第2回タチウオ甲子園(波止)個人 数の部。予選第一日目。【武庫川一文字】 | ツリタノ!

第2回タチウオ甲子園(波止)個人 数の部。予選第一日目。【武庫川一文字】

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今年もこの季節がやってきた。

昨年創設されたタチウオ甲子園(波止)の第2回大会。

船部門と波止部門があり、今年も波止部門は関西タチウオ釣りの聖地、武庫川一文字で開催。

関西の波止タチウオ釣りNo.1を決める大会で、予選を通過した15名のみが決勝の舞台で戦うことが出来る。

昨年は予選第一日目は場所ムラに殺されてしまい、二日目になんとかかんとかギリギリ通過。決勝は1位と1匹差の準優勝という結果だった。

昨年よりは大会の名前も周知されているだろうし、より多くの波止タチウオアングラーから注目されているだろう。まだ見たこともない猛者達と釣技を競えることを心から嬉しく思う。

ルールは簡単。武庫川渡船で武庫川一文字へ渡堤し、当日の釣数を競う。

釣り方は問わず、釣りであればいかなる手段を用いて数を重ねても良い無差別級アルティメットルール。

シンプルに「波止からタチウオを一番釣ったヤツの勝ち!」

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14時頃。武庫川一文字へ渡堤

受付で200円の参加フィーを支払い、14時頃の便で渡堤。

そんなに意味はないけど、他の釣り人の影響を受けたくないという理由でほぼ最西に釣り座を構えることにした。

これより西側は他の渡船屋の営業区域となっているが、残念ながら他の渡船屋はいまだガラガラの様子。

武庫川渡船もまだまだ波止タチウオシーズンは開幕したばかりということもあって昼には送り便ストップになるとかいう状況には至っていない。

釣況も乏しく、良い人でなんとか二桁。初心者なら丸坊主の覚悟も必要な雰囲気さえ感じる。

9月も下旬にさしかかるこの日。朝晩はそれなりに冷えるものの、日中の残暑はボチボチで半袖姿の人も多く見られた。

今シーズンはなかなか回復しないように見受けられる水はいまだ強い濁りが残っており、海水温が下がっていないことを示している。

この濁りが取れてくるにつれてタチウオも数釣れるようになる。

まさかの衝突事故。出会い頭。

渡堤してすぐ、「とりあえずこんだけ濁ってりゃーこのハイライトコンディションでも夜までに数匹拾えるかもなぁ」と思いテンヤを装着。

いつも通りSサイズのテンヤを沖に向かって遠投。

潮の動きなども確かめつつ、ゆるゆると巻いていると・・・・

ブルブルブルっ

いきなりテンヤがひったくられ

まさかの14時過ぎ、一投目で1匹目キャッチ。笑

これは少々驚いた。出来すぎと言える。

こういう試合の日の1匹は非常に大きな価値を持つので日没までにアドバンテージを取れるのは非常に助かる。

少し離れた釣座にいる知人にLINEで画像を送っておいた。

もしかして真剣にやればポロポロと拾えたりすんのか・・・?と思いしばらく続けるもアタリは無い。

再現性のないたまたまの衝突事故だったようだ。ラッキー。

いつもならここでメタルジグだのジグサビキだのを投入して暇つぶしをするんだけども1匹釣れてしまったものだから続けるしかない状況。

普段ならたまたまの1匹拾ってもあんま意味ないんで他のことするけど、今日は予選日なのでしょうがない。

M名人と談笑中。

ダラダラとテンヤを投げ続けていると・・・・

向こうから武庫川一文字の絶対的エースM名人が1人で歩いてくる。

M名人「もう1匹釣ったんてー?やるな~笑」

私「可能性は低いですけど数匹ぐらいは拾えそうですよ?やらないんすか?」

M名人「今日は3位でギリギリ予選抜けられたらええんや。笑」

私「(何しに来たんだこの人ヒマなのか!?)」

M名人「船タチウオ最近やっとるんやろ~?どうなんや~」

と、タチウオ釣りについて談笑。

タチウオ釣りを始めた頃には雲上の彼方、遥か天上人のような名人と今では軽口叩きながらタチウオ釣りについて世間話出来ることを嬉しく思う。

そんなことを思いながらリールを巻いていると・・・

フワっ

という大きなアタリ。

雑談中だったけど身体が勝手に反応してフッキング!

まぁまぁ指4本、90センチオーバーのグッドサイズ。

M名人と一緒に。笑

M名人は目の前で釣ったからすぐ釣りしに戻るんかなぁ~?と思ったけどしばらく居た。笑

私と違って余裕なんだろうねぇ。

日没。時合は来るの?

夕方頃には主催のサンスポ関西の記者の方なども写真撮影に来られており、釣ったタチウオを持って写真を撮っていただいた。

紙面に載る際はぜひ「1位で予選通過」と名前を載せたいところだ。

日没までにはアタリが1~2回あったけど残念ながらフッキングすることは出来ずいまだ2匹のまま。さてどうなるのか。

ちなみにこの日は絶対とは言えないまでも、予選通過程度なら確信に近いぐらいには自信があった。

釣り友達のS田氏と行った前回の釣行で「この渋い状況でここまで確度の高い再現性のある釣り方があるなら同じような状況だったならばそう簡単に釣り負けることはなさそう」と感じた為。

M名人のほうの釣座を見るとちらほらとタチウオが釣れる姿が見られる。

「おるには・・・おるっぽいな・・・」

集中。

18時過ぎ。ほんの一瞬だけ活性が高まった30分間。

本当に一瞬だけ微妙に活性が高まった程度。

時合と呼べるほどの強さはないし、ミスしてる間に終わってしまいそうなぐらいささやかなもの。

実はこの激渋な状況。想定通りだし狙い通り

が、この日はそれを願っていた。

渡堤前、M名人と受付前で「今日は激渋がいいっすねぇ?10匹釣ったら予選通過出来るみたいな」「せやな!!ほんまにな!」という会話を交わしており、

激渋であればあるほど私の想定通りで、願ったり叶ったりの状況。

10匹を超えたあたりで「この低活性、魚影の薄さで10匹。予選通過はできそうやなぁ。あとは何匹上積み出来るか。」

前回の釣行で確認した釣り方はこの日も通用し、完全に誰も釣れてない時間でもポロポロと拾うことが出来る。

この日の予選は最終便21時ではなく、20時便での帰着となっていたので19時40分頃納竿。最後の1投で1匹追加。

帰りの桟橋ではM名人が「やってもた~!余裕こきすぎた!全然あかんかった!笑」と周りの常連と喋っている。

第2回タチウオ甲子園(波止)予選1日目。結果

規定により20時便で帰着。

予選1日目結果は16匹で竿頭、1位抜け。ラッキー。

予選はもうやる前からほぼほぼ抜けるやろうなと思っていたけど最終便までやった人も含めて波止全体で見ても竿頭だったようだ。16匹で竿頭とはなかなか厳しい状況であると言える。

M名人も宣言通り3位でギリギリ予選抜け。さすが。

私のほうと言えば、とりあえず波止のほうは予選を抜けたので次は船タチウオのほうをそろそろ・・・・と思っているけど・・・どうなるんだか・・・。

私と決勝でガチンコの真剣勝負やろうぜ?

さて、予選はあと4回残されており、各日3位までが決勝へ駒を進めることが出来ます。

3位まで抜けられると聞くと簡単な気がしますが、そこはタチウオ釣りの聖地武庫川一文字なので名手と呼ばれる人も多数いるし、参加者の数も多いです。簡単じゃないんですけども皆さんには是非是非挑戦していただいて、決勝の舞台で私とガチンコの真剣勝負をしましょう(^^)

そして目指せ関西の波止タチウオ釣りNo.1の称号!

オススメは名手の大半が予選を抜けた予選4日目、5日目あたりですね。

攻略のアドバイスとしてはこのタチウオ甲子園(波止)は「当日」の釣り数を競うものなので、早朝1番船から帰着時間までずっとタチウオやってればチャンスが広がります(^^)

常連や名手な方々はほぼ99%夕方から参加なので。笑

では決勝でお待ちしてますっ!!

今回の使用タックル

ロッド:DAIWA モアザンエキスパート87ML

リール:SHIMANO 18ステラC3000XG

道糸:YGK G-soul upgrade X8 1.2号

リーダー:サンライン システムショックリーダー70lb.

テンヤ:タチウオ釣り用テンヤ 4号

他にもタチウオ釣りシリーズがあるので興味のある方はどうぞ(^^)