕方には結局結構な混雑具合にはなってしまうんだけども。

潮の色はピカピカスケスケ。多分普段はこんな感じじゃないんだろうけど、この日はスケスケだった。早朝は青物なんか上がりそうな気配がするが実際のところはわからない。

すくすくと育ったサヨリ達がまばらに泳いでいる光景が散見された。

前日の武庫川一文字よりも(見た目は)水質は良さそうで、大変期待の持てる印象。

なんやねんこの足場

渡堤してまず最初に思ったのが、足場の高さ。

写真だとわかりにくくて申し訳ないが、外向きの足場が非常に高い且つ角度が急。

内向き側からは大人でも登れない。ハシゴなどもほとんどかかっておらず、外向きで釣りをする場合は、すでに外向きで釣りをしている人の狭い狭い足場をお邪魔をしながら横切っていく形となる。

武庫川一文字であればハシゴが何百個とかけられているので何かモノを落としたりしてもすぐに拾いにいけるが、この波止の場合だとそうもいかない。

新波止のように前も後ろも海とかなら何か落としても諦めがつくが、この波止の場合見えているのでそういうわけにもいかない。

もちろん本来の用途は防波堤なので、釣り人が利用しにくくても別になんら問題ないのだが、誘われたり用事がない限り、正直もう2度と利用することはないだろうなとこの時点で確信。

本日の使用タックルはお馴染みの。

前日はロッドをエクスセンスで釣りをしたが、この日はお馴染みのモアザンEXP87MLに戻した。

やはり私の引き釣りスタイルにはこのロッドがドンピシャにはまる・・・・。

掛けて良し、曲げて良し、持ち重りも無いし感度も最高。使用感だけで言うなら正直この竿以上のモノを見つけられる気がしない。

準備を開始したらすぐに

まずはこのピカピカの海にメタルバイブだのメタルジグだの投げてサゴシやハマチなんか釣れないかな~と試してみるかと思っていたが、ダラダラしているうちに周りでポツリポツリとタチウオが釣れている。時刻は14時半過ぎ。

急いでテンヤを準備。全くドジョウをセットしていなかったのでこの日購入した10匹を全てテンヤに巻きつける。

準備が終わった頃にはポツリポツリと釣れていたタチウオの姿は見えなくなっていたが

恐らく今シーズン特有(?)の明るいうちから小さい群れが散発的に回遊してきてポツポツ釣れるやつだろうなと思い、時合到来に期待してダラダラとテンヤをキャスト。

なるほど。やはり。今シーズンのタチウオはこの時間でも釣れる。

15時過ぎ頃にテンヤがフっと軽くなる持ち上げアタリを捉えてフッキング。

めでたく関電赤灯初のタチウオをゲット。サイズは夏タチよりも一回り大きい感じ。

10月になったことでいよいよ平均的なサイズが上がってきた感じだ。

この後も予想通り、連発はしないものの右か左の釣座の方に何かしら反応があれば順番で自分にも反応が来ると言った感じで、散発的に小さい群れが回遊してきた。

時刻は16時過ぎ。時合は来るのか?

※ここから殆ど写真撮ってません

16時過ぎ頃、操作中のテンヤが軽くなったり重くなったり。

「おや~?潮が盛大にヨレてるな~。5枚潮ぐらいになってるわ。笑」

この波止は大型フェリーの出入り口にも面しているようで、大きな引波が遅れたタイミングで入ってくるのか?波止自体特有のものなのか?ちょくちょく潮が大きくヨレる。

で、潮がヨレたタイミングでタチウオのアタリがなぜか拾える。

ホームエリアの武庫川一文字はその長い一直線の防波堤のせいで潮が整うのか?潮がヨレることなどほとんどなく、あまり体験したことのないヨレ感。

「ほっほぉ・・・タチウオのくせに一丁前に潮が動いたりするタイミングであたるんか・・・」と感じた。

私は個人的にタチウオ釣りにおいては大潮だの小潮だのあんまり関係ないと考えていて、さらに「潮の動きも全く動いてないよりも多少は動いてるほうが良いとは思うけどそれもあんま関係無さそうだなー結局群れが大きいか小さいか、何回接岸するか通過するかだろ。」ってな具合に考えているので、なかなかのカルチャーショック。

なんでヨレたタイミングでアタリが増えたのかはよくわからない。ヨレの規模もよくわからないし。

何百メートルにも及んでいるものなのか、せいぜい数十メートルの範囲のものなのか。

ヨレにタチウオがついて動いているのか、ベイトがヨレの中についているのか。

ヨレの中をテンヤが通過するときに絶妙にいい感じの動きになるのか・・・。

もしかして沖のほうでは日常的にヨレててずっとそこらへんが魚影濃くてヨレが近寄ったタイミングであたってるだけ?などなど色々と想像するが明確な答えは出ない。

そもそもこの波止特有のものなのか、この日特有のものなのかそれすらわからない。

とにかく、このヨレがこの日のトリガーなんだなとこの時点で気付いたので操作中に軽くなったり重くなったりしたら注意することに。

日没後、アタリ集中もさほど無く。時合は来ず。

ずーっとポツポツポツポツ。右か左の釣座の人にアタリがあったら私にもあり、潮がヨレたらあたって、何もなければほとんど何もない。

日没前後はそりゃ多少はアタリが集中したけどもお世辞にも時合と呼べるようなシロモノではなく・・・・。

何より気になった(悔しかった)のは、「タチウオ釣りは外向きだろ」と思い、モチのロンで外向きに陣取ったが(当然外向きのほうが釣り人は多かったし)日没後はどう見ても内向きのほうがアタリが多い様子。

だがこの波止は内向きが釣れているからと言って、気軽に移動することは出来ない・・・・。釣れている内向きを横目に指をくわえて見ているしかないのだ。

内か外、一度決めたらハシゴ近くの釣座でない限りほぼ心中確定。

一見客じゃそんなことまでわからんからなぁ~・・・。と半ば諦め気味に外向きで辛抱強く続けると19時半頃からアタリが増加。増加っていうか乗りにくいもののアタリはほとんど全投。

が、最終のお迎えは20時

19時50分まで釣りを続行し、最後に1匹釣り上げたところで急いで納竿・・・。

関電赤灯波止でのデビュー最終釣果は19匹。

最初にして、最後だろうな・・・・。

なんていやらしい波止なんだ・・・・。

「これなら多少釣れなくても新波止のほう行くわ」と固く誓った釣行。

釣りを楽しめたか?&総括と反省

ご覧の通り、全然楽しめなかった。

この波止に初見一発でアジャストさせるのは私の腕前では無理だった。認めます。

投げて巻いてれば誰でも釣れて手返し勝負の時ならともかく、ミッドシーズンに入っているある程度テクニカルな状況になった後では・・・。もちろんそんな事、言い訳にしかならないけども。

釣りがどうこうよりもまずこの波止が厳しい。タチウオ釣りにおいて、他の波止よりもここへ優先的に来る理由が正直全く見当たらない。

ソフト面でもハード面でも全く馴染めなかった。リベンジする気すら起きない。

しかし、あえてポジティブに捉えるとするならば、武者修行としては十二分に目的を果たせたし、悔しい思いをしたからこそモチベーションが湧き上がってくる。

こんな思いをしたくないなら、黙って腕磨いてどんな波止でも一発でアジャスト出来るようになるしかない。

今回の使用タックル

ロッド:DAIWA モアザンエキスパート87ML

リール:SHIMANO ツインパワーXD 3000XG

道糸:YGK G-soul upgrade X8 1.2号

リーダー:サンライン システムショックリーダー50lb.

テンヤ:DAIWA 快適波止タチウオテンヤ

他にもタチウオ釣りシリーズがあるので興味のある方はどうぞ(^^)